総務委員会
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会
会議録情報#0
令和五年四月六日(木曜日)
午前九時開議
出席委員
委員長 浮島 智子君
理事 あかま二郎君 理事 斎藤 洋明君
理事 武村 展英君 理事 鳩山 二郎君
理事 石川 香織君 理事 奥野総一郎君
理事 守島 正君 理事 中川 康洋君
井林 辰憲君 井原 巧君
石橋林太郎君 金子 恭之君
川崎ひでと君 国光あやの君
小森 卓郎君 佐々木 紀君
坂井 学君 島尻安伊子君
杉田 水脈君 田所 嘉徳君
土田 慎君 中川 貴元君
西野 太亮君 長谷川淳二君
務台 俊介君 山口 晋君
渡辺 孝一君 おおつき紅葉君
岡本あき子君 神谷 裕君
重徳 和彦君 道下 大樹君
湯原 俊二君 伊東 信久君
市村浩一郎君 中司 宏君
輿水 恵一君 西岡 秀子君
宮本 岳志君
…………………………………
総務大臣 松本 剛明君
内閣府副大臣 和田 義明君
デジタル副大臣 大串 正樹君
総務副大臣 尾身 朝子君
総務大臣政務官 国光あやの君
総務大臣政務官 中川 貴元君
総務大臣政務官 長谷川淳二君
政府参考人
(内閣官房内閣審議官) 吉川 徹志君
政府参考人
(内閣府大臣官房審議官) 原 典久君
政府参考人
(内閣府大臣官房審議官) 畠山 貴晃君
政府参考人
(内閣府地方分権改革推進室長) 加藤 主税君
政府参考人
(内閣府地方創生推進室次長) 黒田 昌義君
政府参考人
(警察庁長官官房審議官) 大橋 一夫君
政府参考人
(総務省大臣官房総括審議官) 鈴木 信也君
政府参考人
(総務省行政評価局長) 清水 正博君
政府参考人
(総務省自治行政局長) 吉川 浩民君
政府参考人
(総務省自治行政局公務員部長) 大沢 博君
政府参考人
(総務省自治行政局選挙部長) 森 源二君
政府参考人
(総務省自治財政局長) 原 邦彰君
政府参考人
(総務省自治税務局長) 池田 達雄君
政府参考人
(総務省国際戦略局長) 田原 康生君
政府参考人
(総務省情報流通行政局長) 小笠原陽一君
政府参考人
(総務省総合通信基盤局長) 竹村 晃一君
政府参考人
(総務省サイバーセキュリティ統括官) 山内 智生君
政府参考人
(厚生労働省大臣官房審議官) 日原 知己君
総務委員会専門員 阿部 哲也君
―――――――――――――
委員の異動
四月六日
辞任 補欠選任
古川 直季君 土田 慎君
保岡 宏武君 山口 晋君
同日
辞任 補欠選任
土田 慎君 古川 直季君
山口 晋君 石橋林太郎君
同日
辞任 補欠選任
石橋林太郎君 保岡 宏武君
―――――――――――――
四月五日
地方自治法の一部を改正する法律案(内閣提出第三九号)
は本委員会に付託された。
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
地方自治法の一部を改正する法律案(内閣提出第三九号)
行政の基本的制度及び運営並びに恩給、地方自治及び地方税財政、情報通信及び電波、郵政事業並びに消防に関する件
――――◇―――――
この発言だけを見る →午前九時開議
出席委員
委員長 浮島 智子君
理事 あかま二郎君 理事 斎藤 洋明君
理事 武村 展英君 理事 鳩山 二郎君
理事 石川 香織君 理事 奥野総一郎君
理事 守島 正君 理事 中川 康洋君
井林 辰憲君 井原 巧君
石橋林太郎君 金子 恭之君
川崎ひでと君 国光あやの君
小森 卓郎君 佐々木 紀君
坂井 学君 島尻安伊子君
杉田 水脈君 田所 嘉徳君
土田 慎君 中川 貴元君
西野 太亮君 長谷川淳二君
務台 俊介君 山口 晋君
渡辺 孝一君 おおつき紅葉君
岡本あき子君 神谷 裕君
重徳 和彦君 道下 大樹君
湯原 俊二君 伊東 信久君
市村浩一郎君 中司 宏君
輿水 恵一君 西岡 秀子君
宮本 岳志君
…………………………………
総務大臣 松本 剛明君
内閣府副大臣 和田 義明君
デジタル副大臣 大串 正樹君
総務副大臣 尾身 朝子君
総務大臣政務官 国光あやの君
総務大臣政務官 中川 貴元君
総務大臣政務官 長谷川淳二君
政府参考人
(内閣官房内閣審議官) 吉川 徹志君
政府参考人
(内閣府大臣官房審議官) 原 典久君
政府参考人
(内閣府大臣官房審議官) 畠山 貴晃君
政府参考人
(内閣府地方分権改革推進室長) 加藤 主税君
政府参考人
(内閣府地方創生推進室次長) 黒田 昌義君
政府参考人
(警察庁長官官房審議官) 大橋 一夫君
政府参考人
(総務省大臣官房総括審議官) 鈴木 信也君
政府参考人
(総務省行政評価局長) 清水 正博君
政府参考人
(総務省自治行政局長) 吉川 浩民君
政府参考人
(総務省自治行政局公務員部長) 大沢 博君
政府参考人
(総務省自治行政局選挙部長) 森 源二君
政府参考人
(総務省自治財政局長) 原 邦彰君
政府参考人
(総務省自治税務局長) 池田 達雄君
政府参考人
(総務省国際戦略局長) 田原 康生君
政府参考人
(総務省情報流通行政局長) 小笠原陽一君
政府参考人
(総務省総合通信基盤局長) 竹村 晃一君
政府参考人
(総務省サイバーセキュリティ統括官) 山内 智生君
政府参考人
(厚生労働省大臣官房審議官) 日原 知己君
総務委員会専門員 阿部 哲也君
―――――――――――――
委員の異動
四月六日
辞任 補欠選任
古川 直季君 土田 慎君
保岡 宏武君 山口 晋君
同日
辞任 補欠選任
土田 慎君 古川 直季君
山口 晋君 石橋林太郎君
同日
辞任 補欠選任
石橋林太郎君 保岡 宏武君
―――――――――――――
四月五日
地方自治法の一部を改正する法律案(内閣提出第三九号)
は本委員会に付託された。
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
地方自治法の一部を改正する法律案(内閣提出第三九号)
行政の基本的制度及び運営並びに恩給、地方自治及び地方税財政、情報通信及び電波、郵政事業並びに消防に関する件
――――◇―――――
浮
浮島智子#1
○浮島委員長 これより会議を開きます。
行政の基本的制度及び運営並びに恩給に関する件、地方自治及び地方税財政に関する件、情報通信及び電波に関する件、郵政事業に関する件及び消防に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
各件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官吉川徹志君、内閣府大臣官房審議官原典久君、内閣府大臣官房審議官畠山貴晃君、内閣府地方分権改革推進室長加藤主税君、内閣府地方創生推進室次長黒田昌義君、警察庁長官官房審議官大橋一夫君、総務省大臣官房総括審議官鈴木信也君、行政評価局長清水正博君、自治行政局長吉川浩民君、自治行政局公務員部長大沢博君、自治行政局選挙部長森源二君、自治財政局長原邦彰君、自治税務局長池田達雄君、国際戦略局長田原康生君、情報流通行政局長小笠原陽一君、総合通信基盤局長竹村晃一君、サイバーセキュリティ統括官山内智生君及び厚生労働省大臣官房審議官日原知己さんの出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →行政の基本的制度及び運営並びに恩給に関する件、地方自治及び地方税財政に関する件、情報通信及び電波に関する件、郵政事業に関する件及び消防に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
各件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官吉川徹志君、内閣府大臣官房審議官原典久君、内閣府大臣官房審議官畠山貴晃君、内閣府地方分権改革推進室長加藤主税君、内閣府地方創生推進室次長黒田昌義君、警察庁長官官房審議官大橋一夫君、総務省大臣官房総括審議官鈴木信也君、行政評価局長清水正博君、自治行政局長吉川浩民君、自治行政局公務員部長大沢博君、自治行政局選挙部長森源二君、自治財政局長原邦彰君、自治税務局長池田達雄君、国際戦略局長田原康生君、情報流通行政局長小笠原陽一君、総合通信基盤局長竹村晃一君、サイバーセキュリティ統括官山内智生君及び厚生労働省大臣官房審議官日原知己さんの出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
浮
浮
佐
佐々木紀#4
○佐々木委員 おはようございます。自由民主党の佐々木紀でございます。
ちょっと花粉症でお聞き苦しい点があろうかと思いますけれども、御容赦いただきたいと思います。
今日は、情報通信及び電波に関する件について少しお伺いをしたいと思います。
ドローンについて少し質問をさせていただきたいと思います。私はかねてから、ドローンのようなものが当たり前に飛ばせる国にするべきだということを考えておりまして、日本というのは、割かし規制ががちがち、少なくともそういうイメージがある国ですけれども、やはりドローンが飛び交う社会になれば、何か日本も変わったな、そういうふうになるんではないかなというふうに思うわけです。
これから日本は、人口減少、少子化で人手不足も顕著になってきますから、こういった社会課題を解決する上でも、こういうドローンのようなテクノロジー、イノベーション、こういったものを社会に実装させて、それに更に規制緩和というのもスピーディーに進めながら社会を変えていく必要があるんではないかな、そういうふうに思います。今日は、そういった観点から御質問をさせていただきたいというふうに思います。
