外交防衛委員会
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会
会議録情報#0
平成二十九年八月十日(木曜日)
午後一時四十分開会
─────────────
委員の異動
六月十六日
辞任 補欠選任
中西 哲君 野上浩太郎君
六月十九日
辞任 補欠選任
野上浩太郎君 中西 哲君
八月七日
辞任 補欠選任
堀井 巌君 山田 修路君
八月八日
辞任 補欠選任
佐藤 啓君 古賀友一郎君
滝沢 求君 宮本 周司君
山田 修路君 堀井 巌君
八月九日
辞任 補欠選任
小西 洋之君 杉尾 秀哉君
山口那津男君 宮崎 勝君
伊波 洋一君 糸数 慶子君
─────────────
出席者は左のとおり。
委員長 宇都 隆史君
理 事
阿達 雅志君
古賀友一郎君
山田 宏君
大野 元裕君
浜田 昌良君
委 員
佐藤 正久君
武見 敬三君
中曽根弘文君
中西 哲君
堀井 巌君
宮本 周司君
山本 一太君
杉尾 秀哉君
福山 哲郎君
藤田 幸久君
宮崎 勝君
井上 哲士君
浅田 均君
アントニオ猪木君
糸数 慶子君
国務大臣
外務大臣 河野 太郎君
防衛大臣 小野寺五典君
副大臣
外務副大臣 佐藤 正久君
文部科学副大臣 丹羽 秀樹君
大臣政務官
内閣府大臣政務
官 長坂 康正君
外務大臣政務官 堀井 巌君
事務局側
常任委員会専門
員 宇佐美正行君
政府参考人
内閣府大臣官房
審議官 田中愛智朗君
外務大臣官房審
議官 大鷹 正人君
文部科学大臣官
房審議官 松尾 泰樹君
防衛大臣官房長 高橋 憲一君
防衛大臣官房審
議官 辰己 昌良君
防衛大臣官房審
議官 土本 英樹君
防衛省防衛政策
局長 前田 哲君
防衛省地方協力
局長 深山 延暁君
防衛省統合幕僚
監部総括官 鈴木 敦夫君
防衛省防衛監察
本部副監察監 丸井 博君
防衛省防衛監察
本部統括監察官 小波 功君
─────────────
本日の会議に付した案件
○理事補欠選任の件
○政府参考人の出席要求に関する件
○外交、防衛等に関する調査
(特別防衛監察の結果に関する件)
(行政文書の管理に関する件)
(弾道ミサイルへの対処に関する件)
(米軍オスプレイの事故と飛行自粛要請に関す
る件)
─────────────
この発言だけを見る →午後一時四十分開会
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委員の異動
六月十六日
辞任 補欠選任
中西 哲君 野上浩太郎君
六月十九日
辞任 補欠選任
野上浩太郎君 中西 哲君
八月七日
辞任 補欠選任
堀井 巌君 山田 修路君
八月八日
辞任 補欠選任
佐藤 啓君 古賀友一郎君
滝沢 求君 宮本 周司君
山田 修路君 堀井 巌君
八月九日
辞任 補欠選任
小西 洋之君 杉尾 秀哉君
山口那津男君 宮崎 勝君
伊波 洋一君 糸数 慶子君
─────────────
出席者は左のとおり。
委員長 宇都 隆史君
理 事
阿達 雅志君
古賀友一郎君
山田 宏君
大野 元裕君
浜田 昌良君
委 員
佐藤 正久君
武見 敬三君
中曽根弘文君
中西 哲君
堀井 巌君
宮本 周司君
山本 一太君
杉尾 秀哉君
福山 哲郎君
藤田 幸久君
宮崎 勝君
井上 哲士君
浅田 均君
アントニオ猪木君
糸数 慶子君
国務大臣
外務大臣 河野 太郎君
防衛大臣 小野寺五典君
副大臣
外務副大臣 佐藤 正久君
文部科学副大臣 丹羽 秀樹君
大臣政務官
内閣府大臣政務
官 長坂 康正君
外務大臣政務官 堀井 巌君
事務局側
常任委員会専門
員 宇佐美正行君
政府参考人
内閣府大臣官房
審議官 田中愛智朗君
外務大臣官房審
議官 大鷹 正人君
文部科学大臣官
房審議官 松尾 泰樹君
防衛大臣官房長 高橋 憲一君
防衛大臣官房審
議官 辰己 昌良君
防衛大臣官房審
議官 土本 英樹君
防衛省防衛政策
局長 前田 哲君
防衛省地方協力
局長 深山 延暁君
防衛省統合幕僚
監部総括官 鈴木 敦夫君
防衛省防衛監察
本部副監察監 丸井 博君
防衛省防衛監察
本部統括監察官 小波 功君
─────────────
本日の会議に付した案件
○理事補欠選任の件
○政府参考人の出席要求に関する件
○外交、防衛等に関する調査
(特別防衛監察の結果に関する件)
(行政文書の管理に関する件)
(弾道ミサイルへの対処に関する件)
(米軍オスプレイの事故と飛行自粛要請に関す
る件)
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宇
宇都隆史#1
○委員長(宇都隆史君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、佐藤啓君、滝沢求君、山口那津男君、小西洋之君及び伊波洋一君が委員を辞任され、その補欠として古賀友一郎君、宮本周司君、宮崎勝君、杉尾秀哉君及び糸数慶子君が選任されました。
─────────────
この発言だけを見る →委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、佐藤啓君、滝沢求君、山口那津男君、小西洋之君及び伊波洋一君が委員を辞任され、その補欠として古賀友一郎君、宮本周司君、宮崎勝君、杉尾秀哉君及び糸数慶子君が選任されました。
─────────────
宇
宇都隆史#2
○委員長(宇都隆史君) まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
宇
宇
宇都隆史#4
○委員長(宇都隆史君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として内閣府大臣官房審議官田中愛智朗君外十名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →外交、防衛等に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、政府参考人として内閣府大臣官房審議官田中愛智朗君外十名の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
宇
宇
小
小野寺五典#7
○国務大臣(小野寺五典君) この度、防衛大臣を拝命しました小野寺五典です。
我が国の防衛という国家存立の基本である崇高な任務を再び担うことになり、大変光栄に感ずるとともに、改めてその重責に身が引き締まる思いであります。
宇都委員長を始めとする理事及び委員の皆様の一層の御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
これまで本委員会等において御議論いただきました、昨年十月に開示請求のあった南スーダン派遣施設隊の日報をめぐる問題については、七月二十八日に特別防衛監察の結果を公表いたしましたが、明らかになった事項は、次のとおりです。
その日報に対する開示請求に先立つ七月にも日報に関する開示請求がありましたが、その際、中央即応集団司令部幹部は、存在している日報を開示せず、情報公開法第五条の開示義務違反につながり、自衛隊法五十六条の職務遂行義務違反に当たるものがあり、本件日報を不開示とした契機となるものでありました。
