国土交通委員会
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会
会議録情報#0
平成二十七年五月十五日(金曜日)
午前九時開議
出席委員
委員長 今村 雅弘君
理事 大西 英男君 理事 金子 恭之君
理事 小島 敏文君 理事 坂井 学君
理事 中村 裕之君 理事 伴野 豊君
理事 井上 英孝君 理事 赤羽 一嘉君
秋本 真利君 井上 貴博君
岩田 和親君 うえの賢一郎君
鬼木 誠君 加藤 鮎子君
勝俣 孝明君 門 博文君
金子万寿夫君 神谷 昇君
木内 均君 工藤 彰三君
古賀 篤君 國場幸之助君
今野 智博君 斎藤 洋明君
鈴木 馨祐君 鈴木 憲和君
田畑 裕明君 高木 宏壽君
津島 淳君 野中 厚君
堀井 学君 前田 一男君
宮内 秀樹君 宮澤 博行君
山本 公一君 荒井 聰君
神山 洋介君 小宮山泰子君
松原 仁君 宮崎 岳志君
本村賢太郎君 足立 康史君
河野 正美君 下地 幹郎君
横山 博幸君 北側 一雄君
中川 康洋君 樋口 尚也君
吉田 宣弘君 田村 貴昭君
本村 伸子君
…………………………………
国土交通大臣 太田 昭宏君
国土交通副大臣 北川イッセイ君
国土交通大臣政務官 うえの賢一郎君
国土交通大臣政務官 鈴木 馨祐君
政府参考人
(国土交通省鉄道局長) 藤田 耕三君
政府参考人
(環境省大臣官房審議官) 小川 晃範君
参考人
(九州旅客鉄道株式会社代表取締役社長) 青柳 俊彦君
国土交通委員会専門員 伊藤 和子君
—————————————
委員の異動
五月十五日
辞任 補欠選任
秋本 真利君 勝俣 孝明君
神谷 昇君 金子万寿夫君
今野 智博君 田畑 裕明君
佐田玄一郎君 野中 厚君
鈴木 憲和君 加藤 鮎子君
野田 聖子君 井上 貴博君
宮澤 博行君 鬼木 誠君
横山 博幸君 河野 正美君
北側 一雄君 吉田 宣弘君
穀田 恵二君 田村 貴昭君
同日
辞任 補欠選任
井上 貴博君 野田 聖子君
鬼木 誠君 宮澤 博行君
加藤 鮎子君 鈴木 憲和君
勝俣 孝明君 秋本 真利君
金子万寿夫君 神谷 昇君
田畑 裕明君 今野 智博君
野中 厚君 佐田玄一郎君
河野 正美君 横山 博幸君
吉田 宣弘君 北側 一雄君
田村 貴昭君 穀田 恵二君
—————————————
本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
旅客鉄道株式会社及び日本貨物鉄道株式会社に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出第二五号)
————◇—————
この発言だけを見る →午前九時開議
出席委員
委員長 今村 雅弘君
理事 大西 英男君 理事 金子 恭之君
理事 小島 敏文君 理事 坂井 学君
理事 中村 裕之君 理事 伴野 豊君
理事 井上 英孝君 理事 赤羽 一嘉君
秋本 真利君 井上 貴博君
岩田 和親君 うえの賢一郎君
鬼木 誠君 加藤 鮎子君
勝俣 孝明君 門 博文君
金子万寿夫君 神谷 昇君
木内 均君 工藤 彰三君
古賀 篤君 國場幸之助君
今野 智博君 斎藤 洋明君
鈴木 馨祐君 鈴木 憲和君
田畑 裕明君 高木 宏壽君
津島 淳君 野中 厚君
堀井 学君 前田 一男君
宮内 秀樹君 宮澤 博行君
山本 公一君 荒井 聰君
神山 洋介君 小宮山泰子君
松原 仁君 宮崎 岳志君
本村賢太郎君 足立 康史君
河野 正美君 下地 幹郎君
横山 博幸君 北側 一雄君
中川 康洋君 樋口 尚也君
吉田 宣弘君 田村 貴昭君
本村 伸子君
…………………………………
国土交通大臣 太田 昭宏君
国土交通副大臣 北川イッセイ君
国土交通大臣政務官 うえの賢一郎君
国土交通大臣政務官 鈴木 馨祐君
政府参考人
(国土交通省鉄道局長) 藤田 耕三君
政府参考人
(環境省大臣官房審議官) 小川 晃範君
参考人
(九州旅客鉄道株式会社代表取締役社長) 青柳 俊彦君
国土交通委員会専門員 伊藤 和子君
—————————————
委員の異動
五月十五日
辞任 補欠選任
秋本 真利君 勝俣 孝明君
神谷 昇君 金子万寿夫君
今野 智博君 田畑 裕明君
佐田玄一郎君 野中 厚君
鈴木 憲和君 加藤 鮎子君
野田 聖子君 井上 貴博君
宮澤 博行君 鬼木 誠君
横山 博幸君 河野 正美君
北側 一雄君 吉田 宣弘君
穀田 恵二君 田村 貴昭君
同日
辞任 補欠選任
井上 貴博君 野田 聖子君
鬼木 誠君 宮澤 博行君
加藤 鮎子君 鈴木 憲和君
勝俣 孝明君 秋本 真利君
金子万寿夫君 神谷 昇君
田畑 裕明君 今野 智博君
野中 厚君 佐田玄一郎君
河野 正美君 横山 博幸君
吉田 宣弘君 北側 一雄君
田村 貴昭君 穀田 恵二君
—————————————
本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
旅客鉄道株式会社及び日本貨物鉄道株式会社に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出第二五号)
————◇—————
今
今村雅弘#1
○今村委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、旅客鉄道株式会社及び日本貨物鉄道株式会社に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
本日は、参考人として九州旅客鉄道株式会社代表取締役社長青柳俊彦君に御出席をいただいております。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として国土交通省鉄道局長藤田耕三君及び環境省大臣官房審議官小川晃範君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →内閣提出、旅客鉄道株式会社及び日本貨物鉄道株式会社に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
本日は、参考人として九州旅客鉄道株式会社代表取締役社長青柳俊彦君に御出席をいただいております。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として国土交通省鉄道局長藤田耕三君及び環境省大臣官房審議官小川晃範君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
今
今
宮
宮内秀樹#4
○宮内委員 皆さん、おはようございます。自民党の宮内秀樹でございます。
国土交通委員会の質問は初めてでございまして、気合いを入れてやりますので、ひとつ皆さん、御協力をよろしくお願い申し上げたいと思います。
実は、私の選挙区は福岡四区というところでございまして、私の選挙区にはJR九州の駅が約二十個ほどありまして、まさにJR九州の公共性によって成立している選挙区でもございますし、大変元気な選挙区でありまして、人口がまだどんどんふえているということでありまして、駅を中心としたまちづくりが展開しているというようなところでもありますので、ひとつそんな例も引き出しながら、これからJR九州、こんないい会社になっていただきたい、そういう期待を込めて質問をさせていただきたいというふうに思っております。
JR九州は、国鉄の民営化後、経営の合理化を始めまして、新しい積極的な挑戦や努力によりまして安定した経常利益を計上して、自立で経営基盤が確立されたということで今回の法律案の提出になったかと思います。
特に、博多駅が新しくなった前後のことも私も見てまいりました。また、新しい取り組みで、上品な鳥料理の「うまや」、それから、卵をつくられたりして、羽田にも卵かけ御飯の店とか、新しい取り組みをどんどんされていらっしゃって、地域においても、「JR九州ウォーキング」ということで、地元のイベントに合わせてウオーキングイベントをつくっていらっしゃったりとか、いろいろやっていらっしゃって、そして今回このようなことになったわけであります。
