経済産業委員会
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会
会議録情報#0
平成十三年三月二十七日(火曜日)
午前十時開会
─────────────
委員の異動
三月二十三日
辞任 補欠選任
市田 忠義君 西山登紀子君
─────────────
出席者は左のとおり。
委員長 加藤 紀文君
理 事
畑 恵君
保坂 三蔵君
山下 善彦君
足立 良平君
西山登紀子君
委 員
加納 時男君
倉田 寛之君
陣内 孝雄君
松田 岩夫君
吉村剛太郎君
直嶋 正行君
本田 良一君
藁科 滿治君
荒木 清寛君
海野 義孝君
山下 芳生君
梶原 敬義君
水野 誠一君
渡辺 秀央君
国務大臣
経済産業大臣 平沼 赳夫君
副大臣
厚生労働副大臣 増田 敏男君
経済産業副大臣 中山 成彬君
経済産業副大臣 松田 岩夫君
大臣政務官
経済産業大臣政
務官 竹本 直一君
政府特別補佐人
公正取引委員会
委員長 根來 泰周君
事務局側
常任委員会専門
員 塩入 武三君
政府参考人
内閣府政策統括
官 岩田 一政君
金融庁監督局長 高木 祥吉君
経済産業大臣官
房商務流通審議
官 杉山 秀二君
経済産業大臣官
房審議官 斉藤 浩君
経済産業省産業
技術環境局長 日下 一正君
経済産業省商務
情報政策局長 太田信一郎君
資源エネルギー
庁長官 河野 博文君
特許庁長官 及川 耕造君
中小企業庁長官 中村 利雄君
国土交通大臣官
房技術審議官 佐藤 信秋君
─────────────
本日の会議に付した案件
○理事補欠選任の件
○政府参考人の出席要求に関する件
○経済、産業、貿易及び公正取引等に関する調査
(経済産業行政の基本施策に関する件)
(公正取引委員会の業務に関する件)
─────────────
この発言だけを見る →午前十時開会
─────────────
委員の異動
三月二十三日
辞任 補欠選任
市田 忠義君 西山登紀子君
─────────────
出席者は左のとおり。
委員長 加藤 紀文君
理 事
畑 恵君
保坂 三蔵君
山下 善彦君
足立 良平君
西山登紀子君
委 員
加納 時男君
倉田 寛之君
陣内 孝雄君
松田 岩夫君
吉村剛太郎君
直嶋 正行君
本田 良一君
藁科 滿治君
荒木 清寛君
海野 義孝君
山下 芳生君
梶原 敬義君
水野 誠一君
渡辺 秀央君
国務大臣
経済産業大臣 平沼 赳夫君
副大臣
厚生労働副大臣 増田 敏男君
経済産業副大臣 中山 成彬君
経済産業副大臣 松田 岩夫君
大臣政務官
経済産業大臣政
務官 竹本 直一君
政府特別補佐人
公正取引委員会
委員長 根來 泰周君
事務局側
常任委員会専門
員 塩入 武三君
政府参考人
内閣府政策統括
官 岩田 一政君
金融庁監督局長 高木 祥吉君
経済産業大臣官
房商務流通審議
官 杉山 秀二君
経済産業大臣官
房審議官 斉藤 浩君
経済産業省産業
技術環境局長 日下 一正君
経済産業省商務
情報政策局長 太田信一郎君
資源エネルギー
庁長官 河野 博文君
特許庁長官 及川 耕造君
中小企業庁長官 中村 利雄君
国土交通大臣官
房技術審議官 佐藤 信秋君
─────────────
本日の会議に付した案件
○理事補欠選任の件
○政府参考人の出席要求に関する件
○経済、産業、貿易及び公正取引等に関する調査
(経済産業行政の基本施策に関する件)
(公正取引委員会の業務に関する件)
─────────────
加
加藤紀文#1
○委員長(加藤紀文君) ただいまから経済産業委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る二十三日、市田忠義君が委員を辞任され、その補欠として西山登紀子君が選任されました。
─────────────
この発言だけを見る →委員の異動について御報告いたします。
去る二十三日、市田忠義君が委員を辞任され、その補欠として西山登紀子君が選任されました。
─────────────
加
加藤紀文#2
○委員長(加藤紀文君) 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
加
加
加藤紀文#4
○委員長(加藤紀文君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
経済、産業、貿易及び公正取引等に関する調査のため、本日の委員会に内閣府政策統括官岩田一政君、金融庁監督局長高木祥吉君、経済産業大臣官房商務流通審議官杉山秀二君、経済産業大臣官房審議官斉藤浩君、経済産業省産業技術環境局長日下一正君、経済産業省商務情報政策局長太田信一郎君、資源エネルギー庁長官河野博文君、特許庁長官及川耕造君、中小企業庁長官中村利雄君及び国土交通大臣官房技術審議官佐藤信秋君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
加
加
加藤紀文#6
○委員長(加藤紀文君) 経済、産業、貿易及び公正取引等に関する調査を議題とし、経済産業行政の基本施策に関する件及び公正取引委員会の業務に関する件について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
この発言だけを見る →質疑のある方は順次御発言願います。
畑
畑恵#7
○畑恵君 おはようございます。自由民主党の畑恵でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
先日、大臣から所信の方を拝聴いたしまして、さまざまな基本施策、列挙されておりましたけれども、中でもやはりITを強力なエンジンとして、多少息切れぎみの日本経済を何としても再生させたいというそうした強い大臣の思い、意気込みというのが伝わってまいりました。
そこで、本日はそのIT関連施策の一つとして行われましたある政府広報について伺ってまいりたいと思います。質問をさせていただきたい案件ですが、経済産業省が所管します財団法人日本情報処理開発協会がクライアントとして掲載しました本年の二月二十四日付の電子署名及び認証業務に関する法律、こちらで通させていただいた、つくった法律でございますけれども、これについての政府広報でございます。
その政府広報でございますけれども、全国の日経新聞と朝日新聞に掲載されたわけですが、当初、私が伺っております範囲では、これは日経新聞でございますけれども、日経新聞も朝日新聞も、新聞の一面の下段三分の一、これをそれぞれ使って若干のポンチ絵と、そして電子署名・認証に関する説明というのをお書きになって、通常のこういう広報の形で出されるはずだった。これが日経新聞でございますけれども。(資料を示す)ちなみに、朝日新聞のこれは広島版、同じような形でございます。北海道版も同じでございます。しつこいようでございますが、名古屋版、近畿、そしてこれ西部本社版、これも朝日新聞。ということで、これは全部同じ体裁なんですけれども、どういうわけか東京本社版というものだけが何と全面広告、こういう形をとっておられました。
そこで、ここにたった一人写っている、足など組んで格好いいですけれども、この方が、何と来る参院選において東京都より立候補する、民主党から公認をことし一月二十日にもう受けている、そういう人物であったと。
事実関係だけを申し上げますと、この財団は公費を使って特定の政党の公認候補者の宣伝をしてあげてしまったという、事実としてはそうなってしまうわけですけれども、この財団を所管なさる責任者でいらっしゃる大臣に、この政府広報についてどのように認識していらっしゃるか、まず伺いたいと思います。
この発言だけを見る →先日、大臣から所信の方を拝聴いたしまして、さまざまな基本施策、列挙されておりましたけれども、中でもやはりITを強力なエンジンとして、多少息切れぎみの日本経済を何としても再生させたいというそうした強い大臣の思い、意気込みというのが伝わってまいりました。
そこで、本日はそのIT関連施策の一つとして行われましたある政府広報について伺ってまいりたいと思います。質問をさせていただきたい案件ですが、経済産業省が所管します財団法人日本情報処理開発協会がクライアントとして掲載しました本年の二月二十四日付の電子署名及び認証業務に関する法律、こちらで通させていただいた、つくった法律でございますけれども、これについての政府広報でございます。
その政府広報でございますけれども、全国の日経新聞と朝日新聞に掲載されたわけですが、当初、私が伺っております範囲では、これは日経新聞でございますけれども、日経新聞も朝日新聞も、新聞の一面の下段三分の一、これをそれぞれ使って若干のポンチ絵と、そして電子署名・認証に関する説明というのをお書きになって、通常のこういう広報の形で出されるはずだった。これが日経新聞でございますけれども。(資料を示す)ちなみに、朝日新聞のこれは広島版、同じような形でございます。北海道版も同じでございます。しつこいようでございますが、名古屋版、近畿、そしてこれ西部本社版、これも朝日新聞。ということで、これは全部同じ体裁なんですけれども、どういうわけか東京本社版というものだけが何と全面広告、こういう形をとっておられました。
そこで、ここにたった一人写っている、足など組んで格好いいですけれども、この方が、何と来る参院選において東京都より立候補する、民主党から公認をことし一月二十日にもう受けている、そういう人物であったと。