本件日報に関する開示請求においては、陸幕関係職員及び中央即応集団司令部関係職員は、七月の日報の対応を踏まえて対応した結果、七月同様、存在している日報を開示せず、情報公開法第五条の開示義務違反につながり、自衛隊法第五十六条の職務遂行義務違反に当たるものがありました。
また、本件日報に関する開示請求においては、陸幕幹部が開示請求受付後に日報の廃棄を指示したことは、情報公開法第五条の開示義務違反につながり、自衛隊法第五十六条の職務遂行義務違反に当たるものである。さらに、陸幕幹部や統幕幹部による日報発見後の大臣報告の遅れのほか、対外説明を含む不適切な対応が取られるなど、自衛隊法第五十六条の職務遂行義務違反にもつながるものでした。
この特別防衛監察によって、日報に係る開示請求への対応において、情報公開法第五条違反につながる行為があったこと、適切に廃棄され不存在とされた日報が陸自内に存在したことの取扱いに関する不適切な対応が認定されたことを踏まえ、関係者を厳重に処分いたしました。
具体的には、前防衛事務次官のほか三名を停職とし、前陸上幕僚長を減給処分といたしました。
また、稲田元防衛大臣の関与については、特別防衛監察の結果において、本年二月十三日及び同十五日、省幹部より稲田元大臣に対し日報関連の説明が行われた際、陸自における日報データの存在について何らかの発言があった可能性は否定できないものの、陸自における日報データの存在を示す書面を用いた報告がなされた事実や非公表の了承を求める報告がなされた事実はなかったとされました。また、稲田元大臣により公表の是非に関する何らかの方針の決定や了承がなされた事実もなかったと認定されております。
本件は、情報公開への対応が不適切であったことのみならず、国民の皆様に防衛省・自衛隊の情報公開に対する姿勢について疑念を抱かせ、また、内部からの情報流出をにおわせる報道が相次いだことにより、防衛省・自衛隊のガバナンスに対する信頼を損ない、結果として、国内外の現場で任務に当たる隊員の士気を低下させかねないという点で、極めて重大で深刻なものだと考えており、今般の特別防衛監察の結果についても、防衛省・自衛隊にとって大変厳しく、反省すべきものであったと受け止めております。
この日報問題の根底にあるのは、防衛省・自衛隊において、情報公開の重要性に対する認識が十分でなかったということ、そして、省内関係部局、内局、統幕、陸幕の意思の疎通が十分になされなかったことだと考えております。
その上で、安倍総理からの御指示も踏まえ、特別防衛監察の結果を受けた再発防止策を今月より順次実施するよう指示したところであり、昨日には、情報公開業務のチェック機能を強化するため、情報公開査察官の新設、任命を行ったところです。
今後とも、再発防止策を着実に実施しつつ、隊員の意識改革等を行い、風通しの良い組織文化を醸成し、各部署間で一層の連携強化に取り組み、我が国の安全保障に万全を期してまいります。
この発言だけを見る →我が国の防衛という国家存立の基本である崇高な任務を再び担うことになり、大変光栄に感ずるとともに、改めてその重責に身が引き締まる思いであります。
宇都委員長を始めとする理事及び委員の皆様の一層の御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
これまで本委員会等において御議論いただきました、昨年十月に開示請求のあった南スーダン派遣施設隊の日報をめぐる問題については、七月二十八日に特別防衛監察の結果を公表いたしましたが、明らかになった事項は、次のとおりです。
その日報に対する開示請求に先立つ七月にも日報に関する開示請求がありましたが、その際、中央即応集団司令部幹部は、存在している日報を開示せず、情報公開法第五条の開示義務違反につながり、自衛隊法五十六条の職務遂行義務違反に当たるものがあり、本件日報を不開示とした契機となるものでありました。
本件日報に関する開示請求においては、陸幕関係職員及び中央即応集団司令部関係職員は、七月の日報の対応を踏まえて対応した結果、七月同様、存在している日報を開示せず、情報公開法第五条の開示義務違反につながり、自衛隊法第五十六条の職務遂行義務違反に当たるものがありました。
また、本件日報に関する開示請求においては、陸幕幹部が開示請求受付後に日報の廃棄を指示したことは、情報公開法第五条の開示義務違反につながり、自衛隊法第五十六条の職務遂行義務違反に当たるものである。さらに、陸幕幹部や統幕幹部による日報発見後の大臣報告の遅れのほか、対外説明を含む不適切な対応が取られるなど、自衛隊法第五十六条の職務遂行義務違反にもつながるものでした。
この特別防衛監察によって、日報に係る開示請求への対応において、情報公開法第五条違反につながる行為があったこと、適切に廃棄され不存在とされた日報が陸自内に存在したことの取扱いに関する不適切な対応が認定されたことを踏まえ、関係者を厳重に処分いたしました。
具体的には、前防衛事務次官のほか三名を停職とし、前陸上幕僚長を減給処分といたしました。
また、稲田元防衛大臣の関与については、特別防衛監察の結果において、本年二月十三日及び同十五日、省幹部より稲田元大臣に対し日報関連の説明が行われた際、陸自における日報データの存在について何らかの発言があった可能性は否定できないものの、陸自における日報データの存在を示す書面を用いた報告がなされた事実や非公表の了承を求める報告がなされた事実はなかったとされました。また、稲田元大臣により公表の是非に関する何らかの方針の決定や了承がなされた事実もなかったと認定されております。
本件は、情報公開への対応が不適切であったことのみならず、国民の皆様に防衛省・自衛隊の情報公開に対する姿勢について疑念を抱かせ、また、内部からの情報流出をにおわせる報道が相次いだことにより、防衛省・自衛隊のガバナンスに対する信頼を損ない、結果として、国内外の現場で任務に当たる隊員の士気を低下させかねないという点で、極めて重大で深刻なものだと考えており、今般の特別防衛監察の結果についても、防衛省・自衛隊にとって大変厳しく、反省すべきものであったと受け止めております。
この日報問題の根底にあるのは、防衛省・自衛隊において、情報公開の重要性に対する認識が十分でなかったということ、そして、省内関係部局、内局、統幕、陸幕の意思の疎通が十分になされなかったことだと考えております。
その上で、安倍総理からの御指示も踏まえ、特別防衛監察の結果を受けた再発防止策を今月より順次実施するよう指示したところであり、昨日には、情報公開業務のチェック機能を強化するため、情報公開査察官の新設、任命を行ったところです。
今後とも、再発防止策を着実に実施しつつ、隊員の意識改革等を行い、風通しの良い組織文化を醸成し、各部署間で一層の連携強化に取り組み、我が国の安全保障に万全を期してまいります。
宇
阿
阿達雅志#9
○阿達雅志君 自由民主党の阿達雅志です。
北朝鮮情勢が緊迫する中、外交、安全保障の重要性は今、日本にとって一層高まっていると思います。そういう中におきまして、本日、外務大臣また防衛大臣、両大臣におかれては、これから更に一層の取組をお願いをしたいところです。
