文教科学委員会
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会
会議録情報#0
平成三十年六月十二日(火曜日)
午前十時開会
─────────────
委員の異動
六月八日
辞任 補欠選任
足立 敏之君 赤池 誠章君
六月十二日
辞任 補欠選任
赤池 誠章君 島田 三郎君
大島九州男君 柳田 稔君
─────────────
出席者は左のとおり。
委員長 高階恵美子君
理 事
上野 通子君
大野 泰正君
神本美恵子君
吉良よし子君
委 員
赤池 誠章君
石井 浩郎君
今井絵理子君
衛藤 晟一君
小野田紀美君
島田 三郎君
橋本 聖子君
水落 敏栄君
佐々木さやか君
新妻 秀規君
伊藤 孝恵君
大島九州男君
柳田 稔君
蓮 舫君
高木かおり君
木戸口英司君
松沢 成文君
衆議院議員
文部科学委員長
代理 馳 浩君
文部科学委員長
代理 城井 崇君
文部科学委員長
代理 浮島 智子君
文部科学委員長
代理 金子 恵美君
文部科学委員長
代理 畑野 君枝君
文部科学委員長
代理 串田 誠一君
国務大臣
文部科学大臣 林 芳正君
国務大臣
(内閣官房長官) 菅 義偉君
国務大臣 鈴木 俊一君
副大臣
内閣府副大臣 田中 良生君
事務局側
常任委員会専門
員 戸田 浩史君
政府参考人
内閣官房内閣審
議官 平垣内久隆君
内閣官房内閣審
議官 多田健一郎君
内閣法制局第一
部長 林 徹君
内閣府大臣官房
審議官 渡邉 清君
内閣府公益認定
等委員会事務局
長 相馬 清貴君
総務省統計局統
計調査部長 佐伯 修司君
法務大臣官房司
法法制部長 小出 邦夫君
外務大臣官房国
際文化交流審議
官 宮川 学君
文部科学省生涯
学習政策局長 常盤 豊君
文部科学省初等
中等教育局長 高橋 道和君
文部科学省高等
教育局長 義本 博司君
文部科学省研究
振興局長 磯谷 桂介君
文部科学省研究
開発局長 佐伯 浩治君
文部科学省国際
統括官 川端 和明君
スポーツ庁次長 今里 讓君
文化庁次長 中岡 司君
国土交通大臣官
房審議官 山口 敏彦君
参考人
公益財団法人東
京オリンピック
・パラリンピッ
ク競技大会組織
委員会副事務総
長 布村 幸彦君
─────────────
本日の会議に付した案件
○政府参考人の出席要求に関する件
○参考人の出席要求に関する件
○教育、文化、スポーツ、学術及び科学技術に関
する調査
(日本文化の海外発信と表現の自由に関する件
)
(児童生徒の通学時における荷物の重量化に関
する件)
(公益財団法人日本漢字能力検定協会の運営に
関する件)
(外国人児童生徒に対する日本語指導に関する
件)
(教育機会確保法制定後の夜間中学に対する取
組状況に関する件)
(科学研究費助成事業における学問の自由の保
障に関する件)
(いじめの重大事態への教育委員会の対応に関
する件)
(原子力損害賠償に係る裁判外紛争解決手続の
在り方に関する件)
(二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピッ
ク競技大会をめぐる諸課題に関する件)
○スポーツにおけるドーピングの防止活動の推進
に関する法律案(衆議院提出)
○平成三十二年東京オリンピック競技大会・東京
パラリンピック競技大会特別措置法及び平成三
十一年ラグビーワールドカップ大会特別措置法
の一部を改正する法律案(衆議院提出)
○スポーツ基本法の一部を改正する法律案(衆議
院提出)
○国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律
案(衆議院提出)
─────────────
この発言だけを見る →午前十時開会
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委員の異動
六月八日
辞任 補欠選任
足立 敏之君 赤池 誠章君
六月十二日
辞任 補欠選任
赤池 誠章君 島田 三郎君
大島九州男君 柳田 稔君
─────────────
出席者は左のとおり。
委員長 高階恵美子君
理 事
上野 通子君
大野 泰正君
神本美恵子君
吉良よし子君
委 員
赤池 誠章君
石井 浩郎君
今井絵理子君
衛藤 晟一君
小野田紀美君
島田 三郎君
橋本 聖子君
水落 敏栄君
佐々木さやか君
新妻 秀規君
伊藤 孝恵君
大島九州男君
柳田 稔君
蓮 舫君
高木かおり君
木戸口英司君
松沢 成文君
衆議院議員
文部科学委員長
代理 馳 浩君
文部科学委員長
代理 城井 崇君
文部科学委員長
代理 浮島 智子君
文部科学委員長
代理 金子 恵美君
文部科学委員長
代理 畑野 君枝君
文部科学委員長
代理 串田 誠一君
国務大臣
文部科学大臣 林 芳正君
国務大臣
(内閣官房長官) 菅 義偉君
国務大臣 鈴木 俊一君
副大臣
内閣府副大臣 田中 良生君
事務局側
常任委員会専門
員 戸田 浩史君
政府参考人
内閣官房内閣審
議官 平垣内久隆君
内閣官房内閣審
議官 多田健一郎君
内閣法制局第一
部長 林 徹君
内閣府大臣官房
審議官 渡邉 清君
内閣府公益認定
等委員会事務局
長 相馬 清貴君
総務省統計局統
計調査部長 佐伯 修司君
法務大臣官房司
法法制部長 小出 邦夫君
外務大臣官房国
際文化交流審議
官 宮川 学君
文部科学省生涯
学習政策局長 常盤 豊君
文部科学省初等
中等教育局長 高橋 道和君
文部科学省高等
教育局長 義本 博司君
文部科学省研究
振興局長 磯谷 桂介君
文部科学省研究
開発局長 佐伯 浩治君
文部科学省国際
統括官 川端 和明君
スポーツ庁次長 今里 讓君
文化庁次長 中岡 司君
国土交通大臣官
房審議官 山口 敏彦君
参考人
公益財団法人東
京オリンピック
・パラリンピッ
ク競技大会組織
委員会副事務総
長 布村 幸彦君
─────────────
本日の会議に付した案件
○政府参考人の出席要求に関する件
○参考人の出席要求に関する件
○教育、文化、スポーツ、学術及び科学技術に関
する調査
(日本文化の海外発信と表現の自由に関する件
)
(児童生徒の通学時における荷物の重量化に関
する件)
(公益財団法人日本漢字能力検定協会の運営に
関する件)
(外国人児童生徒に対する日本語指導に関する
件)
(教育機会確保法制定後の夜間中学に対する取
組状況に関する件)
(科学研究費助成事業における学問の自由の保
障に関する件)
(いじめの重大事態への教育委員会の対応に関
する件)
(原子力損害賠償に係る裁判外紛争解決手続の
在り方に関する件)
(二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピッ
ク競技大会をめぐる諸課題に関する件)
○スポーツにおけるドーピングの防止活動の推進
に関する法律案(衆議院提出)
○平成三十二年東京オリンピック競技大会・東京
パラリンピック競技大会特別措置法及び平成三
十一年ラグビーワールドカップ大会特別措置法
の一部を改正する法律案(衆議院提出)
○スポーツ基本法の一部を改正する法律案(衆議
院提出)
○国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律
案(衆議院提出)
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高
高階恵美子#1
○委員長(高階恵美子君) ただいまから文教科学委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る八日、足立敏之君が委員を辞任され、その補欠として赤池誠章君が選任されました。
─────────────
この発言だけを見る →委員の異動について御報告いたします。
去る八日、足立敏之君が委員を辞任され、その補欠として赤池誠章君が選任されました。
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高
高階恵美子#2
○委員長(高階恵美子君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
教育、文化、スポーツ、学術及び科学技術に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官平垣内久隆君外十六名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →教育、文化、スポーツ、学術及び科学技術に関する調査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房内閣審議官平垣内久隆君外十六名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
高
高
高階恵美子#4
○委員長(高階恵美子君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
教育、文化、スポーツ、学術及び科学技術に関する調査のため、本日の委員会に、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会副事務総長布村幸彦君を参考人として出席を求めることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →教育、文化、スポーツ、学術及び科学技術に関する調査のため、本日の委員会に、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会副事務総長布村幸彦君を参考人として出席を求めることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