事実関係だけを申し上げますと、この財団は公費を使って特定の政党の公認候補者の宣伝をしてあげてしまったという、事実としてはそうなってしまうわけですけれども、この財団を所管なさる責任者でいらっしゃる大臣に、この政府広報についてどのように認識していらっしゃるか、まず伺いたいと思います。
平
平沼赳夫#8
○国務大臣(平沼赳夫君) 御指摘の広告につきまして、特定の者の政治活動を支援するものではないか、このような疑念を招く結果となったことにつきましては、私といたしましても大変困惑をしているところでございます。
また、当省においても財団においても、広告に起用する人選について入念なチェックを行わなかった、そういう点についても極めて遺憾であると、こう思っておりまして、私としては本当に残念なことだと、このように思っております。
この発言だけを見る →また、当省においても財団においても、広告に起用する人選について入念なチェックを行わなかった、そういう点についても極めて遺憾であると、こう思っておりまして、私としては本当に残念なことだと、このように思っております。
畑
畑恵#9
○畑恵君 今大臣から、困惑をしている、そしてチェック体制が甘かったことについては遺憾という思いが述べられましたけれども、私自身も実はこの仕事の前にニュースキャスターという仕事をしておりましたので、政府広報のお仕事というのは各省庁の方々と随分させていただきました。
その中で、政府広報の仕事に携わるときに、広告代理店ですとかあと出演者側、依頼を受ける側ですね、そしてクライアント、それぞれの関係者が一番気を使うのが不偏不党ということであります。企業CMももちろんある程度同様の条件というのは課せられるんですけれども、政府広報になった場合にはその出演者が不偏不党であるかどうかというのはイロハのイ、大前提条件としてチェックをされます。私自身もそうでありました。これに少しでも抵触する可能性がある人物というのは、その出演者の選択段階で一番最初にオミットされます。例えば私の場合は、私だけではないですけれども、どうもあの人間は次の選挙に出そうだとか、だれだれさんから声がかかったらしいというぐらいでも、どこかに報じられますとそれがあだになって、事実でなくてもなかなかそのオーディションを通りにくいということにもなりまして、それだけ政府広報では不偏不党というのはもう第一条件になっている。もう業界のこれは常識中の常識でございます。
にもかかわらず、この二月二十四日付の朝日新聞東京本社版の政府広報に民主党の候補者Aさんが起用されたということは、私自身は実に不可解。私もいろいろ広告代理店の友人とかおりますのでもういろんな方に聞きましたけれども、信じられないという言葉がだれからも出ておりました。
この候補者は経済産業省のOBであったということでございますけれども、そもそもこのAさんをだれが起用しようと言い出して、どのような経緯で決定に至ったのか、少し詳細を教えていただけますでしょうか。
この発言だけを見る →その中で、政府広報の仕事に携わるときに、広告代理店ですとかあと出演者側、依頼を受ける側ですね、そしてクライアント、それぞれの関係者が一番気を使うのが不偏不党ということであります。企業CMももちろんある程度同様の条件というのは課せられるんですけれども、政府広報になった場合にはその出演者が不偏不党であるかどうかというのはイロハのイ、大前提条件としてチェックをされます。私自身もそうでありました。これに少しでも抵触する可能性がある人物というのは、その出演者の選択段階で一番最初にオミットされます。例えば私の場合は、私だけではないですけれども、どうもあの人間は次の選挙に出そうだとか、だれだれさんから声がかかったらしいというぐらいでも、どこかに報じられますとそれがあだになって、事実でなくてもなかなかそのオーディションを通りにくいということにもなりまして、それだけ政府広報では不偏不党というのはもう第一条件になっている。もう業界のこれは常識中の常識でございます。
にもかかわらず、この二月二十四日付の朝日新聞東京本社版の政府広報に民主党の候補者Aさんが起用されたということは、私自身は実に不可解。私もいろいろ広告代理店の友人とかおりますのでもういろんな方に聞きましたけれども、信じられないという言葉がだれからも出ておりました。
この候補者は経済産業省のOBであったということでございますけれども、そもそもこのAさんをだれが起用しようと言い出して、どのような経緯で決定に至ったのか、少し詳細を教えていただけますでしょうか。
太
太田信一郎#10
○政府参考人(太田信一郎君) お答えいたします。
財団法人日本情報処理開発協会によれば、二月二日に朝日新聞、これは東京本社の広告局から、財団の広告代理店である日経広告を通じまして、全国版下三分の一ページ分の広告掲載を千二百万円で受けます、それから東京本社版についてはこの上の三分の二ページ分について有識者インタビューを追加する、そしてこの追加分については千二百万円の枠内でサービスするとの申し出がございまして、財団がこれを了承したと承知しております。その上で、二月七日、朝日新聞から日経広告に対し、インタビューの相手方としてA氏の提案があったと聞いております。その提案に対して財団担当者は、インタビュー記事は朝日新聞が制作するとの認識のもと、これを了解したということでございます。
なお、以上の一連の過程で経済産業省は一切の連絡を受けておらないところでございます。
この発言だけを見る →財団法人日本情報処理開発協会によれば、二月二日に朝日新聞、これは東京本社の広告局から、財団の広告代理店である日経広告を通じまして、全国版下三分の一ページ分の広告掲載を千二百万円で受けます、それから東京本社版についてはこの上の三分の二ページ分について有識者インタビューを追加する、そしてこの追加分については千二百万円の枠内でサービスするとの申し出がございまして、財団がこれを了承したと承知しております。その上で、二月七日、朝日新聞から日経広告に対し、インタビューの相手方としてA氏の提案があったと聞いております。その提案に対して財団担当者は、インタビュー記事は朝日新聞が制作するとの認識のもと、これを了解したということでございます。
なお、以上の一連の過程で経済産業省は一切の連絡を受けておらないところでございます。
畑
畑恵#11
○畑恵君 今のお話というのは、新聞社側の方からサービスするということだというお話がございますけれども、不偏不党ということに抵触するというのも不思議だったんですけれども、もう一つ私大きな疑問がございまして、広告の出演者を選ぶ場合というのは、最も基本的な条件はやっぱりだれもがその人物の顔や名前をよく知っているというのが、もう当然のことですけれども条件でございますよね。
電子署名・認証というのは、私どもはこうやって審議をしていますので皆さんよく理解していますけれども、一般の方々には耳なじみがない、暗号なんて出てくるとわかりにくいと。じゃ、だれか見知った名前や顔の方が説明するという形にしてアイキャッチをしてこの記事を読んでもらいましょうということで、もしだれか人物を登場させるのであれば、そういう理由で記事をつくるわけですけれども、このAさんという方が果たしてどうだったかと。経済産業省ですとか一部の専門家の方々の間では確かにITに詳しい人物として認知を得ている方だと思います。
ただ、少なくとも、一般の人々にその名前や顔がどれだけ知られているかということになりますと、これはまだほとんど知名度のない方で、なぜ、こうした人物をわざわざ政府広報の出演者として、しかも全面広告にただ一人顔写真入りで出したかということになったのかが、これまた非常に不思議なんでございます。若干繰り返しになるかもしれないんですけれども、そういう人物をわざわざ起用するということを言われたときにどういうやりとりがあって、最後のところで連絡がございませんでしたというところで先ほど終わりましたけれども、どの点までチェックがあって、決定のときにどこの範囲で最終的に、ではこの人にしようという決定が下されたのか、もう一度伺えますでしょうか。
この発言だけを見る →電子署名・認証というのは、私どもはこうやって審議をしていますので皆さんよく理解していますけれども、一般の方々には耳なじみがない、暗号なんて出てくるとわかりにくいと。じゃ、だれか見知った名前や顔の方が説明するという形にしてアイキャッチをしてこの記事を読んでもらいましょうということで、もしだれか人物を登場させるのであれば、そういう理由で記事をつくるわけですけれども、このAさんという方が果たしてどうだったかと。経済産業省ですとか一部の専門家の方々の間では確かにITに詳しい人物として認知を得ている方だと思います。
ただ、少なくとも、一般の人々にその名前や顔がどれだけ知られているかということになりますと、これはまだほとんど知名度のない方で、なぜ、こうした人物をわざわざ政府広報の出演者として、しかも全面広告にただ一人顔写真入りで出したかということになったのかが、これまた非常に不思議なんでございます。若干繰り返しになるかもしれないんですけれども、そういう人物をわざわざ起用するということを言われたときにどういうやりとりがあって、最後のところで連絡がございませんでしたというところで先ほど終わりましたけれども、どの点までチェックがあって、決定のときにどこの範囲で最終的に、ではこの人にしようという決定が下されたのか、もう一度伺えますでしょうか。
