決算行政監視委員会第二分科会
⚠️ 発言のコピー・転載時は出典元URL(kokkai.ndl.go.jpおよびkokkai-data.com)を必ず残してください。改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。
会
会議録情報#0
本分科会は令和五年四月十日(月曜日)委員会において、設置することに決した。
四月二十一日
本分科員は委員長の指名で、次のとおり選任された。
江崎 鐵磨君 大野敬太郎君
高木 宏壽君 葉梨 康弘君
村上誠一郎君 森 英介君
江田 憲司君 松原 仁君
金村 龍那君 櫛渕 万里君
四月二十一日
大野敬太郎君が委員長の指名で、主査に選任された。
令和五年四月二十四日(月曜日)
午前九時開議
出席分科員
主査 大野敬太郎君
奥野 信亮君 高木 宏壽君
葉梨 康弘君 村上誠一郎君
森 英介君 阿部 知子君
江田 憲司君 大島 敦君
長妻 昭君 松原 仁君
金村 龍那君 櫛渕 万里君
兼務 城井 崇君 兼務 笠 浩史君
兼務 足立 康史君 兼務 遠藤 良太君
兼務 高橋 英明君 兼務 山崎 正恭君
…………………………………
総務大臣 松本 剛明君
財務大臣 鈴木 俊一君
文部科学大臣 永岡 桂子君
防衛大臣 浜田 靖一君
内閣府副大臣 藤丸 敏君
財務副大臣 井上 貴博君
会計検査院事務総局事務総長官房審議官 山崎 健君
会計検査院事務総局事務総長官房審議官 白川 哲也君
会計検査院事務総局第二局長 佐々木規人君
会計検査院事務総局第四局長 片桐 聡君
会計検査院事務総局第五局長 宮川 尚博君
政府参考人
(内閣府沖縄振興局長) 望月 明雄君
政府参考人
(金融庁総合政策局参事官) 川崎 暁君
政府参考人
(金融庁総合政策局参事官) 新発田龍史君
政府参考人
(総務省大臣官房審議官) 山碕 良志君
政府参考人
(総務省自治行政局選挙部長) 森 源二君
政府参考人
(総務省情報流通行政局長) 小笠原陽一君
政府参考人
(国税庁長官官房審議官) 植松 利夫君
政府参考人
(文部科学省大臣官房長) 望月 禎君
政府参考人
(文部科学省大臣官房審議官) 安彦 広斉君
政府参考人
(文部科学省総合教育政策局長) 藤江 陽子君
政府参考人
(文部科学省初等中等教育局長) 藤原 章夫君
政府参考人
(文部科学省高等教育局長) 池田 貴城君
政府参考人
(文部科学省科学技術・学術政策局長) 柿田 恭良君
政府参考人
(文部科学省研究振興局長) 森 晃憲君
政府参考人
(文部科学省研究開発局長) 千原 由幸君
政府参考人
(スポーツ庁次長) 角田 喜彦君
政府参考人
(文化庁次長) 杉浦 久弘君
政府参考人
(厚生労働省大臣官房審議官) 青山 桂子君
政府参考人
(株式会社日本政策金融公庫代表取締役総裁) 田中 一穂君
政府参考人
(株式会社国際協力銀行代表取締役総裁) 林 信光君
参考人
(独立行政法人日本スポーツ振興センター理事) 大西 啓介君
総務委員会専門員 阿部 哲也君
財務金融委員会専門員 二階堂 豊君
文部科学委員会専門員 中村 清君
安全保障委員会専門員 奥 克彦君
決算行政監視委員会専門員 花島 克臣君
―――――――――――――
分科員の異動
四月二十四日
辞任 補欠選任
江崎 鐵磨君 奥野 信亮君
松原 仁君 大島 敦君
同日
辞任 補欠選任
奥野 信亮君 江崎 鐵磨君
大島 敦君 長妻 昭君
同日
辞任 補欠選任
長妻 昭君 阿部 知子君
同日
辞任 補欠選任
阿部 知子君 松原 仁君
同日
第一分科員城井崇君、笠浩史君、足立康史君、山崎正恭君、第三分科員遠藤良太君及び高橋英明君が本分科兼務となった。
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
平成三十年度一般会計歳入歳出決算
平成三十年度特別会計歳入歳出決算
平成三十年度国税収納金整理資金受払計算書
平成三十年度政府関係機関決算書
平成三十年度国有財産増減及び現在額総計算書
平成三十年度国有財産無償貸付状況総計算書
令和元年度一般会計歳入歳出決算
令和元年度特別会計歳入歳出決算
令和元年度国税収納金整理資金受払計算書
令和元年度政府関係機関決算書
令和元年度国有財産増減及び現在額総計算書
令和元年度国有財産無償貸付状況総計算書
(総務省、財務省所管、株式会社日本政策金融公庫、株式会社国際協力銀行、文部科学省及び防衛省所管)
――――◇―――――
この発言だけを見る →四月二十一日
本分科員は委員長の指名で、次のとおり選任された。
江崎 鐵磨君 大野敬太郎君
高木 宏壽君 葉梨 康弘君
村上誠一郎君 森 英介君
江田 憲司君 松原 仁君
金村 龍那君 櫛渕 万里君
四月二十一日
大野敬太郎君が委員長の指名で、主査に選任された。
令和五年四月二十四日(月曜日)
午前九時開議
出席分科員
主査 大野敬太郎君
奥野 信亮君 高木 宏壽君
葉梨 康弘君 村上誠一郎君
森 英介君 阿部 知子君
江田 憲司君 大島 敦君
長妻 昭君 松原 仁君
金村 龍那君 櫛渕 万里君
兼務 城井 崇君 兼務 笠 浩史君
兼務 足立 康史君 兼務 遠藤 良太君
兼務 高橋 英明君 兼務 山崎 正恭君
…………………………………
総務大臣 松本 剛明君
財務大臣 鈴木 俊一君
文部科学大臣 永岡 桂子君
防衛大臣 浜田 靖一君
内閣府副大臣 藤丸 敏君
財務副大臣 井上 貴博君
会計検査院事務総局事務総長官房審議官 山崎 健君
会計検査院事務総局事務総長官房審議官 白川 哲也君
会計検査院事務総局第二局長 佐々木規人君
会計検査院事務総局第四局長 片桐 聡君
会計検査院事務総局第五局長 宮川 尚博君
政府参考人
(内閣府沖縄振興局長) 望月 明雄君
政府参考人
(金融庁総合政策局参事官) 川崎 暁君
政府参考人
(金融庁総合政策局参事官) 新発田龍史君
政府参考人
(総務省大臣官房審議官) 山碕 良志君
政府参考人
(総務省自治行政局選挙部長) 森 源二君
政府参考人
(総務省情報流通行政局長) 小笠原陽一君
政府参考人
(国税庁長官官房審議官) 植松 利夫君
政府参考人
(文部科学省大臣官房長) 望月 禎君
政府参考人
(文部科学省大臣官房審議官) 安彦 広斉君
政府参考人
(文部科学省総合教育政策局長) 藤江 陽子君
政府参考人
(文部科学省初等中等教育局長) 藤原 章夫君
政府参考人
(文部科学省高等教育局長) 池田 貴城君
政府参考人
(文部科学省科学技術・学術政策局長) 柿田 恭良君
政府参考人
(文部科学省研究振興局長) 森 晃憲君
政府参考人
(文部科学省研究開発局長) 千原 由幸君
政府参考人
(スポーツ庁次長) 角田 喜彦君
政府参考人
(文化庁次長) 杉浦 久弘君
政府参考人
(厚生労働省大臣官房審議官) 青山 桂子君
政府参考人
(株式会社日本政策金融公庫代表取締役総裁) 田中 一穂君
政府参考人
(株式会社国際協力銀行代表取締役総裁) 林 信光君
参考人
(独立行政法人日本スポーツ振興センター理事) 大西 啓介君
総務委員会専門員 阿部 哲也君
財務金融委員会専門員 二階堂 豊君
文部科学委員会専門員 中村 清君
安全保障委員会専門員 奥 克彦君
決算行政監視委員会専門員 花島 克臣君
―――――――――――――
分科員の異動
四月二十四日
辞任 補欠選任
江崎 鐵磨君 奥野 信亮君
松原 仁君 大島 敦君
同日
辞任 補欠選任
奥野 信亮君 江崎 鐵磨君
大島 敦君 長妻 昭君
同日
辞任 補欠選任
長妻 昭君 阿部 知子君