私は、電波とか周波数というものは余り詳しくないわけですけれども、全くのど素人と言いたいところではございますけれども、質問を考えながら、高校のとき、アマチュア無線の資格を取ったななんて思い出しながらやっておったわけであります。
今日、電波のことについて、ちょっと詳しい、何というか、深い質問をさせていただきますけれども、なぜこういうことを質問しようかなと思ったきっかけが実はありまして、昨年末に、私自身のパーティーをしたときに、ちょっとドローンショーを皆さんに披露しようかなと思ってお願いをしたんです。
ホテルの部屋の中でドローンショーを披露するということで、リハーサルをやったんですよね。リハーサルはもう見事に、きれいに、すぱんと成功したんですよ。これで、来場された皆さんは喜んでくれるなと思って、準備万端進めてきて、いざ会場を開けて、来場者の人もばんばん入ってきて、さあ、これからスタートしますといったときに、混線してしまって、リハーサルでは見事に成功したドローンショーが、結果的には失敗してしまったんですね。
やはりこんなことってあるんだと。つまり、電波が混線して、思うように動作しなかったということがあったわけなんです。それで、この電波というのはどうなっているのかなということを調べて、今日の質問に至っているということです。
これからやはり、ドローンというのは、屋内のみならず屋外でも様々飛び交ってくる時代になっていくわけですよね。先日も、新聞の記事なんですけれども、三月の二十四日に、日本郵便がドローンの実証実験に成功したという記事が出ておりました。東京都の奥多摩でやったんですけれども、いわゆるレベル4ですね、操縦者が目視せずに有人地帯を自動飛行する、国内初飛行に成功した、ドローン宅配の幕開けだ、ドローン時代の幕開けだということで新聞の記事になっていたんです。
ドローンは、やはりこれから物流や農業、インフラや橋梁の点検、あるいは空撮、測量、災害現場での活用、そしてこういうドローンショーなどのエンターテインメント、本当に幅広い分野での活用が期待をされているわけです。
そこで御質問ですけれども、こういったドローンなどの無線技術、これから広く一般社会で活用されていくことになりますけれども、海外製品を使ったサービス構築も不可欠。なかなか、日本独自で開発した製品を使うのみならず、海外で普及している製品を国内で使うということもやはりあるわけですけれども、このときに日本の規制がガラパゴスな規制であると、海外の製品が日本で使えない。海外で便利に使われているものでも日本で使われないということになると、やはりそれはそれで日本にとっては余りいいことではないということです。一方で、国内でも新しい開発があるんですけれども、それを海外展開できないというようなこともあるわけなんですね。
国内の新しいデジタル技術の開発やサービス展開、海外での展開が遅れたりということもあるわけですから、やはり日本独自のこういったガラパゴスな規制は是正すべきだ、海外の規格との整合性を取ることが重要なのではないかということを私は考えるんですけれども、総務省としてどのような認識をお持ちか、ちょっとお答えをいただきたいと思います。
この発言だけを見る →ちょっと花粉症でお聞き苦しい点があろうかと思いますけれども、御容赦いただきたいと思います。
今日は、情報通信及び電波に関する件について少しお伺いをしたいと思います。
ドローンについて少し質問をさせていただきたいと思います。私はかねてから、ドローンのようなものが当たり前に飛ばせる国にするべきだということを考えておりまして、日本というのは、割かし規制ががちがち、少なくともそういうイメージがある国ですけれども、やはりドローンが飛び交う社会になれば、何か日本も変わったな、そういうふうになるんではないかなというふうに思うわけです。
これから日本は、人口減少、少子化で人手不足も顕著になってきますから、こういった社会課題を解決する上でも、こういうドローンのようなテクノロジー、イノベーション、こういったものを社会に実装させて、それに更に規制緩和というのもスピーディーに進めながら社会を変えていく必要があるんではないかな、そういうふうに思います。今日は、そういった観点から御質問をさせていただきたいというふうに思います。
私は、電波とか周波数というものは余り詳しくないわけですけれども、全くのど素人と言いたいところではございますけれども、質問を考えながら、高校のとき、アマチュア無線の資格を取ったななんて思い出しながらやっておったわけであります。
今日、電波のことについて、ちょっと詳しい、何というか、深い質問をさせていただきますけれども、なぜこういうことを質問しようかなと思ったきっかけが実はありまして、昨年末に、私自身のパーティーをしたときに、ちょっとドローンショーを皆さんに披露しようかなと思ってお願いをしたんです。
ホテルの部屋の中でドローンショーを披露するということで、リハーサルをやったんですよね。リハーサルはもう見事に、きれいに、すぱんと成功したんですよ。これで、来場された皆さんは喜んでくれるなと思って、準備万端進めてきて、いざ会場を開けて、来場者の人もばんばん入ってきて、さあ、これからスタートしますといったときに、混線してしまって、リハーサルでは見事に成功したドローンショーが、結果的には失敗してしまったんですね。
やはりこんなことってあるんだと。つまり、電波が混線して、思うように動作しなかったということがあったわけなんです。それで、この電波というのはどうなっているのかなということを調べて、今日の質問に至っているということです。
これからやはり、ドローンというのは、屋内のみならず屋外でも様々飛び交ってくる時代になっていくわけですよね。先日も、新聞の記事なんですけれども、三月の二十四日に、日本郵便がドローンの実証実験に成功したという記事が出ておりました。東京都の奥多摩でやったんですけれども、いわゆるレベル4ですね、操縦者が目視せずに有人地帯を自動飛行する、国内初飛行に成功した、ドローン宅配の幕開けだ、ドローン時代の幕開けだということで新聞の記事になっていたんです。
ドローンは、やはりこれから物流や農業、インフラや橋梁の点検、あるいは空撮、測量、災害現場での活用、そしてこういうドローンショーなどのエンターテインメント、本当に幅広い分野での活用が期待をされているわけです。
そこで御質問ですけれども、こういったドローンなどの無線技術、これから広く一般社会で活用されていくことになりますけれども、海外製品を使ったサービス構築も不可欠。なかなか、日本独自で開発した製品を使うのみならず、海外で普及している製品を国内で使うということもやはりあるわけですけれども、このときに日本の規制がガラパゴスな規制であると、海外の製品が日本で使えない。海外で便利に使われているものでも日本で使われないということになると、やはりそれはそれで日本にとっては余りいいことではないということです。一方で、国内でも新しい開発があるんですけれども、それを海外展開できないというようなこともあるわけなんですね。
国内の新しいデジタル技術の開発やサービス展開、海外での展開が遅れたりということもあるわけですから、やはり日本独自のこういったガラパゴスな規制は是正すべきだ、海外の規格との整合性を取ることが重要なのではないかということを私は考えるんですけれども、総務省としてどのような認識をお持ちか、ちょっとお答えをいただきたいと思います。
竹
竹村晃一#5
○竹村政府参考人 お答え申し上げます。
無線設備の規格である技術基準につきましては、我が国を含め各国とも、国際的に配分された周波数の範囲で、国内の周波数の利用状況などを踏まえて策定しております。
その一方、委員御指摘のとおり、技術基準につきましては、海外の新しいサービスの展開が遅れたり、我が国の無線技術などの海外展開が阻害されることがないよう、できる限り国際的な整合性を確保することが重要であると考えており、これまでも必要に応じて柔軟に見直しを行ってきているところでございます。
一例を申し上げますと、スマートメーターなどに使われている電子タグにつきましては、欧米での割当てを踏まえ、日本独自の割当てとなっていた九百五十メガヘルツから九百二十メガヘルツ帯への周波数移行を実施し、国際的に整合性の取れた周波数割当てとなるように見直しを行いました。
また、本年三月には、二・四ギガヘルツ帯無線LANなどの技術基準や無線設備の認証試験の方法について、欧米との整合性を図るための見直しの方針を有識者会議において取りまとめ、これを踏まえて、秋頃に必要な制度整備を行うこととしております。
総務省としては、関係者からの意見や要望を踏まえて、新しいデジタル技術を活用したサービスの迅速な導入、展開に向けて、海外の規格との整合性が確保できるように取り組んでまいります。
この発言だけを見る →無線設備の規格である技術基準につきましては、我が国を含め各国とも、国際的に配分された周波数の範囲で、国内の周波数の利用状況などを踏まえて策定しております。
その一方、委員御指摘のとおり、技術基準につきましては、海外の新しいサービスの展開が遅れたり、我が国の無線技術などの海外展開が阻害されることがないよう、できる限り国際的な整合性を確保することが重要であると考えており、これまでも必要に応じて柔軟に見直しを行ってきているところでございます。
一例を申し上げますと、スマートメーターなどに使われている電子タグにつきましては、欧米での割当てを踏まえ、日本独自の割当てとなっていた九百五十メガヘルツから九百二十メガヘルツ帯への周波数移行を実施し、国際的に整合性の取れた周波数割当てとなるように見直しを行いました。