太
太田信一郎#12
○政府参考人(太田信一郎君) お答えいたします。
財団法人日本情報処理開発協会が朝日新聞から広告記事が出た後に聞いたところによれば、朝日新聞がA氏を推薦した理由は、同氏がITに詳しく、また昨年七月に朝日新聞に掲載された教育の情報化の広告で起用した実績があり、また週刊朝日における連載、「朝まで生テレビ」への出演など朝日とのつき合いも多いということであったと聞いております。
それから、どういう形でチェックをされたかということでございますが、先ほど申しましたように、二月七日に朝日新聞の方がインタビューの相手方としてA氏を推薦してきて、財団の方としては、朝日新聞が責任を持ってその部分についていわゆる記事体広告をつくるということでございましたので、了解をして、最終的にA氏のプロフィールが出てきたのが二月二十日ということで、この段階で財団それから私ども担当の部局の者がネガティブチェックをいたしましたが、大変遺憾なことに、A氏が特定政党の公認の候補者であることをいずれも知らなかったためにこういう事態になったということでございます。
この発言だけを見る →財団法人日本情報処理開発協会が朝日新聞から広告記事が出た後に聞いたところによれば、朝日新聞がA氏を推薦した理由は、同氏がITに詳しく、また昨年七月に朝日新聞に掲載された教育の情報化の広告で起用した実績があり、また週刊朝日における連載、「朝まで生テレビ」への出演など朝日とのつき合いも多いということであったと聞いております。
それから、どういう形でチェックをされたかということでございますが、先ほど申しましたように、二月七日に朝日新聞の方がインタビューの相手方としてA氏を推薦してきて、財団の方としては、朝日新聞が責任を持ってその部分についていわゆる記事体広告をつくるということでございましたので、了解をして、最終的にA氏のプロフィールが出てきたのが二月二十日ということで、この段階で財団それから私ども担当の部局の者がネガティブチェックをいたしましたが、大変遺憾なことに、A氏が特定政党の公認の候補者であることをいずれも知らなかったためにこういう事態になったということでございます。
畑
畑恵#13
○畑恵君 二度の太田局長からの御説明を伺いますと、やっぱり新聞社側がこの人物を指定して推薦していらっしゃって、そのために千二百万円という、通常でしたらば下段三分の一しか紙面としては押さえられないところを、東京本社版はそっくり全面広告を打ってあげましょうということだったと私の方は理解させていただきました。この事実は間違いないことだと思います。
これまで幾つかの疑問を提示してまいりましたけれども、実は、この広告を私も拝見したんですが、最初に開いたときにすごくびっくりしましたのは、今まで不偏不党とか余り知られた顔や名前の方でないのにというそういう驚きよりも、一番強く感じたのは、やっぱり全面広告を打つというのは非常にお金がかかることなので、何で経済産業省さん、こんなに今回入れ込んで全面広告を打ったんだろうと本当に驚いたんですね。それが一番率直な疑問でございました。私は東京版しか知らなかったので、東京版だけに載っているというのはもちろん知らないわけですけれども、素朴な疑問を感じました。
仕事をいつもしていますと、全面広告を打つというのは非常にお金がかかるわけですね。私の方も広告代理店の友人に尋ねましたらば、朝日新聞は特に多くの方がお読みですから掲載料が高くて、これは土曜日でございました、二十三面、大分真ん中の方でございますので、土曜日、二十三面で全面広告を朝日新聞東京本社版に打つと幾らかかるか。紙面だけで二千四百万円かかります。だから、三分の一は割り引いたとしても、二千四百万円分、ほとんどただで朝日新聞さんは提供なさったわけですから、太っ腹といえば太っ腹でいらっしゃいますね。
ただ、先ほど太田局長のお話にありましたように、財団の方は千二百万円で全国版、とにかく千二百万円で打ってくださいと言いましたのに、東京版全面二千四百万円分はおまけということでついてきたと。
ただ、おまけといっても、やはり全くこれただという形にいかないんじゃないかと思うんですけれども、これ実際幾ら財団側はお支払いになって、そのプラスアルファというのはお支払いには、全面広告分は、プラスアルファというのはお支払いになっていらっしゃらないんでしょうか。
この発言だけを見る →これまで幾つかの疑問を提示してまいりましたけれども、実は、この広告を私も拝見したんですが、最初に開いたときにすごくびっくりしましたのは、今まで不偏不党とか余り知られた顔や名前の方でないのにというそういう驚きよりも、一番強く感じたのは、やっぱり全面広告を打つというのは非常にお金がかかることなので、何で経済産業省さん、こんなに今回入れ込んで全面広告を打ったんだろうと本当に驚いたんですね。それが一番率直な疑問でございました。私は東京版しか知らなかったので、東京版だけに載っているというのはもちろん知らないわけですけれども、素朴な疑問を感じました。
仕事をいつもしていますと、全面広告を打つというのは非常にお金がかかるわけですね。私の方も広告代理店の友人に尋ねましたらば、朝日新聞は特に多くの方がお読みですから掲載料が高くて、これは土曜日でございました、二十三面、大分真ん中の方でございますので、土曜日、二十三面で全面広告を朝日新聞東京本社版に打つと幾らかかるか。紙面だけで二千四百万円かかります。だから、三分の一は割り引いたとしても、二千四百万円分、ほとんどただで朝日新聞さんは提供なさったわけですから、太っ腹といえば太っ腹でいらっしゃいますね。
ただ、先ほど太田局長のお話にありましたように、財団の方は千二百万円で全国版、とにかく千二百万円で打ってくださいと言いましたのに、東京版全面二千四百万円分はおまけということでついてきたと。
ただ、おまけといっても、やはり全くこれただという形にいかないんじゃないかと思うんですけれども、これ実際幾ら財団側はお支払いになって、そのプラスアルファというのはお支払いには、全面広告分は、プラスアルファというのはお支払いになっていらっしゃらないんでしょうか。
太
太田信一郎#14
○政府参考人(太田信一郎君) 当該朝日新聞への広告のための予算につきましては千二百万円であったと承知しております。まだ予算の段階で、支払いはしていないと承知しております。
財団によれば、広告代理店を通じて、今委員御指摘のように、朝日新聞社から東京本社版の上段三分の二ページ分の有識者インタビュー部分については千二百万円の枠内でサービスするとの申し出があり、これを了承したということでございます。
繰り返しになりますが、財団が契約をする予算としては千二百万円を予定しております。
この発言だけを見る →財団によれば、広告代理店を通じて、今委員御指摘のように、朝日新聞社から東京本社版の上段三分の二ページ分の有識者インタビュー部分については千二百万円の枠内でサービスするとの申し出があり、これを了承したということでございます。
繰り返しになりますが、財団が契約をする予算としては千二百万円を予定しております。
畑
畑恵#15
○畑恵君 財団としてはあくまでも千二百万円しか払うつもりはないし、そういう契約であると。やはり正確を期さなければいけないと思いましたので。
では、その朝日新聞全国版、東京本社版を除いた版は下段三分の一だけ打って、東京本社版は全面広告だったら、だから今回のまさに広告の打ち方ですね、これだったら通常幾らかかるかということを調べましたところ、これが三千二百万円ということでございました。ということは、千二百万円差し引いて二千万円、やっぱりだれかが肩がわりしていることになるわけですね。
それで、今回のように、ある特定の政党の公認を受けた方が余り一般の方に名前も顔も知られていないのに全面広告の出演者になったということでございますので、これはやはり非常に問題の根というのは深いのではないかと思います。
今回の政府広報、とにかく一般のCMと違いまして、政府広報を打つそのお金というのはこれは公費、当然国民からの血税でございますので、これで一政党の候補者を宣伝してしまうというのは大変ゆゆしきことだと思います。
確かに、財団側ですとか官庁側が最終的にチェックをする責任ということがありましたので、この部分に対しての問題というのは否めないことではありますけれども、とはいえ、決してこのような事態は、先ほど大臣もおっしゃられた、局長もおっしゃられたように経済産業省の本意ではなかったと思います。
であるならば、これはやはり大変信頼を、その新聞社、広告代理店、出演者の方々を信頼してお仕事をお願いしたのにもかかわらずこういう結果になったということに対して、やはりやるせない思い、憤りというのは禁じ得ないのではないかと。
では、それをどういう形で今後示されるかということについて伺ってまいりたいんですけれども、既に経済産業省からは財団側の方に抗議書が送られ、そしてそれを受けた形で財団から、新聞社、広告代理店並びに出演したAさんに対して文書による抗議がなされたと伺っております。
これに対する返答がおありになったのか、また内容はどういうものだったのか、お教え願えますでしょうか。