同日
辞任 補欠選任
阿部 知子君 松原 仁君
同日
第一分科員城井崇君、笠浩史君、足立康史君、山崎正恭君、第三分科員遠藤良太君及び高橋英明君が本分科兼務となった。
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
平成三十年度一般会計歳入歳出決算
平成三十年度特別会計歳入歳出決算
平成三十年度国税収納金整理資金受払計算書
平成三十年度政府関係機関決算書
平成三十年度国有財産増減及び現在額総計算書
平成三十年度国有財産無償貸付状況総計算書
令和元年度一般会計歳入歳出決算
令和元年度特別会計歳入歳出決算
令和元年度国税収納金整理資金受払計算書
令和元年度政府関係機関決算書
令和元年度国有財産増減及び現在額総計算書
令和元年度国有財産無償貸付状況総計算書
(総務省、財務省所管、株式会社日本政策金融公庫、株式会社国際協力銀行、文部科学省及び防衛省所管)
――――◇―――――
大
大野敬太郎#1
○大野主査 これより決算行政監視委員会第二分科会を開会いたします。
私が本分科会の主査を務めることになりました大野敬太郎でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
本分科会は、総務省所管、財務省所管、株式会社日本政策金融公庫、株式会社国際協力銀行、文部科学省所管及び防衛省所管について審査を行います。
なお、各省庁の審査に当たっては、その冒頭に決算概要説明、会計検査院の検査概要説明及び会計検査院の指摘に基づき講じた措置についての説明を聴取することといたします。
平成三十年度決算外二件及び令和元年度決算外二件中、総務省所管、財務省所管、株式会社日本政策金融公庫、株式会社国際協力銀行、文部科学省所管及び防衛省所管について審査を行います。
これより文部科学省所管について審査を行います。
まず、概要説明を聴取いたします。永岡文部科学大臣。
この発言だけを見る →私が本分科会の主査を務めることになりました大野敬太郎でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
本分科会は、総務省所管、財務省所管、株式会社日本政策金融公庫、株式会社国際協力銀行、文部科学省所管及び防衛省所管について審査を行います。
なお、各省庁の審査に当たっては、その冒頭に決算概要説明、会計検査院の検査概要説明及び会計検査院の指摘に基づき講じた措置についての説明を聴取することといたします。
平成三十年度決算外二件及び令和元年度決算外二件中、総務省所管、財務省所管、株式会社日本政策金融公庫、株式会社国際協力銀行、文部科学省所管及び防衛省所管について審査を行います。
これより文部科学省所管について審査を行います。
まず、概要説明を聴取いたします。永岡文部科学大臣。
永
永岡桂子#2
○永岡国務大臣 平成三十年度文部科学省主管の一般会計歳入決算並びに文部科学省所管の一般会計歳出決算及び特別会計歳入歳出決算の概要を御説明申し上げます。
まず、文部科学省主管の一般会計の歳入決算につきましては、歳入予算額三百一億八千四百八十一万円余に対しまして、収納済歳入額は三百億二千一万円余であり、差引き一億六千四百七十九万円余の減少となっております。
次に、文部科学省所管の一般会計の歳出決算につきましては、歳出予算現額五兆九千七百八十七億一千百三十三万円余に対しまして、支出済歳出額は五兆六千三百五十四億五千五十万円余であり、その差額は三千四百三十二億六千八十二万円余となっております。
このうち、翌年度へ繰り越した額は二千八百七十五億七千二百四十二万円余で、不用額は五百五十六億八千八百三十九万円余となっております。
次に、文部科学省所管のエネルギー対策特別会計電源開発促進勘定の歳入歳出決算につきましては、収納済歳入額一千九十三億八千九百六万円余に対しまして、支出済歳出額は一千八十五億九千二百八十一万円余であり、その差額は七億九千六百二十四万円余となっております。
このうち、令和元年度予算に歳入計上した剰余金は四億八千百七十六万円余であり、これを除いた純剰余金は三億一千四百四十八万円余となっております。
次に、文部科学省所管の東日本大震災復興特別会計の歳入決算につきましては、歳入予算額十三億六千二百四十五万円余に対しまして、収納済歳入額は十三億三千二百八十万円余であり、差引き二千九百六十四万円余の減少となっております。
次に、文部科学省所管の東日本大震災復興特別会計の歳出決算につきましては、歳出予算現額三百九十一億七千五百三十万円余に対しまして、支出済歳出額は三百四十一億百三十五万円余であり、その差額は五十億七千三百九十四万円余となっております。
このうち、翌年度へ繰り越した額は二十七億四千八百六十一万円余で、不用額は二十三億二千五百三十三万円余となっております。
続きまして、令和元年度文部科学省主管の一般会計歳入決算並びに文部科学省所管の一般会計歳出決算及び特別会計歳入歳出決算の概要を御説明申し上げます。
まず、文部科学省主管の一般会計の歳入決算につきましては、歳入予算額三百九億四千八百七十五万円に対しまして、収納済歳入額は三百二十一億三千九百十三万円余であり、差引き十一億九千三十八万円余の増加となっております。
次に、文部科学省所管の一般会計の歳出決算につきましては、歳出予算現額六兆四千百三十六億九千七百七十二万円余に対しまして、支出済歳出額は五兆七千百九十七億四千六百七十四万円余であり、その差額は六千九百三十九億五千九十八万円余となっております。
このうち、翌年度へ繰り越した額は六千百三十二億八千九百九十五万円余で、不用額は八百六億六千百二万円余となっております。
次に、文部科学省所管のエネルギー対策特別会計電源開発促進勘定の歳入歳出決算につきましては、収納済歳入額一千九十八億九千八十六万円余に対しまして、支出済歳出額は一千九十億二千三百四万円余であり、その差額は八億六千七百八十二万円余となっております。
このうち、令和二年度予算に歳入計上した剰余金は三億一千四百四十八万円余であり、これを除いた純剰余金は五億五千三百三十四万円余となっております。
次に、文部科学省所管の東日本大震災復興特別会計の歳入決算につきましては、歳入予算額十四億四千八百八十万円余に対しまして、収納済歳入額は八億三百六十万円余であり、差引き六億四千五百十九万円余の減少となっております。
次に、文部科学省所管の東日本大震災復興特別会計の歳出決算につきましては、歳出予算現額三百十五億六千四百三十三万円余に対しまして、支出済歳出額は二百八十億一千五百二十四万円余であり、その差額は三十五億四千九百八万円余となっております。
このうち、翌年度へ繰り越した額は二十一億七千五十三万円余であり、不用額は十三億七千八百五十五万円余となっております。
以上、平成三十年度及び令和元年度の文部科学省所管の一般会計及び特別会計の決算につきまして、その概要を御説明申し上げました。
何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。
この発言だけを見る →まず、文部科学省主管の一般会計の歳入決算につきましては、歳入予算額三百一億八千四百八十一万円余に対しまして、収納済歳入額は三百億二千一万円余であり、差引き一億六千四百七十九万円余の減少となっております。
次に、文部科学省所管の一般会計の歳出決算につきましては、歳出予算現額五兆九千七百八十七億一千百三十三万円余に対しまして、支出済歳出額は五兆六千三百五十四億五千五十万円余であり、その差額は三千四百三十二億六千八十二万円余となっております。