また、本年三月には、二・四ギガヘルツ帯無線LANなどの技術基準や無線設備の認証試験の方法について、欧米との整合性を図るための見直しの方針を有識者会議において取りまとめ、これを踏まえて、秋頃に必要な制度整備を行うこととしております。
総務省としては、関係者からの意見や要望を踏まえて、新しいデジタル技術を活用したサービスの迅速な導入、展開に向けて、海外の規格との整合性が確保できるように取り組んでまいります。
佐
佐々木紀#6
○佐々木委員 ありがとうございます。そういう方向だということだと思います。
それで、資料を今日配付させていただいています。それを御覧になりながら、これからちょっと話を進めていきたいというふうに思うんです。
海外との整合性を取るべきだということなんですけれども、例えば、このドローンの周波数帯はどうなっているかというようなお話なんですが、ドローンを使う場合は、主に電波で使う場合と、電波と言うと変な言い方なんですけれども、携帯電話のような周波数を使う場合と、WiFiですね、無線LANを使うケースと二つあるわけですけれども、まず、携帯の周波数を使う場合について少しお伺いします。
この資料一の、携帯電話の周波数というのは実はここにはまだ載っていないんです。この二・四の外にあるんですけれども、この図の外側に携帯の周波数はあるのでここには載っていないんですけれども、この表の中でいうと、ISMバンドと書かれているところ、例えば二千四百とか二千五百と書いてあるこの帯域、ISMと書かれています。あるいは、その次に、もう少し右側へ行くと、五千六百五十から五千八百五十と書いてあるところの上に、産業科学医療用、ISMと書かれています。このISMバンドというのは、いわゆるインダストリー、サイエンス、メディカルということで、産業、科学、医療。産業用として、商用として使える帯域なんですね。
しかし、海外へ行くと、あらゆる製品はこの帯域を使えば世界大体どこでも使えるということで活用されている帯域なんですけれども、実は、この五・八ギガ帯、この部分が日本ではなかなか使われていないということなんです。
なぜならば、これを見ると分かるんですけれども、同じ帯域にもう幾つも乗っかっているんですね、用途が。DSRCとかアマチュアとか各種レーダーとかがいっぱい乗っかっていて、結局、ISMバンドはドローンのような産業用の製品が使えないような形になっているわけなんです。
やはりこれは早く是正をした方がいいと思うんですけれども、この辺について御見解をお聞かせください。
この発言だけを見る →それで、資料を今日配付させていただいています。それを御覧になりながら、これからちょっと話を進めていきたいというふうに思うんです。
海外との整合性を取るべきだということなんですけれども、例えば、このドローンの周波数帯はどうなっているかというようなお話なんですが、ドローンを使う場合は、主に電波で使う場合と、電波と言うと変な言い方なんですけれども、携帯電話のような周波数を使う場合と、WiFiですね、無線LANを使うケースと二つあるわけですけれども、まず、携帯の周波数を使う場合について少しお伺いします。
この資料一の、携帯電話の周波数というのは実はここにはまだ載っていないんです。この二・四の外にあるんですけれども、この図の外側に携帯の周波数はあるのでここには載っていないんですけれども、この表の中でいうと、ISMバンドと書かれているところ、例えば二千四百とか二千五百と書いてあるこの帯域、ISMと書かれています。あるいは、その次に、もう少し右側へ行くと、五千六百五十から五千八百五十と書いてあるところの上に、産業科学医療用、ISMと書かれています。このISMバンドというのは、いわゆるインダストリー、サイエンス、メディカルということで、産業、科学、医療。産業用として、商用として使える帯域なんですね。
しかし、海外へ行くと、あらゆる製品はこの帯域を使えば世界大体どこでも使えるということで活用されている帯域なんですけれども、実は、この五・八ギガ帯、この部分が日本ではなかなか使われていないということなんです。
なぜならば、これを見ると分かるんですけれども、同じ帯域にもう幾つも乗っかっているんですね、用途が。DSRCとかアマチュアとか各種レーダーとかがいっぱい乗っかっていて、結局、ISMバンドはドローンのような産業用の製品が使えないような形になっているわけなんです。
やはりこれは早く是正をした方がいいと思うんですけれども、この辺について御見解をお聞かせください。
竹
竹村晃一#7
○竹村政府参考人 お答え申し上げます。
五・八ギガ帯を使っているシステムのうち、特にETCのシステムは高速道路の料金収受などに用いられ、広く国民に普及していることから、仮に五・八ギガヘルツ帯をドローンで使う場合には、ETCシステムに妨害を与えるおそれがあります。
このため、五・八ギガヘルツ帯をドローンに広く使用させるために既存のETCシステムの周波数移行や再編を行う場合には、多くの利用者に影響を与えることなどから、中長期的に取り組む必要がある課題と認識をしております。
ただし、一方、現在でも、既存のETCシステムに影響を与えるおそれがない地域や期間において、ドローンについて、実験試験局の免許取得が可能となっております。
このため、実験試験局での利用状況なども踏まえた上で、ETCシステムの影響を避けながら五・八ギガ帯をドローンで利用するための方策についても併せて検討をしてまいりたいというふうに考えております。
この発言だけを見る →五・八ギガ帯を使っているシステムのうち、特にETCのシステムは高速道路の料金収受などに用いられ、広く国民に普及していることから、仮に五・八ギガヘルツ帯をドローンで使う場合には、ETCシステムに妨害を与えるおそれがあります。
このため、五・八ギガヘルツ帯をドローンに広く使用させるために既存のETCシステムの周波数移行や再編を行う場合には、多くの利用者に影響を与えることなどから、中長期的に取り組む必要がある課題と認識をしております。
ただし、一方、現在でも、既存のETCシステムに影響を与えるおそれがない地域や期間において、ドローンについて、実験試験局の免許取得が可能となっております。
このため、実験試験局での利用状況なども踏まえた上で、ETCシステムの影響を避けながら五・八ギガ帯をドローンで利用するための方策についても併せて検討をしてまいりたいというふうに考えております。
佐
佐々木紀#8
○佐々木委員 実験、試験という形なら今でも使えるということですので、個別の相談でもいいですので、是非応じていただいて、なるべく使えるようにしないと、こういうのがまさにガラパゴスな規制と言われていくので、是非前向きに、使えるように検討をお願いしたいというふうに思います。
次に、資料二枚目を見ていただくと分かるんですけれども、ドローンを、じゃ、上空で無線LANで使おうとすると、もうほとんど使えないんですね。
二・四ギガ帯以外は全部バツバツバツということになっているんですけれども、是非、この状況を踏まえて、二・四ギガ帯は物すごく混雑しているんですよ、電子レンジとかブルートゥースとかも全部この二・四ギガ帯を使っていて、更にドローンもここでしか使えないということになると、先ほど説明したような混線の状況が起こってしまうということなので、是非ほかの帯域でも使えるようにすべきだと思うんですけれども、その辺についてはいかがでしょうか。
この発言だけを見る →次に、資料二枚目を見ていただくと分かるんですけれども、ドローンを、じゃ、上空で無線LANで使おうとすると、もうほとんど使えないんですね。
二・四ギガ帯以外は全部バツバツバツということになっているんですけれども、是非、この状況を踏まえて、二・四ギガ帯は物すごく混雑しているんですよ、電子レンジとかブルートゥースとかも全部この二・四ギガ帯を使っていて、更にドローンもここでしか使えないということになると、先ほど説明したような混線の状況が起こってしまうということなので、是非ほかの帯域でも使えるようにすべきだと思うんですけれども、その辺についてはいかがでしょうか。
竹
竹村晃一#9
○竹村政府参考人 委員御指摘のとおり、二・四ギガヘルツ帯については混雑状況にあり、ドローンの利用が可能な無線LANの周波数の拡張が必要と認識をしております。
現在、五・二ギガヘルツ帯及び六・五ギガヘルツ帯において、上空利用は、気象レーダーや衛星など他の無線システムとの混信の問題から、認められておりません。
しかし、上空利用により混信が生じないエリアを調査し、ドローンの利用を可能とすることも考えられるため、今後できるだけ速やかに検討に着手をしたいと考えております。
なお、六ギガヘルツ帯無線LANにつきましては、現在、周波数幅の更なる拡張について、令和五年度末に結論を出すことを目指して、情報通信審議会において検討を実施しております。この拡張する六ギガヘルツ帯の無線LANの周波数においても上空利用が可能となるよう、検討を行ってまいりたいというふうに考えております。
総務省としては、今後とも、ドローンの利用が可能な周波数の拡張に向けて積極的に取り組んでまいります。
この発言だけを見る →現在、五・二ギガヘルツ帯及び六・五ギガヘルツ帯において、上空利用は、気象レーダーや衛星など他の無線システムとの混信の問題から、認められておりません。
しかし、上空利用により混信が生じないエリアを調査し、ドローンの利用を可能とすることも考えられるため、今後できるだけ速やかに検討に着手をしたいと考えております。