ですが、ただいま防衛大臣からお話がありました今回の特別防衛監察、この報告書、またその後の大臣の辞任、五人の処分という、こういう深刻な状況の中で、やはりこの防衛省・自衛隊がしっかり国民の信頼を取り戻していくためにどうすればいいか、そういうことで、本日のこの閉会中審査ということになっているわけです。
そういう中で、今回の特別防衛監察、先ほど大臣のお話にありましたとおり、これはやっぱり防衛省のガバナンスにとっても非常に大きな問題であろうと思います。こういうガバナンスの問題、民間企業においてもよく起こります。そういうときにやはりこの内部調査をしっかりするというのは、まず事実関係を明らかにする、そして問題を是正する、再発を防止する、そして責任問題をしっかり追及すると、こういう目的で内部調査というのは行われます。
ですから、こういうことをなぜやるかというと、やはり信頼を回復するためであります。この信頼を回復するためには、この内部調査がしっかりとなされており、そして問題を的確に指摘をしている、これが非常に大事なところなんであろうと、ここがもし十分できていなければ、やはり再発防止策をつくっても形だけになりかねない。また、逆にその再発防止策でいろんな書類を出せということになると、かえって事務作業に追われ、あるいは職員の方の士気にも関わる、萎縮をする、こういったことにもなりかねない問題であろうと思います。
そういう意味で、私は、今回の特別防衛監察、どういうふうに行われたのかについての質問をまずさせていただきたいと思います。
今回の特別防衛監察によって日報問題の実態解明は十分になされたとお考えなのでしょうか。特に、防衛監察をめぐっては、いろんなシビリアンコントロールの問題、情報管理の問題点、出されております。そしてまた、これらのいろんな問題点について、やはり問題が起きるということはそこにやはり何らかの動機というものがある。そういう不適切な対応がなされた動機、背景というのもあるんではないかと思うんですが、こういう点、十分に明らかになったと言えるのか、この点について小野寺大臣の所見をお伺いいたします。
この発言だけを見る →北朝鮮情勢が緊迫する中、外交、安全保障の重要性は今、日本にとって一層高まっていると思います。そういう中におきまして、本日、外務大臣また防衛大臣、両大臣におかれては、これから更に一層の取組をお願いをしたいところです。
ですが、ただいま防衛大臣からお話がありました今回の特別防衛監察、この報告書、またその後の大臣の辞任、五人の処分という、こういう深刻な状況の中で、やはりこの防衛省・自衛隊がしっかり国民の信頼を取り戻していくためにどうすればいいか、そういうことで、本日のこの閉会中審査ということになっているわけです。
そういう中で、今回の特別防衛監察、先ほど大臣のお話にありましたとおり、これはやっぱり防衛省のガバナンスにとっても非常に大きな問題であろうと思います。こういうガバナンスの問題、民間企業においてもよく起こります。そういうときにやはりこの内部調査をしっかりするというのは、まず事実関係を明らかにする、そして問題を是正する、再発を防止する、そして責任問題をしっかり追及すると、こういう目的で内部調査というのは行われます。
ですから、こういうことをなぜやるかというと、やはり信頼を回復するためであります。この信頼を回復するためには、この内部調査がしっかりとなされており、そして問題を的確に指摘をしている、これが非常に大事なところなんであろうと、ここがもし十分できていなければ、やはり再発防止策をつくっても形だけになりかねない。また、逆にその再発防止策でいろんな書類を出せということになると、かえって事務作業に追われ、あるいは職員の方の士気にも関わる、萎縮をする、こういったことにもなりかねない問題であろうと思います。
そういう意味で、私は、今回の特別防衛監察、どういうふうに行われたのかについての質問をまずさせていただきたいと思います。
今回の特別防衛監察によって日報問題の実態解明は十分になされたとお考えなのでしょうか。特に、防衛監察をめぐっては、いろんなシビリアンコントロールの問題、情報管理の問題点、出されております。そしてまた、これらのいろんな問題点について、やはり問題が起きるということはそこにやはり何らかの動機というものがある。そういう不適切な対応がなされた動機、背景というのもあるんではないかと思うんですが、こういう点、十分に明らかになったと言えるのか、この点について小野寺大臣の所見をお伺いいたします。
小
小野寺五典#10
○国務大臣(小野寺五典君) 今般の特別防衛監察は、元高等検察庁の検事長をトップとし、現役の検事も勤務する独立性の高い防衛監察本部により、防衛監察本部の職員、最大三十四名の職員が、事実関係を解明するため独立性の高い立場から徹底的に監察を実施し、監察対象機関に対する現場確認では五十部署約二百五十名を対象とし、紙媒体の保有状況及び端末等のデータ保有状況について確認、その他、監察対象者への面談延べ百四十名に上ります、アンケート調査延べ三千六百名に上ります、これを実施し、さらに、陸上自衛隊が使用している情報システム、陸自指揮システムの端末約三百台及び省のOAシステム、端末約三千六百台の操作履歴についても確認をいたしました。
その結果、開示請求への不適切な対応や日報の管理に対する不適切な対応が明らかになっており、防衛省・自衛隊において情報公開の重要性に対する認識が十分でなかったということ、そして、省内関係部局、内局、統幕、陸幕の意思疎通が十分でなかったことなどが挙げられております。
このような今回の問題に関して、防衛省・自衛隊としては、過去の反省とこの問題についての重大性を心から感じ入り、しっかりとした対策にこれからも努力をしてまいりたいと思っております。
この発言だけを見る →その結果、開示請求への不適切な対応や日報の管理に対する不適切な対応が明らかになっており、防衛省・自衛隊において情報公開の重要性に対する認識が十分でなかったということ、そして、省内関係部局、内局、統幕、陸幕の意思疎通が十分でなかったことなどが挙げられております。
このような今回の問題に関して、防衛省・自衛隊としては、過去の反省とこの問題についての重大性を心から感じ入り、しっかりとした対策にこれからも努力をしてまいりたいと思っております。
阿
阿達雅志#11
○阿達雅志君 ありがとうございます。
ただいま防衛大臣からこの特別防衛監察がどのように行われたか、そういう面から、この監察の独立性、客観性、公正性ということの御説明があったと思います。また、実際にその監察をどこまでの範囲をやったかというような御指摘もありました。
そういう中で、いろんな事実関係がこれ明らかになってきているとは思うんですけれども、ただ、こういう事実関係というのは、実は私も民間企業でこういう内部調査というのをいろいろ担当をしたことがあります。ただ、この事実関係の解明というのは、簡単なように見えて実際は非常に難しいものであろうと思います。いろんな人が、やはりそれぞれの受け止め方が違う中で、そしてまた、それぞれの記憶に基づいて話をされる、その事実関係をまとめていくというのはこれ非常に困難であるということは、あの芥川龍之介が小説「藪の中」でも書いているとおり、本当にその事実を特定していくというのは難しいところはあろうかと思います。