このうち、翌年度へ繰り越した額は二千八百七十五億七千二百四十二万円余で、不用額は五百五十六億八千八百三十九万円余となっております。
次に、文部科学省所管のエネルギー対策特別会計電源開発促進勘定の歳入歳出決算につきましては、収納済歳入額一千九十三億八千九百六万円余に対しまして、支出済歳出額は一千八十五億九千二百八十一万円余であり、その差額は七億九千六百二十四万円余となっております。
このうち、令和元年度予算に歳入計上した剰余金は四億八千百七十六万円余であり、これを除いた純剰余金は三億一千四百四十八万円余となっております。
次に、文部科学省所管の東日本大震災復興特別会計の歳入決算につきましては、歳入予算額十三億六千二百四十五万円余に対しまして、収納済歳入額は十三億三千二百八十万円余であり、差引き二千九百六十四万円余の減少となっております。
次に、文部科学省所管の東日本大震災復興特別会計の歳出決算につきましては、歳出予算現額三百九十一億七千五百三十万円余に対しまして、支出済歳出額は三百四十一億百三十五万円余であり、その差額は五十億七千三百九十四万円余となっております。
このうち、翌年度へ繰り越した額は二十七億四千八百六十一万円余で、不用額は二十三億二千五百三十三万円余となっております。
続きまして、令和元年度文部科学省主管の一般会計歳入決算並びに文部科学省所管の一般会計歳出決算及び特別会計歳入歳出決算の概要を御説明申し上げます。
まず、文部科学省主管の一般会計の歳入決算につきましては、歳入予算額三百九億四千八百七十五万円に対しまして、収納済歳入額は三百二十一億三千九百十三万円余であり、差引き十一億九千三十八万円余の増加となっております。
次に、文部科学省所管の一般会計の歳出決算につきましては、歳出予算現額六兆四千百三十六億九千七百七十二万円余に対しまして、支出済歳出額は五兆七千百九十七億四千六百七十四万円余であり、その差額は六千九百三十九億五千九十八万円余となっております。
このうち、翌年度へ繰り越した額は六千百三十二億八千九百九十五万円余で、不用額は八百六億六千百二万円余となっております。
次に、文部科学省所管のエネルギー対策特別会計電源開発促進勘定の歳入歳出決算につきましては、収納済歳入額一千九十八億九千八十六万円余に対しまして、支出済歳出額は一千九十億二千三百四万円余であり、その差額は八億六千七百八十二万円余となっております。
このうち、令和二年度予算に歳入計上した剰余金は三億一千四百四十八万円余であり、これを除いた純剰余金は五億五千三百三十四万円余となっております。
次に、文部科学省所管の東日本大震災復興特別会計の歳入決算につきましては、歳入予算額十四億四千八百八十万円余に対しまして、収納済歳入額は八億三百六十万円余であり、差引き六億四千五百十九万円余の減少となっております。
次に、文部科学省所管の東日本大震災復興特別会計の歳出決算につきましては、歳出予算現額三百十五億六千四百三十三万円余に対しまして、支出済歳出額は二百八十億一千五百二十四万円余であり、その差額は三十五億四千九百八万円余となっております。
このうち、翌年度へ繰り越した額は二十一億七千五十三万円余であり、不用額は十三億七千八百五十五万円余となっております。
以上、平成三十年度及び令和元年度の文部科学省所管の一般会計及び特別会計の決算につきまして、その概要を御説明申し上げました。
何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。
大
片
片桐聡#4
○片桐会計検査院当局者 平成三十年度文部科学省の決算につきまして検査いたしました結果の概要を御説明いたします。
検査報告に掲記いたしましたものは、不当事項三十六件、意見を表示し又は処置を要求した事項一件及び本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項二件であります。
まず、不当事項について御説明いたします。
検査報告番号二一号から五六号までの三十六件は、補助事業の実施及び経理が不当なものであります。
次に、意見を表示し又は処置を要求した事項について御説明いたします。
これは、認定こども園等の施設整備事業の実施に関して適宜の処置を要求し及び是正改善の処置を求め、並びに改善の処置を要求したものであります。
次に、本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項について御説明いたします。
その一は、国立大学法人施設整備費補助金の交付額に関するもの、その二は、国立大学法人等の固定資産に係る減損額に関するものであり、これら二件について指摘したところ、それぞれ改善の処置が取られたものであります。
続きまして、令和元年度文部科学省の決算につきまして検査いたしました結果の概要を御説明いたします。
検査報告に掲記いたしましたものは、不当事項十九件及び本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項一件であります。
まず、不当事項について御説明いたします。
検査報告番号二三号から四一号までの十九件は、補助事業の実施及び経理が不当と認められるものであります。
このうち二三号から二七号までの五件は学校・家庭・地域連携協力推進事業費補助金が過大に交付されていたもの、二八号はへき地児童生徒援助費等補助金が過大に交付されていたもの、二九号は認定こども園施設整備交付金が過大に交付されていたもの、三〇号から三二号までの三件は私立高等学校等経常費助成費補助金が過大に交付されていたもの、三三号から三五号までの三件は学校施設環境改善交付金が過大に交付されていたもの、三六号は国宝重要文化財等保存整備費補助金により整備した木造建築物の設計が適切でなかったもの、三七号から四一号までの五件は義務教育費国庫負担金が過大に交付されていたものであります。
次に、本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項について御説明いたします。
これは、預かり保育補助金の交付額の算定の基礎となる一日平均実績時間及び一日平均実績担当者数の具体的な算出方法並びに補助対象園児の範囲を都道府県に対して具体的に示して周知徹底を図るとともに、都道府県に当該算出方法等に基づき交付額を算定したことなどを確認するためのチェックリストを作成させ、これを実績報告書とともに提出させることにより、補助事業が適切に実施されるよう改善させたものであります。
以上をもって概要の説明を終わります。
この発言だけを見る →検査報告に掲記いたしましたものは、不当事項三十六件、意見を表示し又は処置を要求した事項一件及び本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項二件であります。
まず、不当事項について御説明いたします。
検査報告番号二一号から五六号までの三十六件は、補助事業の実施及び経理が不当なものであります。
次に、意見を表示し又は処置を要求した事項について御説明いたします。
これは、認定こども園等の施設整備事業の実施に関して適宜の処置を要求し及び是正改善の処置を求め、並びに改善の処置を要求したものであります。
次に、本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項について御説明いたします。