なお、六ギガヘルツ帯無線LANにつきましては、現在、周波数幅の更なる拡張について、令和五年度末に結論を出すことを目指して、情報通信審議会において検討を実施しております。この拡張する六ギガヘルツ帯の無線LANの周波数においても上空利用が可能となるよう、検討を行ってまいりたいというふうに考えております。
総務省としては、今後とも、ドローンの利用が可能な周波数の拡張に向けて積極的に取り組んでまいります。
佐
佐々木紀#10
○佐々木委員 ありがとうございます。
今、局長が御説明いただいたものは、資料一の周波数拡張に向けた検討対象という、これは六千四百二十五から七千百二十五とあるんですけれども、この帯域のことをおっしゃっているんですね。
ですから、これを今から開放していくということなので、これを開放するに当たって、二・四ギガ帯の混雑状況を踏まえて、是非柔軟に使えるようにするということと、これは、下を見ると海外の状況がありますけれども、もうどの国も大体これは無線LANで使えるようになっているわけですから、今から拡張する部分に関しては、是非、イコールフッティング、海外と同じような条件で使えるようにしていただきたいというふうに思います。
ドローンが当たり前に飛ばせる国に是非していきたいというふうに思います。よろしくお願いします。
時間が来ましたので、質問は以上とさせていただきます。ありがとうございました。
この発言だけを見る →今、局長が御説明いただいたものは、資料一の周波数拡張に向けた検討対象という、これは六千四百二十五から七千百二十五とあるんですけれども、この帯域のことをおっしゃっているんですね。
ですから、これを今から開放していくということなので、これを開放するに当たって、二・四ギガ帯の混雑状況を踏まえて、是非柔軟に使えるようにするということと、これは、下を見ると海外の状況がありますけれども、もうどの国も大体これは無線LANで使えるようになっているわけですから、今から拡張する部分に関しては、是非、イコールフッティング、海外と同じような条件で使えるようにしていただきたいというふうに思います。
ドローンが当たり前に飛ばせる国に是非していきたいというふうに思います。よろしくお願いします。
時間が来ましたので、質問は以上とさせていただきます。ありがとうございました。
浮
輿
輿水恵一#12
○輿水委員 おはようございます。公明党の輿水恵一でございます。
本日は質問の機会をいただきましたことに、心より感謝を申し上げます。
早速質問に入らせていただきます。
初めに、革新的情報通信技術の研究開発について伺います。
国立研究開発法人情報通信研究機構に、昨年なんですけれども、革新的な情報通信技術の研究開発を進めるための恒久的な基金である情報通信研究開発基金が設けられました。
今日、社会のデジタル化が進む中で、情報通信技術の開発競争は年々熾烈になっております。現在、社会への実装が進められている5Gネットワークの基盤となる通信基地局の整備における日本の企業の市場シェアは、残念ながら一%台と、後塵を拝しております。
今後、世界のデジタル化が急速に進展する中で、次世代通信インフラである6Gの市場は膨大になることが予想をされます。ここでそのシェアをどの程度獲得するかが、我が国の経済の繁栄と発展を大きく左右すると言っても過言ではないと思います。
そこで、総務省として、次世代通信インフラである6Gの市場を獲得するために、具体的にどのような狙いで、どのような技術を開発しようとしているのか、当局の考えをお聞かせください。
この発言だけを見る →本日は質問の機会をいただきましたことに、心より感謝を申し上げます。
早速質問に入らせていただきます。
初めに、革新的情報通信技術の研究開発について伺います。
国立研究開発法人情報通信研究機構に、昨年なんですけれども、革新的な情報通信技術の研究開発を進めるための恒久的な基金である情報通信研究開発基金が設けられました。
今日、社会のデジタル化が進む中で、情報通信技術の開発競争は年々熾烈になっております。現在、社会への実装が進められている5Gネットワークの基盤となる通信基地局の整備における日本の企業の市場シェアは、残念ながら一%台と、後塵を拝しております。
今後、世界のデジタル化が急速に進展する中で、次世代通信インフラである6Gの市場は膨大になることが予想をされます。ここでそのシェアをどの程度獲得するかが、我が国の経済の繁栄と発展を大きく左右すると言っても過言ではないと思います。
そこで、総務省として、次世代通信インフラである6Gの市場を獲得するために、具体的にどのような狙いで、どのような技術を開発しようとしているのか、当局の考えをお聞かせください。
田
田原康生#13
○田原政府参考人 お答え申し上げます。
委員御指摘のビヨンド5Gは、あらゆる産業や社会活動の基盤になると見込まれる次世代の基幹インフラであり、主要各国が研究開発投資計画を公表して世界的に開発競争が進んでいるのは、委員御指摘のとおりでございます。
また、DXの推進などもあり、我が国の通信トラフィックは大幅に増加傾向にあるところでございまして、このまま技術革新がなければ、通信インフラの消費電力も大幅に増大するものと懸念されております。
こうした我が国の国際競争力の強化、またICT分野におけるグリーン化の必要性といった課題を踏まえまして、昨年六月の情報通信審議会の答申におきましては、このDXを支える通信インフラの超高速化、低遅延化を図りながら、大幅な省電力化などを実現するオール光ネットワーク技術などを始めとする重点三分野について、技術開発などを強力に推進すべき旨提言されたところでございます。
総務省といたしましては、先ほども御指摘ありました、昨年秋の臨時国会においてお認めいただきました法律と予算に基づき、必要な手続を進めてきたところでございまして、本年三月、NICTに研究開発基金を造成したところでございます。今後、この基金を活用させていただきまして、先ほど申し上げたオール光ネットワークなどの技術分野を中心として、社会実装、海外展開をきちんと見据えた研究開発を重点的に支援してまいりたいと考えております。
この発言だけを見る →委員御指摘のビヨンド5Gは、あらゆる産業や社会活動の基盤になると見込まれる次世代の基幹インフラであり、主要各国が研究開発投資計画を公表して世界的に開発競争が進んでいるのは、委員御指摘のとおりでございます。
また、DXの推進などもあり、我が国の通信トラフィックは大幅に増加傾向にあるところでございまして、このまま技術革新がなければ、通信インフラの消費電力も大幅に増大するものと懸念されております。
こうした我が国の国際競争力の強化、またICT分野におけるグリーン化の必要性といった課題を踏まえまして、昨年六月の情報通信審議会の答申におきましては、このDXを支える通信インフラの超高速化、低遅延化を図りながら、大幅な省電力化などを実現するオール光ネットワーク技術などを始めとする重点三分野について、技術開発などを強力に推進すべき旨提言されたところでございます。
総務省といたしましては、先ほども御指摘ありました、昨年秋の臨時国会においてお認めいただきました法律と予算に基づき、必要な手続を進めてきたところでございまして、本年三月、NICTに研究開発基金を造成したところでございます。今後、この基金を活用させていただきまして、先ほど申し上げたオール光ネットワークなどの技術分野を中心として、社会実装、海外展開をきちんと見据えた研究開発を重点的に支援してまいりたいと考えております。
輿
輿水恵一#14
○輿水委員 どうもありがとうございます。
まさにこれから情報通信量がますます増えていく、また、データセンターもどんどん増えていく。となると、やはりそこに電力というのが必要になります。その電力に対して、より消費電力の少ない、そういった通信技術として、今御紹介いただいたオール光ネットワーク技術、大事な、本当に大事なものである、このように思っております。
そこで、当然、5Gの技術開発においても世界をリードすることを前提に様々な取組を進めてきたことと思いますけれども、今回の取組について、5Gの出遅れの原因をどのように分析をして、いよいよ6G、いわゆるビヨンド5Gの技術開発と市場の獲得に向けて基金をどのように運用しようとしているのか、その戦略をお聞かせ願えますでしょうか。
この発言だけを見る →まさにこれから情報通信量がますます増えていく、また、データセンターもどんどん増えていく。となると、やはりそこに電力というのが必要になります。その電力に対して、より消費電力の少ない、そういった通信技術として、今御紹介いただいたオール光ネットワーク技術、大事な、本当に大事なものである、このように思っております。
そこで、当然、5Gの技術開発においても世界をリードすることを前提に様々な取組を進めてきたことと思いますけれども、今回の取組について、5Gの出遅れの原因をどのように分析をして、いよいよ6G、いわゆるビヨンド5Gの技術開発と市場の獲得に向けて基金をどのように運用しようとしているのか、その戦略をお聞かせ願えますでしょうか。
田
田原康生#15
○田原政府参考人 お答え申し上げます。
5Gで日本が出遅れた原因といたしましては、世界の情報通信産業では、グローバルな市場を前提とした規模の経済を最大限活用した競争というものが進展する中で、我が国企業は、どちらかというと国内市場での対応を重視して、必ずしもグローバルな動向への対応が十分ではなかったのではないかと考えております。