ですが、やはり大きなところで大筋の話がしっかりとしていないといけない、また、その動機、背景というのがしっかりしていなければ、個々の事実以上に、やはりその動機、背景という部分もこれは非常に重要なんだと思うんです。
今回のこの特別防衛監察というのの中で、最終的に出ている報告書とは別に、やっぱりこの動機が本当にどこにあったのか、背景はどこにあったのか、それぞれ現場がどういうことでそういう判断をしたかというのは、これはなかなか外に対して出せないような話もあるかと思います。
ただ、これはやっぱり防衛大臣としてしっかり今後も引き続き取り組んでいただきたいと。今回の問題を単に小さな日報問題というだけでなくて、やはり防衛省そのもののガバナンスの問題として是非考えていただきたいと思いますけれども、この点、ちょっと通告はしておりませんけれども、小野寺防衛大臣の御見解をお聞かせください。
この発言だけを見る →ただいま防衛大臣からこの特別防衛監察がどのように行われたか、そういう面から、この監察の独立性、客観性、公正性ということの御説明があったと思います。また、実際にその監察をどこまでの範囲をやったかというような御指摘もありました。
そういう中で、いろんな事実関係がこれ明らかになってきているとは思うんですけれども、ただ、こういう事実関係というのは、実は私も民間企業でこういう内部調査というのをいろいろ担当をしたことがあります。ただ、この事実関係の解明というのは、簡単なように見えて実際は非常に難しいものであろうと思います。いろんな人が、やはりそれぞれの受け止め方が違う中で、そしてまた、それぞれの記憶に基づいて話をされる、その事実関係をまとめていくというのはこれ非常に困難であるということは、あの芥川龍之介が小説「藪の中」でも書いているとおり、本当にその事実を特定していくというのは難しいところはあろうかと思います。
ですが、やはり大きなところで大筋の話がしっかりとしていないといけない、また、その動機、背景というのがしっかりしていなければ、個々の事実以上に、やはりその動機、背景という部分もこれは非常に重要なんだと思うんです。
今回のこの特別防衛監察というのの中で、最終的に出ている報告書とは別に、やっぱりこの動機が本当にどこにあったのか、背景はどこにあったのか、それぞれ現場がどういうことでそういう判断をしたかというのは、これはなかなか外に対して出せないような話もあるかと思います。
ただ、これはやっぱり防衛大臣としてしっかり今後も引き続き取り組んでいただきたいと。今回の問題を単に小さな日報問題というだけでなくて、やはり防衛省そのもののガバナンスの問題として是非考えていただきたいと思いますけれども、この点、ちょっと通告はしておりませんけれども、小野寺防衛大臣の御見解をお聞かせください。
小
小野寺五典#12
○国務大臣(小野寺五典君) 今回の日報問題をめぐるこの一連の内容の中で、そして特別防衛監察の報告書、結果の中で様々な問題点が明らかになりました。
そして、その責任を取る形で大臣、事務次官、そして陸幕長が辞任をするということ、大変重い今回は責任の取り方にもなりましたが、逆に言えば、それだけこの問題が大変重要だということにもつながると思います。私どもとしては、国民にしっかりと説明をする中で、再発防止に誠心誠意対応していきたいと思っております。
この発言だけを見る →そして、その責任を取る形で大臣、事務次官、そして陸幕長が辞任をするということ、大変重い今回は責任の取り方にもなりましたが、逆に言えば、それだけこの問題が大変重要だということにもつながると思います。私どもとしては、国民にしっかりと説明をする中で、再発防止に誠心誠意対応していきたいと思っております。
阿
阿達雅志#13
○阿達雅志君 ありがとうございます。
特に、やはりこういう情報あるいは情報公開ということで考えた場合も、防衛省・自衛隊の場合というのはやはり通常の行政機関とはまた違う部分が相当出てくるんだろうと。そういう中で、特に現場の自衛官からすると、日報におけるこういう部隊情報、こういったものを出すということに対して、あるいはそういったものを紙にいろいろ書いていくということに対する何となく抵抗というのもあったり、そういういろんな要素が重なっているんではないかと思うんです。ですから、やはりそういう点も逆にこれしっかりと問題として出していただく必要があるんではないかというふうに思います。
そういう点から今回のこの特別監察を見ますと、これ、特別監察対象として行政文書管理関連規則の遵守状況、情報公開関連規則の遵守状況、そして情報保全関連規則の遵守状況、こういったものをしっかりと今回の監察で確認をするんだと、こういうふうに書かれております。ですが、この最後の報告書を見ると、特に、実際には不適切な対応について、行政文書の開示義務違反、そしてこれが情報公開関連規則に違反し、そして職務執行の義務違反という、こういう指摘はあるんですけれども、では、この行政文書管理関連規則あるいは情報保全関連規則について不適切な対応というのが具体的にこういった関連規則のどの条項にどのように違反したのかというところまでは明記されていないわけでございます。
ですが、やはりこういった点をむしろしっかりと中で御検討いただくということがこれからいろんな情報公開に対してどういう対応をするかという上でも非常に大事なんではないかというふうに思います。これについて具体的にどのような違反があったのか、分かるようでしたらお答えをいただきたいと思います。
この発言だけを見る →特に、やはりこういう情報あるいは情報公開ということで考えた場合も、防衛省・自衛隊の場合というのはやはり通常の行政機関とはまた違う部分が相当出てくるんだろうと。そういう中で、特に現場の自衛官からすると、日報におけるこういう部隊情報、こういったものを出すということに対して、あるいはそういったものを紙にいろいろ書いていくということに対する何となく抵抗というのもあったり、そういういろんな要素が重なっているんではないかと思うんです。ですから、やはりそういう点も逆にこれしっかりと問題として出していただく必要があるんではないかというふうに思います。
そういう点から今回のこの特別監察を見ますと、これ、特別監察対象として行政文書管理関連規則の遵守状況、情報公開関連規則の遵守状況、そして情報保全関連規則の遵守状況、こういったものをしっかりと今回の監察で確認をするんだと、こういうふうに書かれております。ですが、この最後の報告書を見ると、特に、実際には不適切な対応について、行政文書の開示義務違反、そしてこれが情報公開関連規則に違反し、そして職務執行の義務違反という、こういう指摘はあるんですけれども、では、この行政文書管理関連規則あるいは情報保全関連規則について不適切な対応というのが具体的にこういった関連規則のどの条項にどのように違反したのかというところまでは明記されていないわけでございます。
ですが、やはりこういった点をむしろしっかりと中で御検討いただくということがこれからいろんな情報公開に対してどういう対応をするかという上でも非常に大事なんではないかというふうに思います。これについて具体的にどのような違反があったのか、分かるようでしたらお答えをいただきたいと思います。
丸
丸井博#14