高
高
小
小野田紀美#7
○小野田紀美君 おはようございます。小野田紀美です。
文化財保護に関して、せんだってより様々議論があったところではありまして、もちろん、文化財を保護、活用していくこと、とても大切です。歴史的な価値のあるものをしっかり保護し守っていく、大切なんですけれども、守るべきは歴史的価値のある高尚な文化だけではないと私は思っておりまして、サブカルチャーとかポップカルチャーとか、そういった文化も非常に価値ある大切な文化芸術だと思っており、守るべきものだというふうに思っております。
早速ですが、資料一枚目を見ていただきたいんですけれども、日本に興味を持ったきっかけは何ですかというのをクールジャパン再生産のための外国人意識調査というので内閣府がアンケートを取っているんですけれども、何と何となんですよ。欧州だと七五%が漫画、アニメ、ゲーム。アジアは五六%。北米二三%、低いように思うんですけれども、北米って割とばらけていまして、二位がアニメ、漫画、ゲーム。ここまで実は海外の中からは漫画、アニメ、ゲームというのはすさまじい評価を受けておりまして、実際これが、興味を持ったきっかけから今興味を持っているものになるとちょっと変わってくる部分もあるんですが、その漫画、アニメ、ゲームをきっかけに興味を持って、そこから歴史的な文化であるとかライフスタイルとか、そういうところに興味が移っていく、その全てのきっかけが実はこれだけ評価されているというような数字が出ているんですね。
二〇一五年にイギリスの大英博物館、ここで「マンガなう」という展覧会が開催されまして、大英博物館で漫画の展覧会という自体もすごいことなんですけれども、約二か月間の展示で来場者数が九万七千人超え、約十万人、何と大英博物館のルーム3というその部屋の中では入場者が歴代五位というのをたたき出した。実は、大成功を受けて、また大英博物館では、もっと大々的に日本の漫画をもう一回展覧会しようかというような声も出ているという話を聞いております。
しかし、これだけ海外で評価されているんですけど、なかなか肝腎の日本では、海外の作品、絵画とか彫刻とか、そういったものを国費で博物館で展示していこうということには誰も満場一致で納得なのに、いざ日本の漫画をそうしていこうとなると、何で漫画なんかにお金使うんだと言われてしまう、日本の文化なのに何か冷たいなというふうな風がまだまだあるなというふうに感じています。
江戸時代、あったじゃないですか。焼き物を輸出しようとしたときに、当時の……ヤジ済みません、江戸時代は生きていないですけれども、焼き物を輸出したい、何かいい包み紙はないかなといったときに、当時大衆文化だった浮世絵を、ああ、これ包み紙でええわというふうに、ぐしゃぐしゃっと包み紙にして海外に送ったら、海外の人が開いてみたら、焼き物もすばらしいね、しかし何だ、この包み紙の美しい浮世絵はということで、ゴッホも浮世絵をまねて模写して絵を描いたりですとか、そういった我々日本人が実は気付いていないけれども海外でとても評価されているという、こういったものが日本のサブカルチャー、ポップカルチャーなのではないかなと思います。
大臣、そこで、なぜこんなにも日本のこのポップカルチャーが評価されているのか、文科省としては分析されているのかどうなのかというのは分からないですけれども、大臣の所感をちょっとお聞かせいただけますでしょうか。
この発言だけを見る →文化財保護に関して、せんだってより様々議論があったところではありまして、もちろん、文化財を保護、活用していくこと、とても大切です。歴史的な価値のあるものをしっかり保護し守っていく、大切なんですけれども、守るべきは歴史的価値のある高尚な文化だけではないと私は思っておりまして、サブカルチャーとかポップカルチャーとか、そういった文化も非常に価値ある大切な文化芸術だと思っており、守るべきものだというふうに思っております。
早速ですが、資料一枚目を見ていただきたいんですけれども、日本に興味を持ったきっかけは何ですかというのをクールジャパン再生産のための外国人意識調査というので内閣府がアンケートを取っているんですけれども、何と何となんですよ。欧州だと七五%が漫画、アニメ、ゲーム。アジアは五六%。北米二三%、低いように思うんですけれども、北米って割とばらけていまして、二位がアニメ、漫画、ゲーム。ここまで実は海外の中からは漫画、アニメ、ゲームというのはすさまじい評価を受けておりまして、実際これが、興味を持ったきっかけから今興味を持っているものになるとちょっと変わってくる部分もあるんですが、その漫画、アニメ、ゲームをきっかけに興味を持って、そこから歴史的な文化であるとかライフスタイルとか、そういうところに興味が移っていく、その全てのきっかけが実はこれだけ評価されているというような数字が出ているんですね。
二〇一五年にイギリスの大英博物館、ここで「マンガなう」という展覧会が開催されまして、大英博物館で漫画の展覧会という自体もすごいことなんですけれども、約二か月間の展示で来場者数が九万七千人超え、約十万人、何と大英博物館のルーム3というその部屋の中では入場者が歴代五位というのをたたき出した。実は、大成功を受けて、また大英博物館では、もっと大々的に日本の漫画をもう一回展覧会しようかというような声も出ているという話を聞いております。
しかし、これだけ海外で評価されているんですけど、なかなか肝腎の日本では、海外の作品、絵画とか彫刻とか、そういったものを国費で博物館で展示していこうということには誰も満場一致で納得なのに、いざ日本の漫画をそうしていこうとなると、何で漫画なんかにお金使うんだと言われてしまう、日本の文化なのに何か冷たいなというふうな風がまだまだあるなというふうに感じています。
江戸時代、あったじゃないですか。焼き物を輸出しようとしたときに、当時の……ヤジ済みません、江戸時代は生きていないですけれども、焼き物を輸出したい、何かいい包み紙はないかなといったときに、当時大衆文化だった浮世絵を、ああ、これ包み紙でええわというふうに、ぐしゃぐしゃっと包み紙にして海外に送ったら、海外の人が開いてみたら、焼き物もすばらしいね、しかし何だ、この包み紙の美しい浮世絵はということで、ゴッホも浮世絵をまねて模写して絵を描いたりですとか、そういった我々日本人が実は気付いていないけれども海外でとても評価されているという、こういったものが日本のサブカルチャー、ポップカルチャーなのではないかなと思います。
大臣、そこで、なぜこんなにも日本のこのポップカルチャーが評価されているのか、文科省としては分析されているのかどうなのかというのは分からないですけれども、大臣の所感をちょっとお聞かせいただけますでしょうか。
林
林芳正#8
○国務大臣(林芳正君) この表を見て私なんかは、日本製品が三%しかないと、ソニー、パナソニックというもう時代ではなくて、やはりアニメ、漫画、ゲームと、こういうことなんだなと改めて再認識をさせていただいたところでございます。
昔、党におりますときにコンテンツ議連というのをつくって、コンテンツの基本法というのを議員立法で作りましたけれども、そのときにも、コンテンツという言葉を片仮名で法律にしようとすると、最初は、あれは参議院の法制局か衆議院の法制局か忘れましたけれども、そういうのは法律用語にならないんですというのを何とか入れたというのが大分昔のことでございまして。
もう私自身も、個人的には余りサブカルチャーというのは、サブですから、メーンがあってですね、そうではなくて、まさに委員がおっしゃったようなポップカルチャーとかコンテンツということで堂々と、また最近はメディアアーツという言葉もございますが、こういうことでしっかりと評価をしていかなければならないと、こういうふうに思っておりまして、このメディアアートはやはり海外でも高く評価されて、委員からお話があったように、我が国への理解や関心を高めておるわけでございます。
私も新海展へ行ってまいりましたが、例えば「君の名は。」は中国や韓国を始めとする海外でも記録的な人気を博しておりまして、また「NARUTO」、平成二十六年に完結した漫画作品ですが、海外での累計発行部数七千五百万部以上と驚異的な数字をたたき出しているわけでございます。
文化庁で、北米における、ローマ字のMANGAですね、漫画事情の調査と動向分析や、内閣府の知的財産戦略推進事務局が実施したクールジャパンの再生産のための外国人意識調査、こういうところから見ますと、やはりストーリーが面白い、秀逸なストーリー展開、それからやっぱりキャラが立つということでしょうが、魅力的なキャラクター、それからやはり絵ですね、高い画力、こういうものがやはり評価をされていると、こういうふうに認識をしております。
この発言だけを見る →昔、党におりますときにコンテンツ議連というのをつくって、コンテンツの基本法というのを議員立法で作りましたけれども、そのときにも、コンテンツという言葉を片仮名で法律にしようとすると、最初は、あれは参議院の法制局か衆議院の法制局か忘れましたけれども、そういうのは法律用語にならないんですというのを何とか入れたというのが大分昔のことでございまして。