民営化後、どのような経営理念のもとにこのように会社を展開してきたのか、上場可能になったこの状況につながったのはどういう努力が一番効果的だったのかというようなことにつきまして、JR九州青柳社長からお聞きしたいと思いますし、また、上場後の展望についてどのように考えているかということについてお伺いさせていただきます。
この発言だけを見る →国土交通委員会の質問は初めてでございまして、気合いを入れてやりますので、ひとつ皆さん、御協力をよろしくお願い申し上げたいと思います。
実は、私の選挙区は福岡四区というところでございまして、私の選挙区にはJR九州の駅が約二十個ほどありまして、まさにJR九州の公共性によって成立している選挙区でもございますし、大変元気な選挙区でありまして、人口がまだどんどんふえているということでありまして、駅を中心としたまちづくりが展開しているというようなところでもありますので、ひとつそんな例も引き出しながら、これからJR九州、こんないい会社になっていただきたい、そういう期待を込めて質問をさせていただきたいというふうに思っております。
JR九州は、国鉄の民営化後、経営の合理化を始めまして、新しい積極的な挑戦や努力によりまして安定した経常利益を計上して、自立で経営基盤が確立されたということで今回の法律案の提出になったかと思います。
特に、博多駅が新しくなった前後のことも私も見てまいりました。また、新しい取り組みで、上品な鳥料理の「うまや」、それから、卵をつくられたりして、羽田にも卵かけ御飯の店とか、新しい取り組みをどんどんされていらっしゃって、地域においても、「JR九州ウォーキング」ということで、地元のイベントに合わせてウオーキングイベントをつくっていらっしゃったりとか、いろいろやっていらっしゃって、そして今回このようなことになったわけであります。
民営化後、どのような経営理念のもとにこのように会社を展開してきたのか、上場可能になったこの状況につながったのはどういう努力が一番効果的だったのかというようなことにつきまして、JR九州青柳社長からお聞きしたいと思いますし、また、上場後の展望についてどのように考えているかということについてお伺いさせていただきます。
青
青柳俊彦#5
○青柳参考人 それでは、お答えをさせていただきます。
当社は、民営化後からたゆまず取り組んでまいりました安全の確保とサービスの向上を全ての事業の基盤としながら、新駅の設置や列車運転本数の増加による御利用のお客様の利便性の向上に取り組むとともに、観光列車の運行による新規需要の創出、マンション事業等の新たな事業への挑戦など、創意工夫を生かしたさまざまな経営努力を行ってまいりました。
特に、九州新幹線の全線開業とJR博多シティの二大プロジェクト完成を契機として、これまで以上に着実に経営改善を進めてきた結果、上場可能な状況になったものと考えております。
上場後においては、駅周辺のまちづくりを通じた鉄道利用の促進やインバウンド施策の推進等による鉄道運輸収入の増加を図るなど、鉄道事業における営業赤字の縮小に努めてまいります。また、関連事業においても、駅周辺のまちづくりやマンション販売の拡大などにより、さらなる収益向上を目指してまいります。
以上であります。
この発言だけを見る →当社は、民営化後からたゆまず取り組んでまいりました安全の確保とサービスの向上を全ての事業の基盤としながら、新駅の設置や列車運転本数の増加による御利用のお客様の利便性の向上に取り組むとともに、観光列車の運行による新規需要の創出、マンション事業等の新たな事業への挑戦など、創意工夫を生かしたさまざまな経営努力を行ってまいりました。
特に、九州新幹線の全線開業とJR博多シティの二大プロジェクト完成を契機として、これまで以上に着実に経営改善を進めてきた結果、上場可能な状況になったものと考えております。
上場後においては、駅周辺のまちづくりを通じた鉄道利用の促進やインバウンド施策の推進等による鉄道運輸収入の増加を図るなど、鉄道事業における営業赤字の縮小に努めてまいります。また、関連事業においても、駅周辺のまちづくりやマンション販売の拡大などにより、さらなる収益向上を目指してまいります。
以上であります。
宮
太
太田昭宏#7
○太田国務大臣 JR九州は、これまで、九州における基幹的な輸送機関として、鉄道ネットワークの維持向上の大事な役割を果たしてきたというふうに思います。
例えば、鉄道サービスにおきましては、新駅の設置、あるいは列車運行本数の増加、そして、有名でありますけれども、「ななつ星」を初めとする観光列車、そして、農業や介護サービス、今、卵御飯という卵のお話もありましたが、多岐にわたる関連事業を展開してきているというふうに承知しています。
今般、上場の前提となる安定的な経営基盤が確立されたことは、JR九州のこれまでの経営努力の成果であると評価しております。
完全民営化によりまして、国による事業計画の認可など、経営全般にわたる監督から離れまして、文字どおり民間企業として、自立的な、機動的な投資判断、資金調達を行うことが可能となります。
引き続いて、JR九州が、必要な鉄道ネットワークをしっかりと維持しながら、鉄道サービスの向上や、あるいは観光振興への取り組みや、関連事業を通じたまちづくりを機動的に展開して、九州全体の活性化、地方創生、こうしたことにさらに寄与していただくようにということを期待しているところであります。
この発言だけを見る →例えば、鉄道サービスにおきましては、新駅の設置、あるいは列車運行本数の増加、そして、有名でありますけれども、「ななつ星」を初めとする観光列車、そして、農業や介護サービス、今、卵御飯という卵のお話もありましたが、多岐にわたる関連事業を展開してきているというふうに承知しています。
今般、上場の前提となる安定的な経営基盤が確立されたことは、JR九州のこれまでの経営努力の成果であると評価しております。
完全民営化によりまして、国による事業計画の認可など、経営全般にわたる監督から離れまして、文字どおり民間企業として、自立的な、機動的な投資判断、資金調達を行うことが可能となります。
引き続いて、JR九州が、必要な鉄道ネットワークをしっかりと維持しながら、鉄道サービスの向上や、あるいは観光振興への取り組みや、関連事業を通じたまちづくりを機動的に展開して、九州全体の活性化、地方創生、こうしたことにさらに寄与していただくようにということを期待しているところであります。
宮
宮内秀樹#8
○宮内委員 ありがとうございます。
まさに私も同感でございまして、特に、私もJR九州の利用者の一人といたしまして、今後のJR九州には、アベノミクスの成功のための九州経済の起爆剤となってほしいと思いますし、新しい資金力によって元気な九州をリードしていただきたいというふうに思っております。
それともう一つ、私が特に期待したいと思っておりますのは、地方創生が叫ばれて、これからどうしても結果を出さなければいけないという状況の中で、JR九州さんには、その地方創生の一つの重要なプレーヤーであるというふうな御認識をいただきまして、まちづくりを中心として、地域の発展、振興にどんどん寄与していただきたいというふうに思っております。
そこで、実は私の選挙区のことで大変恐縮なんでございますけれども、一つ、昨今の、新しい新駅とともにまちづくりができたというお話を御紹介したいというふうに思います。
参考資料でお配りをしておりますけれども、写真が二枚あると思いますけれども、これは私の選挙区で、博多駅から約二十分ぐらいのところなんでございますが、糟屋郡の新宮町というところでございます。ベッドタウンとして発展をしてきているわけでありますけれども、ちょうど写真の中央部、平成十八年の写真の中央下の田んぼのところ、ここのところを区画整理いたしまして、このちょうどど真ん中に、新しい新駅を、新宮中央駅という駅をつくっていただいたんですね。