この発言だけを見る →では、その朝日新聞全国版、東京本社版を除いた版は下段三分の一だけ打って、東京本社版は全面広告だったら、だから今回のまさに広告の打ち方ですね、これだったら通常幾らかかるかということを調べましたところ、これが三千二百万円ということでございました。ということは、千二百万円差し引いて二千万円、やっぱりだれかが肩がわりしていることになるわけですね。
それで、今回のように、ある特定の政党の公認を受けた方が余り一般の方に名前も顔も知られていないのに全面広告の出演者になったということでございますので、これはやはり非常に問題の根というのは深いのではないかと思います。
今回の政府広報、とにかく一般のCMと違いまして、政府広報を打つそのお金というのはこれは公費、当然国民からの血税でございますので、これで一政党の候補者を宣伝してしまうというのは大変ゆゆしきことだと思います。
確かに、財団側ですとか官庁側が最終的にチェックをする責任ということがありましたので、この部分に対しての問題というのは否めないことではありますけれども、とはいえ、決してこのような事態は、先ほど大臣もおっしゃられた、局長もおっしゃられたように経済産業省の本意ではなかったと思います。
であるならば、これはやはり大変信頼を、その新聞社、広告代理店、出演者の方々を信頼してお仕事をお願いしたのにもかかわらずこういう結果になったということに対して、やはりやるせない思い、憤りというのは禁じ得ないのではないかと。
では、それをどういう形で今後示されるかということについて伺ってまいりたいんですけれども、既に経済産業省からは財団側の方に抗議書が送られ、そしてそれを受けた形で財団から、新聞社、広告代理店並びに出演したAさんに対して文書による抗議がなされたと伺っております。
これに対する返答がおありになったのか、また内容はどういうものだったのか、お教え願えますでしょうか。
太
太田信一郎#16
○政府参考人(太田信一郎君) お答え申し上げます。
財団によりますれば、日経広告からは、財団からの抗議に対して、今回の記事体広告部分は朝日新聞社からの提案であり、企画、人選、取材、制作までのすべては朝日新聞社の主導で行われたものであるとの三月十六日付の回答を受け取っております。
また、朝日新聞からは、広告の内容は、A氏の専門分野の範囲であり、選挙にわたる表現も一切ないため、現時点での当該広告掲載は、民主党の公認候補予定者としてのA氏を支持するものではなく、協会の公正中立性の立場を損なうものではないと考えるとの三月十四日付の回答を受け取ったと聞いております。
この発言だけを見る →財団によりますれば、日経広告からは、財団からの抗議に対して、今回の記事体広告部分は朝日新聞社からの提案であり、企画、人選、取材、制作までのすべては朝日新聞社の主導で行われたものであるとの三月十六日付の回答を受け取っております。
また、朝日新聞からは、広告の内容は、A氏の専門分野の範囲であり、選挙にわたる表現も一切ないため、現時点での当該広告掲載は、民主党の公認候補予定者としてのA氏を支持するものではなく、協会の公正中立性の立場を損なうものではないと考えるとの三月十四日付の回答を受け取ったと聞いております。
畑
太
太田信一郎#18
○政府参考人(太田信一郎君) 順番をあれしましたが、冒頭お答えしましたがもう一度繰り返させていただきます。
日経広告からは、今回の記事体広告部分は朝日新聞社からの提案であり、企画、人選、取材、制作までのすべては朝日新聞社の主導で行われたものであるとの三月十六日付の回答を受け取っております。
この発言だけを見る →日経広告からは、今回の記事体広告部分は朝日新聞社からの提案であり、企画、人選、取材、制作までのすべては朝日新聞社の主導で行われたものであるとの三月十六日付の回答を受け取っております。
畑
畑恵#19
○畑恵君 申しわけありません、繰り返させてしまいまして。
私もそんなに長くそういうお仕事の経験があったわけではございませんけれども、三年強こういう関係のお仕事を発注される広告代理店の方々とお仕事をしてきました。
冒頭に申しましたように、こういう何かトラブルがあってはいけないので、広告代理店の方々が入られて全責任を負われるというのが通常の形であります。それは甘いと言われるのかもしれませんけれども、これは日本の商慣習でございまして、やはりぎりぎり裁判ざたになるようなことは起こさないという前提で、日本というのは余り契約書というのを交わさないんですね。かなりギャランティーが高い仕事でも、用件を、ファクス一枚送られてきてお互いにそれを取り交わすぐらいで、いわゆる契約書というのがないのが日本のある意味で商慣習になっておりますので、それだけに、もし何かトラブルがあったときには普通は広告代理店が全部負わなきゃいけない。だから、そういうことが起きないように広告代理店がよくよく細かくチェックをするというのが普通の仕事の体制でございます。
ところが今回は、これだけ大手さんが、経済産業省の所管の財団から全国版の新聞の掲載のお仕事という、非常に大きな何千万というお仕事を受けていらっしゃりながら、朝日新聞さんからの提示であって自分は単なる間の取り次ぎである、だからうちには責任ございませんというような返答をしていらっしゃるというのは、これも余り通常の流れからすると例を見ないことだなというのが率直な感想でございます。
そして、一番の問題でございますけれども、朝日新聞さんからの回答書というのを、先ほど局長も御紹介なさいましたけれども、Aさんというのはあくまでもこの分野の、専門分野の一人の権威であると書いてあります。選挙にわたる表現も一切ないため、現時点でのこの広告掲載は公正中立の立場を損なうものではないというふうに書いてある。これについては、もしそういうふうに新聞社の方がこうやって紙面で通告していらっしゃるのであれば、これはやはり、今後、私どもも、報道の中立性というのはどういうものであるかというのをよくよくこれは国会でも精査していかなければいけない問題ではないかと思います。単に今回の広告で終わるものではなくて、公器でありますので、私自身もマスコミにおりましたけれども、電波でありますとか新聞でありますとか、そうしたさまざまな文書というものが、公器であるという中でどこまでが本当に公正中立なのかということについては、やはりこれは議論を深めていかなければいけないのではないかというのが一点ございます。
それから、私自身、ちょっとここについてはもう一度、これは経済産業省の方々の御認識を伺いたいんですけれども、朝日新聞広報室長の方からの返答文の最後に、今回お申し越しの広告は貴協会の公益法人としての公正中立な立場について第三者に疑いを抱かせるものではないことを御理解賜りますようお願いいたしますという文章で終わっているんですけれども、これは非常におかしな表現でございまして、第三者に疑いを大きく持たせたから、今予算委員会やこういう国会でこれだけの問題になって、大変御自身の信頼ですとか権威というのを失墜されていらっしゃるから、財団ですとか経済産業省がこれだけ大きな問題に取り上げているので、もう事実としてそういうことがあるのにもかかわらず、第三者に疑いを抱かせるものではないことを御理解賜りますようお願いいたしますというのは、これは全く事実誤認だと思うんですけれども、これについてはどのようにお考えでしょうか。局長でも大臣でもどちらでも。
この発言だけを見る →私もそんなに長くそういうお仕事の経験があったわけではございませんけれども、三年強こういう関係のお仕事を発注される広告代理店の方々とお仕事をしてきました。
冒頭に申しましたように、こういう何かトラブルがあってはいけないので、広告代理店の方々が入られて全責任を負われるというのが通常の形であります。それは甘いと言われるのかもしれませんけれども、これは日本の商慣習でございまして、やはりぎりぎり裁判ざたになるようなことは起こさないという前提で、日本というのは余り契約書というのを交わさないんですね。かなりギャランティーが高い仕事でも、用件を、ファクス一枚送られてきてお互いにそれを取り交わすぐらいで、いわゆる契約書というのがないのが日本のある意味で商慣習になっておりますので、それだけに、もし何かトラブルがあったときには普通は広告代理店が全部負わなきゃいけない。だから、そういうことが起きないように広告代理店がよくよく細かくチェックをするというのが普通の仕事の体制でございます。
ところが今回は、これだけ大手さんが、経済産業省の所管の財団から全国版の新聞の掲載のお仕事という、非常に大きな何千万というお仕事を受けていらっしゃりながら、朝日新聞さんからの提示であって自分は単なる間の取り次ぎである、だからうちには責任ございませんというような返答をしていらっしゃるというのは、これも余り通常の流れからすると例を見ないことだなというのが率直な感想でございます。
そして、一番の問題でございますけれども、朝日新聞さんからの回答書というのを、先ほど局長も御紹介なさいましたけれども、Aさんというのはあくまでもこの分野の、専門分野の一人の権威であると書いてあります。選挙にわたる表現も一切ないため、現時点でのこの広告掲載は公正中立の立場を損なうものではないというふうに書いてある。これについては、もしそういうふうに新聞社の方がこうやって紙面で通告していらっしゃるのであれば、これはやはり、今後、私どもも、報道の中立性というのはどういうものであるかというのをよくよくこれは国会でも精査していかなければいけない問題ではないかと思います。単に今回の広告で終わるものではなくて、公器でありますので、私自身もマスコミにおりましたけれども、電波でありますとか新聞でありますとか、そうしたさまざまな文書というものが、公器であるという中でどこまでが本当に公正中立なのかということについては、やはりこれは議論を深めていかなければいけないのではないかというのが一点ございます。