もう私自身も、個人的には余りサブカルチャーというのは、サブですから、メーンがあってですね、そうではなくて、まさに委員がおっしゃったようなポップカルチャーとかコンテンツということで堂々と、また最近はメディアアーツという言葉もございますが、こういうことでしっかりと評価をしていかなければならないと、こういうふうに思っておりまして、このメディアアートはやはり海外でも高く評価されて、委員からお話があったように、我が国への理解や関心を高めておるわけでございます。
私も新海展へ行ってまいりましたが、例えば「君の名は。」は中国や韓国を始めとする海外でも記録的な人気を博しておりまして、また「NARUTO」、平成二十六年に完結した漫画作品ですが、海外での累計発行部数七千五百万部以上と驚異的な数字をたたき出しているわけでございます。
文化庁で、北米における、ローマ字のMANGAですね、漫画事情の調査と動向分析や、内閣府の知的財産戦略推進事務局が実施したクールジャパンの再生産のための外国人意識調査、こういうところから見ますと、やはりストーリーが面白い、秀逸なストーリー展開、それからやっぱりキャラが立つということでしょうが、魅力的なキャラクター、それからやはり絵ですね、高い画力、こういうものがやはり評価をされていると、こういうふうに認識をしております。
小
小野田紀美#9
○小野田紀美君 いろいろ本当、御説明いただきありがとうございます。実際、数字に出ているんですよね。
大臣がおっしゃってくださったように、ストーリー展開とか絵の高い画力、キャラが魅力、それももちろん評価されているところなんですけれども、あと、先日、イタリア文化会館でイタリアの漫画家と日本の漫画家がワークショップというので一緒に話をしようというのがあって、そこにちょっと行ってみたんですけど、そこでの分析の一つは、日本の漫画はとにかく裾野が広いと。すごく多種多様なものがあるからこそ、そこの中で切磋琢磨してその高いクオリティーというものができているんじゃないか、その裾野の広さが日本の強みだよねという話もイタリアの漫画家さんがされていたのもありました。
先ほどおっしゃっていただいた高いクオリティーももちろんなんですけれども、今そこは若干ちょっと、日本のものだけというか、揺らぎつつもあって、クリエーターさんの労働環境、アニメ業界もそうですけど、かなりつらい中でちょっと人材が流出しているところもあるんですよ、これは今日話しませんけれども。
例えば、艦これって御存じですか、艦隊これくしょん。誰もうなずいてくれないんですけど、艦これっていう日本のちょっと大ヒットしたゲームがありまして、それと似たような感じでアズールレーンというのが今すごくはやっているんですけど、それ中国が開発したんですよ。昔は日本にしか作れないと思っていたようなものが、人材の流出とか様々な中で、同じようなクオリティー、若しくはそれを超えるようなクオリティーのものを作られ始めているというのも現実であるので、そこだけではそろそろ戦っていけなくなるかもしれない。もっとクリエーターさんを大切にしなくてはという政策とともに、もう一つ、中国とかには絶対できないことがあるんです。それこそが表現の自由なんですよ。
日本の漫画がどうしてこんなにも評価されるかといったら、本当に自由なんですよね。いいものも悪いものも自由だからこそ、言語のローカライズをして外にアニメを出したりしているんですけれども、それとともにカルチャライズといって、文化に合わせた改変というのもしていく。これは海外に配慮するのが当たり前ではあるんですけれども、海外の人からは、厳しい規制でカルチャライズされたものじゃなくて日本のそのもののが見たいという声もあるぐらい、本当に日本の包容力、寛容性、そして多様性というのはどこよりもそういうのがある国なんだなというふうに思います。
こここそ魅力となったときに、確かに際どい内容もあるんです。さっき言った大英博物館の「マンガなう」で展示された中の一つは「聖おにいさん」という漫画があって、イエスとブッダが同居しているという、ちょっと日常ほのぼのギャグみたいな感じなんですが、キリスト教の国にこれを持っていったときに果たしてどんなハレーションがとこっちが心配するんですが、意外に向こうのキュレーターの方に聞くと受け入れられたよというようなこともあって、ただ、割と世界ではタブーとされるネタも、ほのぼのというか寛容に、すばらしい作品に昇華する力が日本の文化にはあると。
そういった中で、クリスマスを祝って、年を越して、初詣に行くというこの日本の寛容な文化が漫画にも表れていると思うんですけれども、まさに今、宗教やいろんなことでいがみ合っている世界の中で、クールジャパン推進特命委員会の自民党の会を開いたときに、何でクールジャパンと漫画にお金を掛けるんですかといったときに講師の先生がおっしゃったのが、世界平和ですと言ったんです。当時誰もうなずいてくれなかったんですけど、私、すごくうなずきまして、この日本の、多様性を認めるという文化の自由、表現の自由を認めるということこそが世界の平和につながっていくほどのすばらしい文化だと私は胸を張って言いたい。
ところが、昨今、この日本の文化にひどい偏見や圧力が掛かっておりまして、例えば、二〇一三年三月に、児童売買、児童買春及び児童ポルノ国連特別報告者による訪日報告書において、実在していないバーチャルのキャラクターが出る漫画、アニメ、ゲームの一部内容を規制すべきだとか製造を犯罪化すべきだとか言われたり、イギリスのBBCが日本の児童ポルノという内容でドキュメンタリー取材をしたんですけど、普通のオトゲーというか、漫画やアニメやゲーム作品をまるで児童ポルノであるかのように報道したりとか、そういったネガティブキャンペーンが行われているんですね。
これに対して、外務省、そして文科省、それぞれどのように考えて、どのような対策を取られているのか、お聞かせください。
この発言だけを見る →大臣がおっしゃってくださったように、ストーリー展開とか絵の高い画力、キャラが魅力、それももちろん評価されているところなんですけれども、あと、先日、イタリア文化会館でイタリアの漫画家と日本の漫画家がワークショップというので一緒に話をしようというのがあって、そこにちょっと行ってみたんですけど、そこでの分析の一つは、日本の漫画はとにかく裾野が広いと。すごく多種多様なものがあるからこそ、そこの中で切磋琢磨してその高いクオリティーというものができているんじゃないか、その裾野の広さが日本の強みだよねという話もイタリアの漫画家さんがされていたのもありました。
先ほどおっしゃっていただいた高いクオリティーももちろんなんですけれども、今そこは若干ちょっと、日本のものだけというか、揺らぎつつもあって、クリエーターさんの労働環境、アニメ業界もそうですけど、かなりつらい中でちょっと人材が流出しているところもあるんですよ、これは今日話しませんけれども。
例えば、艦これって御存じですか、艦隊これくしょん。誰もうなずいてくれないんですけど、艦これっていう日本のちょっと大ヒットしたゲームがありまして、それと似たような感じでアズールレーンというのが今すごくはやっているんですけど、それ中国が開発したんですよ。昔は日本にしか作れないと思っていたようなものが、人材の流出とか様々な中で、同じようなクオリティー、若しくはそれを超えるようなクオリティーのものを作られ始めているというのも現実であるので、そこだけではそろそろ戦っていけなくなるかもしれない。もっとクリエーターさんを大切にしなくてはという政策とともに、もう一つ、中国とかには絶対できないことがあるんです。それこそが表現の自由なんですよ。
日本の漫画がどうしてこんなにも評価されるかといったら、本当に自由なんですよね。いいものも悪いものも自由だからこそ、言語のローカライズをして外にアニメを出したりしているんですけれども、それとともにカルチャライズといって、文化に合わせた改変というのもしていく。これは海外に配慮するのが当たり前ではあるんですけれども、海外の人からは、厳しい規制でカルチャライズされたものじゃなくて日本のそのもののが見たいという声もあるぐらい、本当に日本の包容力、寛容性、そして多様性というのはどこよりもそういうのがある国なんだなというふうに思います。
こここそ魅力となったときに、確かに際どい内容もあるんです。さっき言った大英博物館の「マンガなう」で展示された中の一つは「聖おにいさん」という漫画があって、イエスとブッダが同居しているという、ちょっと日常ほのぼのギャグみたいな感じなんですが、キリスト教の国にこれを持っていったときに果たしてどんなハレーションがとこっちが心配するんですが、意外に向こうのキュレーターの方に聞くと受け入れられたよというようなこともあって、ただ、割と世界ではタブーとされるネタも、ほのぼのというか寛容に、すばらしい作品に昇華する力が日本の文化にはあると。
そういった中で、クリスマスを祝って、年を越して、初詣に行くというこの日本の寛容な文化が漫画にも表れていると思うんですけれども、まさに今、宗教やいろんなことでいがみ合っている世界の中で、クールジャパン推進特命委員会の自民党の会を開いたときに、何でクールジャパンと漫画にお金を掛けるんですかといったときに講師の先生がおっしゃったのが、世界平和ですと言ったんです。当時誰もうなずいてくれなかったんですけど、私、すごくうなずきまして、この日本の、多様性を認めるという文化の自由、表現の自由を認めるということこそが世界の平和につながっていくほどのすばらしい文化だと私は胸を張って言いたい。