また、我が国の情報通信産業は、国際的に見て、総じて高い技術力を有していると評価される一方で、必ずしもそれを、こういった事情もあり、大きなグローバルなビジネス、事業につなげていくことができてこなかったというように認識しております。
一方で、海外のベンダーは、グローバル市場を見据えまして、大規模な研究開発投資を行いまして戦略的に取り組む一方で、そうしたことから、我が国の企業はこの流れに乗り遅れていることと、また、私ども国も、研究開発投資支援も十分ではなかったのではないかと考えているところでございます。
こうした教訓を踏まえまして、新たな基金では、従来の研究開発を主目的とする発想ですとか国内市場への導入を念頭に置いた発想から脱却しまして、基本的にグローバルな視点に立ち、企業の自己投資も含む思い切った開発投資を行い、社会実装、海外展開を強く意識した開発プロジェクトについて重点的に支援を行うことが重要かと考えております。
このため、総務省におきましては、本基金事業の実施に当たりまして、市場や経営、ビジネスの視点も踏まえた事業面からの評価の在り方について、情報通信審議会のワーキンググループで御審議いただきまして、その結果も踏まえまして、従来の技術面の審査に加えて、社会実装、海外展開に向けた事業面の計画などについてもきちんと評価する形で進めるよう、NICTに対して通知を行っているところでございます。
また、総務省といたしましても、この研究開発プロジェクトの進捗状況を今後しっかりとフォローしながら、円滑な海外展開に向けた国際標準化や国際的なコンセンサスづくり、ルール形成など、グローバル市場で競争していく我が国企業を後押しするための環境整備に努めてまいりたいと考えております。
この発言だけを見る →5Gで日本が出遅れた原因といたしましては、世界の情報通信産業では、グローバルな市場を前提とした規模の経済を最大限活用した競争というものが進展する中で、我が国企業は、どちらかというと国内市場での対応を重視して、必ずしもグローバルな動向への対応が十分ではなかったのではないかと考えております。
また、我が国の情報通信産業は、国際的に見て、総じて高い技術力を有していると評価される一方で、必ずしもそれを、こういった事情もあり、大きなグローバルなビジネス、事業につなげていくことができてこなかったというように認識しております。
一方で、海外のベンダーは、グローバル市場を見据えまして、大規模な研究開発投資を行いまして戦略的に取り組む一方で、そうしたことから、我が国の企業はこの流れに乗り遅れていることと、また、私ども国も、研究開発投資支援も十分ではなかったのではないかと考えているところでございます。
こうした教訓を踏まえまして、新たな基金では、従来の研究開発を主目的とする発想ですとか国内市場への導入を念頭に置いた発想から脱却しまして、基本的にグローバルな視点に立ち、企業の自己投資も含む思い切った開発投資を行い、社会実装、海外展開を強く意識した開発プロジェクトについて重点的に支援を行うことが重要かと考えております。
このため、総務省におきましては、本基金事業の実施に当たりまして、市場や経営、ビジネスの視点も踏まえた事業面からの評価の在り方について、情報通信審議会のワーキンググループで御審議いただきまして、その結果も踏まえまして、従来の技術面の審査に加えて、社会実装、海外展開に向けた事業面の計画などについてもきちんと評価する形で進めるよう、NICTに対して通知を行っているところでございます。
また、総務省といたしましても、この研究開発プロジェクトの進捗状況を今後しっかりとフォローしながら、円滑な海外展開に向けた国際標準化や国際的なコンセンサスづくり、ルール形成など、グローバル市場で競争していく我が国企業を後押しするための環境整備に努めてまいりたいと考えております。
輿
輿水恵一#16
○輿水委員 どうもありがとうございます。
まさに基金の運用については、技術面の評価に加えて、社会実装や海外展開を見据えた、経営やビジネス面での取組や計画を重視すること、大変重要であると思います。
ここで、具体的なプロジェクトの評価やモニタリングなどを実施するための人材や体制の確保は非常に大事だと思います。どのように考えているのか、お聞かせいただきたいと思います。また、事業者においても、技術面に加えて、ビジネス面での戦略を強化してもらう必要もあると思います。どのように事業者の取組を促していくのかについてもお聞かせ願えますでしょうか。
この発言だけを見る →まさに基金の運用については、技術面の評価に加えて、社会実装や海外展開を見据えた、経営やビジネス面での取組や計画を重視すること、大変重要であると思います。
ここで、具体的なプロジェクトの評価やモニタリングなどを実施するための人材や体制の確保は非常に大事だと思います。どのように考えているのか、お聞かせいただきたいと思います。また、事業者においても、技術面に加えて、ビジネス面での戦略を強化してもらう必要もあると思います。どのように事業者の取組を促していくのかについてもお聞かせ願えますでしょうか。
田
田原康生#17
○田原政府参考人 お答え申し上げます。
新たな基金におきまして、特に事業面についての評価やモニタリングを適切に実施していくため、主として経営ですとかビジネスを専門とする外部有識者により構成されるワーキンググループを、先ほど御答弁させていただいた情報通信審議会に設置したところでございまして、こちらのワーキンググループにおいて、プロジェクトの採択評価における事業面からの評価項目ですとか、プロジェクト採択後のモニタリングに当たって留意すべき事項などについて御議論いただいて、本年三月にその取りまとめを公表させていただいたところでございます。
基金事業の実施に当たりましては、このワーキンググループの取りまとめを踏まえまして、NICTにおける研究開発プロジェクトの採択時には、このワーキンググループの構成員も採択評価に参画して事業面の審査を行っていただくということのほか、プロジェクトの採択後も、プロジェクトの主要な実施企業などの経営者からワーキンググループにおいて取組状況を説明していただくなどして、事業面からのモニタリングを定期的に実施するなどして、この基金事業を適切に実施する体制を整備したいと考えているところでございます。
また、NICTに対しても、これまで以上に基金の適正な管理、運用を行うための体制を整備するよう、中長期目標の変更を指示したところでございます。
各事業者におきましては、こうした今回の基金による新たな取組を一つのきっかけとしていただきまして、研究開発部門と事業部門の間の連携を強化して、出口をより強く意識した戦略的な取組を推進、展開いただくことを強く期待しているところでございます。
この発言だけを見る →新たな基金におきまして、特に事業面についての評価やモニタリングを適切に実施していくため、主として経営ですとかビジネスを専門とする外部有識者により構成されるワーキンググループを、先ほど御答弁させていただいた情報通信審議会に設置したところでございまして、こちらのワーキンググループにおいて、プロジェクトの採択評価における事業面からの評価項目ですとか、プロジェクト採択後のモニタリングに当たって留意すべき事項などについて御議論いただいて、本年三月にその取りまとめを公表させていただいたところでございます。
基金事業の実施に当たりましては、このワーキンググループの取りまとめを踏まえまして、NICTにおける研究開発プロジェクトの採択時には、このワーキンググループの構成員も採択評価に参画して事業面の審査を行っていただくということのほか、プロジェクトの採択後も、プロジェクトの主要な実施企業などの経営者からワーキンググループにおいて取組状況を説明していただくなどして、事業面からのモニタリングを定期的に実施するなどして、この基金事業を適切に実施する体制を整備したいと考えているところでございます。
また、NICTに対しても、これまで以上に基金の適正な管理、運用を行うための体制を整備するよう、中長期目標の変更を指示したところでございます。
各事業者におきましては、こうした今回の基金による新たな取組を一つのきっかけとしていただきまして、研究開発部門と事業部門の間の連携を強化して、出口をより強く意識した戦略的な取組を推進、展開いただくことを強く期待しているところでございます。
輿
輿水恵一#18
○輿水委員 どうもありがとうございます。
まさに研究開発に向けて、出口をしっかりと意識した、そういった取組を進めていただければと思います。
まさに、日本発の技術を活用したビヨンド5G、6Gのインフラ市場における日本のシェアの獲得に向けて、諸外国との連携や協力は不可欠であると思います。そして、日本発のオール光ネットワークインフラによるDXとGXを両立させる未来像を世界の人々と共有する上で、今回のG7は絶好の機会であると思います。
GXとDXの両立の必要性、重要性といった日本が目指すビジョンについて、まずは先進諸国から理解、賛同を得て、世界に発信をし、また、海外展開への道を大きく開くべきと考えますけれども、松本大臣の意気込みをお聞かせ願えますでしょうか。
この発言だけを見る →まさに研究開発に向けて、出口をしっかりと意識した、そういった取組を進めていただければと思います。
まさに、日本発の技術を活用したビヨンド5G、6Gのインフラ市場における日本のシェアの獲得に向けて、諸外国との連携や協力は不可欠であると思います。そして、日本発のオール光ネットワークインフラによるDXとGXを両立させる未来像を世界の人々と共有する上で、今回のG7は絶好の機会であると思います。