その一は、国立大学法人施設整備費補助金の交付額に関するもの、その二は、国立大学法人等の固定資産に係る減損額に関するものであり、これら二件について指摘したところ、それぞれ改善の処置が取られたものであります。
続きまして、令和元年度文部科学省の決算につきまして検査いたしました結果の概要を御説明いたします。
検査報告に掲記いたしましたものは、不当事項十九件及び本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項一件であります。
まず、不当事項について御説明いたします。
検査報告番号二三号から四一号までの十九件は、補助事業の実施及び経理が不当と認められるものであります。
このうち二三号から二七号までの五件は学校・家庭・地域連携協力推進事業費補助金が過大に交付されていたもの、二八号はへき地児童生徒援助費等補助金が過大に交付されていたもの、二九号は認定こども園施設整備交付金が過大に交付されていたもの、三〇号から三二号までの三件は私立高等学校等経常費助成費補助金が過大に交付されていたもの、三三号から三五号までの三件は学校施設環境改善交付金が過大に交付されていたもの、三六号は国宝重要文化財等保存整備費補助金により整備した木造建築物の設計が適切でなかったもの、三七号から四一号までの五件は義務教育費国庫負担金が過大に交付されていたものであります。
次に、本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項について御説明いたします。
これは、預かり保育補助金の交付額の算定の基礎となる一日平均実績時間及び一日平均実績担当者数の具体的な算出方法並びに補助対象園児の範囲を都道府県に対して具体的に示して周知徹底を図るとともに、都道府県に当該算出方法等に基づき交付額を算定したことなどを確認するためのチェックリストを作成させ、これを実績報告書とともに提出させることにより、補助事業が適切に実施されるよう改善させたものであります。
以上をもって概要の説明を終わります。
大
永
永岡桂子#6
○永岡国務大臣 平成三十年度及び令和元年度予算の執行に当たりましては、予算の効率的な使用と経理事務の厳正な処理に努力したところでありますが、平成三十年度及び令和元年度決算検査報告において会計検査院から御指摘を受けましたことは、誠に遺憾に存じます。
御指摘を受けました事項につきましては、適切な措置を講ずるとともに、この種の事例の発生を未然に防止するため、より一層指導監督の徹底を図ったところであります。
この発言だけを見る →御指摘を受けました事項につきましては、適切な措置を講ずるとともに、この種の事例の発生を未然に防止するため、より一層指導監督の徹底を図ったところであります。
大
大野敬太郎#7
○大野主査 この際、お諮りいたします。
お手元に配付いたしております決算概要説明等のうち、ただいま説明を聴取した部分を除き、詳細な説明は、これを省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →お手元に配付いたしております決算概要説明等のうち、ただいま説明を聴取した部分を除き、詳細な説明は、これを省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
大
大
大
大
大島敦#11
○大島分科員 お願いいたします。大島です。
当分科会で、昨年は、研究開発費及び研究開発についての予算をしっかり増額してくれというお話をさせていただいています。
国の理化学研究所あるいは物質材料研究所、今回、経産委員会なんですけれども、脱炭素成長型経済構造への円滑な移行の推進に関する法律案、いわゆるGX法案、あるいは、脱炭素社会の実現に向けた電力供給体制の確立を図るための電気事業法等の一部を改正する法律案等を審議するに当たって、文科省の皆さんにお世話になりまして、昨年は量子科学技術研究開発機構の那珂研究所は二回ほど、そして六ケ所研究所は一月に訪問させていただいて、核融合炉について研究者の皆さんと意見交換をさせていただきました。また、日本原子力研究開発機構大洗研究所では、高温ガス炉及び高速炉「常陽」、研究開発について視察をさせていただいて、研究者の皆さんとここでも意見交換をさせていただきました。
私は、研究開発に当たっては高温ガス炉も高速炉も進めるべきだと考えておりまして、もちろん、審議する中で、やはり使用済核燃料については、自然に存在するウラン鉱石程度の放射線レベルまで下がるまでに十万年とか聞くと、結構これは大変なことだなと思いまして、文科省の研究の中だと、この十万年を八千年あるいは三百年まで低減する研究をされているやに伺っております。その点について、まず冒頭、何点か質問させてください。
これまでも、経済産業委員会では、先ほどの二法案、法律を審議するに当たって文科省から政府参考人として来ていただいておりまして、改めて、その点について、手短に御答弁をお願いします。
軽水炉の使用済燃料を直接処分した場合、どのくらいの期間で天然ウランと同程度の有害度になるかについての御説明をお願いします。
この発言だけを見る →当分科会で、昨年は、研究開発費及び研究開発についての予算をしっかり増額してくれというお話をさせていただいています。
国の理化学研究所あるいは物質材料研究所、今回、経産委員会なんですけれども、脱炭素成長型経済構造への円滑な移行の推進に関する法律案、いわゆるGX法案、あるいは、脱炭素社会の実現に向けた電力供給体制の確立を図るための電気事業法等の一部を改正する法律案等を審議するに当たって、文科省の皆さんにお世話になりまして、昨年は量子科学技術研究開発機構の那珂研究所は二回ほど、そして六ケ所研究所は一月に訪問させていただいて、核融合炉について研究者の皆さんと意見交換をさせていただきました。また、日本原子力研究開発機構大洗研究所では、高温ガス炉及び高速炉「常陽」、研究開発について視察をさせていただいて、研究者の皆さんとここでも意見交換をさせていただきました。
私は、研究開発に当たっては高温ガス炉も高速炉も進めるべきだと考えておりまして、もちろん、審議する中で、やはり使用済核燃料については、自然に存在するウラン鉱石程度の放射線レベルまで下がるまでに十万年とか聞くと、結構これは大変なことだなと思いまして、文科省の研究の中だと、この十万年を八千年あるいは三百年まで低減する研究をされているやに伺っております。その点について、まず冒頭、何点か質問させてください。
これまでも、経済産業委員会では、先ほどの二法案、法律を審議するに当たって文科省から政府参考人として来ていただいておりまして、改めて、その点について、手短に御答弁をお願いします。
軽水炉の使用済燃料を直接処分した場合、どのくらいの期間で天然ウランと同程度の有害度になるかについての御説明をお願いします。
千
千原由幸#12
○千原政府参考人 お答え申し上げます。
平成十七年に策定されました原子力政策大綱におきましては、各放射性核種の人体への影響で重みづけた指標であります潜在的有害度を算出しておりまして、この中では、軽水炉の使用済燃料を直接処分する場合、その潜在的有害度が天然ウランと同程度まで低減する期間については約十万年との試算がなされていると承知しております。
この発言だけを見る →平成十七年に策定されました原子力政策大綱におきましては、各放射性核種の人体への影響で重みづけた指標であります潜在的有害度を算出しておりまして、この中では、軽水炉の使用済燃料を直接処分する場合、その潜在的有害度が天然ウランと同程度まで低減する期間については約十万年との試算がなされていると承知しております。