ところが、昨今、この日本の文化にひどい偏見や圧力が掛かっておりまして、例えば、二〇一三年三月に、児童売買、児童買春及び児童ポルノ国連特別報告者による訪日報告書において、実在していないバーチャルのキャラクターが出る漫画、アニメ、ゲームの一部内容を規制すべきだとか製造を犯罪化すべきだとか言われたり、イギリスのBBCが日本の児童ポルノという内容でドキュメンタリー取材をしたんですけど、普通のオトゲーというか、漫画やアニメやゲーム作品をまるで児童ポルノであるかのように報道したりとか、そういったネガティブキャンペーンが行われているんですね。
これに対して、外務省、そして文科省、それぞれどのように考えて、どのような対策を取られているのか、お聞かせください。
宮
宮川学#10
○政府参考人(宮川学君) 日本の漫画を含むポップカルチャーでございますが、海外、特に青少年層を中心に人気が高く、配付いただいた資料からも明らかなように、日本への興味、関心につながることから、日本の文化外交の重要な柱の一つと位置付けております。
外務省といたしましては、二〇〇七年に例えば日本国際漫画賞を創設いたしまして、毎年海外の優れた漫画作家を顕彰するなど、日本発祥の文化としての漫画のすばらしさを更に海外に広めていくよう努めているところでございます。
一方で、御指摘いただきましたような日本の漫画等に対する誤解とか不当、不適切な批判、こういうものが認められる場合は、適切に反論するなど、しかるべく対処をする必要があるものと考えております。
例えば、御指摘いただきました国連特別報告者、ブキッキオという方ですが、この訪日報告書において、引用いたしますと、実在しない児童の画像等も児童ポルノであることが国際的な人権規範、基準であるという主張がございました。これに対して日本政府は反論のコメントをいたしまして、実在しない児童は、児童買春、児童売買及び児童ポルノに関する児童の権利に関する条約の選択議定書に言及されております児童ポルノには含まれていないと解釈するという点であるとか、それから、そういったことが国際的な人権規範、基準であるとの主張の根拠が不明であるという反論を行っております。
今後とも、海外における知日派、親日派の育成を通じて日本の国益を増進していけるよう、漫画等、日本の多様な魅力を海外に発信してまいりたいと思います。
この発言だけを見る →外務省といたしましては、二〇〇七年に例えば日本国際漫画賞を創設いたしまして、毎年海外の優れた漫画作家を顕彰するなど、日本発祥の文化としての漫画のすばらしさを更に海外に広めていくよう努めているところでございます。
一方で、御指摘いただきましたような日本の漫画等に対する誤解とか不当、不適切な批判、こういうものが認められる場合は、適切に反論するなど、しかるべく対処をする必要があるものと考えております。
例えば、御指摘いただきました国連特別報告者、ブキッキオという方ですが、この訪日報告書において、引用いたしますと、実在しない児童の画像等も児童ポルノであることが国際的な人権規範、基準であるという主張がございました。これに対して日本政府は反論のコメントをいたしまして、実在しない児童は、児童買春、児童売買及び児童ポルノに関する児童の権利に関する条約の選択議定書に言及されております児童ポルノには含まれていないと解釈するという点であるとか、それから、そういったことが国際的な人権規範、基準であるとの主張の根拠が不明であるという反論を行っております。
今後とも、海外における知日派、親日派の育成を通じて日本の国益を増進していけるよう、漫画等、日本の多様な魅力を海外に発信してまいりたいと思います。
小
小野田紀美#11
○小野田紀美君 文科省の対応がなかったんですけど、後でまとめて聞けたらなと思っております。
先ほど、国際的な人権規範の基準であるというふうなのに、しっかりと外務省の人権人道課というところが反論コメントを提出してくれていて、本当に外務省さんはいわれなき暴言にちゃんと対応してくださっているなというふうに感じているところなんですけれども。
デンマークが一時期、実在しない架空のものも児童ポルノに含むのかどうなのかという法律を作ろうとしたときに、やっぱり感情とか印象でそれをやっちゃいけないよねと、それが本当にいけないなら、犯罪と関連性があるなら、それをちゃんと示せないと法律にしちゃいけないよねということで、二〇一〇年にデンマーク国の法務省が性科学クリニックというところでちゃんと検証をして、その結果、二〇一二年にデンマーク議会はこの調査結果を根拠として架空の児童ポルノは違法なものではないという結論を出したりしているので、国際的にそういう潮流ですという言い分も本当、勝手だなと。
児童ポルノは絶対あってはいけないことだし、実在する子供たちの安全、安心を守っていくことはもう絶対に必要なんですけれども、それを必要以上にいろんな倫理観を押し付け出すと表現の自由というものを規制しかねないので、だって、外国の人から見たら、日本の成人女性も児童に見えますからね。その価値観というのも全く違う中で、それを何か児童っぽく見えるから駄目だとか、これも児童に見えるんだというような押し付けもちょっとどうかなというふうに思います。
ちなみに、資料の二枚目見てください。
これ、イギリスとかは、さんざんうちの国のことを児童ポルノ大国だとか性犯罪大国だとか言ってくださったわけなんですけれども、よく見ていただくと、日本の強姦の発生件数ってほかの国と比べてどうですかと。イギリスなんか、二〇一四年、人口の十万人当たりの発生率四九・四なんですけど、日本は一なんですよ。まさにどの口が人の国をそんなふうに言ってくれているのだろうと、ちょっと怒りさえ湧くんですけれども。
そう言うと、こう言う人もいるんです。日本人は外に被害を言えない国民性なんです、本当はたくさん被害に遭っているけれども、それが言えないからこういう数字になっているんですと言う人もいるんですが、その下のグラフ見ていただいていいですか。これは、今、何かあたかも漫画のせいで犯罪が増えているみたいに言われているんですが、実際、昭和三十五年とか昭和四十五年、まさにこういうかわいい女の子たちが出てくる漫画がない頃の強姦の発生件数がすさまじいんですよ。むしろどんどん減っているんですね。だから、漫画が普及するによってこれは悪影響だと言うんだったら、このグラフが全く成り立たないですし、もうちょっとそろそろそういうネガティブキャンペーンやめていただけないかなと思っているんですが、ちょっとこれは外れるので、また改めてこの辺に関してはじっくりやっていきたいと思いますけれども。
これ、性表現だけじゃないんですよ、表現の自由というのは。実はもう一個事件がありまして、小学館のコロコロコミックである漫画が掲載されたんですけれども、そこの、モンゴルからチンギス・ハンを侮辱しているような漫画だということでクレームがあった事件を覚えていらっしゃいますでしょうか。最初に言っておきます。私は、あの漫画を擁護するつもりは一ミリもありません。一ミリもありませんが、これに対して、外務省と文科省、それぞれどういう対応をされたのか、教えてください。
この発言だけを見る →先ほど、国際的な人権規範の基準であるというふうなのに、しっかりと外務省の人権人道課というところが反論コメントを提出してくれていて、本当に外務省さんはいわれなき暴言にちゃんと対応してくださっているなというふうに感じているところなんですけれども。
デンマークが一時期、実在しない架空のものも児童ポルノに含むのかどうなのかという法律を作ろうとしたときに、やっぱり感情とか印象でそれをやっちゃいけないよねと、それが本当にいけないなら、犯罪と関連性があるなら、それをちゃんと示せないと法律にしちゃいけないよねということで、二〇一〇年にデンマーク国の法務省が性科学クリニックというところでちゃんと検証をして、その結果、二〇一二年にデンマーク議会はこの調査結果を根拠として架空の児童ポルノは違法なものではないという結論を出したりしているので、国際的にそういう潮流ですという言い分も本当、勝手だなと。
児童ポルノは絶対あってはいけないことだし、実在する子供たちの安全、安心を守っていくことはもう絶対に必要なんですけれども、それを必要以上にいろんな倫理観を押し付け出すと表現の自由というものを規制しかねないので、だって、外国の人から見たら、日本の成人女性も児童に見えますからね。その価値観というのも全く違う中で、それを何か児童っぽく見えるから駄目だとか、これも児童に見えるんだというような押し付けもちょっとどうかなというふうに思います。
ちなみに、資料の二枚目見てください。
これ、イギリスとかは、さんざんうちの国のことを児童ポルノ大国だとか性犯罪大国だとか言ってくださったわけなんですけれども、よく見ていただくと、日本の強姦の発生件数ってほかの国と比べてどうですかと。イギリスなんか、二〇一四年、人口の十万人当たりの発生率四九・四なんですけど、日本は一なんですよ。まさにどの口が人の国をそんなふうに言ってくれているのだろうと、ちょっと怒りさえ湧くんですけれども。