それで、平成二十五年の写真がありますけれども、このちょうど真ん中に駅がありますが、何と十年たたない間にこのように町が変わったということでございまして、駅があって、その前に、緑の広場になっていますけれども、この中に実は下水道の終末処理場をつくったりとか、イケアが来て集客力がすごく上がっておりますけれども、何と周辺に、区画整理が、あっという間に売却いたしまして、人口が張りついたというような例でございまして、まさに新しい駅ができてまちづくりが展開した、ブレークしたというようなことでございます。
新宮町は、大変今エネルギッシュな状況でございまして、特に、新しい新住民の方々は若い方が多く張りついていらっしゃいまして、何と新しい小学校を今建設中であります。来年にはまた新しい中学校をつくらなければいけないということでありまして、それはそれで町にとっては、うれしい悲鳴と同時に、大変財政上厳しいときに大変なんでございますが、平成十八年からスタートした事業で、平成二十二年にこの新駅ができました。そして、できたときの利用客が一日一千五百人だったのが、何と今現在約七千人ということで、利用客がふえております。
そして、実は、この写真の右上のところの、森の中のグラウンドが見えますけれども、それは新宮高校という高校があるんですけれども、何と高校の偏差値も上がったというようなことになりまして、想像しなかったようなことが起きてしまうんですね、まちづくりというのは。
やはりまちづくりには核が必要、それはやはり駅であるということを私は本当に実感をしておりまして、ほう、こんなことになるのかなというふうに思っております。
人口が、平成十八年には二万三千四百十二人だったのが、平成二十七年の四月には三万四百二十四人ということで、人口が三〇%もふえたというようなことがありまして、私は、実際、現場が変化しているのを見ておりますから、駅ができるということのパワーは本当に実感をしておりますと同時に、このようなことがもっともっと新しいプロジェクトとしてできれば、大変、地域にとっても、地域振興、創生にとってもいいことだなというふうに思います。
その意味において、JR九州さんに、そのプレーヤーとしての意識を持って、色濃く地域のそういう振興にかかわっていただきたいというのが、私の先ほどから申し上げているところでございます。
一方、今までは政府の管理の中にあったものですから、自己規制がやはりきいてきて、地域の新しいまちづくりの展開に積極的にかかわろうというのはなかなか難しいような側面があったんじゃないかなというふうに私は思いますけれども、まさに、上場した後は自由度が高まるということでございますから、まちづくりにもっともっと積極的に関与していただきたいというふうに思っております。
と申しますのは、この駅ができるに当たって、地域の方々、それから地方公共団体の方々がJR九州さんと今までやりとりをいろいろさせていただいてきたのでございますけれども、地域の方々からは、もう少し直接お話の機会があったらよかったとか、地域とJRが話し合う場、まちづくりをするに当たって、新駅ができて、こんな町にしようということを、もっと直接お話をして、コミュニケーションをしたかった、そのようなことの意見があります。
それから、駅前ではもっともっとJR九州のノウハウを生かしてビジネスをやってくださいというんですね。新しいビジネスをどんどんやっていただいて、それに地域の中小企業も一緒にかかわることによって地域振興になったらいいんじゃないか。だって、JR九州さんにはノウハウがあるし、人材があるし、お金がある。だからもっともっと期待したいんですというのが地元の方々の率直な気持ちであるということであります。
例えば、地域と一緒になって青空市場みたいなものを何かやっているようなんですね。今も一緒に協力を一部していただいているようなんですけれども、まさに、「うちのたまご」であったり、「うまや」の焼き鳥であったり、何でも一緒になってコラボをするようなことで展開できれば、また新しい、いろいろな意味のビジネスチャンスあるいは地域のチャンスが生まれてくるんじゃないかなというふうなことを言っておるわけであります。
そこで、JR九州さんには、これから地方公共団体と都市計画についてかかわっていただきたいわけでありますが、この辺のことについて、JR九州さんの基本的な考え方、方向性についてお伺いできればと思います。
この発言だけを見る →まさに私も同感でございまして、特に、私もJR九州の利用者の一人といたしまして、今後のJR九州には、アベノミクスの成功のための九州経済の起爆剤となってほしいと思いますし、新しい資金力によって元気な九州をリードしていただきたいというふうに思っております。
それともう一つ、私が特に期待したいと思っておりますのは、地方創生が叫ばれて、これからどうしても結果を出さなければいけないという状況の中で、JR九州さんには、その地方創生の一つの重要なプレーヤーであるというふうな御認識をいただきまして、まちづくりを中心として、地域の発展、振興にどんどん寄与していただきたいというふうに思っております。
そこで、実は私の選挙区のことで大変恐縮なんでございますけれども、一つ、昨今の、新しい新駅とともにまちづくりができたというお話を御紹介したいというふうに思います。
参考資料でお配りをしておりますけれども、写真が二枚あると思いますけれども、これは私の選挙区で、博多駅から約二十分ぐらいのところなんでございますが、糟屋郡の新宮町というところでございます。ベッドタウンとして発展をしてきているわけでありますけれども、ちょうど写真の中央部、平成十八年の写真の中央下の田んぼのところ、ここのところを区画整理いたしまして、このちょうどど真ん中に、新しい新駅を、新宮中央駅という駅をつくっていただいたんですね。
それで、平成二十五年の写真がありますけれども、このちょうど真ん中に駅がありますが、何と十年たたない間にこのように町が変わったということでございまして、駅があって、その前に、緑の広場になっていますけれども、この中に実は下水道の終末処理場をつくったりとか、イケアが来て集客力がすごく上がっておりますけれども、何と周辺に、区画整理が、あっという間に売却いたしまして、人口が張りついたというような例でございまして、まさに新しい駅ができてまちづくりが展開した、ブレークしたというようなことでございます。
新宮町は、大変今エネルギッシュな状況でございまして、特に、新しい新住民の方々は若い方が多く張りついていらっしゃいまして、何と新しい小学校を今建設中であります。来年にはまた新しい中学校をつくらなければいけないということでありまして、それはそれで町にとっては、うれしい悲鳴と同時に、大変財政上厳しいときに大変なんでございますが、平成十八年からスタートした事業で、平成二十二年にこの新駅ができました。そして、できたときの利用客が一日一千五百人だったのが、何と今現在約七千人ということで、利用客がふえております。
そして、実は、この写真の右上のところの、森の中のグラウンドが見えますけれども、それは新宮高校という高校があるんですけれども、何と高校の偏差値も上がったというようなことになりまして、想像しなかったようなことが起きてしまうんですね、まちづくりというのは。
やはりまちづくりには核が必要、それはやはり駅であるということを私は本当に実感をしておりまして、ほう、こんなことになるのかなというふうに思っております。
人口が、平成十八年には二万三千四百十二人だったのが、平成二十七年の四月には三万四百二十四人ということで、人口が三〇%もふえたというようなことがありまして、私は、実際、現場が変化しているのを見ておりますから、駅ができるということのパワーは本当に実感をしておりますと同時に、このようなことがもっともっと新しいプロジェクトとしてできれば、大変、地域にとっても、地域振興、創生にとってもいいことだなというふうに思います。