大
大島敦#13
○大島分科員 続きまして、その十万年なんですけれども、軽水炉の使用済燃料を直接処分した場合、天然ウランと同程度の有害度になるまで十万年かかるとのことですけれども、どの物質が十万年に起因しているのか、御答弁をお願いします。
この発言だけを見る →千
千原由幸#14
○千原政府参考人 お答え申し上げます。
約十万年経過時の潜在的有害度の観点から申し上げれば、使用済燃料中のプルトニウム239が影響するところが最も大きいと承知しております。
この発言だけを見る →約十万年経過時の潜在的有害度の観点から申し上げれば、使用済燃料中のプルトニウム239が影響するところが最も大きいと承知しております。
大
大島敦#15
○大島分科員 私、一九八一年に鉄鋼会社に入ったときの一番最初の仕事が、高速増殖炉「常陽」とか「もんじゅ」に使われている核燃料棒を束ねるシームレスのステンレスの六角管の工程管理から新入社員教育を始めまして、四十年ぐらい前なんですけれども、当時から「常陽」とか「もんじゅ」というのが頭の中に残っておりまして。
この高速増殖炉、研究者の皆さんとお話しすると、ナトリウム冷却というのは結構難しいんですけれども、高速増殖炉の使用済核燃料が天然ウランの放射線量に減衰する期間を詳しく説明してほしいと思います。再処理してプルトニウムとウランを分離した後、例えばガラス固化体にしたとして、その放射線量の減衰について説明してください。
この発言だけを見る →この高速増殖炉、研究者の皆さんとお話しすると、ナトリウム冷却というのは結構難しいんですけれども、高速増殖炉の使用済核燃料が天然ウランの放射線量に減衰する期間を詳しく説明してほしいと思います。再処理してプルトニウムとウランを分離した後、例えばガラス固化体にしたとして、その放射線量の減衰について説明してください。
千
千原由幸#16
○千原政府参考人 お答え申し上げます。
軽水炉の使用済燃料は、先ほど御答弁させていただきましたとおり、直接処分する場合には約十万年と試算されているところでございますが、軽水炉再処理の場合は、使用済燃料から燃え残ったウランとプルトニウムを回収することによりまして、高レベル放射性廃棄物、ガラス固化体でございますけれども、の潜在的有害度が低減するまでの期間は約八千年と試算されてございます。
そして、先生御指摘の高速炉再処理の場合には、ウランとプルトニウムに加えましてマイナーアクチナイドを回収し、これらを燃料として高速炉で燃やすことを想定しておりまして、これらを取り除くことによって、高レベル放射性廃棄物、ガラス固化体の潜在的有害度が低減されるまでの期間は約三百年になるとの試算が出されております。
この発言だけを見る →軽水炉の使用済燃料は、先ほど御答弁させていただきましたとおり、直接処分する場合には約十万年と試算されているところでございますが、軽水炉再処理の場合は、使用済燃料から燃え残ったウランとプルトニウムを回収することによりまして、高レベル放射性廃棄物、ガラス固化体でございますけれども、の潜在的有害度が低減するまでの期間は約八千年と試算されてございます。
そして、先生御指摘の高速炉再処理の場合には、ウランとプルトニウムに加えましてマイナーアクチナイドを回収し、これらを燃料として高速炉で燃やすことを想定しておりまして、これらを取り除くことによって、高レベル放射性廃棄物、ガラス固化体の潜在的有害度が低減されるまでの期間は約三百年になるとの試算が出されております。
大
大島敦#17
○大島分科員 十万年という単位は結構長い期間で、十万年前の日本というのは大陸と地続きで、日本海が池になっているような十万年でして、ですから、地方自治体の皆さんに最終処分をもしもお願いするのであれば、十万年というよりも、八千年あるいは三百年ぐらいまで圧縮しないと、なかなか説明するのがハードルが高いのかなと思っています。
高速増殖炉の場合には三百年という話がありました。現在、試験研究炉も含めて、高速増殖炉が稼働している国はあるのか。稼働していれば、その状況についてお知らせください。
この発言だけを見る →高速増殖炉の場合には三百年という話がありました。現在、試験研究炉も含めて、高速増殖炉が稼働している国はあるのか。稼働していれば、その状況についてお知らせください。
千
千原由幸#18
○千原政府参考人 お答え申し上げます。
国際的な高速炉の運用状況につきましては、我が国の実験炉「常陽」に加えまして、ロシア、中国、インドでそれぞれ実験炉が一基ずつ運用されておりますほか、ロシアでは原型炉と実証炉が一基ずつ運用されているものと承知しております。
また、商用炉につきましては、国内外を含め運用された実績はありませんが、ロシア、中国及びインドにおいて計画中のものがあると承知しております。
この発言だけを見る →国際的な高速炉の運用状況につきましては、我が国の実験炉「常陽」に加えまして、ロシア、中国、インドでそれぞれ実験炉が一基ずつ運用されておりますほか、ロシアでは原型炉と実証炉が一基ずつ運用されているものと承知しております。
また、商用炉につきましては、国内外を含め運用された実績はありませんが、ロシア、中国及びインドにおいて計画中のものがあると承知しております。
大
大島敦#19
○大島分科員 局長、ありがとうございます。
高速増殖炉、ここで三百年まで圧縮するのは、まだ技術的なハードルは高いかと思います。
一つには、高速炉を用い、ガラス固化体にするということ、これも一月に六ケ所村の核燃サイクルも視察をさせていただいて、特に、硝酸で溶かした後、どうやって核種を分けていくのかというところが結構難しい技術なのかなと。まだ確立はしていないかと思います。
ですから、こういう技術もしっかり、核種を分ける、核の様々な核種があるそうですので、それを分けること、そして、分けた後に、文科省としては二つ、核種を分けるという技術開発と、もう一つは加速器を用いた核変換技術、ADSという技術を研究されていると聞いているんですけれども、その点について御説明できますでしょうか。
この発言だけを見る →高速増殖炉、ここで三百年まで圧縮するのは、まだ技術的なハードルは高いかと思います。
一つには、高速炉を用い、ガラス固化体にするということ、これも一月に六ケ所村の核燃サイクルも視察をさせていただいて、特に、硝酸で溶かした後、どうやって核種を分けていくのかというところが結構難しい技術なのかなと。まだ確立はしていないかと思います。
ですから、こういう技術もしっかり、核種を分ける、核の様々な核種があるそうですので、それを分けること、そして、分けた後に、文科省としては二つ、核種を分けるという技術開発と、もう一つは加速器を用いた核変換技術、ADSという技術を研究されていると聞いているんですけれども、その点について御説明できますでしょうか。
千
千原由幸#20
○千原政府参考人 お答え申し上げます。
第六次エネルギー基本計画におきまして、使用済燃料問題の解決に向けた取組の一つとして、放射性廃棄物の減容化、有害度低減のための研究開発を推進することとされております。
文部科学省といたしましては、科学技術・学術審議会原子力科学技術委員会の下の作業部会における審議を経まして、原子力機構の中長期目標の中に、国際的なネットワークを活用しつつ、高速炉や加速器駆動システム、ADSを用いた核変換技術の研究開発に取り組むこと、研究開発を通じ、将来の有望性の判断に資する成果を得ることなどを位置づけたところでありまして、原子力機構においてその要素技術の開発等が進められているところでございます。