GXとDXの両立の必要性、重要性といった日本が目指すビジョンについて、まずは先進諸国から理解、賛同を得て、世界に発信をし、また、海外展開への道を大きく開くべきと考えますけれども、松本大臣の意気込みをお聞かせ願えますでしょうか。
松
松本剛明#19
○松本国務大臣 今御議論もございましたように、ビヨンド5Gの技術開発に当たっては、局長からも御答弁申し上げたところですが、社会実装、海外展開の視点を持って進めてきているところでございます。特に、海外展開を見据えた場合には、我が国が開発する技術が広く国際的に受け入れられるよう、環境整備を図ることが大切であると考えております。
このため、我が国が目指すビヨンド5Gのビジョンについて広く国際社会の理解、賛同を得られるよう、米国、EU、ドイツ、シンガポールといった国々との政府間対話を通じて発信に努めてきたところでございます。
特に、今委員からも御指摘がございました、DXに加えてGXの実現にも資する極めてエネルギー効率の高い光電融合技術や、オープンで相互運用可能なネットワーク構成の推進といった分野で、我が国が世界で主導的な立場を確保することを目指しております。
今月下旬に開催されるG7群馬高崎デジタル・技術大臣会合は大変貴重な機会であるというふうに私も考えております。このG7大臣会合では、安全で強靱なネットワークインフラ構築について議題の一つに挙げておりまして、その中で、我が国が目指すビヨンド5Gのビジョンを踏まえた形で、無線のみならず有線も含めた次世代ネットワークの将来ビジョンについて合意が得られるよう、各国と議論を進めておるところでございます。
各国の理解、賛同を得て、G7として一致したメッセージを世界に発信できるよう、議長国として各国との調整を鋭意進めてまいりたいと思っております。
この発言だけを見る →このため、我が国が目指すビヨンド5Gのビジョンについて広く国際社会の理解、賛同を得られるよう、米国、EU、ドイツ、シンガポールといった国々との政府間対話を通じて発信に努めてきたところでございます。
特に、今委員からも御指摘がございました、DXに加えてGXの実現にも資する極めてエネルギー効率の高い光電融合技術や、オープンで相互運用可能なネットワーク構成の推進といった分野で、我が国が世界で主導的な立場を確保することを目指しております。
今月下旬に開催されるG7群馬高崎デジタル・技術大臣会合は大変貴重な機会であるというふうに私も考えております。このG7大臣会合では、安全で強靱なネットワークインフラ構築について議題の一つに挙げておりまして、その中で、我が国が目指すビヨンド5Gのビジョンを踏まえた形で、無線のみならず有線も含めた次世代ネットワークの将来ビジョンについて合意が得られるよう、各国と議論を進めておるところでございます。
各国の理解、賛同を得て、G7として一致したメッセージを世界に発信できるよう、議長国として各国との調整を鋭意進めてまいりたいと思っております。
輿
輿水恵一#20
○輿水委員 是非よろしくお願いいたします。どうもありがとうございます。
最後に、自治会等のデジタル化への支援について伺います。
現在、人口減少と高齢化により、自治会等の地域住民の支え合いによる組織が弱体化し、地域コミュニティーを維持することが難しくなっているように思います。
そこで、総務省として、そういった自治会等にデジタル化をしっかり進めて、デジタル技術を活用して、持ち回りの回覧板だとか、それをデジタル回覧板に移行したり、いろいろな会議をリモートでできるようにというふうな形で、デジタル技術を活用しての地域コミュニティーの再構築が必要だと思いますが、具体的にどのようなことを考えているのか、また、今どのようなことを進めようとしているのかにつきまして、お聞かせ願えますでしょうか。
この発言だけを見る →最後に、自治会等のデジタル化への支援について伺います。
現在、人口減少と高齢化により、自治会等の地域住民の支え合いによる組織が弱体化し、地域コミュニティーを維持することが難しくなっているように思います。
そこで、総務省として、そういった自治会等にデジタル化をしっかり進めて、デジタル技術を活用して、持ち回りの回覧板だとか、それをデジタル回覧板に移行したり、いろいろな会議をリモートでできるようにというふうな形で、デジタル技術を活用しての地域コミュニティーの再構築が必要だと思いますが、具体的にどのようなことを考えているのか、また、今どのようなことを進めようとしているのかにつきまして、お聞かせ願えますでしょうか。
吉
吉川浩民#21
○吉川(浩)政府参考人 お答えいたします。
多くの自治会等におきまして、加入率の低下や担い手不足等の課題があるというふうに認識をしております。
こうした認識の下で、総務省では、令和三年度に地域コミュニティーに関する有識者会議を開催いたしまして、昨年四月に公表されましたこの有識者会議の報告書の中では、市区町村が自治会等の地域活動のデジタル化に向け積極的に取り組むことが有効であるという御提言をいただいたところでございます。
これを踏まえまして、昨年度は、自治体職員との意見交換会、説明会を実施したところでございますが、今年度につきましては、電子回覧板等の機能を有する地域交流アプリを約五十の自治会に活用していただき、その効果を検証する実証事業を行うこととしております。
今後とも、地域活動のデジタル化を含め、自治会等の活動の持続可能性の向上に向けた市町村等による支援が進むこととなるよう、しっかり取り組んでまいります。
この発言だけを見る →多くの自治会等におきまして、加入率の低下や担い手不足等の課題があるというふうに認識をしております。
こうした認識の下で、総務省では、令和三年度に地域コミュニティーに関する有識者会議を開催いたしまして、昨年四月に公表されましたこの有識者会議の報告書の中では、市区町村が自治会等の地域活動のデジタル化に向け積極的に取り組むことが有効であるという御提言をいただいたところでございます。
これを踏まえまして、昨年度は、自治体職員との意見交換会、説明会を実施したところでございますが、今年度につきましては、電子回覧板等の機能を有する地域交流アプリを約五十の自治会に活用していただき、その効果を検証する実証事業を行うこととしております。
今後とも、地域活動のデジタル化を含め、自治会等の活動の持続可能性の向上に向けた市町村等による支援が進むこととなるよう、しっかり取り組んでまいります。
輿
輿水恵一#22
○輿水委員 どうもありがとうございました。
私も、二期四年間、千三百世帯の自治会の自治会長もやらせていただいて、現場の苦労がよく分かっておりまして、一方で、その大切さもよく分かっておりまして、しっかりとしたデジタルを活用した支援も是非進めていただければと思います。
以上で質問を終わります。大変にありがとうございました。
この発言だけを見る →私も、二期四年間、千三百世帯の自治会の自治会長もやらせていただいて、現場の苦労がよく分かっておりまして、一方で、その大切さもよく分かっておりまして、しっかりとしたデジタルを活用した支援も是非進めていただければと思います。
以上で質問を終わります。大変にありがとうございました。
浮
湯
湯原俊二#24
○湯原委員 おはようございます。立憲民主党の湯原俊二です。よろしくお願いします。
それでは、質問に入らせていただきたいと思います。
まず、総務省の行政相談委員制度についてであります。
行政相談は、委嘱された行政相談委員が、地域で、身近な場所で行政機関への苦情や意見、要望を受け付け、担当行政機関へ伝え、行政制度の運営や改善に生かす制度であります。
行政相談委員は、総務大臣の委嘱によるものです。任期は二年。全国に五千人おられます。行政相談委員が相談所を開設した場合、実費弁償として一日に千百円が支給され、月に一、二回開かれております。年間で数万円の実費弁償であります。いわゆるボランティアであります。残念ながら、全国的には欠員が生じている現状であります。
この行政相談委員の方が都道府県ごとに協議会をつくっておられますけれども、その会費は年間で五千円であります。年間の合計で数万円の実費弁償から年間五千円の参加費を協議会へ支払っていらっしゃる、こういう状況であります。
行政相談委員の活動は実費弁償で、ボランティアですので、協議会ぐらいは、ぐらいはと言ったら失礼ですね、協議会の参加費は総務省が支出すべきと考えますけれども、この点、地域の相談委員の方からもお声をいただいておりますけれども、御答弁いただきたいと思います。
この発言だけを見る →それでは、質問に入らせていただきたいと思います。
まず、総務省の行政相談委員制度についてであります。
行政相談は、委嘱された行政相談委員が、地域で、身近な場所で行政機関への苦情や意見、要望を受け付け、担当行政機関へ伝え、行政制度の運営や改善に生かす制度であります。
行政相談委員は、総務大臣の委嘱によるものです。任期は二年。全国に五千人おられます。行政相談委員が相談所を開設した場合、実費弁償として一日に千百円が支給され、月に一、二回開かれております。年間で数万円の実費弁償であります。いわゆるボランティアであります。残念ながら、全国的には欠員が生じている現状であります。
この行政相談委員の方が都道府県ごとに協議会をつくっておられますけれども、その会費は年間で五千円であります。年間の合計で数万円の実費弁償から年間五千円の参加費を協議会へ支払っていらっしゃる、こういう状況であります。
行政相談委員の活動は実費弁償で、ボランティアですので、協議会ぐらいは、ぐらいはと言ったら失礼ですね、協議会の参加費は総務省が支出すべきと考えますけれども、この点、地域の相談委員の方からもお声をいただいておりますけれども、御答弁いただきたいと思います。