○政府参考人(丸井博君) お答えいたします。
本件日報につきましては、当該事務に関与しない職員にみだりに知られることが業務の遂行に支障を与えるおそれのある注意文書の取扱いであり、保存期間は一年未満、用済み後破棄に設定されておりました。
文書管理規則の遵守状況につきましては、防衛省行政文書管理細則におきまして、「文書管理に必要な情報を記載することに努めるものとする。」と定められているところ、当該文書の分類、枚数等の文書管理情報が表示されておりませんでした。
保全関連規則の遵守状況につきましては、本件日報は注意文書のため、「取扱い上の注意を要する文書等及び注意電子計算機情報の取扱いについて」に基づき「注意」の標記を表示する必要があるところ、表示がなされておりませんでした。また、同通達に基づき保存期間を明示する必要があるところ、表示がなされておりませんでした。さらに、同通達に基づき注意文書の配布先及び作成部数は必要最小限度にとどめる必要があるところ、陸自指揮システムの掲示板上にアップロードされた日報データは、多数の者がダウンロードし、閲覧できる状態でした。
このような行政文書の取扱いは、いずれも内部規則であります通達の趣旨に沿ったものとは言えないものの、法令上の違反とまでは言えるものではありませんでした。したがって、報告書では、法令上の違反について不適切な行為として言及し、内部規則等に係る違反につきましては一連の経緯、改善策において言及しましたが、分かりづらかったとすればもう少し書き方が工夫が必要だったかもしれません。
以上でございます。
この発言だけを見る →本件日報につきましては、当該事務に関与しない職員にみだりに知られることが業務の遂行に支障を与えるおそれのある注意文書の取扱いであり、保存期間は一年未満、用済み後破棄に設定されておりました。
文書管理規則の遵守状況につきましては、防衛省行政文書管理細則におきまして、「文書管理に必要な情報を記載することに努めるものとする。」と定められているところ、当該文書の分類、枚数等の文書管理情報が表示されておりませんでした。
保全関連規則の遵守状況につきましては、本件日報は注意文書のため、「取扱い上の注意を要する文書等及び注意電子計算機情報の取扱いについて」に基づき「注意」の標記を表示する必要があるところ、表示がなされておりませんでした。また、同通達に基づき保存期間を明示する必要があるところ、表示がなされておりませんでした。さらに、同通達に基づき注意文書の配布先及び作成部数は必要最小限度にとどめる必要があるところ、陸自指揮システムの掲示板上にアップロードされた日報データは、多数の者がダウンロードし、閲覧できる状態でした。
このような行政文書の取扱いは、いずれも内部規則であります通達の趣旨に沿ったものとは言えないものの、法令上の違反とまでは言えるものではありませんでした。したがって、報告書では、法令上の違反について不適切な行為として言及し、内部規則等に係る違反につきましては一連の経緯、改善策において言及しましたが、分かりづらかったとすればもう少し書き方が工夫が必要だったかもしれません。
以上でございます。
阿
阿達雅志#15
○阿達雅志君 この個々の規則への違反云々というのは別にして、今回のこの日報問題、私、最初に聞いたときに少し分かりにくい感を受けたんです。それは、片方において、この日報というのの取扱い、これが注意文書という形でありながら非常に広範に拡散している部分がある。しかも、その中身については基本的に不開示にしたいということですから、いろんな情報が入っていたんだと思うんです。現に入っているわけですね。そうすると、一体、こういう日報というものを、これを本当になるべく、自衛隊の中においてもなるべくみんなに見せないで、とにかく中枢の方々が貴重な情報としてそれを整理していこうということで考えていたのか、それとも、そうでなくて、もうある程度共有するということを前提にしていたのか、こういった点もちょっとはっきりしない。これが、まさにさっき答弁をされたように、その情報の扱いについて一貫性が徹底していなかった部分があるという、そういうことなんではないかと思うんですね。
そういう問題というのは、やはりこれからのこの再発防止の規則をいろいろ考える上でしっかりと織り込んでいただく必要があるんではないかと。それはやはり、今回のこの監察の中身もしっかり織り込んでいただかないといけないというふうに思います。
ただ、今回の再発防止策の中で、ちょっと一点、私はこれまだ欠けている部分があるなというのは、これ、日報問題が国会で議論になっている状況においても、やはり通常どおりの文書の処分を継続していたというところがあります。ある時点においてようやくブレーキが掛かったわけですけれども、ただ、やはりこういうことが単に国会だけではなく、国会以前でメディアでも出たり、あるいは中でも何か問題だと思ったら通常のルーチンとしての文書処分を行うというのはやはりこれはおかしいのではないかと。やはり、こういったところについてはしっかりと今後のその規則の中でも書いていっていただき、こういった反省をしっかりと含めていっていただく必要があるというふうに思います。
そういう意味で、実はもう一点、大きな問題ということで、先ほどもちょっとお話がありましたが、私はどうもこの現在の行政文書管理関連規則あるいは情報保全関連規則というのはデジタル化の時代に適していないんじゃないかというふうな気がいたします。それがこのデジタル化の時代に、先ほど例えば配布先という言い方をされましたけれども、ハードコピーの配布先とデジタルデータの、電子データの配布って、これ全然違うわけですね。電子データの場合、特にメールで添付という形で、しかもCCという形で行くと非常にいろんなところに拡散していく。そしてまた、本件の場合は、日報というのが、あるサーバーに入っていただけでなくて、それがいろんな形でいろんな方がアクセスをし、またダウンロードされ、そしてそのダウンロードもいろんなサーバーに点在して保管され、あるいはそれぞれの方が持っているPC上で保管されると、こういったことまで起きているわけです。
そうすると、どうもこういうデータの保存だとかデータの共有について、この電子データ、もちろん行政文書の中に電子データが含まれるということにはなっていますけれども、電子データ固有のやっぱり技術的な問題というのが非常にあるのではないか。そして、今回、日報というのがいろんなところで後から出てきたというのも、やっぱりいろんな人がある程度このサーバーへ自由にアクセスをし、そしてそこから自由にダウンロードでき、そしてそれを誰がどのようにダウンロードしてどのように保管しているかを全体でコントロールできていなかった。そのために、ないと思っていたのがいろんなところに実は散らばっていた。その結果として今までの説明と異なる説明をせざるを得なくなったという、こういった部分もあったというふうに思います。
そういう意味で、この再発防止策の中でこの電子データの問題をどのように改善していくのかについて御見解をお伺いいたします。
この発言だけを見る →そういう問題というのは、やはりこれからのこの再発防止の規則をいろいろ考える上でしっかりと織り込んでいただく必要があるんではないかと。それはやはり、今回のこの監察の中身もしっかり織り込んでいただかないといけないというふうに思います。