その意味において、JR九州さんに、そのプレーヤーとしての意識を持って、色濃く地域のそういう振興にかかわっていただきたいというのが、私の先ほどから申し上げているところでございます。
一方、今までは政府の管理の中にあったものですから、自己規制がやはりきいてきて、地域の新しいまちづくりの展開に積極的にかかわろうというのはなかなか難しいような側面があったんじゃないかなというふうに私は思いますけれども、まさに、上場した後は自由度が高まるということでございますから、まちづくりにもっともっと積極的に関与していただきたいというふうに思っております。
と申しますのは、この駅ができるに当たって、地域の方々、それから地方公共団体の方々がJR九州さんと今までやりとりをいろいろさせていただいてきたのでございますけれども、地域の方々からは、もう少し直接お話の機会があったらよかったとか、地域とJRが話し合う場、まちづくりをするに当たって、新駅ができて、こんな町にしようということを、もっと直接お話をして、コミュニケーションをしたかった、そのようなことの意見があります。
それから、駅前ではもっともっとJR九州のノウハウを生かしてビジネスをやってくださいというんですね。新しいビジネスをどんどんやっていただいて、それに地域の中小企業も一緒にかかわることによって地域振興になったらいいんじゃないか。だって、JR九州さんにはノウハウがあるし、人材があるし、お金がある。だからもっともっと期待したいんですというのが地元の方々の率直な気持ちであるということであります。
例えば、地域と一緒になって青空市場みたいなものを何かやっているようなんですね。今も一緒に協力を一部していただいているようなんですけれども、まさに、「うちのたまご」であったり、「うまや」の焼き鳥であったり、何でも一緒になってコラボをするようなことで展開できれば、また新しい、いろいろな意味のビジネスチャンスあるいは地域のチャンスが生まれてくるんじゃないかなというふうなことを言っておるわけであります。
そこで、JR九州さんには、これから地方公共団体と都市計画についてかかわっていただきたいわけでありますが、この辺のことについて、JR九州さんの基本的な考え方、方向性についてお伺いできればと思います。
青
青柳俊彦#9
○青柳参考人 ただいまお話がありましたとおり、当社といたしましても、九州という地域が持つポテンシャルにはまだまだ大きな可能性があると考えております。
当社は、中期計画においてグループの基本的な考え方の一つとして成長と進化を掲げており、今後も、新たな事業への挑戦に取り組んでまいりたいと考えております。
例えば、観光振興であれば、九州に数多く眠っている魅力的な観光地をさらに掘り起こすとともに、当社の強みである観光列車とつなげていくこと等により、国内外のお客様のさらなる増加を考えております。
また、今お話がありました農業につきましても、九州の基幹産業の一つである農業への参入につきましても、さらに拡大を計画しているところであります。
また、今お話がありましたまちづくりの件でございますが、駅は、列車の乗降に利用されるだけでなく、地域の玄関口として交流の拠点となる公共性の高い施設である。駅を中核とした都市計画を検討されている沿線の地方自治体もあると考えております。そういった自治体に対しまして、当社といたしましては、自治体の都市計画について、自治体と連携しながら、駅周辺のまちづくりを通じて、地域の活性化にさらに積極的に取り組んでまいりたいと考えております。
〔委員長退席、坂井委員長代理着席〕
この発言だけを見る →当社は、中期計画においてグループの基本的な考え方の一つとして成長と進化を掲げており、今後も、新たな事業への挑戦に取り組んでまいりたいと考えております。
例えば、観光振興であれば、九州に数多く眠っている魅力的な観光地をさらに掘り起こすとともに、当社の強みである観光列車とつなげていくこと等により、国内外のお客様のさらなる増加を考えております。
また、今お話がありました農業につきましても、九州の基幹産業の一つである農業への参入につきましても、さらに拡大を計画しているところであります。
また、今お話がありましたまちづくりの件でございますが、駅は、列車の乗降に利用されるだけでなく、地域の玄関口として交流の拠点となる公共性の高い施設である。駅を中核とした都市計画を検討されている沿線の地方自治体もあると考えております。そういった自治体に対しまして、当社といたしましては、自治体の都市計画について、自治体と連携しながら、駅周辺のまちづくりを通じて、地域の活性化にさらに積極的に取り組んでまいりたいと考えております。
〔委員長退席、坂井委員長代理着席〕
宮
宮内秀樹#10
○宮内委員 ありがとうございます。
まさに、そういうことでかかわっていただきたいと思います。住民の立場をぜひともいま一度深く考えていただいて、一緒の立場で取り組んでいただきたいというふうに思います。乗客の利便性につながることであれば少しは負担をして考えていくよというような思いで、ぜひとも捉えていただきたいと思います。
また、そういうことを具体的にどのように進めていくかということでございますけれども、例えば、町役場の方と駅長さんが、日ごろから人間関係、スムーズにお話ができるような関係をつくるとか、そのようなことも大切だというふうに思います。特に、経営安定基金の振りかえといたしまして、今度、鉄道ネットワーク維持向上のために振りかえられるということをお伺いしておりますけれども、その振りかえ、ネットワーク維持向上のためにどのような対応を考えていらっしゃるのかということを具体的にお聞かせいただければありがたいんですが。
この発言だけを見る →まさに、そういうことでかかわっていただきたいと思います。住民の立場をぜひともいま一度深く考えていただいて、一緒の立場で取り組んでいただきたいというふうに思います。乗客の利便性につながることであれば少しは負担をして考えていくよというような思いで、ぜひとも捉えていただきたいと思います。
また、そういうことを具体的にどのように進めていくかということでございますけれども、例えば、町役場の方と駅長さんが、日ごろから人間関係、スムーズにお話ができるような関係をつくるとか、そのようなことも大切だというふうに思います。特に、経営安定基金の振りかえといたしまして、今度、鉄道ネットワーク維持向上のために振りかえられるということをお伺いしておりますけれども、その振りかえ、ネットワーク維持向上のためにどのような対応を考えていらっしゃるのかということを具体的にお聞かせいただければありがたいんですが。
青
青柳俊彦#11
○青柳参考人 先ほども申し上げましたように、そういったネットワークづくりのために、今後とも、投資を考えていく中では、先ほどの繰り返しになりますが、地方の自治体の皆様とよく協議をした上で、一緒になって積極的に取り組んでまいりたいというふうに思っております。
この発言だけを見る →宮
宮内秀樹#12
○宮内委員 ありがとうございます。ぜひよろしくお願いを申し上げたいと思います。
一方、上場後もやはり赤字路線をたくさん抱えているわけでありまして、鉄道事業の経営の厳しさは、これから人口減少社会に向かって、ますますそんな簡単な状況ではないというふうに思います。また、この地域の公共性のために、不採算路線をおろそかにされては大変困るというのも、もちろん住民からしたら当然のことかというふうに思っております。
この赤字路線のことについて、国交省といたしましてはどのような立場であるのか、お聞かせいただけたらと思います。