それから、私自身、ちょっとここについてはもう一度、これは経済産業省の方々の御認識を伺いたいんですけれども、朝日新聞広報室長の方からの返答文の最後に、今回お申し越しの広告は貴協会の公益法人としての公正中立な立場について第三者に疑いを抱かせるものではないことを御理解賜りますようお願いいたしますという文章で終わっているんですけれども、これは非常におかしな表現でございまして、第三者に疑いを大きく持たせたから、今予算委員会やこういう国会でこれだけの問題になって、大変御自身の信頼ですとか権威というのを失墜されていらっしゃるから、財団ですとか経済産業省がこれだけ大きな問題に取り上げているので、もう事実としてそういうことがあるのにもかかわらず、第三者に疑いを抱かせるものではないことを御理解賜りますようお願いいたしますというのは、これは全く事実誤認だと思うんですけれども、これについてはどのようにお考えでしょうか。局長でも大臣でもどちらでも。
太
太田信一郎#20
○政府参考人(太田信一郎君) 財団の方は、三月七日に朝日新聞、日経広告、A氏に対して抗議をいたしまして、先ほど御紹介しましたように日経広告、朝日新聞からは回答をいただいておりますが、誠意ある回答と考えていないというふうに承知しております。
この発言だけを見る →畑
畑恵#21
○畑恵君 やはり非常に認識に大きな隔たりがあるという感を否めませんし、ある意味で非常に日本の、独特かもしれませんけれども、麗しい商慣習からすると大きく逸脱した案件だなという感をまた強くいたします。
ただ、そういうことで回答が来ていらっしゃるのであれば、これはやはり認識の違いということが明らかになった時点でどちらにどれだけの正当性があるかということを今後議論していきませんと、抗議文を出した、こういう返答が来て、このままになってしまったら、じゃ、やっぱりそれでよかったのかということになってしまいます。
例えば、これが企業だといたします。不幸にしてこういう何かトラブルが起こってしまった場合には、通常これだけのクライアントが、今回は財団ですけれども、面目をつぶされて、財団は営業ではないですけれども、信頼を失墜させられて業務にいろいろなところで支障が出ているわけですから、要するに、これは企業でしたら、営業が妨害されたということになれば当然これは裁判になるか、恐らく通常は裁判になる前に広告代理店が一部、今回の場合は恐らく全額になると思いますけれども、今回のお仕事分のギャランティーというのは返還なさる、あるいはここまで被害が拡大した場合には慰謝料もクライアント側が請求をするということになるのがどちらかというと普通ではないかと思います。
今回、こういう結果になったということに関して抗議文を送った、先ほど太田局長から余り誠意があるとは見られない回答があったと。今後、経済産業省並びにこの財団含めて監督するお立場にある大臣、どのように処置を考えていらっしゃるか、伺いたいと思います。
この発言だけを見る →ただ、そういうことで回答が来ていらっしゃるのであれば、これはやはり認識の違いということが明らかになった時点でどちらにどれだけの正当性があるかということを今後議論していきませんと、抗議文を出した、こういう返答が来て、このままになってしまったら、じゃ、やっぱりそれでよかったのかということになってしまいます。
例えば、これが企業だといたします。不幸にしてこういう何かトラブルが起こってしまった場合には、通常これだけのクライアントが、今回は財団ですけれども、面目をつぶされて、財団は営業ではないですけれども、信頼を失墜させられて業務にいろいろなところで支障が出ているわけですから、要するに、これは企業でしたら、営業が妨害されたということになれば当然これは裁判になるか、恐らく通常は裁判になる前に広告代理店が一部、今回の場合は恐らく全額になると思いますけれども、今回のお仕事分のギャランティーというのは返還なさる、あるいはここまで被害が拡大した場合には慰謝料もクライアント側が請求をするということになるのがどちらかというと普通ではないかと思います。
今回、こういう結果になったということに関して抗議文を送った、先ほど太田局長から余り誠意があるとは見られない回答があったと。今後、経済産業省並びにこの財団含めて監督するお立場にある大臣、どのように処置を考えていらっしゃるか、伺いたいと思います。
平
平沼赳夫#22
○国務大臣(平沼赳夫君) 大変、畑委員御指摘のとおり、非常に裏側に何か意図が見え隠れするようなそういう私は認識を実は個人としては持っています。
当省といたしましては、本件の事実関係を調査した上で、まず三つのことをさせていただきました。
その一つは、三月七日に当該財団法人に対する文書によって厳重な指導を行いました。事業の実施、管理、責任体制の総点検とその明確化、これを私から指示いたしたところです。
二つ目としては、当省内の処分の問題として、これも三月七日でございますけれども、私より担当局長に厳重注意、こういう処置を行いました。
それから三つ目としては、同日、A氏に対して、今回の事態を我々としては大変遺憾に思い、憂慮している、特定の政党の公認を受けた者として自制すべきではなかったか、そういうことを指摘して、強く実は抗議を同氏に対して行いました。
また、当該財団法人からは、やはり三月七日に私ども経済産業省の指導のもとに業務改善委員会、これを設置いたしまして、事業の実施、管理、責任体制の総点検及びその明確化を図る、そういう体制をとった、そういう報告を受けておりまして、また当該財団としては会長及び責任者の処分を行ったと、こういうふうに承知をしております。
今御指摘の本件広告によって公益法人としての公正中立な立場を第三者に疑わしめる結果を招き、協会の社会的評価が著しく毀損されている、それはそのとおりだと思います。
そこで、同協会の当事者である朝日新聞、日経広告それからA氏に対して法的措置をとる決意のもとに、現在弁護士と具体的検討、これを行っているところであると私は承知しております。今御指摘の本当にそういうずさんな面が、当省においても管理体制であったと思います。これは、ちゃんとそういう認識のもとにそのチェックをしていればこういうことは起こらなかったはずでございますので、私どもとしては、当該財団を含めて省内、その改善を、そして指導を強化して、二度と再びこういうことが起こらないように十分注意をしてまいりたいと思っています。
いずれにいたしましても、その当該選挙区から、各政党候補者も予定されているわけですから、そういう方々を含めて大変御迷惑をおかけした、こういうことは事実だと思いまして、私どもとしては本当に申しわけないことだと思い、そういう反省の上に立って、繰り返しになりますけれども、二度と再びこういうことが起きないように徹底をしてまいりたい、このように思っています。
この発言だけを見る →当省といたしましては、本件の事実関係を調査した上で、まず三つのことをさせていただきました。
その一つは、三月七日に当該財団法人に対する文書によって厳重な指導を行いました。事業の実施、管理、責任体制の総点検とその明確化、これを私から指示いたしたところです。
二つ目としては、当省内の処分の問題として、これも三月七日でございますけれども、私より担当局長に厳重注意、こういう処置を行いました。
それから三つ目としては、同日、A氏に対して、今回の事態を我々としては大変遺憾に思い、憂慮している、特定の政党の公認を受けた者として自制すべきではなかったか、そういうことを指摘して、強く実は抗議を同氏に対して行いました。
また、当該財団法人からは、やはり三月七日に私ども経済産業省の指導のもとに業務改善委員会、これを設置いたしまして、事業の実施、管理、責任体制の総点検及びその明確化を図る、そういう体制をとった、そういう報告を受けておりまして、また当該財団としては会長及び責任者の処分を行ったと、こういうふうに承知をしております。
今御指摘の本件広告によって公益法人としての公正中立な立場を第三者に疑わしめる結果を招き、協会の社会的評価が著しく毀損されている、それはそのとおりだと思います。
そこで、同協会の当事者である朝日新聞、日経広告それからA氏に対して法的措置をとる決意のもとに、現在弁護士と具体的検討、これを行っているところであると私は承知しております。今御指摘の本当にそういうずさんな面が、当省においても管理体制であったと思います。これは、ちゃんとそういう認識のもとにそのチェックをしていればこういうことは起こらなかったはずでございますので、私どもとしては、当該財団を含めて省内、その改善を、そして指導を強化して、二度と再びこういうことが起こらないように十分注意をしてまいりたいと思っています。
いずれにいたしましても、その当該選挙区から、各政党候補者も予定されているわけですから、そういう方々を含めて大変御迷惑をおかけした、こういうことは事実だと思いまして、私どもとしては本当に申しわけないことだと思い、そういう反省の上に立って、繰り返しになりますけれども、二度と再びこういうことが起きないように徹底をしてまいりたい、このように思っています。