そう言うと、こう言う人もいるんです。日本人は外に被害を言えない国民性なんです、本当はたくさん被害に遭っているけれども、それが言えないからこういう数字になっているんですと言う人もいるんですが、その下のグラフ見ていただいていいですか。これは、今、何かあたかも漫画のせいで犯罪が増えているみたいに言われているんですが、実際、昭和三十五年とか昭和四十五年、まさにこういうかわいい女の子たちが出てくる漫画がない頃の強姦の発生件数がすさまじいんですよ。むしろどんどん減っているんですね。だから、漫画が普及するによってこれは悪影響だと言うんだったら、このグラフが全く成り立たないですし、もうちょっとそろそろそういうネガティブキャンペーンやめていただけないかなと思っているんですが、ちょっとこれは外れるので、また改めてこの辺に関してはじっくりやっていきたいと思いますけれども。
これ、性表現だけじゃないんですよ、表現の自由というのは。実はもう一個事件がありまして、小学館のコロコロコミックである漫画が掲載されたんですけれども、そこの、モンゴルからチンギス・ハンを侮辱しているような漫画だということでクレームがあった事件を覚えていらっしゃいますでしょうか。最初に言っておきます。私は、あの漫画を擁護するつもりは一ミリもありません。一ミリもありませんが、これに対して、外務省と文科省、それぞれどういう対応をされたのか、教えてください。
宮
宮川学#12
○政府参考人(宮川学君) 二〇一八年の二月二十三日でございますが、在京のモンゴル大使館から外務省に対しまして御指摘いただいた事案について抗議がございました。これを受けまして、外務省からは、当該雑誌の出版社小学館に対しまして、モンゴル側から外務省に対する抗議があった事実を伝達させていただいております。
この発言だけを見る →中
中岡司#13
○政府参考人(中岡司君) 当該出版物につきましては、民間の出版社による出版物でございまして、その内容等につきましては一義的には出版社の自主的な判断に委ねるべきものと考えておりまして、文化庁では特段対応はしておりません。
この発言だけを見る →小
小野田紀美#14
○小野田紀美君 ここで、私は、先ほど言ったように、この漫画で誰かの大切なものを侮辱することが許されることではないと思いますが、しかしながら、我が国は、いいも悪いも含めて表現の自由をしっかり守っているはずなんですよ。それは、人にとってのいいが誰かにとっての悪いにもなりかねない、それを一方的な正義感で何かをしてはいけないから表現の自由を守っているんですけれども。
これ、国の機関がやったわけでも公共機関がやったわけでもなくて、民間の企業が出したものに対して、外務省さんはモンゴルからクレームがあったよというふうに伝えたというふうに言いますけれども、国から、おい、他国からクレーム来たんだけどどうなっているんだというふうに問合せというか、そういう報告があっただけでも、あれ、これいけないことなのかな、国からとがめられたのかなと思ってしまうと思うんですね、これ、だって民間企業ですから。
そのとき、私は、外務省さんに言ってほしかったんですよ。お気持ち分かります、モンゴルさんと。お気持ちは分かりますけれども、我が国は、いいも悪いも、さっき文化庁さんがおっしゃったように、表現の自由は民間に認めていると。だから、お気持ち分かるんですけれども、文句があるなら直接言っていただけますかと、これに国は介入しませんというふうに私は言ってほしかったし、これが嫌な前例つくっちゃったんですよ。何か気に入らない表現が日本の漫画であったら、国に文句言えば取り次いでくれる、むしろ国が代わりに言ってくれるぐらいの、私はとてつもない前例をつくってしまったんじゃないかというふうに非常に思っておりまして。
これに対して文科省さんも、おっしゃるとおり、文化で民間のことですから、文科省としては特に何もしていません、それ正しいんですけれども、文化に対して外務省さんがそういうふうな動きをしたことに対して、ちょっと待ってくれと、うちはそういうスタンスで文化を守っているんだから外務省さんそういうことしないでくれよというふうに、これは一言、二言あってもよかったんだと思うんですけれども、その辺、文化庁さん、どう思われますか。
この発言だけを見る →これ、国の機関がやったわけでも公共機関がやったわけでもなくて、民間の企業が出したものに対して、外務省さんはモンゴルからクレームがあったよというふうに伝えたというふうに言いますけれども、国から、おい、他国からクレーム来たんだけどどうなっているんだというふうに問合せというか、そういう報告があっただけでも、あれ、これいけないことなのかな、国からとがめられたのかなと思ってしまうと思うんですね、これ、だって民間企業ですから。
そのとき、私は、外務省さんに言ってほしかったんですよ。お気持ち分かります、モンゴルさんと。お気持ちは分かりますけれども、我が国は、いいも悪いも、さっき文化庁さんがおっしゃったように、表現の自由は民間に認めていると。だから、お気持ち分かるんですけれども、文句があるなら直接言っていただけますかと、これに国は介入しませんというふうに私は言ってほしかったし、これが嫌な前例つくっちゃったんですよ。何か気に入らない表現が日本の漫画であったら、国に文句言えば取り次いでくれる、むしろ国が代わりに言ってくれるぐらいの、私はとてつもない前例をつくってしまったんじゃないかというふうに非常に思っておりまして。
これに対して文科省さんも、おっしゃるとおり、文化で民間のことですから、文科省としては特に何もしていません、それ正しいんですけれども、文化に対して外務省さんがそういうふうな動きをしたことに対して、ちょっと待ってくれと、うちはそういうスタンスで文化を守っているんだから外務省さんそういうことしないでくれよというふうに、これは一言、二言あってもよかったんだと思うんですけれども、その辺、文化庁さん、どう思われますか。
中
中岡司#15
○政府参考人(中岡司君) 文化庁といたしまして、外務省の御判断については申し上げる立場にはございませんが、昨年六月に改正されました文化芸術基本法の前文におきましては、旧来の「文化芸術活動を行う者の自主性を尊重」に加えまして、「文化芸術の礎たる表現の自由の重要性を深く認識し、」という文言が新たに追加され、表現の自由の重要性について明文化されたところでございます。憲法二十一条で表現の自由が保障されておりますことから、我が国における漫画等の表現につきましては、公共の福祉に反しない限り最大限に尊重されるべきものと考えております。
この発言だけを見る →小
小野田紀美#16
○小野田紀美君 そう思ってくださっているわけですし、後で言おうと思っていましたけど、文化芸術基本法に改正でしっかり前文にも表現の自由の重要性が書かれているのであれば、外務省がしたことだからというふうなのではなくて、そこは連携をすごくしてほしいと思うんですね。
今、クールジャパン推進の中で、クールジャパン戦略は成長戦略だと、文化は成長戦略だというふうに海外に売り出していこうとおっしゃっているわけじゃないですか。でも、こんなふうに日本と海外では表現の自由のあんばいも違うし、どこがどう攻撃されるかも分からないんですよ。海外に持っていくときはカルチャライズをして気を付けて、なるべく皆さんの、怒らせないような、そういうものを持っていきましょうということはできるんですけれども、この一番最初に見ていただいた資料のように、それがきっかけとなって日本に興味を持ちました、ほかのものも見てみたいなと、今はインターネットとかで幾らでも国内のものを引きずり出せる時代ですから、そうなったときに、何だこれは、けしからぬじゃないかというふうに攻撃を、クールジャパンとして出れば出るほどたたかれる危険性は増えると私は思っています。
なので、そのときに外務省さんや文化を守る文化庁さんが、同じ志を持って同じスタンスで、何を言われても、うちの国は表現の自由を守っているんですと、そこをとやかく言われる覚えはありませんというふうにきっちり国の文化を守ってくれるという連携を、意思疎通をしておいてくださらないと、民間企業、怖くてクールジャパンで外出られないですよ。だって、たたかれたら、おい、クレームあったぞと言われるんでしょうと思ったら、外に出てください、世界に広げてください、でも守りませんって、それはちょっと、こらえてやってくれぬかなというふうに思うんです。
このクールジャパン推進、文化GDPを上げていく挑戦の中で、これ、漫画、アニメだけじゃなくてほかの全ての、例えば文学だって、いつ源氏物語がこれはけしからぬと言われるか分からない内容じゃないですか。いい内容ですけどね。なので、そういった中で、全ての日本の文化を外に出すときに、表現の自由に対するありとあらゆる角度の圧力があったときにどのような姿勢で対応していくのか、改めて外務省と文科大臣、ちょっとお話聞かせてください。
この発言だけを見る →今、クールジャパン推進の中で、クールジャパン戦略は成長戦略だと、文化は成長戦略だというふうに海外に売り出していこうとおっしゃっているわけじゃないですか。でも、こんなふうに日本と海外では表現の自由のあんばいも違うし、どこがどう攻撃されるかも分からないんですよ。海外に持っていくときはカルチャライズをして気を付けて、なるべく皆さんの、怒らせないような、そういうものを持っていきましょうということはできるんですけれども、この一番最初に見ていただいた資料のように、それがきっかけとなって日本に興味を持ちました、ほかのものも見てみたいなと、今はインターネットとかで幾らでも国内のものを引きずり出せる時代ですから、そうなったときに、何だこれは、けしからぬじゃないかというふうに攻撃を、クールジャパンとして出れば出るほどたたかれる危険性は増えると私は思っています。