ただ、今回の再発防止策の中で、ちょっと一点、私はこれまだ欠けている部分があるなというのは、これ、日報問題が国会で議論になっている状況においても、やはり通常どおりの文書の処分を継続していたというところがあります。ある時点においてようやくブレーキが掛かったわけですけれども、ただ、やはりこういうことが単に国会だけではなく、国会以前でメディアでも出たり、あるいは中でも何か問題だと思ったら通常のルーチンとしての文書処分を行うというのはやはりこれはおかしいのではないかと。やはり、こういったところについてはしっかりと今後のその規則の中でも書いていっていただき、こういった反省をしっかりと含めていっていただく必要があるというふうに思います。
そういう意味で、実はもう一点、大きな問題ということで、先ほどもちょっとお話がありましたが、私はどうもこの現在の行政文書管理関連規則あるいは情報保全関連規則というのはデジタル化の時代に適していないんじゃないかというふうな気がいたします。それがこのデジタル化の時代に、先ほど例えば配布先という言い方をされましたけれども、ハードコピーの配布先とデジタルデータの、電子データの配布って、これ全然違うわけですね。電子データの場合、特にメールで添付という形で、しかもCCという形で行くと非常にいろんなところに拡散していく。そしてまた、本件の場合は、日報というのが、あるサーバーに入っていただけでなくて、それがいろんな形でいろんな方がアクセスをし、またダウンロードされ、そしてそのダウンロードもいろんなサーバーに点在して保管され、あるいはそれぞれの方が持っているPC上で保管されると、こういったことまで起きているわけです。
そうすると、どうもこういうデータの保存だとかデータの共有について、この電子データ、もちろん行政文書の中に電子データが含まれるということにはなっていますけれども、電子データ固有のやっぱり技術的な問題というのが非常にあるのではないか。そして、今回、日報というのがいろんなところで後から出てきたというのも、やっぱりいろんな人がある程度このサーバーへ自由にアクセスをし、そしてそこから自由にダウンロードでき、そしてそれを誰がどのようにダウンロードしてどのように保管しているかを全体でコントロールできていなかった。そのために、ないと思っていたのがいろんなところに実は散らばっていた。その結果として今までの説明と異なる説明をせざるを得なくなったという、こういった部分もあったというふうに思います。
そういう意味で、この再発防止策の中でこの電子データの問題をどのように改善していくのかについて御見解をお伺いいたします。
高
高橋憲一#16
○政府参考人(高橋憲一君) 御指摘の電子データの問題でございますが、これについても行政文書に該当する旨、各種法令で定められているところでございまして、この点、防衛省においても教育を実施してきたところでございます。
しかしながら、御指摘のとおり、今般の特別防衛監察の結果、電子データを含む文書についてどのような文書が行政文書に該当するのか、あるいは注意文書へのアクセス制限の必要性といった認識が防衛省内において必ずしも強く共有されていなかったという面も明らかになったところでございます。
このため、再発防止策といたしまして、行政文書の定義、電子データを含むことについて改めて周知徹底を図るための教育の実施、注意文書につきましては取扱区分の適切な表示や適切なアクセス制限を徹底させること。電子データの増加等に伴う顕著な例として挙げられます複数の部局で行政文書を共有する場合につきましても、責任部局を明確化いたしまして、行政文書の整理、保存、廃棄といった管理全般に関する責任の所在を明らかにすること。行政文書の管理に関するガイドラインが政府全体において検討が進められているところでございますが、防衛省としても行政文書管理に取り組んでいくこと。このような施策によりまして、電子データの管理につきましても適切に対応していきたいと思ってございます。
また、今般の情報公開の開示請求に対しまして、対象文書の不存在、不開示決定がなされた場合の査察を行うために昨日新設されました情報公開査察官は、電子データを含む行政文書の管理状況につきましても現地調査を行うように考えておりまして、今般のような事案の発生を防止してまいりたいと考えております。
以上でございます。
この発言だけを見る →しかしながら、御指摘のとおり、今般の特別防衛監察の結果、電子データを含む文書についてどのような文書が行政文書に該当するのか、あるいは注意文書へのアクセス制限の必要性といった認識が防衛省内において必ずしも強く共有されていなかったという面も明らかになったところでございます。
このため、再発防止策といたしまして、行政文書の定義、電子データを含むことについて改めて周知徹底を図るための教育の実施、注意文書につきましては取扱区分の適切な表示や適切なアクセス制限を徹底させること。電子データの増加等に伴う顕著な例として挙げられます複数の部局で行政文書を共有する場合につきましても、責任部局を明確化いたしまして、行政文書の整理、保存、廃棄といった管理全般に関する責任の所在を明らかにすること。行政文書の管理に関するガイドラインが政府全体において検討が進められているところでございますが、防衛省としても行政文書管理に取り組んでいくこと。このような施策によりまして、電子データの管理につきましても適切に対応していきたいと思ってございます。
また、今般の情報公開の開示請求に対しまして、対象文書の不存在、不開示決定がなされた場合の査察を行うために昨日新設されました情報公開査察官は、電子データを含む行政文書の管理状況につきましても現地調査を行うように考えておりまして、今般のような事案の発生を防止してまいりたいと考えております。
以上でございます。
阿
阿達雅志#17
○阿達雅志君 やはり、こういうシステムの改変というのは非常にコストも掛かりますし、またそのシステムの設計というのも難しいところがあります。
ですが、やっぱりこのアクセス、どういうふうにするのか、サーバーでどういうふうに保管するかというのは、これやっぱり特に、こういう将来サイバー攻撃を受ける、サイバーセキュリティーというのを考えた上でも極めて大事なところだと思いますし、単に行政文書の中に電子データが含まれるということではなく、やっぱりむしろ別カテゴリーとしてでもしっかりとシステムそのものを考えていっていただくという、こういう改善策を是非お願いをしたいと思います。
こういうまだ事実関係等においても必ずしもこの報告書の文面だけでは読めない部分も多々ありますけれども、ただ、その一方で、今のいろんな問題にも取り組んでいくという意味では、やはりこの再発防止をどのようにしていくのか、そして、その再発防止策の中で、本当にそれがまた現実的でなおかつ現場にとって過度な負担にならないようにするためには、まあ今のシステム的なものをなるべくITの利用によって行うとか、そういうことも含めて考えていく必要はあるんだというふうに思います。
そういう中で、この再発防止は、やはり大臣のイニシアチブでしっかりやっていただくということが欠かせないと思いますけれども、この再発防止策具体化に向けた大臣の決意をお伺いをしたいと思います。