この発言だけを見る →一方、上場後もやはり赤字路線をたくさん抱えているわけでありまして、鉄道事業の経営の厳しさは、これから人口減少社会に向かって、ますますそんな簡単な状況ではないというふうに思います。また、この地域の公共性のために、不採算路線をおろそかにされては大変困るというのも、もちろん住民からしたら当然のことかというふうに思っております。
この赤字路線のことについて、国交省といたしましてはどのような立場であるのか、お聞かせいただけたらと思います。
藤
藤田耕三#13
○藤田政府参考人 お答えいたします。
JR九州は、完全民営化後におきましても、九州の基幹的な輸送機関として、必要な鉄道ネットワークをしっかり維持する必要があると考えております。
JR九州は、国鉄改革の際に、当時の不採算路線を含めて事業全体で採算が確保できるように、国鉄長期債務を承継せずに経営安定基金を設置したという経緯がございます。今般の完全民営化に際しましても、経営安定基金を将来の鉄道ネットワークの維持向上に必要な鉄道資産に振りかえることといたしております。
こうした経緯からも、JR九州は、完全民営化後も、現に営業している路線の適切な維持に努める必要があると考えており、指針でその旨を定めることとしております。
この発言だけを見る →JR九州は、完全民営化後におきましても、九州の基幹的な輸送機関として、必要な鉄道ネットワークをしっかり維持する必要があると考えております。
JR九州は、国鉄改革の際に、当時の不採算路線を含めて事業全体で採算が確保できるように、国鉄長期債務を承継せずに経営安定基金を設置したという経緯がございます。今般の完全民営化に際しましても、経営安定基金を将来の鉄道ネットワークの維持向上に必要な鉄道資産に振りかえることといたしております。
こうした経緯からも、JR九州は、完全民営化後も、現に営業している路線の適切な維持に努める必要があると考えており、指針でその旨を定めることとしております。
宮
宮内秀樹#14
○宮内委員 まさに、政府としてはそういうお立場だと思います。上場いたしました、企業として頑張ってください、一方、赤字路線は赤字路線で維持してくださいということでありますから、二律背反のことを要求するといいますか期待するというようなことでありますから、それはJR九州といたしましても、この赤字路線をどのようにこれから対応していくかということについては非常に悩ましいことだというふうに思います。
やはり、国民の公共性を守るという観点を赤字を出してまでやっていただくということでありますから、平成二十八年度末で期限が切れる固定資産税の特例措置につきましては、私個人としましては、やはり引き続き、この赤字路線をどうするかということについては、これは政府としては別の整理をしていく上で、継続して特例措置をすべきだというふうに思っておりますけれども、政府の見解をお聞かせください。
この発言だけを見る →やはり、国民の公共性を守るという観点を赤字を出してまでやっていただくということでありますから、平成二十八年度末で期限が切れる固定資産税の特例措置につきましては、私個人としましては、やはり引き続き、この赤字路線をどうするかということについては、これは政府としては別の整理をしていく上で、継続して特例措置をすべきだというふうに思っておりますけれども、政府の見解をお聞かせください。
藤
藤田耕三#15
○藤田政府参考人 御指摘の固定資産税の特例、いわゆる三島特例、承継特例でございます。過去、五年ごとに延長されておりまして、前回延長時の平成二十四年度税制改正において、平成二十八年度までの適用が認められております。
JR九州につきましては、前回の平成二十四年度の税制大綱におきまして、「株式上場の動向を勘案し、今後、必要な見直しを行います。」というふうにされております。
今後、上場が見込まれる平成二十八年度の税制改正におきまして、その取り扱いを検討してまいりたいと考えております。
この発言だけを見る →JR九州につきましては、前回の平成二十四年度の税制大綱におきまして、「株式上場の動向を勘案し、今後、必要な見直しを行います。」というふうにされております。
今後、上場が見込まれる平成二十八年度の税制改正におきまして、その取り扱いを検討してまいりたいと考えております。
宮
宮内秀樹#16
○宮内委員 ぜひ前向きな検討をしていただきまして、もちろん財務省との協議等々はありますけれども、公共性をしっかりと担保していただきながら経営をやっていかなければいけないわけでありますから、政府としての考え方、公共としての考え方ということを大切にしなければ両方がうまくいかないというふうに思いますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
同じような話の中で、肥薩おれんじ鉄道の問題があります。
御案内のように、平成二十五年度の決算においても約一億円の赤字ということでございますけれども、第三セクターをつくって、公共のために走らせておるわけであります。
お聞きいたしますと、JR九州から肥薩おれんじ鉄道に対して、要員の派遣とか派遣要員のお給料の一部を負担されておるということもお伺いしておりますし、共同企画切符などの支援をされておるということで、大変地元の方からも感謝されておるということをお伺いしております。
しかしながら赤字路線であるということでございますが、ここはやはりJR九州さんのノウハウと経験とそして公共的精神を生かしていただきながら、この支援は継続していただきたいなというふうに思いますけれども、上場後もこのような支援を続けるおつもりかどうか、もう一度、私、青柳社長さんに聞かせていただきたいと思います。
この発言だけを見る →同じような話の中で、肥薩おれんじ鉄道の問題があります。
御案内のように、平成二十五年度の決算においても約一億円の赤字ということでございますけれども、第三セクターをつくって、公共のために走らせておるわけであります。
お聞きいたしますと、JR九州から肥薩おれんじ鉄道に対して、要員の派遣とか派遣要員のお給料の一部を負担されておるということもお伺いしておりますし、共同企画切符などの支援をされておるということで、大変地元の方からも感謝されておるということをお伺いしております。
しかしながら赤字路線であるということでございますが、ここはやはりJR九州さんのノウハウと経験とそして公共的精神を生かしていただきながら、この支援は継続していただきたいなというふうに思いますけれども、上場後もこのような支援を続けるおつもりかどうか、もう一度、私、青柳社長さんに聞かせていただきたいと思います。
青
青柳俊彦#17
○青柳参考人 今先生御指摘のように、これまで、肥薩おれんじが開業しました平成十六年度から十年間に八十九名の出向者を派遣するなど、肥薩おれんじ鉄道の負担金を大幅に引き下げる支援を行ってまいりました。
また、平成二十六年度以降の支援につきましては、熊本県、鹿児島県、肥薩おれんじ鉄道と当社の四者で新たな支援の枠組みをつくり、協定書を作成したところでございます。引き続き、要員の派遣を継続するとともに、人件費の負担につきましても軽減措置を図っているところでございます。
さらに、営業協力といたしまして、共同企画切符の販売や、肥薩おれんじ鉄道が運行しております観光列車「おれんじ食堂」の宣伝協力や、座席指定券の発売など、一緒になって実施をしておるところであります。
当社といたしましても、今後とも、上場後も引き続きこの協定書にのっとって支援を行ってまいりたいと思っております。よろしくお願いします。
この発言だけを見る →また、平成二十六年度以降の支援につきましては、熊本県、鹿児島県、肥薩おれんじ鉄道と当社の四者で新たな支援の枠組みをつくり、協定書を作成したところでございます。引き続き、要員の派遣を継続するとともに、人件費の負担につきましても軽減措置を図っているところでございます。
さらに、営業協力といたしまして、共同企画切符の販売や、肥薩おれんじ鉄道が運行しております観光列車「おれんじ食堂」の宣伝協力や、座席指定券の発売など、一緒になって実施をしておるところであります。