畑
畑恵#23
○畑恵君 今大臣から深く陳謝なさるという、本当に何か心がこちらまで痛んでしまいますけれども、お言葉がございましたけれども、確かにそのチェック体制の甘さというのはもちろん否めませんけれども、これは一つの日本の確かに商習慣であったと。通常これが欧米のような国であれば、全部事細かく書いて契約書を取り交わして、今回のような問題があれば即裁判もするまでもなく、こういう誠意のないことをなさった側が罰せられると。でも、そういうことは今まで日本の商習慣ではしないというのが、お互いに信じ合うというのが前提で、だから契約書を取り交わさなかったと。
ところが、この信頼を大きく踏みにじられたわけですから、当然それは欧米のようにこれは裁判に、先ほどそういうお話がありましたけれども、大臣がおっしゃられたように法的な措置をとる以外に方法がないと。大変残念なことでございますけれども、これはやはり法的な措置をとられて、事の真偽を明らかになさって、そうでないと、こういうことがその抗議書一枚、それに不誠実な回答をすればそれで済んでしまうということになると、じゃ、またやってみようということにこれは当然なりますので、再発防止という面でも、ぜひともそれはきちんと法的な措置をとられて白黒をきちんとつけていただきたいというのが一点ございます。
それから、先ほどAさんという方にも抗議文を送られたということでございますが、私自身、例えばこの方は、今ある大学の助教授をなさっていらっしゃるということでございますし、ですからそういう立場でいろいろなお仕事をなさっているのかもしれませんけれども、私自身も一緒に仕事をした経済産業省の、当時は通産省でございますけれども、OBでございます。こういうことをしたらどういうことになるか、どれだけ自分自身が一緒に仕事をした同僚、上司、部下に迷惑をかけるか、信義にもとることかというのはよくおわかりになっていらっしゃった方がこういうことをなさったということは、私はとても罪深いことだと思います。
これからこの方が政治家を目指されるのであれば、やはり一にも二にも人間の信頼というのを裏切るということは決してしてはならないというのは当然のことではないかと思いますので、やはりそこの部分についても、Aさんからは回答書が、回答書がおありだったら多分先ほど提示されたと思うんですけれども、回答書がなかったのだと思いますので、私はきちんとこのAさんという方も回答書を出されて、どういう思いでこういうことをなさったのかというのをきちんと申し開きをして、そして有権者の方に御理解いただく必要があるのではないかと思いますので、ぜひその点についてももう一度Aさんの方にもこの問題についてただしていただきたいと思います。いずれにしても、厳正な処置をお願い申し上げます。
若干時間が残っておりますけれども、これで質問を終わります。
この発言だけを見る →ところが、この信頼を大きく踏みにじられたわけですから、当然それは欧米のようにこれは裁判に、先ほどそういうお話がありましたけれども、大臣がおっしゃられたように法的な措置をとる以外に方法がないと。大変残念なことでございますけれども、これはやはり法的な措置をとられて、事の真偽を明らかになさって、そうでないと、こういうことがその抗議書一枚、それに不誠実な回答をすればそれで済んでしまうということになると、じゃ、またやってみようということにこれは当然なりますので、再発防止という面でも、ぜひともそれはきちんと法的な措置をとられて白黒をきちんとつけていただきたいというのが一点ございます。
それから、先ほどAさんという方にも抗議文を送られたということでございますが、私自身、例えばこの方は、今ある大学の助教授をなさっていらっしゃるということでございますし、ですからそういう立場でいろいろなお仕事をなさっているのかもしれませんけれども、私自身も一緒に仕事をした経済産業省の、当時は通産省でございますけれども、OBでございます。こういうことをしたらどういうことになるか、どれだけ自分自身が一緒に仕事をした同僚、上司、部下に迷惑をかけるか、信義にもとることかというのはよくおわかりになっていらっしゃった方がこういうことをなさったということは、私はとても罪深いことだと思います。
これからこの方が政治家を目指されるのであれば、やはり一にも二にも人間の信頼というのを裏切るということは決してしてはならないというのは当然のことではないかと思いますので、やはりそこの部分についても、Aさんからは回答書が、回答書がおありだったら多分先ほど提示されたと思うんですけれども、回答書がなかったのだと思いますので、私はきちんとこのAさんという方も回答書を出されて、どういう思いでこういうことをなさったのかというのをきちんと申し開きをして、そして有権者の方に御理解いただく必要があるのではないかと思いますので、ぜひその点についてももう一度Aさんの方にもこの問題についてただしていただきたいと思います。いずれにしても、厳正な処置をお願い申し上げます。
若干時間が残っておりますけれども、これで質問を終わります。
足
足立良平#24
○足立良平君 民主党・新緑風会の足立でございます。
森総理が三月十日に辞意表明をされたわけでありますが、この森内閣のまさに主要な閣僚といいますか、本当の中心的な閣僚としての平沼経済産業大臣として、一体どういうふうに受けとめておられるのか、ちょっとお聞きをしてみたいと思います。
この発言だけを見る →森総理が三月十日に辞意表明をされたわけでありますが、この森内閣のまさに主要な閣僚といいますか、本当の中心的な閣僚としての平沼経済産業大臣として、一体どういうふうに受けとめておられるのか、ちょっとお聞きをしてみたいと思います。
平
平沼赳夫#25
○国務大臣(平沼赳夫君) 私の認識では、マスコミの方では正式な辞意表明と、こういう報道でございますけれども、森総理大臣は、九月に本来なら予定されております総裁選挙、これの前倒し、そういうことで、その前倒しをすることについてそれはいいであろう、こういうふうに言われた、私はこういうふうに認識しております。
それがマスコミでは事実上辞意表明と、こういうことでございますけれども、現時点では、皆様方の御協力で昨日、平成十三年度の予算も成立をいたしました。そして、さらにこれから予算関連法案、予算だけ、本予算だけでは仏つくって魂入れずという、やっぱり完全な形で予算が執行されて、そしてその効果が出るのはやはり予算関連法案、これも成立をしなければなりませんし、また教育改革に大変意欲を持たれている森総理、その教育改革の法案もこれから、そういうような段階で、私は総裁選挙を前倒しをし、そこは了承したけれども、まだ時期という問題が残っていると思います。
そういう中で、私は森内閣の一員として、今申し上げたように予算関連法案を含めて、閣内の一員として全力を挙げて森内閣を支えていく、そういう意識で私は務めていく、そういうことで、まだ退陣の時期がいつか、そういうことが明確になっておりませんので、与えられた仕事を全力を尽くしてやっていく、こういう認識で今いるわけでございます。
この発言だけを見る →それがマスコミでは事実上辞意表明と、こういうことでございますけれども、現時点では、皆様方の御協力で昨日、平成十三年度の予算も成立をいたしました。そして、さらにこれから予算関連法案、予算だけ、本予算だけでは仏つくって魂入れずという、やっぱり完全な形で予算が執行されて、そしてその効果が出るのはやはり予算関連法案、これも成立をしなければなりませんし、また教育改革に大変意欲を持たれている森総理、その教育改革の法案もこれから、そういうような段階で、私は総裁選挙を前倒しをし、そこは了承したけれども、まだ時期という問題が残っていると思います。
そういう中で、私は森内閣の一員として、今申し上げたように予算関連法案を含めて、閣内の一員として全力を挙げて森内閣を支えていく、そういう意識で私は務めていく、そういうことで、まだ退陣の時期がいつか、そういうことが明確になっておりませんので、与えられた仕事を全力を尽くしてやっていく、こういう認識で今いるわけでございます。
足
足立良平#26
○足立良平君 今大臣のお話を聞いていまして、表向きはそういうことなんでしょうね、表向きは。だから、それ以上、それが単なる繰り上げであるのか実質な辞意表明であるのかということは今ここで詰めようとは思わないんです。
私はあえてこういうふうに申し上げたのは、問題は、今もちょっと政治家というのは裏切ってはいけないとかというふうな、いわゆる信義を重んじなきゃならないと、いろんなことを議論としておっしゃっていましたけれども、森総理というのは、大臣は今の答弁でまだ決まっていないとおっしゃるけれども、大体やめていく人ですから、今さらむち打とうという気は余りないんですが、政治家の言葉というものが大変に軽いという状態がずっと続いてきたことが、逆に言ったら支持率の低迷であり、あるいはまた今日の状況を私はもたらしてきているように思うんですね。ですから、そのことが私は経済的にも大変に影響を与えているのではないか、しかもそれは我が国の経済にとどまらずに、日米関係においてもしかりでありますし、あるいはまたその他グローバルな今の経済状況の中でそういう感じを受けてならないわけですね。