清
清水正博#25
○清水政府参考人 お答え申し上げます。
行政相談委員は、国民の身近なところで相談を受け付けていただくために、総務大臣が委嘱している無報酬の民間有識者でございまして、全国で約五千人に御活動いただいているところでございます。
御指摘いただきましたように、行政相談委員がその業務を遂行するために要する費用につきましては、行政相談委員法に基づき、国が実費弁償金として支給をしてございます。
一方、御指摘の行政相談委員協議会でございますけれども、主に行政相談委員相互の親睦や連携などを図るために委員が自主的に運営されている任意団体ということでございまして、その会費に国費を充てることは難しいのではないかというふうに考えてございます。
総務省といたしましては、引き続き、行政相談委員が開設する相談所の応援、委員活動に資する様々な情報の提供など、委員の皆様の現場での活動をしっかり支援してまいりたいと考えてございます。
以上でございます。
この発言だけを見る →行政相談委員は、国民の身近なところで相談を受け付けていただくために、総務大臣が委嘱している無報酬の民間有識者でございまして、全国で約五千人に御活動いただいているところでございます。
御指摘いただきましたように、行政相談委員がその業務を遂行するために要する費用につきましては、行政相談委員法に基づき、国が実費弁償金として支給をしてございます。
一方、御指摘の行政相談委員協議会でございますけれども、主に行政相談委員相互の親睦や連携などを図るために委員が自主的に運営されている任意団体ということでございまして、その会費に国費を充てることは難しいのではないかというふうに考えてございます。
総務省といたしましては、引き続き、行政相談委員が開設する相談所の応援、委員活動に資する様々な情報の提供など、委員の皆様の現場での活動をしっかり支援してまいりたいと考えてございます。
以上でございます。
湯
湯原俊二#26
○湯原委員 御答弁では、法律に基づいて実費弁償をしているということで、自主的に運営されているので協議会への参加費は難しいのではないか、こういう御答弁だったと思います。
総務大臣、私がどうして国会の総務委員会でこの行政相談委員制度の、それも会費についての質問をしたかというと、私は思っておりまして、これは省庁は違いますけれども、民生・児童委員、民生委員もありますね、こういったものが厚労省関係で、あるいは人権擁護委員、保護司、これらもあるわけですが、ほとんどがボランティアに近い状況なんです。あと、総務委員会でいつも議論になるのは、消防団員の皆さん方がやはりなり手不足。今、統一地方選挙、前半戦が今度ですけれども、後半戦もあるんですけれども、地方議会議員も今非常に不足している、こういう状況が全国的にあると考えております。
ちなみにでありますけれども、行政相談委員の充足率は九六・五%、民生委員の充足率は九三・七%、人権擁護委員の充足率は八七・七%、保護司の充足率は八九・四%。九割を超えているからいいと捉えるのか、やはり充足していないと捉えるのか、これはいろいろ捉え方もあると思います。
私は、ここで申し上げたいのは、やはり、地域において、行政相談委員の皆さんや民生委員さん、様々な委員の方が、崇高な精神、気持ちで、ボランティアで地域のこういったことを、役職をやっておられる、こういう状況であるわけでありますけれども、残念ながら、以前はそれで通用してなり手があったんですけれども、だんだんそういう状況ではなくなってきたのではないか。社会全般的にも、国民一人一人の意識にとっても、そこまでの思いを、なかなかなってきていないんじゃないかなというふうに思うんです。
一方で、社会はどうなったかというと、まさにこうした行政相談、地方分権が進めば進むほど地域で相談も増えてくるでしょうし、あるいは、格差が拡大する中で、民生委員さんとかあるいは人権擁護委員さん、もしかしたら保護司さんの出番が増えてくる、こういう状況が反比例するかのように出てきているんじゃないか、こういうことであります。
今回、行政相談委員の方を取って質問をさせていただいたわけでありますけれども、ボランティア精神にのっとって委嘱をするのは、もちろん是とはしますけれども、負担を感じさせるような状況の中ですれば、結果的に充足率がどんどん下がっていって、制度そのものが厳しくなる、こういう認識を私は持っております。
改めて、先ほど、自主的な運営であるので協議会の参加費までは難しいとおっしゃったわけでありますけれども、実費弁償千百円についても、法律で決まったからって、法律を変えればいい話でありまして、一日千百円ですよ、月に二回出て二千二百円。年間で数万円で、行政相談を受けて、地域の役場にそれを伝えて苦情を処理したりされているという。
ほかの人権擁護委員、民生委員さんもそうであると思いますけれども、改めてこの点について、今の地域状況、社会の状況を考えたときに、あるいは国民の意識を考えたときに、こうした実費弁償の部分の在り方も見直すべきではないかと思いますけれども、総務大臣の御答弁をいただきたいと思います。
この発言だけを見る →総務大臣、私がどうして国会の総務委員会でこの行政相談委員制度の、それも会費についての質問をしたかというと、私は思っておりまして、これは省庁は違いますけれども、民生・児童委員、民生委員もありますね、こういったものが厚労省関係で、あるいは人権擁護委員、保護司、これらもあるわけですが、ほとんどがボランティアに近い状況なんです。あと、総務委員会でいつも議論になるのは、消防団員の皆さん方がやはりなり手不足。今、統一地方選挙、前半戦が今度ですけれども、後半戦もあるんですけれども、地方議会議員も今非常に不足している、こういう状況が全国的にあると考えております。
ちなみにでありますけれども、行政相談委員の充足率は九六・五%、民生委員の充足率は九三・七%、人権擁護委員の充足率は八七・七%、保護司の充足率は八九・四%。九割を超えているからいいと捉えるのか、やはり充足していないと捉えるのか、これはいろいろ捉え方もあると思います。
私は、ここで申し上げたいのは、やはり、地域において、行政相談委員の皆さんや民生委員さん、様々な委員の方が、崇高な精神、気持ちで、ボランティアで地域のこういったことを、役職をやっておられる、こういう状況であるわけでありますけれども、残念ながら、以前はそれで通用してなり手があったんですけれども、だんだんそういう状況ではなくなってきたのではないか。社会全般的にも、国民一人一人の意識にとっても、そこまでの思いを、なかなかなってきていないんじゃないかなというふうに思うんです。
一方で、社会はどうなったかというと、まさにこうした行政相談、地方分権が進めば進むほど地域で相談も増えてくるでしょうし、あるいは、格差が拡大する中で、民生委員さんとかあるいは人権擁護委員さん、もしかしたら保護司さんの出番が増えてくる、こういう状況が反比例するかのように出てきているんじゃないか、こういうことであります。
今回、行政相談委員の方を取って質問をさせていただいたわけでありますけれども、ボランティア精神にのっとって委嘱をするのは、もちろん是とはしますけれども、負担を感じさせるような状況の中ですれば、結果的に充足率がどんどん下がっていって、制度そのものが厳しくなる、こういう認識を私は持っております。
改めて、先ほど、自主的な運営であるので協議会の参加費までは難しいとおっしゃったわけでありますけれども、実費弁償千百円についても、法律で決まったからって、法律を変えればいい話でありまして、一日千百円ですよ、月に二回出て二千二百円。年間で数万円で、行政相談を受けて、地域の役場にそれを伝えて苦情を処理したりされているという。
ほかの人権擁護委員、民生委員さんもそうであると思いますけれども、改めてこの点について、今の地域状況、社会の状況を考えたときに、あるいは国民の意識を考えたときに、こうした実費弁償の部分の在り方も見直すべきではないかと思いますけれども、総務大臣の御答弁をいただきたいと思います。
松
松本剛明#27
○松本国務大臣 委員からお話がございましたように、ボランティア精神に基づく役職、大変崇高な使命感に基づいて御貢献をいただいていること、私どもとしても、社会の一員として深く感謝をしなければいけないというふうに思っておりますが、その中で私どもが担当しております行政相談委員の皆様は、国民に身近な相談窓口として、お困り事のある方々に寄り添い、その解決に向けて活動していただいており、国民と行政の懸け橋となる大事な存在であるというふうに認識をいたしております。
行政相談委員の皆様に少しでも報いることができるようにと思って考えているところでございますが、これまで、各種研修の実施や総務大臣から地方公共団体の首長への協力要請など、行政相談委員の皆様が活動しやすいよう支援に取り組むとともに、長年の功労のあった方々に対し、内閣総理大臣からの感謝状や総務大臣表彰、感謝状をお渡しするなど、顕彰を行ってきたところでございます。
費用負担について、実費弁償としておりまして、先ほど御答弁申し上げたように、親睦等を図るための会費に国費を充てることは難しいところがございますが、更に負担軽減の観点からできることがないかについて、委員の皆様の活動をサポートする観点から検討してまいりたいと考えております。
今後とも、行政相談委員の皆様の御意見をよく伺いながら、各委員がやりがいを持って活動できるよう、総務省としてしっかり支援してまいりたいと思っております。