当社といたしましても、今後とも、上場後も引き続きこの協定書にのっとって支援を行ってまいりたいと思っております。よろしくお願いします。
宮
宮内秀樹#18
○宮内委員 ぜひともよろしくお願いを申し上げます。
同じように、おれんじ鉄道も含めた全国各地にあるこのような第三セクターの経営、大変厳しい状況があり、公共性を維持していかなければいけない。これらの観点について、政府としては、今後、どのような考え方で臨むかということをお聞かせいただきたいと思います。
この発言だけを見る →同じように、おれんじ鉄道も含めた全国各地にあるこのような第三セクターの経営、大変厳しい状況があり、公共性を維持していかなければいけない。これらの観点について、政府としては、今後、どのような考え方で臨むかということをお聞かせいただきたいと思います。
太
太田昭宏#19
○太田国務大臣 鉄道は、地域住民の生活あるいは経済ということに極めて重要でありまして、その基幹的な輸送機関であるというふうに思っておりますが、大変経営的には厳しいというところが全国あちこちにございます。
こうした中で、鉄道の維持について極力努力をしていただきたいというふうに思っておりますが、例えば、まちづくりや地域の公共交通体系のあり方を踏まえながら、各地域において、どうすれば人の足を確保できるかということもまた議論していただかなくてはならないというふうに思っています。
BRTということとかバス、あるいはコミュニティーバス、こうしたことも含めまして、町の状況が変わってきますから、同じバスといっても、通勤の駅に行くバスというんじゃなくて、昼間の高齢者を病院も含めて巡回するというような、そういう時代にもなってきましたので、時代に即応して総合的にそうした輸送を考えるということが大事だと思いますが、鉄道はその中でも中核的な大事な役割を果たしているということを踏まえながらも、そうしたことになろうかと思います。
国交省としまして、地域公共交通活性化再生法に基づく地域における協議会の枠組みを設けておりますし、協議会での議論を踏まえた鉄道の上下分離、あるいはバスへの転換等の取り組みに対して支援を行っているという状況にございます。この国会におきましても、先般協議いただきました公共交通活性化再生法の改正案を提出して、地域の公共交通の再編に向けた取り組みに対する出資制度を創設するということといたしております。
大変困難な問題ではありますけれども、人の足を確保するということにしっかりと支援をしていかなくてはならない、このように思っております。
〔坂井委員長代理退席、委員長着席〕
この発言だけを見る →こうした中で、鉄道の維持について極力努力をしていただきたいというふうに思っておりますが、例えば、まちづくりや地域の公共交通体系のあり方を踏まえながら、各地域において、どうすれば人の足を確保できるかということもまた議論していただかなくてはならないというふうに思っています。
BRTということとかバス、あるいはコミュニティーバス、こうしたことも含めまして、町の状況が変わってきますから、同じバスといっても、通勤の駅に行くバスというんじゃなくて、昼間の高齢者を病院も含めて巡回するというような、そういう時代にもなってきましたので、時代に即応して総合的にそうした輸送を考えるということが大事だと思いますが、鉄道はその中でも中核的な大事な役割を果たしているということを踏まえながらも、そうしたことになろうかと思います。
国交省としまして、地域公共交通活性化再生法に基づく地域における協議会の枠組みを設けておりますし、協議会での議論を踏まえた鉄道の上下分離、あるいはバスへの転換等の取り組みに対して支援を行っているという状況にございます。この国会におきましても、先般協議いただきました公共交通活性化再生法の改正案を提出して、地域の公共交通の再編に向けた取り組みに対する出資制度を創設するということといたしております。
大変困難な問題ではありますけれども、人の足を確保するということにしっかりと支援をしていかなくてはならない、このように思っております。
〔坂井委員長代理退席、委員長着席〕
宮
宮内秀樹#20
○宮内委員 ありがとうございました。
ぜひとも、いろいろな知恵を出していただいて、公共の足の確保をどうするのか、そして民間企業にどうやって新しい元気を社会に注入していただくのかということを、国土交通省といたしましては、ひとつ全力を挙げて対応をお願いしたいと思います。
最後に、もう一つ私の心配な点は、本州三社とJR九州というのはやはり少し性格が違うというふうに思っておりまして、やはり赤字路線が大変多くて、ほとんど赤字路線であり、鉄道事業の損益が黒字のところに対して、JR九州は百四十億円の赤字を抱えて上場になるということでありますので、上場後に、本州三社にも課されております、当分の間配慮すべき事項ということでございます。これを、指針という形で一定の規制を課すということは、私はやはり必要なことであるというふうには思いますけれども、本州三社とは少し違う大変厳しい状況の中で上場するということでございますから、なるべく自由度を奪わないような指針にする必要が私はあると思っております。
上場後のJR九州や九州経済にとって足かせとなるようなことになってはいけないということも、これは真理だというふうに思いますので、その指針の書き方につきまして、政府としての基本的考え方をお聞かせいただきまして、質問とさせていただきます。
この発言だけを見る →ぜひとも、いろいろな知恵を出していただいて、公共の足の確保をどうするのか、そして民間企業にどうやって新しい元気を社会に注入していただくのかということを、国土交通省といたしましては、ひとつ全力を挙げて対応をお願いしたいと思います。
最後に、もう一つ私の心配な点は、本州三社とJR九州というのはやはり少し性格が違うというふうに思っておりまして、やはり赤字路線が大変多くて、ほとんど赤字路線であり、鉄道事業の損益が黒字のところに対して、JR九州は百四十億円の赤字を抱えて上場になるということでありますので、上場後に、本州三社にも課されております、当分の間配慮すべき事項ということでございます。これを、指針という形で一定の規制を課すということは、私はやはり必要なことであるというふうには思いますけれども、本州三社とは少し違う大変厳しい状況の中で上場するということでございますから、なるべく自由度を奪わないような指針にする必要が私はあると思っております。
上場後のJR九州や九州経済にとって足かせとなるようなことになってはいけないということも、これは真理だというふうに思いますので、その指針の書き方につきまして、政府としての基本的考え方をお聞かせいただきまして、質問とさせていただきます。
藤
藤田耕三#21
○藤田政府参考人 完全民営化によりまして、JR九州は、基本的にはみずからの責任と判断に基づく経営を行う自由な企業に移行することとなります。
御指摘の本州三社につきましては、国鉄改革の経緯等も踏まえまして、必要最小限の措置として、路線の適切な維持や中小企業への配慮について指針を定めております。
JR九州につきましても、こうした事情は基本的には本州三社と同様でありますので、今回も同様の指針を定めることとしております。
いずれにしましても、指針は必要最小限のものでございます。これに沿った事業運営をしながら、最大限、自立的で機動的かつ積極的な事業展開をしていただきたいと考えております。
この発言だけを見る →御指摘の本州三社につきましては、国鉄改革の経緯等も踏まえまして、必要最小限の措置として、路線の適切な維持や中小企業への配慮について指針を定めております。
JR九州につきましても、こうした事情は基本的には本州三社と同様でありますので、今回も同様の指針を定めることとしております。
いずれにしましても、指針は必要最小限のものでございます。これに沿った事業運営をしながら、最大限、自立的で機動的かつ積極的な事業展開をしていただきたいと考えております。