この発言だけを見る →第六次エネルギー基本計画におきまして、使用済燃料問題の解決に向けた取組の一つとして、放射性廃棄物の減容化、有害度低減のための研究開発を推進することとされております。
文部科学省といたしましては、科学技術・学術審議会原子力科学技術委員会の下の作業部会における審議を経まして、原子力機構の中長期目標の中に、国際的なネットワークを活用しつつ、高速炉や加速器駆動システム、ADSを用いた核変換技術の研究開発に取り組むこと、研究開発を通じ、将来の有望性の判断に資する成果を得ることなどを位置づけたところでありまして、原子力機構においてその要素技術の開発等が進められているところでございます。
大
大島敦#21
○大島分科員 この加速器を用いた核変換技術は、私、注目をしておりまして、まだ実質動いているわけではなくてプランを練っている段階かと思うんですけれども、やはり今後、加速器を用いて中性子を核種に当てることによって、核種が二つぐらいに分かれて、三百年ぐらいまで期間が短くなるというお話を聞いておりまして、中性子を当てるということは、六ケ所村の先ほど申し上げました量子科学技術研究開発機構六ケ所研究所を視察すると、六ケ所では、スペインとイタリアと組んで、ブランケットの部材の開発のために、その素材に強い中性子を照射する実験を始めています。
この技術は、長寿命放射性核種に陽子ビームを照射することで有害度を低減する研究にも活用できそうだと素人的に思うんですけれども、理論的にはこういう考えでいいかどうか。
研究者の間ですと、核融合炉の研究者の皆さんは、余り核融合炉に関係ないところは持ち込まないでくれという意見も聞いているんですけれども、ただ、やはり三百年の技術を確立すると、今後の地球温暖化の枠組みの中で我が国がリードして国際的な標準と基準を作れるものですから、その点についてお話を伺わせてください。
この発言だけを見る →この技術は、長寿命放射性核種に陽子ビームを照射することで有害度を低減する研究にも活用できそうだと素人的に思うんですけれども、理論的にはこういう考えでいいかどうか。
研究者の間ですと、核融合炉の研究者の皆さんは、余り核融合炉に関係ないところは持ち込まないでくれという意見も聞いているんですけれども、ただ、やはり三百年の技術を確立すると、今後の地球温暖化の枠組みの中で我が国がリードして国際的な標準と基準を作れるものですから、その点についてお話を伺わせてください。
千
千原由幸#22
○千原政府参考人 お答え申し上げます。
先生御指摘のとおり、QST、量子機構六ケ所研究所国際核融合材料照射施設では、核融合炉材の中性子耐久性を調べるための中性子発生装置に必要な重陽子ビーム加速器の研究開発をヨーロッパと協力して行っており、その設計は、核融合の材料照射に適したものに設計をされております。
また、この要素技術は、御指摘のとおり、長寿命放射性核種の有害度を低減する研究にも応用可能でございますが、その研究装置に適した新しい設計が必要となると承知しております。
この発言だけを見る →先生御指摘のとおり、QST、量子機構六ケ所研究所国際核融合材料照射施設では、核融合炉材の中性子耐久性を調べるための中性子発生装置に必要な重陽子ビーム加速器の研究開発をヨーロッパと協力して行っており、その設計は、核融合の材料照射に適したものに設計をされております。
また、この要素技術は、御指摘のとおり、長寿命放射性核種の有害度を低減する研究にも応用可能でございますが、その研究装置に適した新しい設計が必要となると承知しております。
大
大島敦#23
○大島分科員 先ほどのADS、加速器を用いた核変換技術の確立までは、核融合炉も二〇四〇年、二〇五〇年と言われているので、結構長い時間がかかると思うんです。ただ、素人的に、様々な研究所を視察させていただくと、それぞれが連関性を持っておりまして、うまくこれが一つの方向、お互いに刺激し合うといい研究開発ができるかなと思っております。
それで、先ほどの「常陽」、「もんじゅ」のラッパー管という核燃料棒を包む六角形のシームレスのステンレスのパイプは、作るのが非常に難しくて、今作れる会社が一社あるかどうかについては、経産省の方にはしっかり、サプライチェーンはほかも含めてちゃんと見ておけ、見ておいてほしいということを頼んでありますので、その点はよかったなと思っております。
そして、大臣に伺いたいんですけれども、先ほど申し上げましたとおり、私が視察した施設、国の研究所で多くの研究者から伺ったことは相互に関連しており、相互に覚醒すれば技術革新が予想されると考えておりまして、廃炉、廃棄物処理、原子力発電の様々な方法について研究すべきと思いますが、いかがでしょうか。
この発言だけを見る →それで、先ほどの「常陽」、「もんじゅ」のラッパー管という核燃料棒を包む六角形のシームレスのステンレスのパイプは、作るのが非常に難しくて、今作れる会社が一社あるかどうかについては、経産省の方にはしっかり、サプライチェーンはほかも含めてちゃんと見ておけ、見ておいてほしいということを頼んでありますので、その点はよかったなと思っております。
そして、大臣に伺いたいんですけれども、先ほど申し上げましたとおり、私が視察した施設、国の研究所で多くの研究者から伺ったことは相互に関連しており、相互に覚醒すれば技術革新が予想されると考えておりまして、廃炉、廃棄物処理、原子力発電の様々な方法について研究すべきと思いますが、いかがでしょうか。
永
永岡桂子#24
○永岡国務大臣 大島委員にお答え申し上げます。
原子力というのは多くの分野の関係者が関与するものでございまして、その技術開発を推進するためには、やはり産学官の関係者が広く連携することが必要不可欠である、そういう認識をしております。
このため、文部科学省といたしましては、社会実装へ向けました重点的に取り組むべき領域について、産学官の知見を結集して取り組むチーム型の基礎基盤研究ですとか、また、福島第一原子力発電所の廃炉に向けた、東京電力等の現場ニーズを踏まえた産学官連携による研究開発など、横断的な取組を支援しているところでございます。
文部科学省といたしましては、これらの取組を引き続きまして支援をして、原子力分野の研究開発、技術開発を推進してまいりたいと思っております。
この発言だけを見る →原子力というのは多くの分野の関係者が関与するものでございまして、その技術開発を推進するためには、やはり産学官の関係者が広く連携することが必要不可欠である、そういう認識をしております。
このため、文部科学省といたしましては、社会実装へ向けました重点的に取り組むべき領域について、産学官の知見を結集して取り組むチーム型の基礎基盤研究ですとか、また、福島第一原子力発電所の廃炉に向けた、東京電力等の現場ニーズを踏まえた産学官連携による研究開発など、横断的な取組を支援しているところでございます。
文部科学省といたしましては、これらの取組を引き続きまして支援をして、原子力分野の研究開発、技術開発を推進してまいりたいと思っております。
大
大島敦#25