この発言だけを見る →行政相談委員の皆様に少しでも報いることができるようにと思って考えているところでございますが、これまで、各種研修の実施や総務大臣から地方公共団体の首長への協力要請など、行政相談委員の皆様が活動しやすいよう支援に取り組むとともに、長年の功労のあった方々に対し、内閣総理大臣からの感謝状や総務大臣表彰、感謝状をお渡しするなど、顕彰を行ってきたところでございます。
費用負担について、実費弁償としておりまして、先ほど御答弁申し上げたように、親睦等を図るための会費に国費を充てることは難しいところがございますが、更に負担軽減の観点からできることがないかについて、委員の皆様の活動をサポートする観点から検討してまいりたいと考えております。
今後とも、行政相談委員の皆様の御意見をよく伺いながら、各委員がやりがいを持って活動できるよう、総務省としてしっかり支援してまいりたいと思っております。
湯
湯原俊二#28
○湯原委員 ありがとうございます。
大臣から、研修もやっています、感謝状を渡して顕彰もしていますということで、それで報いたというと、なかなか。以前は、簡単に言うと、昔、昭和の時代だったらそれで皆さん喜んでいらっしゃったかもしれません。まあ、顕彰は必要なものだと思いますけれども。
検討していくということでありますので、是非検討していただいて、今の時代に、私も、実費弁償、例えば何十万も何百万も出してください、そういう話ではないんですけれども、負担感を感じてまでやらなきゃいけないのかと思われたときに、若干、それは制度そのものが崩壊に近づいていくんじゃないかという懸念を持っておりますので、御検討いただきたいと思います。
次に、遺留金の問題であります。
総務省は、先日発表しておりますけれども、引取り者のいない亡くなられた方の遺留金等に関する実態調査を初めて行いまして、結果をまとめました。私も、これを取り寄せてみましたし、勧告を見ましたし、新聞報道でも知ったときにびっくりしたのでありますけれども、改めて驚いたんです。今日まで、無縁、縁がない遺骨は全国で六万柱、六万人の方ですね。そのうち、身元が分からない御遺骨が六千柱、六千人の方、この御遺骨はどうなっているかというと、新聞報道によりますと、市町村の執務室のキャビネットや倉庫、納骨堂、遺品整理業者の倉庫に保管されている、こういう状況であります。
これは、今日まで六万柱、身元が分からないのが六千と申し上げましたけれども、今回、二〇一八年から二〇二一年十月までの三か年、たった三か年で、これを調べた結果、引取り者のいない亡くなられた方は十万六千人、身元が全く分からない方は六千人という数字であります。三年間でです。つまりは、先ほどの六万柱と六千は今まで、累積でありますけれども、三年間取っただけでも十万六千と六千人の方という、こういう状況で増えているわけであります。
亡くなられた方の葬祭費用は、第一義的には、その亡くなられた方御本人の所持金、遺留金で賄われます。二〇二一年、今から二年ほど前に、厚生労働省と法務省は、地方公共団体における遺留金の取扱事務を円滑化する観点から、身寄りのない方が亡くなられた場合の遺留金等の取扱手引を作成しています。
しかし、今回、総務省がそれを調べて、もう一回勧告をしたんですけれども、勧告であるように、金融機関が、遺留金の払出し、亡くなられておりますので御本人は当然引き出しできないのでありますけれども、この取扱いについて、なかなか金融機関でスムーズに対応できていないケースが見受けられるということで、総務省も行政評価の一環として勧告を出されたと承知しております。
遺骨の取扱いや、あるいは自治体の事務では、亡くなられた方の引取り者がいるかどうか、簡単に言うと、今でいうと全国で探し求めなければいけない状況でありまして、引取り者を探したり相続人を探す事務、あるいは葬祭費用など、自治体には大変な負担が増えていっているんじゃないかと推察するわけであります。
超高齢社会を迎え、ますます増加する身寄りがなく亡くなられた方、引取り者のない亡くなられた方への対応について、これは市町村といった自治体任せではなく、各省庁が連携して対応スキームをもう一度抜本的に検討すべきではないかと考えますけれども、御答弁いただきたいと思います。
この発言だけを見る →大臣から、研修もやっています、感謝状を渡して顕彰もしていますということで、それで報いたというと、なかなか。以前は、簡単に言うと、昔、昭和の時代だったらそれで皆さん喜んでいらっしゃったかもしれません。まあ、顕彰は必要なものだと思いますけれども。
検討していくということでありますので、是非検討していただいて、今の時代に、私も、実費弁償、例えば何十万も何百万も出してください、そういう話ではないんですけれども、負担感を感じてまでやらなきゃいけないのかと思われたときに、若干、それは制度そのものが崩壊に近づいていくんじゃないかという懸念を持っておりますので、御検討いただきたいと思います。
次に、遺留金の問題であります。
総務省は、先日発表しておりますけれども、引取り者のいない亡くなられた方の遺留金等に関する実態調査を初めて行いまして、結果をまとめました。私も、これを取り寄せてみましたし、勧告を見ましたし、新聞報道でも知ったときにびっくりしたのでありますけれども、改めて驚いたんです。今日まで、無縁、縁がない遺骨は全国で六万柱、六万人の方ですね。そのうち、身元が分からない御遺骨が六千柱、六千人の方、この御遺骨はどうなっているかというと、新聞報道によりますと、市町村の執務室のキャビネットや倉庫、納骨堂、遺品整理業者の倉庫に保管されている、こういう状況であります。
これは、今日まで六万柱、身元が分からないのが六千と申し上げましたけれども、今回、二〇一八年から二〇二一年十月までの三か年、たった三か年で、これを調べた結果、引取り者のいない亡くなられた方は十万六千人、身元が全く分からない方は六千人という数字であります。三年間でです。つまりは、先ほどの六万柱と六千は今まで、累積でありますけれども、三年間取っただけでも十万六千と六千人の方という、こういう状況で増えているわけであります。
亡くなられた方の葬祭費用は、第一義的には、その亡くなられた方御本人の所持金、遺留金で賄われます。二〇二一年、今から二年ほど前に、厚生労働省と法務省は、地方公共団体における遺留金の取扱事務を円滑化する観点から、身寄りのない方が亡くなられた場合の遺留金等の取扱手引を作成しています。
しかし、今回、総務省がそれを調べて、もう一回勧告をしたんですけれども、勧告であるように、金融機関が、遺留金の払出し、亡くなられておりますので御本人は当然引き出しできないのでありますけれども、この取扱いについて、なかなか金融機関でスムーズに対応できていないケースが見受けられるということで、総務省も行政評価の一環として勧告を出されたと承知しております。
遺骨の取扱いや、あるいは自治体の事務では、亡くなられた方の引取り者がいるかどうか、簡単に言うと、今でいうと全国で探し求めなければいけない状況でありまして、引取り者を探したり相続人を探す事務、あるいは葬祭費用など、自治体には大変な負担が増えていっているんじゃないかと推察するわけであります。
超高齢社会を迎え、ますます増加する身寄りがなく亡くなられた方、引取り者のない亡くなられた方への対応について、これは市町村といった自治体任せではなく、各省庁が連携して対応スキームをもう一度抜本的に検討すべきではないかと考えますけれども、御答弁いただきたいと思います。
松
松本剛明#29
○松本国務大臣 委員からも御指摘がございましたけれども、超高齢社会の到来に加え、家族のつながりの希薄化などにより、今後も引取り者のない死亡人の増加が見込まれる中で、葬祭等に係る市区町村等の事務が円滑に進められることが重要であるというふうに考えております。
今回、総務省において、引取り者のない死亡人の葬祭等を行う市区町村等の状況について調査を行ったところでございますが、先ほどもお話がありましたように、平成三十年四月から令和三年十月までの間に引取り者のない死亡人の件数が約十万件あること、市区町村等が死亡人の預貯金を引き出して葬祭費用に充てようとしても、相続人に優先する法的根拠が不明などとして金融機関から断られるなどの実態や課題が明らかになりました。
このため、市区町村等が相続人に優先して死亡人の預貯金を引き出し、葬祭費用に充てることができる法的根拠を明示し、市区町村等や金融機関に周知することなど、関係省庁と連携して必要な措置を講じることを厚生労働省と法務省に勧告したところでございます。
市区町村等の事務や費用の負担軽減のため、総務省として、関係省庁の取組をしっかりフォローアップしてまいりたいと考えております。
この発言だけを見る →今回、総務省において、引取り者のない死亡人の葬祭等を行う市区町村等の状況について調査を行ったところでございますが、先ほどもお話がありましたように、平成三十年四月から令和三年十月までの間に引取り者のない死亡人の件数が約十万件あること、市区町村等が死亡人の預貯金を引き出して葬祭費用に充てようとしても、相続人に優先する法的根拠が不明などとして金融機関から断られるなどの実態や課題が明らかになりました。
このため、市区町村等が相続人に優先して死亡人の預貯金を引き出し、葬祭費用に充てることができる法的根拠を明示し、市区町村等や金融機関に周知することなど、関係省庁と連携して必要な措置を講じることを厚生労働省と法務省に勧告したところでございます。
市区町村等の事務や費用の負担軽減のため、総務省として、関係省庁の取組をしっかりフォローアップしてまいりたいと考えております。