宮
宮内秀樹#22
○宮内委員 どうもありがとうございました。
JR九州には、ぜひ上場をしていただいて、そして、地域のため、九州経済を引っ張っていただいて、ノウハウとそれからアイデアと人力をしっかり注入していただいて、期待されるべき成長を遂げていただきたいというふうに多くの多くの期待を込めまして、私の質問とさせていただきます。
ありがとうございました。
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ありがとうございました。
今
吉
吉田宣弘#24
○吉田(宣)委員 おはようございます。
九州・沖縄比例ブロックから選出をいただいております公明党の吉田宣弘でございます。
本日は、国土交通委員会で初めての質問をさせていただきます。いささか緊張しておりますし、さきの先輩の宮内議員の充実した質問に倣って、しっかりとした実のある質問にさせていただきたいと心得ておりますので、よろしくお願いいたします。
また、本日は、JR九州にとって大変重要な法律に関する審議ということで、JR九州の青柳社長にもお越しいただいていますこと、まずもって地元九州選出の国会議員として深く敬意を表させていただきます。
それでは、質問に入らせていただきます。
本法案は、旅客鉄道株式会社及び日本貨物鉄道株式会社に関する法律、これは少々長いので、これからは端的にJR会社法と呼ばせていただきますけれども、このJR会社法の一部を改正することにより、JR九州が完全民営化を果たしていくということでございます。
言うまでもなく、JR九州は、九州地域の基幹的公共交通機関として、また、九州内の都市間輸送や、九州のみならず日本の観光立国推進を担う重要な交通インフラであるとともに、通勤通学を初め日々の生活を支える必要不可欠な移動手段として、九州地域の経済及び社会生活にとって極めて重要な役割を担っておられるというふうに、私自身認識をさせていただいております。
そこで、まず国土交通大臣の太田大臣に率直にお聞きしたいのですけれども、このような重要な役割を担っておられるJR九州が完全民営化をすることの意義とはどのようなものであるかについて、お聞かせいただければと思います。
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本日は、国土交通委員会で初めての質問をさせていただきます。いささか緊張しておりますし、さきの先輩の宮内議員の充実した質問に倣って、しっかりとした実のある質問にさせていただきたいと心得ておりますので、よろしくお願いいたします。
また、本日は、JR九州にとって大変重要な法律に関する審議ということで、JR九州の青柳社長にもお越しいただいていますこと、まずもって地元九州選出の国会議員として深く敬意を表させていただきます。
それでは、質問に入らせていただきます。
本法案は、旅客鉄道株式会社及び日本貨物鉄道株式会社に関する法律、これは少々長いので、これからは端的にJR会社法と呼ばせていただきますけれども、このJR会社法の一部を改正することにより、JR九州が完全民営化を果たしていくということでございます。
言うまでもなく、JR九州は、九州地域の基幹的公共交通機関として、また、九州内の都市間輸送や、九州のみならず日本の観光立国推進を担う重要な交通インフラであるとともに、通勤通学を初め日々の生活を支える必要不可欠な移動手段として、九州地域の経済及び社会生活にとって極めて重要な役割を担っておられるというふうに、私自身認識をさせていただいております。
そこで、まず国土交通大臣の太田大臣に率直にお聞きしたいのですけれども、このような重要な役割を担っておられるJR九州が完全民営化をすることの意義とはどのようなものであるかについて、お聞かせいただければと思います。
太
太田昭宏#25
○太田国務大臣 国鉄改革、二十八年になっておりますが、分割・民営化によりまして、経営責任を明確にした経営形態、そして国鉄が行ってきました鉄道事業の再生を図ろう、こうしたものです。
JR各社は、国鉄改革以来、累次の閣議決定によりまして、経営基盤の確立などの条件が整い次第、できるだけ早期に完全民営化することを基本的な方針にして、今日に至っています。
今回、JR九州の完全民営化ということは、この方針に沿って行うものでありまして、既に完全民営化となっております本州三社を除きますと、会社の中では初めてのことだというふうに思います。
完全民営化後におきましては、JR九州は、国による経営全般にわたる監督から離れ、文字どおりの民間企業として、みずからの経営責任のもとに自立した経営を行うということになります。
JR九州におきましては、今委員からお話のありましたとおり、九州の基幹的な輸送機関である、そして必要な鉄道ネットワークであるということを十分に維持し、また自覚をしながら、鉄道サービスの一層の向上に努めていただきたいというふうに期待をしているところでありますし、あわせて、JRのみにかかわらず、九州全体がこれからさらに全域において発展をしていくということが極めて重要だというふうに思いまして、九州の活性化にも一層貢献していくことを期待しているところであります。
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今回、JR九州の完全民営化ということは、この方針に沿って行うものでありまして、既に完全民営化となっております本州三社を除きますと、会社の中では初めてのことだというふうに思います。
完全民営化後におきましては、JR九州は、国による経営全般にわたる監督から離れ、文字どおりの民間企業として、みずからの経営責任のもとに自立した経営を行うということになります。
JR九州におきましては、今委員からお話のありましたとおり、九州の基幹的な輸送機関である、そして必要な鉄道ネットワークであるということを十分に維持し、また自覚をしながら、鉄道サービスの一層の向上に努めていただきたいというふうに期待をしているところでありますし、あわせて、JRのみにかかわらず、九州全体がこれからさらに全域において発展をしていくということが極めて重要だというふうに思いまして、九州の活性化にも一層貢献していくことを期待しているところであります。
吉
吉田宣弘#26
○吉田(宣)委員 ありがとうございます。
さて、このJR九州の民営化を法形式の面から一つ一つまたお尋ねをさせていただきたいと思います。
このJR九州の民営化ですけれども、JR会社法の適用からこれを排除するということのようでございます。そして、このことが今回の民営化の大きな柱の一つと私自身認識をさせていただいておりますけれども、その内容については、これまで国土交通大臣の認可事項であった関連事業や社債の募集、長期借入金の実施、人事的な代表取締役や監査役の選任等、また毎年度の事業計画や重要な財産の譲渡について、これを国土交通大臣の認可としてまいりましたが、これを排除することによって、これからJR九州というのは今申し上げたようなことを自由にできるようになるというふうなことでございます。
国土交通省によると、これを行うことによって、より機動的な事業経営により、地域の活性化そして観光振興に寄与すると説明をされておられますけれども、この点をもう少し詳しく教えていただきたいのです。この適用除外が地域活性化とどうつながっていくのか、また、この適用除外が観光振興等にどのように寄与をしていくのか、少々教えていただければと思います。