○大島分科員 原子力を推進するのについても、原子力を止めてしまえという世論も片やあるんですけれども、やはり原子力はしっかり研究開発を進めておかないと、私としては更なる技術革新ができないと思っていて、特に廃炉技術。そのためには、高温ガス炉についても、あるいは「常陽」、高速炉についても、結構息長く研究して成果が出ているものですから、是非、先ほどの核種を分ける技術についても、あるいは加速器を用いた核変換技術についても、一層の後押しをしていただくことをお願いします。
それで、核融合炉、ここも、六ケ所の研究所になぜ行ったかというと、おととしから私、非常に着目をしているのがNTTの光電融合の送信方法でして、ITERと六ケ所の研究所がNTTの光電融合の技術を使って膨大なデータのやり取りをするということを伺ったものですから、六ケ所の研究所も訪問させていただきました。
このITERの計画は、国際プロジェクトですから結構大変だと思っておりまして、各国がそれぞれの資金を出し合いながら動かしているプロジェクトなので、例えば、ITERの進捗がある程度見えてきた段階で、日本が先行して原型炉プロジェクトを開始してもいいのではないのかなと思うんですよ。これは、那珂では、JT60SAでしたか、局長、そこも二回か三回ほど見せていただいて。その次の閣議決定なり方向性が見えると、各エンジニアリング会社ごとに研究者を雇えるんです。
ですから、ITERの研究に貢献しながら、ある程度めどがついたら、日本で独自に実験炉なり実証炉なりをトライするということも必要かなと思うんですけれども、その点についての文科大臣のお考えを聞かせてください。
この発言だけを見る →それで、核融合炉、ここも、六ケ所の研究所になぜ行ったかというと、おととしから私、非常に着目をしているのがNTTの光電融合の送信方法でして、ITERと六ケ所の研究所がNTTの光電融合の技術を使って膨大なデータのやり取りをするということを伺ったものですから、六ケ所の研究所も訪問させていただきました。
このITERの計画は、国際プロジェクトですから結構大変だと思っておりまして、各国がそれぞれの資金を出し合いながら動かしているプロジェクトなので、例えば、ITERの進捗がある程度見えてきた段階で、日本が先行して原型炉プロジェクトを開始してもいいのではないのかなと思うんですよ。これは、那珂では、JT60SAでしたか、局長、そこも二回か三回ほど見せていただいて。その次の閣議決定なり方向性が見えると、各エンジニアリング会社ごとに研究者を雇えるんです。
ですから、ITERの研究に貢献しながら、ある程度めどがついたら、日本で独自に実験炉なり実証炉なりをトライするということも必要かなと思うんですけれども、その点についての文科大臣のお考えを聞かせてください。
永
永岡桂子#26
○永岡国務大臣 ITERは、ITER計画というのが、やはり核融合の実験炉に係ります国際プロジェクトであるということでございます。また、近年、世界各国で核融合発電の実現に向けた取組が加速をしておりまして、我が国といたしましても、研究開発を戦略的に推進していく必要がある、そう考えております。
ITER計画は、今申し上げましたように、やはり国際プロジェクトならではの困難がございますけれども、本計画の参画を通じまして核融合エネルギーの科学的、技術的実現性を認識いたしまして、原型炉への移行判断を行うことはまた大変重要と思っております。
このため、文部科学省といたしましては、ITER計画等のプロジェクトを強力に推進するとともに、平成二十七年より、産学共同して、核融合の原型炉実現に向けた概念設計や研究開発を行ってきたところでございます。
四月に統合イノベーション戦略推進会議で決定されましたフュージョンエネルギー・イノベーション戦略も踏まえまして、核融合の研究開発を加速して、原型炉の早期実現、これをしっかり目指してまいります。
この発言だけを見る →ITER計画は、今申し上げましたように、やはり国際プロジェクトならではの困難がございますけれども、本計画の参画を通じまして核融合エネルギーの科学的、技術的実現性を認識いたしまして、原型炉への移行判断を行うことはまた大変重要と思っております。
このため、文部科学省といたしましては、ITER計画等のプロジェクトを強力に推進するとともに、平成二十七年より、産学共同して、核融合の原型炉実現に向けた概念設計や研究開発を行ってきたところでございます。
四月に統合イノベーション戦略推進会議で決定されましたフュージョンエネルギー・イノベーション戦略も踏まえまして、核融合の研究開発を加速して、原型炉の早期実現、これをしっかり目指してまいります。
大
大島敦#27
○大島分科員 御答弁ありがとうございます。
私はこう考えていまして、私たち政治の、政策の自由度は、国の経済力によると思っています。私たちのつくる政策の自由度は国の経済力によっていて、国の経済力は、その国が持っている科学技術の創造性を超えては私は発展しないと思っているんです。
これまで、理化学研究所、和光あるいは横浜、あるいはSPring8、ここ十年ぐらいの間に様々訪問させていただいて、研究者の方は一言も弱音は吐きません。予算が欲しいとも言いません。ただ、見ていると本当にかわいそうな感じがします。もう少し研究者の処遇を上げてあげないと、なかなか外国からも研究者が日本に集わないですし、理化学研究所みたいに学際的なところは、お互いに刺激し合いながら、次の研究テーマだと思うんです。
それで、文科省ではないんですけれども、内閣府が所管している沖縄大学院大学について、研究実績が上がっているという話と、あと、理事長の給与、具体的に幾らかというのはちょっと品がないから、そういう質問はしなくて、大体こんな程度ですよという御答弁をお願いします。
この発言だけを見る →私はこう考えていまして、私たち政治の、政策の自由度は、国の経済力によると思っています。私たちのつくる政策の自由度は国の経済力によっていて、国の経済力は、その国が持っている科学技術の創造性を超えては私は発展しないと思っているんです。
これまで、理化学研究所、和光あるいは横浜、あるいはSPring8、ここ十年ぐらいの間に様々訪問させていただいて、研究者の方は一言も弱音は吐きません。予算が欲しいとも言いません。ただ、見ていると本当にかわいそうな感じがします。もう少し研究者の処遇を上げてあげないと、なかなか外国からも研究者が日本に集わないですし、理化学研究所みたいに学際的なところは、お互いに刺激し合いながら、次の研究テーマだと思うんです。
それで、文科省ではないんですけれども、内閣府が所管している沖縄大学院大学について、研究実績が上がっているという話と、あと、理事長の給与、具体的に幾らかというのはちょっと品がないから、そういう質問はしなくて、大体こんな程度ですよという御答弁をお願いします。
望
望月明雄#28
○望月(明)政府参考人 答弁申し上げます。
まず、沖縄科学技術大学、OISTでございますけれども、こちらの方の研究実績でございますが、質の高い論文数割合のランキング、こちらにおきまして日本の研究機関でトップ、世界の中では第九位というふうな評価を得ております。また、昨年、スバンテ・ペーボ教授がノーベル生理学・医学賞を受賞したというふうなところでございます。
また、給与水準につきましては、国際的な処遇ということも、水準も考えまして、七千万から大体六千万くらいの、そういう形で処遇させていただいておりまして、それを大学の方でしっかりと実績を見ながら判断できるようにしているというところでございます。