ですから、今大臣がいみじくもおっしゃいましたように、次の総裁選挙がいつになるかわからないということは、大体もう腹の中にあり、これは大臣自身も含めて、もう大体森内閣はこれで終わりだと。終わりだといいながらずっと、いつになるかわからないけれども、ひょっとしたらある面においては政治的空白というものは継続しているわけです。これは我が国の今日の置かれている経済状況から見ると、実は大変な空白期間を、むだな時間を送っているのではないのか、こんな感じをしますので、したがってそういう面で大臣としてもう一度ちょっと考え方をお聞きしておきたいと思いますし、新聞、マスコミ等見ておりますと、次の世代交代で平沼経済産業大臣は次の云々という話もよく散見しますけれども、大臣のこれについての考え方も一応聞いておきたい。
この発言だけを見る →私はあえてこういうふうに申し上げたのは、問題は、今もちょっと政治家というのは裏切ってはいけないとかというふうな、いわゆる信義を重んじなきゃならないと、いろんなことを議論としておっしゃっていましたけれども、森総理というのは、大臣は今の答弁でまだ決まっていないとおっしゃるけれども、大体やめていく人ですから、今さらむち打とうという気は余りないんですが、政治家の言葉というものが大変に軽いという状態がずっと続いてきたことが、逆に言ったら支持率の低迷であり、あるいはまた今日の状況を私はもたらしてきているように思うんですね。ですから、そのことが私は経済的にも大変に影響を与えているのではないか、しかもそれは我が国の経済にとどまらずに、日米関係においてもしかりでありますし、あるいはまたその他グローバルな今の経済状況の中でそういう感じを受けてならないわけですね。
ですから、今大臣がいみじくもおっしゃいましたように、次の総裁選挙がいつになるかわからないということは、大体もう腹の中にあり、これは大臣自身も含めて、もう大体森内閣はこれで終わりだと。終わりだといいながらずっと、いつになるかわからないけれども、ひょっとしたらある面においては政治的空白というものは継続しているわけです。これは我が国の今日の置かれている経済状況から見ると、実は大変な空白期間を、むだな時間を送っているのではないのか、こんな感じをしますので、したがってそういう面で大臣としてもう一度ちょっと考え方をお聞きしておきたいと思いますし、新聞、マスコミ等見ておりますと、次の世代交代で平沼経済産業大臣は次の云々という話もよく散見しますけれども、大臣のこれについての考え方も一応聞いておきたい。
平
平沼赳夫#27
○国務大臣(平沼赳夫君) 足立先生御指摘の、多分にマスコミの報道の中で、そういう形で退陣という形がマスコミの中では既定事実化している、こういうことは私は残念であります。
ただ、私は、昨年の七月に通商産業大臣に就任させていただいて、そして引き続き中央省庁の再編でこの一月六日から経済産業大臣としてそういう立場をいただいているわけでありますけれども、就任以来、私は、政策面では森総理は非常にまじめに一生懸命取り組んできたと思っています。
この国の経済を持続的な安定軌道に乗せるためにはやはり日本再生をしなきゃいけないということで、足立先生も御承知のように、産業新生会議というのを民間の方々にも入っていただき、また学識経験者にも入っていただいて、かんかんがくがくの議論の中で基本的ないわゆる行動計画というのがまとまりました。それが、とにかく時のたつのが早いドッグイヤーと言われている中で、二百六十項目の項目、このうちの半分は三年以内にやり、その百三十の、半分のうち百は一年以内に達成しようということで、この国会にお願いしている法案も含めて、構造改革というものが具体的なスケジュールに乗ってきました。
また、ITという問題に関しても、IT戦略本部、戦略会議というのを開いて、七回の会合の中でいわゆる基本戦略もできたわけでありまして、そういう中で私は、今そういった問題の具体的な仕上げ、そういうものに入ってきて、政策面では本当に、行政改革を含めて政策面ではかなり実効を上げてきた、こう思っています。
そういうマスコミの報道によって、御指摘の、やはり諸外国に対して非常にそういう意味では、ある面で信用、そして日本に対する信頼度、こういうものが毀損されることは事実だと思いますけれども、しかし現下のこういうやらなければならない問題をやっぱり着実にやっていくということが、本当に厳しい中ですけれども、日本の信頼を保つことにつながると思っております。
私の名前も何か当て馬的にちらほら出ておりますけれども、しかし私は先ほど申し上げたように、そういった政策面で経済産業省としてやらなきゃならないことを着実にやることによってそういうマイナスの面を補って、そして与えられた期間全力で頑張らせていただきたい、このように思っておりまして、御満足のいくお答えになっていないかもしれませんけれども、私としては、そういう中で本当に日本が着実に今やることを、厳しい中ですけれども、一つ一つ積み上げていくことがやっぱり国際的な信頼をつなぎとめる、こういうことにもつながると思っておりまして、その点で全力を尽くして頑張ってまいりたい、このように思っております。
この発言だけを見る →ただ、私は、昨年の七月に通商産業大臣に就任させていただいて、そして引き続き中央省庁の再編でこの一月六日から経済産業大臣としてそういう立場をいただいているわけでありますけれども、就任以来、私は、政策面では森総理は非常にまじめに一生懸命取り組んできたと思っています。
この国の経済を持続的な安定軌道に乗せるためにはやはり日本再生をしなきゃいけないということで、足立先生も御承知のように、産業新生会議というのを民間の方々にも入っていただき、また学識経験者にも入っていただいて、かんかんがくがくの議論の中で基本的ないわゆる行動計画というのがまとまりました。それが、とにかく時のたつのが早いドッグイヤーと言われている中で、二百六十項目の項目、このうちの半分は三年以内にやり、その百三十の、半分のうち百は一年以内に達成しようということで、この国会にお願いしている法案も含めて、構造改革というものが具体的なスケジュールに乗ってきました。
また、ITという問題に関しても、IT戦略本部、戦略会議というのを開いて、七回の会合の中でいわゆる基本戦略もできたわけでありまして、そういう中で私は、今そういった問題の具体的な仕上げ、そういうものに入ってきて、政策面では本当に、行政改革を含めて政策面ではかなり実効を上げてきた、こう思っています。
そういうマスコミの報道によって、御指摘の、やはり諸外国に対して非常にそういう意味では、ある面で信用、そして日本に対する信頼度、こういうものが毀損されることは事実だと思いますけれども、しかし現下のこういうやらなければならない問題をやっぱり着実にやっていくということが、本当に厳しい中ですけれども、日本の信頼を保つことにつながると思っております。
私の名前も何か当て馬的にちらほら出ておりますけれども、しかし私は先ほど申し上げたように、そういった政策面で経済産業省としてやらなきゃならないことを着実にやることによってそういうマイナスの面を補って、そして与えられた期間全力で頑張らせていただきたい、このように思っておりまして、御満足のいくお答えになっていないかもしれませんけれども、私としては、そういう中で本当に日本が着実に今やることを、厳しい中ですけれども、一つ一つ積み上げていくことがやっぱり国際的な信頼をつなぎとめる、こういうことにもつながると思っておりまして、その点で全力を尽くして頑張ってまいりたい、このように思っております。
足
足立良平#28
○足立良平君 満足かどうかは別として、期待した御答弁には実はなっていませんでして、これはもうこれ以上申し上げません。
ただ、私はこれはあえて、今は野党の立場でありますし、自民党のことをとやかく今言うことはかえって失礼になると思いますから、余り申さない、申したくありませんけれども、やはり今もう既に次の総裁どうとかという話が多分相当水面下ではあるんでしょう。けれども、やはり問題は、平沼大臣も含めて、これからの日本というものを一体どういうふうにしていくかということを皆さんが手を挙げて議論をしていく体制が本当は必要なんだろうなという感じは私はしていますから、そういう面で決断するときはやっぱり人間というのは決断せにゃいかぬのかな、こんな感じがしております。
本題に入っていきたいと思うんですが、私はこの経済産業委員会の理事というのは実は初めてでありまして、正直言って、内容的には十分熟知をしているわけではないんですが、ずっと今まで平沼大臣の閣議が終わった後の記者会見とか、マスコミを通じていろんな点でメッセージを発信されてきている。私は実はそれを注意深く、インターネットからもとったりしてそれを拝見しているんですが、それを見ておりますと、最近の経済状況については、一応三月に入ってから改善の足踏み状態であるとか、デフレ云々のような表現もちょっと出ておりますけれども、総じて、アメリカ景気がずっと落ち込んできたり、あるいはまた今日の不況の状況をずっと継続しているんだけれども、大臣の認識としては日本経済のファンダメンタルズというのは全然変わっていないというところに、私はこの会見の内容をずっと見ておりますと、そういうふうに私はちょっと受けとめているんですが、大臣として現在の景気の状況についてどういうふうにお考えになっているのか、ちょっとこれをお聞きいたしたいと思います。