なので、そのときに外務省さんや文化を守る文化庁さんが、同じ志を持って同じスタンスで、何を言われても、うちの国は表現の自由を守っているんですと、そこをとやかく言われる覚えはありませんというふうにきっちり国の文化を守ってくれるという連携を、意思疎通をしておいてくださらないと、民間企業、怖くてクールジャパンで外出られないですよ。だって、たたかれたら、おい、クレームあったぞと言われるんでしょうと思ったら、外に出てください、世界に広げてください、でも守りませんって、それはちょっと、こらえてやってくれぬかなというふうに思うんです。
このクールジャパン推進、文化GDPを上げていく挑戦の中で、これ、漫画、アニメだけじゃなくてほかの全ての、例えば文学だって、いつ源氏物語がこれはけしからぬと言われるか分からない内容じゃないですか。いい内容ですけどね。なので、そういった中で、全ての日本の文化を外に出すときに、表現の自由に対するありとあらゆる角度の圧力があったときにどのような姿勢で対応していくのか、改めて外務省と文科大臣、ちょっとお話聞かせてください。
宮
宮川学#17
○政府参考人(宮川学君) ありがとうございます。
クールジャパンの推進も含めまして、多様な日本文化の魅力を海外に発信していく、そして対日理解を促進していくことは、日本の文化外交の上で重要な柱でございます。
一方で、国によっては文化とか宗教の違いによって、一般に受け入れられる内容は様々であることも事実でございます。日本文化の海外発信を考える際、今後、諸外国の文化的背景にも考慮をしながら進める、しかしながら、こういった文化的背景を超えるような誤解であるとか、不当な若しくは不適切な批判等が認められる場合は、適切な反論をしていくという対応が基本になると認識しております。
今後も、各国ごとの事情をよく踏まえながら、対日理解の促進、それから海外における親日派、知日派の育成を通じまして、日本の国益を増進していけるように、日本文化の多様な魅力を海外に発信できればと考えております。
この発言だけを見る →クールジャパンの推進も含めまして、多様な日本文化の魅力を海外に発信していく、そして対日理解を促進していくことは、日本の文化外交の上で重要な柱でございます。
一方で、国によっては文化とか宗教の違いによって、一般に受け入れられる内容は様々であることも事実でございます。日本文化の海外発信を考える際、今後、諸外国の文化的背景にも考慮をしながら進める、しかしながら、こういった文化的背景を超えるような誤解であるとか、不当な若しくは不適切な批判等が認められる場合は、適切な反論をしていくという対応が基本になると認識しております。
今後も、各国ごとの事情をよく踏まえながら、対日理解の促進、それから海外における親日派、知日派の育成を通じまして、日本の国益を増進していけるように、日本文化の多様な魅力を海外に発信できればと考えております。
林
林芳正#18
○国務大臣(林芳正君) このクールジャパンの推進を通じて幅広い分野にわたる優れた日本文化の魅力を世界に発信し、対日理解の醸成とか我が国の経済成長につなげると、これは大変重要なことであると思っております。
そうした中で、今外務省からもありましたように、国によってはこの文化芸術の表現については、それぞれの文化、宗教、国民性等の違いによって受け取られ方が異なることもあって、冗談が通じないという場合もあろうかと、こういうふうに思いますので、一定の配慮が必要となる場合あると思いますが、しかし、やはり海外から圧力があった場合には、この表現の自由、これは憲法で保障されているわけでございますし、文化芸術基本法の理念、こういうものを踏まえて、文化芸術活動を行う者の自主性と表現の自由、これを十分に尊重するということが必要であると考えております。
この発言だけを見る →そうした中で、今外務省からもありましたように、国によってはこの文化芸術の表現については、それぞれの文化、宗教、国民性等の違いによって受け取られ方が異なることもあって、冗談が通じないという場合もあろうかと、こういうふうに思いますので、一定の配慮が必要となる場合あると思いますが、しかし、やはり海外から圧力があった場合には、この表現の自由、これは憲法で保障されているわけでございますし、文化芸術基本法の理念、こういうものを踏まえて、文化芸術活動を行う者の自主性と表現の自由、これを十分に尊重するということが必要であると考えております。
小
小野田紀美#19
○小野田紀美君 海外に出ていくときに相手の国に配慮することは当たり前のことだと思います。私が申し上げているのは、それをきっかけに、例えば、この前来たイギリスのBBCの女の人みたいに乗り込んできて、日本ではこんなものがある、けしからぬというような、外に出すときじゃなくて、知られれば知られるほど中に入ってこられる可能性もある中で、土足で人の文化に入り込んできて文句を付けられたときに、そこで毅然とした態度を取っていただけるかというところなんです。
クールジャパン推進、うれしいことなんですけれども、常に心配なのは、中にいる身でも分かっているんですよ、いいものもあるしひどいものもあります。だけど、そのひどいものというのはあくまでも私の感性でひどいものなのであって、それが私がひどいと思うからといって表現を規制していいものではないと思っているので、海外に出ていくときの配慮、もちろんです、だけど、中に入り込まれたときにきちんと守ってあげられるというような状態というのは整えていただきたいなというふうにお願いを申し上げたいなと思います。
特に、オリンピック・パラリンピックがあります。中に外国人の方がたくさん入ってきたときに、これはけしからぬと、これは国連で問題にしてやろうとか、そういうようなことがあってはいけないんですね。良きも悪きも含めて表現の自由なのだというこの日本のすばらしい懐の深さ、世界に冠たる表現の自由の国、日本として、絶対に圧力には屈さないというふうにお約束をいただきたいなと思います。そして実は、ICT教育に関してもじっくり話を遠隔授業に対してしたかったんですけれども、ごめんなさい、ちょっともう一件、最近表現の自由に関してありまして、取り上げないわけにはいかない事件があったので、ちょっとお話を、それで行きます。
先ほど大臣のお話にもありました「君の名は。」、大ヒットしましたね。そこで「前前前世」とかを歌っていらっしゃったラッドウィンプスさんの歌が今非常にたたかれております。近くはゆずさんとか椎名林檎さんもたたかれたんですけれども、「HINOMARU」という歌を作られました。どうもサッカーワールドカップの主題歌として作られようとしていたというのもあって、国旗に対する、その選手が思いを誓い合うというようなイメージもあったんじゃないかとアーティストの今井先生がおっしゃっていたんですけれども、歌詞を読んでみても、ああ、もう普通にこの国が好きだという、みんなで一つになろうというような歌だなと思うんですが、これが例えば日出づる国が愛国的だとか、日出づる国なんて聖徳太子のときから日出づる国の天子って言われているけどなとかいろいろ思うんですけれども、そういった歌詞の節々を取って、これは愛国の歌だと、けしからぬ、そもそも愛国がけしからぬ自体が意味が分からないんですけれども、愛国の歌だ、けしからぬとすごい炎上しまして、謝罪に追い込まれました。私はこれ謝るべきではなかったと思うし、この歌を発表する前に彼がこういうふうに書かれていたんです。日本に生まれた人間として、いつかちゃんと歌にしたいと思っていました。いろいろ略しますけど、僕は、この国のことを右も左もなく歌いたいと思いました。自分が生まれた国をちゃんと好きでいたいと思っています。好きと言える自分でいたいし言える国であってほしい。そう言って書いた曲なんですね。
決して、どこを見ても侮辱的な言葉であるとか差別的な言葉であるとか何かを批判するようなことというのは一つも入っていないんです。ただただいとしい、誇らしい、その思いを言っただけでけしからぬといってたたかれて謝罪に追い込まれるというのが一件や二件では実は最近ないんですね。表現の自由の国どこ行ったよと、ちょっと悲しくなっています。
もちろん侮辱とかはしてはいけないことだけれども、何かを好きだということが、愛するということが、表現の自由が許されない国なんでしょうか、大臣。
この発言だけを見る →クールジャパン推進、うれしいことなんですけれども、常に心配なのは、中にいる身でも分かっているんですよ、いいものもあるしひどいものもあります。だけど、そのひどいものというのはあくまでも私の感性でひどいものなのであって、それが私がひどいと思うからといって表現を規制していいものではないと思っているので、海外に出ていくときの配慮、もちろんです、だけど、中に入り込まれたときにきちんと守ってあげられるというような状態というのは整えていただきたいなというふうにお願いを申し上げたいなと思います。
特に、オリンピック・パラリンピックがあります。中に外国人の方がたくさん入ってきたときに、これはけしからぬと、これは国連で問題にしてやろうとか、そういうようなことがあってはいけないんですね。良きも悪きも含めて表現の自由なのだというこの日本のすばらしい懐の深さ、世界に冠たる表現の自由の国、日本として、絶対に圧力には屈さないというふうにお約束をいただきたいなと思います。そして実は、ICT教育に関してもじっくり話を遠隔授業に対してしたかったんですけれども、ごめんなさい、ちょっともう一件、最近表現の自由に関してありまして、取り上げないわけにはいかない事件があったので、ちょっとお話を、それで行きます。