この発言だけを見る →まず、沖縄科学技術大学、OISTでございますけれども、こちらの方の研究実績でございますが、質の高い論文数割合のランキング、こちらにおきまして日本の研究機関でトップ、世界の中では第九位というふうな評価を得ております。また、昨年、スバンテ・ペーボ教授がノーベル生理学・医学賞を受賞したというふうなところでございます。
また、給与水準につきましては、国際的な処遇ということも、水準も考えまして、七千万から大体六千万くらいの、そういう形で処遇させていただいておりまして、それを大学の方でしっかりと実績を見ながら判断できるようにしているというところでございます。
大
大島敦#29
○大島分科員 沖縄大学院大学は、二〇〇九年、担当の副大臣をさせていただいていて、その前に文科大臣であった有馬朗人先生から、沖縄大学院大学はしっかり頼むよと言われていたものですから。
有馬朗人先生が考えていらっしゃったのは、やはり世界中から、ノーベル賞を受賞された方、あるいは受賞されるぐらいすばらしい研究成果がある方を学長としてお招きをして、自由に研究開発をさせてあげたいということで、私、副大臣のときに先ほどの給与の件を頼まれまして、何か上限を外したいと言われたものですから、いいよと。渋い民主党政権だけれども、大島はいいよと言いまして、それで今、学長の給与、世界中からすばらしい方を御招聘いただければ、それは集う研究者もある程度、研究者もすばらしくなって、そして、縛りなく予算が使えると、いい研究成果が出るかなと思っておりまして。
ですから、私、理化学研究所なり物質材料研究所、先ほどの原子力研究開発機構及び量子科学技術研究開発機構等の理事長は、今までだと事務次官縛りがあると思うんですよ、事務次官の給与よりも、同じくらいか若干下じゃないといけないという縛りがあって。やはり今後は、独立行政法人については、ジョブサイズに応じて給与を払う時代に。JAXAもそうですよね。あれだけ巨大な機関が、なかなか、民間から来ると給与ががくっと下がってしまって、理事長職を、国のためにという尊い気持ちで皆さん行っていて、その気持ちも大切だと思う。
ですから、たくさん上げろというわけじゃないんですけれども、研究開発をされている理事長の職務、あるいは研究開発している人たちの処遇、そして、外国から来るときも、前に聞いたのは、派遣労働と同じように一年更新なので、五年間コミットメントできないから外国からの研究者がいらっしゃれないとか、なかなか、処遇の問題が国際標準に追いついていないかもしれないんです。
ですから、文科大臣、これから概算要求の要望の時期ですから、よく研究開発の部局に聞いていただいて、他国の。今、多分、後押しする世論があると思うんですよ。ここまで日本の研究開発力が衰退をしていて、私、十年ぐらいかかると思うんです、産業界出身なので。本当に衰退していますから。ですから、ここでしっかりと予算を、国の研究所の皆さんに。
この予算は生きる予算でして、例えば、先ほどのSPring8、これは兵庫県まで、大分前ですけれども視察させていただいたときに、当時は、世界で一番微細なものが見える巨大な顕微鏡でして、それを使って様々な民間企業の技術革新ができています。ですから、国のやるべき仕事は、ベンチャー投資ではなくて、やはり民間が持てない計測装置をしっかり持つとか、あるいは三十年後とか二十年後を見据えた長期間の運営費交付金をしっかり大学、研究所に交付するとか、一回大きくかじを切るべきだなと思っているんです、国は。
でも、成果が出るまでに十年はかかります、ミニマム。非常に厳しいです、これから。やはり日本の産業界も、合理化しかしなかったものですから。合理化しかしなかったので、中央研究所が、昔は中央研究所の所長は常務で入っていたのが、もう平取にも入らなくなって、そのうち合理化されちゃって。ですから、ポスドクが余るのは当たり前なんです、民間が採らないから。
だから、やはり研究開発を国として主導していくことが必要かなと思うものですから、まずは、我が国の研究力向上のためにも、国立研究開発法人の、報酬を上げろというのはちょっと露骨なので、理事長の報酬、様々な処遇の見直しをしながら、皆さんが好きなだけ研究できるような環境を整えていただきたいなと思うんですけれども、文科大臣の御所見をお願いします。
この発言だけを見る →有馬朗人先生が考えていらっしゃったのは、やはり世界中から、ノーベル賞を受賞された方、あるいは受賞されるぐらいすばらしい研究成果がある方を学長としてお招きをして、自由に研究開発をさせてあげたいということで、私、副大臣のときに先ほどの給与の件を頼まれまして、何か上限を外したいと言われたものですから、いいよと。渋い民主党政権だけれども、大島はいいよと言いまして、それで今、学長の給与、世界中からすばらしい方を御招聘いただければ、それは集う研究者もある程度、研究者もすばらしくなって、そして、縛りなく予算が使えると、いい研究成果が出るかなと思っておりまして。
ですから、私、理化学研究所なり物質材料研究所、先ほどの原子力研究開発機構及び量子科学技術研究開発機構等の理事長は、今までだと事務次官縛りがあると思うんですよ、事務次官の給与よりも、同じくらいか若干下じゃないといけないという縛りがあって。やはり今後は、独立行政法人については、ジョブサイズに応じて給与を払う時代に。JAXAもそうですよね。あれだけ巨大な機関が、なかなか、民間から来ると給与ががくっと下がってしまって、理事長職を、国のためにという尊い気持ちで皆さん行っていて、その気持ちも大切だと思う。
ですから、たくさん上げろというわけじゃないんですけれども、研究開発をされている理事長の職務、あるいは研究開発している人たちの処遇、そして、外国から来るときも、前に聞いたのは、派遣労働と同じように一年更新なので、五年間コミットメントできないから外国からの研究者がいらっしゃれないとか、なかなか、処遇の問題が国際標準に追いついていないかもしれないんです。
ですから、文科大臣、これから概算要求の要望の時期ですから、よく研究開発の部局に聞いていただいて、他国の。今、多分、後押しする世論があると思うんですよ。ここまで日本の研究開発力が衰退をしていて、私、十年ぐらいかかると思うんです、産業界出身なので。本当に衰退していますから。ですから、ここでしっかりと予算を、国の研究所の皆さんに。
この予算は生きる予算でして、例えば、先ほどのSPring8、これは兵庫県まで、大分前ですけれども視察させていただいたときに、当時は、世界で一番微細なものが見える巨大な顕微鏡でして、それを使って様々な民間企業の技術革新ができています。ですから、国のやるべき仕事は、ベンチャー投資ではなくて、やはり民間が持てない計測装置をしっかり持つとか、あるいは三十年後とか二十年後を見据えた長期間の運営費交付金をしっかり大学、研究所に交付するとか、一回大きくかじを切るべきだなと思っているんです、国は。
でも、成果が出るまでに十年はかかります、ミニマム。非常に厳しいです、これから。やはり日本の産業界も、合理化しかしなかったものですから。合理化しかしなかったので、中央研究所が、昔は中央研究所の所長は常務で入っていたのが、もう平取にも入らなくなって、そのうち合理化されちゃって。ですから、ポスドクが余るのは当たり前なんです、民間が採らないから。
だから、やはり研究開発を国として主導していくことが必要かなと思うものですから、まずは、我が国の研究力向上のためにも、国立研究開発法人の、報酬を上げろというのはちょっと露骨なので、理事長の報酬、様々な処遇の見直しをしながら、皆さんが好きなだけ研究できるような環境を整えていただきたいなと思うんですけれども、文科大臣の御所見をお願いします。