この発言だけを見る →ただ、私はこれはあえて、今は野党の立場でありますし、自民党のことをとやかく今言うことはかえって失礼になると思いますから、余り申さない、申したくありませんけれども、やはり今もう既に次の総裁どうとかという話が多分相当水面下ではあるんでしょう。けれども、やはり問題は、平沼大臣も含めて、これからの日本というものを一体どういうふうにしていくかということを皆さんが手を挙げて議論をしていく体制が本当は必要なんだろうなという感じは私はしていますから、そういう面で決断するときはやっぱり人間というのは決断せにゃいかぬのかな、こんな感じがしております。
本題に入っていきたいと思うんですが、私はこの経済産業委員会の理事というのは実は初めてでありまして、正直言って、内容的には十分熟知をしているわけではないんですが、ずっと今まで平沼大臣の閣議が終わった後の記者会見とか、マスコミを通じていろんな点でメッセージを発信されてきている。私は実はそれを注意深く、インターネットからもとったりしてそれを拝見しているんですが、それを見ておりますと、最近の経済状況については、一応三月に入ってから改善の足踏み状態であるとか、デフレ云々のような表現もちょっと出ておりますけれども、総じて、アメリカ景気がずっと落ち込んできたり、あるいはまた今日の不況の状況をずっと継続しているんだけれども、大臣の認識としては日本経済のファンダメンタルズというのは全然変わっていないというところに、私はこの会見の内容をずっと見ておりますと、そういうふうに私はちょっと受けとめているんですが、大臣として現在の景気の状況についてどういうふうにお考えになっているのか、ちょっとこれをお聞きいたしたいと思います。
平
平沼赳夫#29
○国務大臣(平沼赳夫君) 私の閣議後の記者会見の発言等をインターネット等を通じて足立先生には精査をしていただいて、大変ありがたいことだと思っております。
私は、バブル崩壊後、日本の経済というのは非常に御承知のように停滞したことは事実だと思っています。しかし、いろいろな形で努力をした結果、ようやく企業の収益性やあるいは設備投資の面で顕著にあらわれてきまして、回復の基調に入ってきたことは事実だったと思っています。そういう意味では、例えば経済成長率がプラスに転じて、この最後の四半期のまだデータは出ておりませんけれども、それがたとえマイナス〇・八であっても一・二は達成できる、そういう一つの回復基調にあるということは私は事実だったと思っているんです。
しかし、一つは、予算委員会等で宮澤財務大臣も繰り返し言っておられましたけれども、やはりその後に来るGDPの六〇%を占める個人消費に火がつかない。これはいろいろ、先行き少子高齢化を迎える、あるいは環境制約がある、そういった先行き不透明感で個人消費に火がつかない。そこへもってきて、非常に九〇年代好況であったアメリカの経済というものが減速状況になってきて、それにつれて貿易輸出立国の日本の輸出にも陰りが見えてきた。
そしてもう一つは、これは月例経済報告でも緩やかなデフレ、こういう認識を新たに出しましたけれども、その一つの根拠というのは、消費者物価というのが二年連続下落をした、いわゆる消費者物価がマイナスだ、こういう形でありまして、戦後、世界の先進国を調べてみますと、先進国の中で二年連続消費者物価が下落したという事例はない。ですから、やはり緩やかなデフレ傾向に入ってきた、このまま放置しておくと非常に厳しい状況になる、そういう認識も私は持っておりまして、あちこちで言わせていただいています。
ただ、先ほどもちょっと触れましたけれども、やはり経済成長のネックになっている、そういったいろいろな経済の構造改革でございますとか、あるいは不良債権の処理の問題でございますとか、こういったことをやはり避けて通れないという形で取り組む。そして、産業新生の基本行動計画のもとで具体的に今作業も進んでまいりました。また、不良債権処理についても、金融庁と我々と財務省と連携をして、とにかく不良債権処理について、あくまでも民間の責任でありますけれども、政府がどういう形でうまくサポートできるか、そういうことを模索しようということで、私ども経済産業省といたしましては、産業再生法というものを使いながら、しかし中小企業者に対してはセーフティーネットを構築しながらそういう体制も構築をしていこう、こういう形で今そういうネックになっていることも一つ一つ着実に解決をしていく。
そういう前提に立って、私は、日本経済というのは今非常にマイナスの面しか強調されないけれども、しかしやはり世界に比べて、余り経済評論家もマスコミの人たちも言わないけれども、非常に力強い面もあるのではないか。
例えば、個人のいわゆる資産というものが千四百兆近くあるような国もありませんし、また外貨の準備高も圧倒的に世界の中で大きいし、さらには貿易収支も常に黒字だし、また一億二千六百万人になんなんとする国民、均質で非常にポテンシャリティーの高い国民、またさらには、私どもとしては、こういう環境問題ですとか、いわゆる老齢化の問題なんというのを、逆に負と言われていたことを成長のエンジンに変えていけば、やっぱりきちっとやることをやればこの国の経済というものはまだまだ大きく飛躍する余地がある。それをするために、今ちょっと景気はそういう中で足踏みになりましたけれども、デフレ傾向を克服し適切な措置をしていけば、必ずポテンシャリティーからいって私は二十一世紀、日本の経済が安定的軌道に乗って、そして国民生活の向上が図れる、こういうことも可能だと。
そういうことで、私はいろいろな機会でそういうことを申し上げているところでございまして、私の足元の経済に対する認識とこれからの日本の経済に対する一つの認識というのは以上のとおりでございます。
この発言だけを見る →私は、バブル崩壊後、日本の経済というのは非常に御承知のように停滞したことは事実だと思っています。しかし、いろいろな形で努力をした結果、ようやく企業の収益性やあるいは設備投資の面で顕著にあらわれてきまして、回復の基調に入ってきたことは事実だったと思っています。そういう意味では、例えば経済成長率がプラスに転じて、この最後の四半期のまだデータは出ておりませんけれども、それがたとえマイナス〇・八であっても一・二は達成できる、そういう一つの回復基調にあるということは私は事実だったと思っているんです。
しかし、一つは、予算委員会等で宮澤財務大臣も繰り返し言っておられましたけれども、やはりその後に来るGDPの六〇%を占める個人消費に火がつかない。これはいろいろ、先行き少子高齢化を迎える、あるいは環境制約がある、そういった先行き不透明感で個人消費に火がつかない。そこへもってきて、非常に九〇年代好況であったアメリカの経済というものが減速状況になってきて、それにつれて貿易輸出立国の日本の輸出にも陰りが見えてきた。
そしてもう一つは、これは月例経済報告でも緩やかなデフレ、こういう認識を新たに出しましたけれども、その一つの根拠というのは、消費者物価というのが二年連続下落をした、いわゆる消費者物価がマイナスだ、こういう形でありまして、戦後、世界の先進国を調べてみますと、先進国の中で二年連続消費者物価が下落したという事例はない。ですから、やはり緩やかなデフレ傾向に入ってきた、このまま放置しておくと非常に厳しい状況になる、そういう認識も私は持っておりまして、あちこちで言わせていただいています。
ただ、先ほどもちょっと触れましたけれども、やはり経済成長のネックになっている、そういったいろいろな経済の構造改革でございますとか、あるいは不良債権の処理の問題でございますとか、こういったことをやはり避けて通れないという形で取り組む。そして、産業新生の基本行動計画のもとで具体的に今作業も進んでまいりました。また、不良債権処理についても、金融庁と我々と財務省と連携をして、とにかく不良債権処理について、あくまでも民間の責任でありますけれども、政府がどういう形でうまくサポートできるか、そういうことを模索しようということで、私ども経済産業省といたしましては、産業再生法というものを使いながら、しかし中小企業者に対してはセーフティーネットを構築しながらそういう体制も構築をしていこう、こういう形で今そういうネックになっていることも一つ一つ着実に解決をしていく。
そういう前提に立って、私は、日本経済というのは今非常にマイナスの面しか強調されないけれども、しかしやはり世界に比べて、余り経済評論家もマスコミの人たちも言わないけれども、非常に力強い面もあるのではないか。
例えば、個人のいわゆる資産というものが千四百兆近くあるような国もありませんし、また外貨の準備高も圧倒的に世界の中で大きいし、さらには貿易収支も常に黒字だし、また一億二千六百万人になんなんとする国民、均質で非常にポテンシャリティーの高い国民、またさらには、私どもとしては、こういう環境問題ですとか、いわゆる老齢化の問題なんというのを、逆に負と言われていたことを成長のエンジンに変えていけば、やっぱりきちっとやることをやればこの国の経済というものはまだまだ大きく飛躍する余地がある。それをするために、今ちょっと景気はそういう中で足踏みになりましたけれども、デフレ傾向を克服し適切な措置をしていけば、必ずポテンシャリティーからいって私は二十一世紀、日本の経済が安定的軌道に乗って、そして国民生活の向上が図れる、こういうことも可能だと。
そういうことで、私はいろいろな機会でそういうことを申し上げているところでございまして、私の足元の経済に対する認識とこれからの日本の経済に対する一つの認識というのは以上のとおりでございます。