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このJR九州の民営化ですけれども、JR会社法の適用からこれを排除するということのようでございます。そして、このことが今回の民営化の大きな柱の一つと私自身認識をさせていただいておりますけれども、その内容については、これまで国土交通大臣の認可事項であった関連事業や社債の募集、長期借入金の実施、人事的な代表取締役や監査役の選任等、また毎年度の事業計画や重要な財産の譲渡について、これを国土交通大臣の認可としてまいりましたが、これを排除することによって、これからJR九州というのは今申し上げたようなことを自由にできるようになるというふうなことでございます。
国土交通省によると、これを行うことによって、より機動的な事業経営により、地域の活性化そして観光振興に寄与すると説明をされておられますけれども、この点をもう少し詳しく教えていただきたいのです。この適用除外が地域活性化とどうつながっていくのか、また、この適用除外が観光振興等にどのように寄与をしていくのか、少々教えていただければと思います。
藤
藤田耕三#27
○藤田政府参考人 適用除外によりまして、今御指摘のあったような事項につきまして国の認可を受ける必要がなくなりますので、まず基本的には、より機動的な投資判断それから資金調達を行うことが可能になるものと考えております。
こうした環境の中で、今後、JR九州におきましては、例えば農業などの新規事業の積極的な展開による地域活性化や雇用促進、あるいは、例えば熊本駅周辺開発などによる駅周辺のまちづくり、こういったことをさらに積極的に進める方針と承知しております。
それから、観光に関しましても、JR九州はこれまでも、九州全域におけるさまざまな観光列車の運行等、取り組みを行ってきておりますが、今後もさらにインバウンド施策の強化等に取り組むというふうに承知をしております。
このように、JR九州を完全民営化することによりまして、地域の声を酌み上げながら、ビジネスチャンスを捉えた事業展開を行うことがさらに可能になるものと考えております。これによりまして、九州地域の活性化、観光振興に貢献していくことを期待しております。
この発言だけを見る →こうした環境の中で、今後、JR九州におきましては、例えば農業などの新規事業の積極的な展開による地域活性化や雇用促進、あるいは、例えば熊本駅周辺開発などによる駅周辺のまちづくり、こういったことをさらに積極的に進める方針と承知しております。
それから、観光に関しましても、JR九州はこれまでも、九州全域におけるさまざまな観光列車の運行等、取り組みを行ってきておりますが、今後もさらにインバウンド施策の強化等に取り組むというふうに承知をしております。
このように、JR九州を完全民営化することによりまして、地域の声を酌み上げながら、ビジネスチャンスを捉えた事業展開を行うことがさらに可能になるものと考えております。これによりまして、九州地域の活性化、観光振興に貢献していくことを期待しております。
吉
吉田宣弘#28
○吉田(宣)委員 ありがとうございます。
加えて、今回の法案のもう一つの柱と申し上げるのが、国鉄改革の趣旨を踏まえた事業経営のための措置をとることだというふうにお聞きをさせていただいております。
この柱の中にさらに二つの論点がありまして、その一つが、先日、太田大臣の趣旨説明にもございましたけれども、国土交通大臣は、JR九州が完全民営化した後も、路線の維持や利用者利便の確保等、事業運営上踏まえるべき指針を策定することが法案の内容になっているというふうにお聞きいたしました。先ほど宮内先輩の質問にもございましたけれども、私は、この指針の策定は大変に大切なことだと思料しております。
JR九州は、先ほども申し上げましたが、通勤通学を初め、日々の生活を支える必要不可欠な移動手段として、九州にお住まいの方々を中心に、九州における社会生活にとって極めて重要な役割を担っております。
ただ、皆様御承知のとおり、鉄道事業というのは極めて公益性が高い事業でございまして、であるがゆえに、採算が合わない路線が存在したとしても、利用者の利便の確保の観点からは路線の維持が不可欠でありまして、その意味からも、このことを指針として担保することについて私は大いに賛同をするものでございますが、一方で、これから民営化をされた後、JR九州というのは営利企業としての性質が強まってまいります。
そこで、国土交通省にこの点からお聞きしたいことが、JR九州の民営化後のいわゆる赤字路線の維持について国土交通省はどのようにかかわっていくのか、それから、配当に対する株主の期待というふうなものと、今申し上げた公益性という観点からの赤字路線の維持、こういった相対する利益の調整について国土交通省はどのようなことができるのか、その点についてお聞かせをいただければと思います。
この発言だけを見る →加えて、今回の法案のもう一つの柱と申し上げるのが、国鉄改革の趣旨を踏まえた事業経営のための措置をとることだというふうにお聞きをさせていただいております。
この柱の中にさらに二つの論点がありまして、その一つが、先日、太田大臣の趣旨説明にもございましたけれども、国土交通大臣は、JR九州が完全民営化した後も、路線の維持や利用者利便の確保等、事業運営上踏まえるべき指針を策定することが法案の内容になっているというふうにお聞きいたしました。先ほど宮内先輩の質問にもございましたけれども、私は、この指針の策定は大変に大切なことだと思料しております。
JR九州は、先ほども申し上げましたが、通勤通学を初め、日々の生活を支える必要不可欠な移動手段として、九州にお住まいの方々を中心に、九州における社会生活にとって極めて重要な役割を担っております。
ただ、皆様御承知のとおり、鉄道事業というのは極めて公益性が高い事業でございまして、であるがゆえに、採算が合わない路線が存在したとしても、利用者の利便の確保の観点からは路線の維持が不可欠でありまして、その意味からも、このことを指針として担保することについて私は大いに賛同をするものでございますが、一方で、これから民営化をされた後、JR九州というのは営利企業としての性質が強まってまいります。
そこで、国土交通省にこの点からお聞きしたいことが、JR九州の民営化後のいわゆる赤字路線の維持について国土交通省はどのようにかかわっていくのか、それから、配当に対する株主の期待というふうなものと、今申し上げた公益性という観点からの赤字路線の維持、こういった相対する利益の調整について国土交通省はどのようなことができるのか、その点についてお聞かせをいただければと思います。
藤
藤田耕三#29
○藤田政府参考人 御指摘のとおり、JR九州は、完全民営化後におきましても、九州の基幹的な輸送機関として、必要な鉄道ネットワークをしっかり維持する必要があると考えております。
このため、この法律案におきましては、JR九州が配慮すべき事項として、現に営業している鉄道路線の適切な維持について指針を定めることとしております。また、国としては、この指針に照らして、必要な場合には、指導、助言、あるいは勧告、命令を行うこととしております。
株主との関係につきましては、まずは、JR九州には、株主に対して指針の考え方についてしっかり説明をしていただきたいと思います。その上で、仮に、例えば株主からの意見などによりJR九州が路線を廃止しようとする場合には、国としては、先ほど申し上げましたとおり、指針に照らして、必要な指導、助言、勧告、命令を行うことになるものと考えております。
この発言だけを見る →このため、この法律案におきましては、JR九州が配慮すべき事項として、現に営業している鉄道路線の適切な維持について指針を定めることとしております。また、国としては、この指針に照らして、必要な場合には、指導、助言、あるいは勧告、命令を行うこととしております。
株主との関係につきましては、まずは、JR九州には、株主に対して指針の考え方についてしっかり説明をしていただきたいと思います。その上で、仮に、例えば株主からの意見などによりJR九州が路線を廃止しようとする場合には、国としては、先ほど申し上げましたとおり、指針に照らして、必要な指導、助言、勧告、命令を行うことになるものと考えております。