この発言だけを見る →ですが、やっぱりこのアクセス、どういうふうにするのか、サーバーでどういうふうに保管するかというのは、これやっぱり特に、こういう将来サイバー攻撃を受ける、サイバーセキュリティーというのを考えた上でも極めて大事なところだと思いますし、単に行政文書の中に電子データが含まれるということではなく、やっぱりむしろ別カテゴリーとしてでもしっかりとシステムそのものを考えていっていただくという、こういう改善策を是非お願いをしたいと思います。
こういうまだ事実関係等においても必ずしもこの報告書の文面だけでは読めない部分も多々ありますけれども、ただ、その一方で、今のいろんな問題にも取り組んでいくという意味では、やはりこの再発防止をどのようにしていくのか、そして、その再発防止策の中で、本当にそれがまた現実的でなおかつ現場にとって過度な負担にならないようにするためには、まあ今のシステム的なものをなるべくITの利用によって行うとか、そういうことも含めて考えていく必要はあるんだというふうに思います。
そういう中で、この再発防止は、やはり大臣のイニシアチブでしっかりやっていただくということが欠かせないと思いますけれども、この再発防止策具体化に向けた大臣の決意をお伺いをしたいと思います。
小
小野寺五典#18
○国務大臣(小野寺五典君) ただいま委員から御指摘がありましたように、防衛省・自衛隊は情報の管理、保全、これも大変重要な役割があります。その中で、今回の日報事案が起きたことは誠に申し訳なく思っております。
その再発防止策ということでただいま官房長から説明がございましたが、いずれにしても、デジタルの時代であります。委員の御指摘も踏まえ、私どもとしてしっかりこの文書管理、そしてまた内部の統制につきましてシビリアンコントロールを利かせていきたいと思っております。
この発言だけを見る →その再発防止策ということでただいま官房長から説明がございましたが、いずれにしても、デジタルの時代であります。委員の御指摘も踏まえ、私どもとしてしっかりこの文書管理、そしてまた内部の統制につきましてシビリアンコントロールを利かせていきたいと思っております。
阿
阿達雅志#19
○阿達雅志君 ありがとうございます。
この再発防止策については、本当にもうできるところからどんどんどんどん進めていっていただくと、そして、やはりその積み重ねというのが、今後、今回の日報問題で出てきた信頼感への疑念に対する答えということにもなると思いますので、是非大臣のイニシアチブで引き続きしっかりと取り組んでいっていただきたいと思います。
以上で質問を終わります。
この発言だけを見る →この再発防止策については、本当にもうできるところからどんどんどんどん進めていっていただくと、そして、やはりその積み重ねというのが、今後、今回の日報問題で出てきた信頼感への疑念に対する答えということにもなると思いますので、是非大臣のイニシアチブで引き続きしっかりと取り組んでいっていただきたいと思います。
以上で質問を終わります。
福
福山哲郎#20
○福山哲郎君 民進党の福山でございます。よろしくお願い申し上げます。
冒頭、先月の九州北部地域の集中豪雨、また秋田、新潟等、災害が頻発をしております。お亡くなりになられた方々に心から御冥福をお祈りするとともに、被災者の方にお見舞い申し上げます。
また、防衛省が混乱しているさなかにもかかわらず、これらの災害に際して派遣をされた自衛隊員の皆さんが献身的に御尽力いただいていることに心から感謝と敬意を申し上げたいと思います。
さて、河野外務大臣、小野寺防衛大臣におかれましては、御就任おめでとうございます。この厳しい外交・安全保障環境のところで大変な大役だと思います。是非、御奮闘を御期待申し上げたいと思います。
まず、河野大臣、フィリピンの外相会合、就任直後だったわけでございますが、出席をされて各外務大臣との会談等、本当にお疲れさまでございました。まず、お伺いしたいのは、北朝鮮の李外相と短時間お話をされたというふうに報道で聞いております。北朝鮮の外相との会談というのは私の記憶では久々だと思っておりまして、特に七月の二十八日の深夜にICBMが日本海に発射された状況下での会談でございました。この李外相は、御案内のように、六者会合の首席代表を務めた方でございますから、北朝鮮とアメリカとの関係、そして、日本、六者会合、中国、いろんなことをそれなりに精通をしている方だと思います。
どのような会談がなされて、河野大臣からはこの状況についてどのようなものを言及されたのでしょうか。外交ですから言えないことはたくさんあると思いますけれども、国民も今、北朝鮮の情勢は非常に不安がっていますので、できる範囲で御答弁いただければと思います。
この発言だけを見る →冒頭、先月の九州北部地域の集中豪雨、また秋田、新潟等、災害が頻発をしております。お亡くなりになられた方々に心から御冥福をお祈りするとともに、被災者の方にお見舞い申し上げます。
また、防衛省が混乱しているさなかにもかかわらず、これらの災害に際して派遣をされた自衛隊員の皆さんが献身的に御尽力いただいていることに心から感謝と敬意を申し上げたいと思います。
さて、河野外務大臣、小野寺防衛大臣におかれましては、御就任おめでとうございます。この厳しい外交・安全保障環境のところで大変な大役だと思います。是非、御奮闘を御期待申し上げたいと思います。
まず、河野大臣、フィリピンの外相会合、就任直後だったわけでございますが、出席をされて各外務大臣との会談等、本当にお疲れさまでございました。まず、お伺いしたいのは、北朝鮮の李外相と短時間お話をされたというふうに報道で聞いております。北朝鮮の外相との会談というのは私の記憶では久々だと思っておりまして、特に七月の二十八日の深夜にICBMが日本海に発射された状況下での会談でございました。この李外相は、御案内のように、六者会合の首席代表を務めた方でございますから、北朝鮮とアメリカとの関係、そして、日本、六者会合、中国、いろんなことをそれなりに精通をしている方だと思います。
どのような会談がなされて、河野大臣からはこの状況についてどのようなものを言及されたのでしょうか。外交ですから言えないことはたくさんあると思いますけれども、国民も今、北朝鮮の情勢は非常に不安がっていますので、できる範囲で御答弁いただければと思います。
河
河野太郎#21
○国務大臣(河野太郎君) 御激励ありがとうございます。しっかりやってまいりたいと思っております。
六日の夜でございますか、ASEANリージョナルフォーラムに参加をする外務大臣が集まった夕食会がございまして、その夕食会が始まる前に別室で各外務大臣だけが集まるレセプションのようなものがございました。
そこで、北朝鮮のカウンターパートもいらっしゃいましたので、会談というよりは接触というのが一番正しいのかもしれません。そこで、我が国の基本的な、核、ミサイルあるいは拉致問題に関わる我が国の基本的な立場というものを申し上げ、極めて短時間のやり取りがございました。中身については外交でございますので差し控えたいと思いますが、二年ぶりの接触だったんだろうというふうに思っております。