先ほど大臣のお話にもありました「君の名は。」、大ヒットしましたね。そこで「前前前世」とかを歌っていらっしゃったラッドウィンプスさんの歌が今非常にたたかれております。近くはゆずさんとか椎名林檎さんもたたかれたんですけれども、「HINOMARU」という歌を作られました。どうもサッカーワールドカップの主題歌として作られようとしていたというのもあって、国旗に対する、その選手が思いを誓い合うというようなイメージもあったんじゃないかとアーティストの今井先生がおっしゃっていたんですけれども、歌詞を読んでみても、ああ、もう普通にこの国が好きだという、みんなで一つになろうというような歌だなと思うんですが、これが例えば日出づる国が愛国的だとか、日出づる国なんて聖徳太子のときから日出づる国の天子って言われているけどなとかいろいろ思うんですけれども、そういった歌詞の節々を取って、これは愛国の歌だと、けしからぬ、そもそも愛国がけしからぬ自体が意味が分からないんですけれども、愛国の歌だ、けしからぬとすごい炎上しまして、謝罪に追い込まれました。私はこれ謝るべきではなかったと思うし、この歌を発表する前に彼がこういうふうに書かれていたんです。日本に生まれた人間として、いつかちゃんと歌にしたいと思っていました。いろいろ略しますけど、僕は、この国のことを右も左もなく歌いたいと思いました。自分が生まれた国をちゃんと好きでいたいと思っています。好きと言える自分でいたいし言える国であってほしい。そう言って書いた曲なんですね。
決して、どこを見ても侮辱的な言葉であるとか差別的な言葉であるとか何かを批判するようなことというのは一つも入っていないんです。ただただいとしい、誇らしい、その思いを言っただけでけしからぬといってたたかれて謝罪に追い込まれるというのが一件や二件では実は最近ないんですね。表現の自由の国どこ行ったよと、ちょっと悲しくなっています。
もちろん侮辱とかはしてはいけないことだけれども、何かを好きだということが、愛するということが、表現の自由が許されない国なんでしょうか、大臣。
林
林芳正#20
○国務大臣(林芳正君) 実は我々は知名度が低いんで、ギインズでも「日本に生まれてよかった」という曲を、これは都倉俊一先生に書いていただいたんですが、セカンドアルバムに出しましたけど、全くたたかれておりませんが、まあそれはちょっとどうでもいい話でございましたけれども。
この表現の自由というのは、歴史をひもとくと、やはり公的な権力から圧力が加わる、こういうことに対して自由を保障する、これが自由の理念であったんだろうと、こういうふうに思いまして、今御指摘の例は必ずしもそういうことではなくて、ネットの世界の中でそれを聞いておられる一般の皆さんの中からそういうものが出てきますが、ネットの特徴としてそれが炎上という現象になってしまう、ここがネットが誕生する前とちょっと違ってきたのかもしれないなと、こういうふうに思っておりまして、いわゆる、そういう場合の自由をどう、自由はもちろん憲法上保障されているわけですが、それを、どう保障されている自由を確保するかというのは極めて難しい問題でありますので、そこは、何といいますか、憲法とか、先ほど言いました芸術基本法ということの中で書かれている自由をこの新しい時代にどう適応させていくか、こういうことになっていく、大きな課題ではないかというふうに認識をしております。
この発言だけを見る →この表現の自由というのは、歴史をひもとくと、やはり公的な権力から圧力が加わる、こういうことに対して自由を保障する、これが自由の理念であったんだろうと、こういうふうに思いまして、今御指摘の例は必ずしもそういうことではなくて、ネットの世界の中でそれを聞いておられる一般の皆さんの中からそういうものが出てきますが、ネットの特徴としてそれが炎上という現象になってしまう、ここがネットが誕生する前とちょっと違ってきたのかもしれないなと、こういうふうに思っておりまして、いわゆる、そういう場合の自由をどう、自由はもちろん憲法上保障されているわけですが、それを、どう保障されている自由を確保するかというのは極めて難しい問題でありますので、そこは、何といいますか、憲法とか、先ほど言いました芸術基本法ということの中で書かれている自由をこの新しい時代にどう適応させていくか、こういうことになっていく、大きな課題ではないかというふうに認識をしております。
小
高
小
小野田紀美#23
○小野田紀美君 恐縮です。
自由には責任が伴いますけれども、やはり人々が自由に発信できるすばらしい国であるように、是非ともこれから文化庁さん、外務省さん、よろしくお願いします。
終わります。
この発言だけを見る →自由には責任が伴いますけれども、やはり人々が自由に発信できるすばらしい国であるように、是非ともこれから文化庁さん、外務省さん、よろしくお願いします。
終わります。
佐
佐々木さやか#24
○佐々木さやか君 公明党の佐々木さやかです。
今日は、まず最初に、学校に通う子供たちの荷物、ランドセルとかその他の荷物が重た過ぎて健康等への影響が心配だという御相談が我が党の議員にございました。この問題を取り上げさせていただきたいと思います。
実は、こういった保護者の皆さんの声、小学校に通う子供たちのランドセルとか、あと中学校の学校のかばん、荷物ということも指摘があるようですけれども、こういう声は少なくないようでございまして、資料として今日配付をさせていただいておりますけれども、先月の朝日新聞には配付のような記事も掲載をされております。ランドセル、重たくないですかというようなフォーラムの記事でありまして、いろんな御意見が載っているわけでございますけれども、この中でちょっと見ていただきたいのは、真ん中の写真の下の部分に、小学生のランドセルの重さの調査というグラフが掲載をされております。これは、この記事によると、大正大学の白土教授が今年の四月に首都圏の小学校に通う児童を対象に行った調査の結果だそうです。
これを見ますと、小学校一年生で平均して五キロほど、この一日最大量というのは恐らく一番重たい日はどうだったかということだと思いますけれども、八キロを超えているという結果になっております。また、三年生については平均で七キロということで、最大で十一キロと。五キロというと米袋ぐらいですけれども、非常に大人であっても重たい荷物を小学生が持って通学をしているという結果でございます。
ランドセルの絵が描いてありますが、ランドセルだけではなくて恐らく絵の具のセットとか習字とか楽器とかいろんな荷物を含めてのことなのかなというふうに思っておりますけれども、こういった調査について、この記事を見ますと、調査に関心を持った文部科学省教科書課の職員の求めに応じ、結果は全て報告しましたというような記載もございます。
こういう問題が指摘をされているということについて、文科省としては認識をしているでしょうか。また、この子供たちの荷物の重さ、一体どれぐらいなのかとか、そういったことについて把握をしているか、お尋ねします。
この発言だけを見る →今日は、まず最初に、学校に通う子供たちの荷物、ランドセルとかその他の荷物が重た過ぎて健康等への影響が心配だという御相談が我が党の議員にございました。この問題を取り上げさせていただきたいと思います。
実は、こういった保護者の皆さんの声、小学校に通う子供たちのランドセルとか、あと中学校の学校のかばん、荷物ということも指摘があるようですけれども、こういう声は少なくないようでございまして、資料として今日配付をさせていただいておりますけれども、先月の朝日新聞には配付のような記事も掲載をされております。ランドセル、重たくないですかというようなフォーラムの記事でありまして、いろんな御意見が載っているわけでございますけれども、この中でちょっと見ていただきたいのは、真ん中の写真の下の部分に、小学生のランドセルの重さの調査というグラフが掲載をされております。これは、この記事によると、大正大学の白土教授が今年の四月に首都圏の小学校に通う児童を対象に行った調査の結果だそうです。
これを見ますと、小学校一年生で平均して五キロほど、この一日最大量というのは恐らく一番重たい日はどうだったかということだと思いますけれども、八キロを超えているという結果になっております。また、三年生については平均で七キロということで、最大で十一キロと。五キロというと米袋ぐらいですけれども、非常に大人であっても重たい荷物を小学生が持って通学をしているという結果でございます。
ランドセルの絵が描いてありますが、ランドセルだけではなくて恐らく絵の具のセットとか習字とか楽器とかいろんな荷物を含めてのことなのかなというふうに思っておりますけれども、こういった調査について、この記事を見ますと、調査に関心を持った文部科学省教科書課の職員の求めに応じ、結果は全て報告しましたというような記載もございます。
こういう問題が指摘をされているということについて、文科省としては認識をしているでしょうか。また、この子供たちの荷物の重さ、一体どれぐらいなのかとか、そういったことについて把握をしているか、お尋ねします。
高
高橋道和#25