これからも、こういう状況の中、北朝鮮がこの状況に対して挑発的な行動を停止をし、やるべきことをしっかりやるように、我が国としてもしっかり頑張ってまいりたいと思います。
この発言だけを見る →六日の夜でございますか、ASEANリージョナルフォーラムに参加をする外務大臣が集まった夕食会がございまして、その夕食会が始まる前に別室で各外務大臣だけが集まるレセプションのようなものがございました。
そこで、北朝鮮のカウンターパートもいらっしゃいましたので、会談というよりは接触というのが一番正しいのかもしれません。そこで、我が国の基本的な、核、ミサイルあるいは拉致問題に関わる我が国の基本的な立場というものを申し上げ、極めて短時間のやり取りがございました。中身については外交でございますので差し控えたいと思いますが、二年ぶりの接触だったんだろうというふうに思っております。
これからも、こういう状況の中、北朝鮮がこの状況に対して挑発的な行動を停止をし、やるべきことをしっかりやるように、我が国としてもしっかり頑張ってまいりたいと思います。
福
河
福
福山哲郎#24
○福山哲郎君 小野寺防衛大臣にお伺いします。
まず、稲田大臣が辞任され、先ほどもありましたが、事務次官も、そして陸幕長も、同じ日ではありませんが辞任を表明するというような事態の中で、ある意味、空白のような一日の中で、二十八日の深夜に北朝鮮からミサイルが発射されました。安全保障上、我が国にとって大きな隙があったと言わざるを得ない事態だったと思います。
もちろん、当時の岸田外務大臣は兼務の中で御奮闘いただいたことは私も認めますが、このような状況に陥っている防衛省、本当に私、危機感いっぱいで当然だと思います。一つはシビリアンコントロールの問題、一つは隊員の士気の問題、それから国民からの信頼の低下の問題。まさにこういったさなかにミサイルが発射された、このことをどのように受け止めて、反省も含めて、大臣は今どういう認識でいるのか、短くて結構ですから、お答えください。
この発言だけを見る →まず、稲田大臣が辞任され、先ほどもありましたが、事務次官も、そして陸幕長も、同じ日ではありませんが辞任を表明するというような事態の中で、ある意味、空白のような一日の中で、二十八日の深夜に北朝鮮からミサイルが発射されました。安全保障上、我が国にとって大きな隙があったと言わざるを得ない事態だったと思います。
もちろん、当時の岸田外務大臣は兼務の中で御奮闘いただいたことは私も認めますが、このような状況に陥っている防衛省、本当に私、危機感いっぱいで当然だと思います。一つはシビリアンコントロールの問題、一つは隊員の士気の問題、それから国民からの信頼の低下の問題。まさにこういったさなかにミサイルが発射された、このことをどのように受け止めて、反省も含めて、大臣は今どういう認識でいるのか、短くて結構ですから、お答えください。
小
小野寺五典#25
○国務大臣(小野寺五典君) 委員が御指摘されました七月二十八日の北朝鮮による弾道ミサイル発射について、防衛省においての初動対応につきましては、同日二十三時四十二分、北朝鮮内陸部より弾道ミサイルが北東に発射された模様、この後、委員御存じのとおり、累次の対応をさせていただいて、私どもとしては、関係幹部会議を二度開催するなど、しっかりとした対処をさせていただいていると思っております。
その中で、やはり現場で今この瞬間も北朝鮮のミサイル対応、あるいは先ほど委員が御指摘いただきました九州北部豪雨での災害対応で懸命に任務を果たしている隊員がいる中で、私ども、この日報問題を含めて防衛省・自衛隊への信頼が揺らいでいること、これは大変大きな問題だと思っております。現場の士気が下がらないよう、これからもしっかり防衛省の信頼回復に努めてまいりたいと思っております。
この発言だけを見る →その中で、やはり現場で今この瞬間も北朝鮮のミサイル対応、あるいは先ほど委員が御指摘いただきました九州北部豪雨での災害対応で懸命に任務を果たしている隊員がいる中で、私ども、この日報問題を含めて防衛省・自衛隊への信頼が揺らいでいること、これは大変大きな問題だと思っております。現場の士気が下がらないよう、これからもしっかり防衛省の信頼回復に努めてまいりたいと思っております。
福
福山哲郎#26
○福山哲郎君 できれば、大臣、もう役人の書いた答弁は結構ですので、御自身のお言葉でお答えください。そのことを僕は御期待申し上げます。
一つ、私が間違っていれば御指摘いただければと思いますが、防衛大臣が御就任をされてから、まだアメリカのマティス国防長官との電話会談されていないというふうに受け止めております。実際あったならあったと言っていただければと思いますし、あったかなかったかも言えないなら言えないと言っていただいても結構ですし、一方で、申入れをしているがアメリカとの関係でまだ電話会談が実施されていないのか、それとも申入れもしていないのか、事実関係をお答えいただきたいと。やはりマティス国防長官との、やっぱり新任の大臣とのコミュニケーションというのはこういう情勢ですから普通でいえば早いにこしたことはないと私は考えておりまして、そのことの事実関係についてお答えいただけますか。
この発言だけを見る →一つ、私が間違っていれば御指摘いただければと思いますが、防衛大臣が御就任をされてから、まだアメリカのマティス国防長官との電話会談されていないというふうに受け止めております。実際あったならあったと言っていただければと思いますし、あったかなかったかも言えないなら言えないと言っていただいても結構ですし、一方で、申入れをしているがアメリカとの関係でまだ電話会談が実施されていないのか、それとも申入れもしていないのか、事実関係をお答えいただきたいと。やはりマティス国防長官との、やっぱり新任の大臣とのコミュニケーションというのはこういう情勢ですから普通でいえば早いにこしたことはないと私は考えておりまして、そのことの事実関係についてお答えいただけますか。
小
福
福山哲郎#28
○福山哲郎君 ということは、アメリカ側に申入れしているけどまだ実現していないということだと思います。
率直に申し上げます。稲田防衛大臣とマティス国防長官の間で信頼関係ができていたとは私は到底想定し得ないです、当時の稲田防衛大臣の状況から考えてですね。しかしながら、小野寺防衛大臣の場合は、こういう状況ですから、早く電話会談なりでコミュニケーションを取ってもらわなければいけない。これはいささか僕は遅いと思いますよ。急いでまずはコミュニケーションを取っていただきたいと思いますが、いかがですか。
この発言だけを見る →率直に申し上げます。稲田防衛大臣とマティス国防長官の間で信頼関係ができていたとは私は到底想定し得ないです、当時の稲田防衛大臣の状況から考えてですね。しかしながら、小野寺防衛大臣の場合は、こういう状況ですから、早く電話会談なりでコミュニケーションを取ってもらわなければいけない。これはいささか僕は遅いと思いますよ。急いでまずはコミュニケーションを取っていただきたいと思いますが、いかがですか。
小
小野寺五典#29
○国務大臣(小野寺五典君) 委員の御指摘と私も同じ認識を持っております。できるだけ早くしっかりとしたコミュニケーションと関係を築いていきたい、そのように思っております。
この発言だけを見る →