○政府参考人(高橋道和君) お答え申し上げます。
児童のランドセルが過度に重いのではないかといった御指摘や報道があることは承知をしておりますが、文科省といたしましては、児童生徒のランドセルやかばんなどの重さについては、その重さが過度であるかどうかも含めて把握をしているものではございません。
一般に、授業で用いる教科書その他の教材について、どの教材を持ち帰らせ、どの教材を学校に置いて帰らすかについては、各学校において児童生徒の発達段階や学習上の必要性、また通学上の負担などの実態を考慮して判断されるものと認識をしております。
この発言だけを見る →児童のランドセルが過度に重いのではないかといった御指摘や報道があることは承知をしておりますが、文科省といたしましては、児童生徒のランドセルやかばんなどの重さについては、その重さが過度であるかどうかも含めて把握をしているものではございません。
一般に、授業で用いる教科書その他の教材について、どの教材を持ち帰らせ、どの教材を学校に置いて帰らすかについては、各学校において児童生徒の発達段階や学習上の必要性、また通学上の負担などの実態を考慮して判断されるものと認識をしております。
佐
佐々木さやか#26
○佐々木さやか君 この記事の中でも、各学校によって異なると。ただ、子供たちの健康という観点からも、やはり改善が個別の学校に任せるだけではなく必要ではないかという問題意識もあるというふうに承知をしております。
この報道によりますと、教科書会社にインタビューをしておりまして、約四十年前に使われていた教科書と比べると今の子供たちの教科書というのは実際に重さも重くなっておりまして、四十年前は小学校三年生の教科書は合計で九百九十グラムだったのが、現在は二千百五十グラムに増えていると、倍以上の重さになっているという指摘もございます。
やっぱり、先ほど申し上げたような小学校一年生で五キロとかそれ以上というような重たい荷物を持って毎日通学しなければならないというと、保護者の皆さん始め子供たちの健康面の不安というのが大きいわけですけれども、こういった子供たちの健康というところは、現在、学校ではどのように把握をして、必要な対応を行っているのか教えてください。
この発言だけを見る →この報道によりますと、教科書会社にインタビューをしておりまして、約四十年前に使われていた教科書と比べると今の子供たちの教科書というのは実際に重さも重くなっておりまして、四十年前は小学校三年生の教科書は合計で九百九十グラムだったのが、現在は二千百五十グラムに増えていると、倍以上の重さになっているという指摘もございます。
やっぱり、先ほど申し上げたような小学校一年生で五キロとかそれ以上というような重たい荷物を持って毎日通学しなければならないというと、保護者の皆さん始め子供たちの健康面の不安というのが大きいわけですけれども、こういった子供たちの健康というところは、現在、学校ではどのように把握をして、必要な対応を行っているのか教えてください。
高
高橋道和#27
○政府参考人(高橋道和君) 文部科学省といたしましては、各学校において個々の児童生徒等の発達段階や心身の状況等に応じて児童生徒の保健指導を適切に実施いただくように、児童生徒等の健康診断マニュアルの作成、配付を行っております。
このマニュアルの中では、児童生徒のランドセルやかばんの重さに関する記載そのものはございませんけれども、学校における日常的な健康観察の視点として、歩行、立ち上がり、姿勢、運動時の不自然な動きについて注意することといたしております。また、健康診断においては、脊柱並びに胸郭の疾病及び異常の有無並びに四肢の状態を検査し、背骨が曲がっているか、腰を曲げたり反らしたりすると痛みがあるかなど、児童生徒の四肢の健康状態について確認することとしております。
文科省としては、引き続き各学校において適切な指導が行われるよう努めてまいります。
この発言だけを見る →このマニュアルの中では、児童生徒のランドセルやかばんの重さに関する記載そのものはございませんけれども、学校における日常的な健康観察の視点として、歩行、立ち上がり、姿勢、運動時の不自然な動きについて注意することといたしております。また、健康診断においては、脊柱並びに胸郭の疾病及び異常の有無並びに四肢の状態を検査し、背骨が曲がっているか、腰を曲げたり反らしたりすると痛みがあるかなど、児童生徒の四肢の健康状態について確認することとしております。
文科省としては、引き続き各学校において適切な指導が行われるよう努めてまいります。
佐
佐々木さやか#28
○佐々木さやか君 マニュアルの中には、子供たちの荷物の重さに関する注意事項というのは具体的にはないということであります。
やはり学校現場、各先生方による個別の対応ということになるかもしれませんけれども、やはり不安の声には丁寧に応えていただければというふうに思います。
この荷物が重くなっている一因の一つ、先ほど申し上げましたけれども、実際に教科書もやはり重くなっているということであります。どうしてかといいますと、私も思い出すと、自分が使っていた教科書は少しサイズが小さかったかなと。今はA4判で大判化されているということでありますし、それから、カラーで大変見やすい教科書づくりをしていただいているということで、紙質もカラーに対応できるようにいいものになっていたりとか、そういったことから重くなっているということであります。
また、学習指導要領の改訂等を重ねていく中で、授業自体も学ぶ教科書の分量というものも増えてきたという実態もあるというふうに承知をしておりますけれども、こういった教科書の重くなっていっているという点について、例えば軽量化ができないのかとか、それから、もし分厚い教科書なのであれば分冊にするとか、いろんな工夫の仕方があるのではないかと思うんですけれども、こういった工夫というのはできないんでしょうか。
この発言だけを見る →やはり学校現場、各先生方による個別の対応ということになるかもしれませんけれども、やはり不安の声には丁寧に応えていただければというふうに思います。
この荷物が重くなっている一因の一つ、先ほど申し上げましたけれども、実際に教科書もやはり重くなっているということであります。どうしてかといいますと、私も思い出すと、自分が使っていた教科書は少しサイズが小さかったかなと。今はA4判で大判化されているということでありますし、それから、カラーで大変見やすい教科書づくりをしていただいているということで、紙質もカラーに対応できるようにいいものになっていたりとか、そういったことから重くなっているということであります。
また、学習指導要領の改訂等を重ねていく中で、授業自体も学ぶ教科書の分量というものも増えてきたという実態もあるというふうに承知をしておりますけれども、こういった教科書の重くなっていっているという点について、例えば軽量化ができないのかとか、それから、もし分厚い教科書なのであれば分冊にするとか、いろんな工夫の仕方があるのではないかと思うんですけれども、こういった工夫というのはできないんでしょうか。
高
高橋道和#29
○政府参考人(高橋道和君) 現在小中学校で使用されている教科書のページ数を今の一つ前の指導要領に基づく約十年前の教科書と比較すると、小中学校いずれにおいてもページ数では約三〇%の増加ということになっております。
また、御指摘いただきましたように、近年、教科書は大判化の傾向にあるということで、例えば十年前の小学校ですとB5が九割であったんですが、今はB5は六割弱ぐらいになって、その分ABとかA4変形とかA4とか、そういった少し判型の大きな教科書が増えておりまして、単純にその面積だけで平均すると、この辺では七%ぐらい十年で大判化が進んでいるといったようなデータもございます。
これらの理由でございますけれども、教科書発行者の創意工夫の下で、一つには学習指導要領の改訂によって教育内容が増加した、それへの対応ということ、それから、児童生徒の学びやすさやユニバーサルデザイン等に配慮した教科書の記述やレイアウトの工夫、こういったことが行われていることがページ数の増や大判化の傾向の理由ではないかと考えております。
一方で、教科書発行者におきましては、教科書が重くなり過ぎないように紙自体の軽量化を図るといったこと、また、必要に応じて教科書を上下巻に分ける、こういった工夫が行われているものと承知をしております。
この発言だけを見る →また、御指摘いただきましたように、近年、教科書は大判化の傾向にあるということで、例えば十年前の小学校ですとB5が九割であったんですが、今はB5は六割弱ぐらいになって、その分ABとかA4変形とかA4とか、そういった少し判型の大きな教科書が増えておりまして、単純にその面積だけで平均すると、この辺では七%ぐらい十年で大判化が進んでいるといったようなデータもございます。
これらの理由でございますけれども、教科書発行者の創意工夫の下で、一つには学習指導要領の改訂によって教育内容が増加した、それへの対応ということ、それから、児童生徒の学びやすさやユニバーサルデザイン等に配慮した教科書の記述やレイアウトの工夫、こういったことが行われていることがページ数の増や大判化の傾向の理由ではないかと考えております。
一方で、教科書発行者におきましては、教科書が重くなり過ぎないように紙自体の軽量化を図るといったこと、また、必要に応じて教科書を上下巻に分ける、こういった工夫が行われているものと承知をしております。