逓信委員会
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会
会議録情報#0
平成九年十二月二十五日(木曜日)
午後一時開会
—————————————
出席者は左のとおり。
委員長 川橋 幸子君
理 事
鹿熊 安正君
景山俊太郎君
続 訓弘君
及川 一夫君
委 員
加藤 紀文君
陣内 孝雄君
畑 恵君
保坂 三蔵君
守住 有信君
扇 千景君
松 あきら君
伊藤 基隆君
三重野栄子君
上田耕一郎君
山田 俊昭君
水野 誠一君
事務局側
常任委員会専門
員 舘野 忠男君
説明員
厚生大臣官房障
害保健福祉部精
神保健福祉課長 田中 慶司君
通商産業省産業
政策局製品安全
課長 古賀 洋一君
郵政省電気通信
局電波部電波環
境課長 松井 房樹君
郵政省放送行政
局長 品川 萬里君
参考人
株式会社テレビ
東京代表取締役
社長 一木 豊君
株式会社テレビ
東京専務取締役
編成総局長 岡 哲男君
日本放送協会専
務理事 河野 尚行君
社団法人日本民
間放送連盟専務
理事 酒井 昭君
—————————————
本日の会議に付した案件
○参考人の出席要求に関する件
○郵政事業、通信、放送及び電波等に関する調査
(アニメ番組「ポケットモンスター」問題に関
する件)
—————————————
この発言だけを見る →午後一時開会
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出席者は左のとおり。
委員長 川橋 幸子君
理 事
鹿熊 安正君
景山俊太郎君
続 訓弘君
及川 一夫君
委 員
加藤 紀文君
陣内 孝雄君
畑 恵君
保坂 三蔵君
守住 有信君
扇 千景君
松 あきら君
伊藤 基隆君
三重野栄子君
上田耕一郎君
山田 俊昭君
水野 誠一君
事務局側
常任委員会専門
員 舘野 忠男君
説明員
厚生大臣官房障
害保健福祉部精
神保健福祉課長 田中 慶司君
通商産業省産業
政策局製品安全
課長 古賀 洋一君
郵政省電気通信
局電波部電波環
境課長 松井 房樹君
郵政省放送行政
局長 品川 萬里君
参考人
株式会社テレビ
東京代表取締役
社長 一木 豊君
株式会社テレビ
東京専務取締役
編成総局長 岡 哲男君
日本放送協会専
務理事 河野 尚行君
社団法人日本民
間放送連盟専務
理事 酒井 昭君
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本日の会議に付した案件
○参考人の出席要求に関する件
○郵政事業、通信、放送及び電波等に関する調査
(アニメ番組「ポケットモンスター」問題に関
する件)
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川
川橋幸子#1
○委員長(川橋幸子君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
郵政事業、通信、放送及び電波等に関する調査のため、本日の委員会に株式会社テレビ東京代表取締役社長一木豊さん、株式会社テレビ東京専務取締役編成総局長岡哲男さん、日本放送協会専務理事河野尚行さん及び社団法人日本民間放送連盟専務理事酒井昭さんを参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
郵政事業、通信、放送及び電波等に関する調査のため、本日の委員会に株式会社テレビ東京代表取締役社長一木豊さん、株式会社テレビ東京専務取締役編成総局長岡哲男さん、日本放送協会専務理事河野尚行さん及び社団法人日本民間放送連盟専務理事酒井昭さんを参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
川
川
川橋幸子#3
○委員長(川橋幸子君) 郵政事業、通信、放送及び電波等に関する調査のうち、アニメ番組「ポケットモンスター」問題に関する件を議題といたします。
初めに、参考人及び政府から意見及び説明を聴取いたしたいと思います。
この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。
本日は、御多忙のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。本委員会の審議が有意義なものとなりますように参考人各位の御協力をよろしくお願い申し上げます。
本日の議事の進め方でございますけれども、まず最初に、テレビ東京の一木参考人、次いで郵政省、NHKの河野参考人、民放連の酒井参考人、厚生省及び通産省の順番でそれぞれ十分以内でできるだけ簡潔に要点をつく説明をいただきたいと思います。その後、九十分程度、委員と答弁者との間の自由討議形式によります質疑応答を行いたいと思います。
それでは最初に、テレビ東京一木参考人から説明をお願いいたします。一木豊さん。
この発言だけを見る →初めに、参考人及び政府から意見及び説明を聴取いたしたいと思います。
この際、参考人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。
本日は、御多忙のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。本委員会の審議が有意義なものとなりますように参考人各位の御協力をよろしくお願い申し上げます。
本日の議事の進め方でございますけれども、まず最初に、テレビ東京の一木参考人、次いで郵政省、NHKの河野参考人、民放連の酒井参考人、厚生省及び通産省の順番でそれぞれ十分以内でできるだけ簡潔に要点をつく説明をいただきたいと思います。その後、九十分程度、委員と答弁者との間の自由討議形式によります質疑応答を行いたいと思います。
それでは最初に、テレビ東京一木参考人から説明をお願いいたします。一木豊さん。
一
一木豊#4
○参考人(一木豊君) ただいま御紹介いただきましたテレビ東京社長の一木でございます。
十二月十六日に放映いたしました私どものアニメ番組「ポケットモンスター」をごらんになって全国で相当数の方々が健康に被害を受けられて、ある者は入院される、特に児童、小学生といういたいけな方が多くその被害に遭われたということにつきまして、放映した局として、まずおわびを申し上げますとともに、一日も早く回復されることを祈念いたし、さらに局としては原因究明に全力を挙げてかかる事態の再発防止に全力を期したい、こう思っております。
まず初めに、皆様にポケモンとはということをちょっと御説明したいと思うんですが、これは、もとは九六年発売の任天堂のテレビゲームでございまして、サトシという主人公がポケモン図鑑というものを完成するために百五十余種のモンスターを採取、育成、その過程においてまた対戦するというようなものでございます。
そのモンスターのかわいらしさとか育成、対戦、特にゲームを通じて友達との間に交信が図られるというようなことから非常な人気を得たわけで、それをもとに、九六年末に小学館プロダクションを通じまして私どもテレビ東京にアニメ化の提案がございました。私どもとしてもアニメを主要番組としてやってきておりますので、これを決定いたしました。九七年四月一日より、火曜日の十八時三十分より十九時を放送枠といたしまして放送を続けてまいりました。なかなかの人気を得まして、系列六局で同時マイクロ放送を行っておりますが、視聴率は平均一三・九%、最高で一八・六%という数字を得ております。
問題になりましたのはこの三十八話目でございまして、これも同じく視聴率は一六・五%、系列中心とした世帯数で申し上げますと四百十四万世帯、関東だけで申しますと二百四十五万世帯、ビデオリサーチの個人視聴率調査によりますと、四歳から十二歳のお子さんで百六十五万人の方がごらんになったという数字が出ております。
この三十八話は、主人公とポリゴン、それからピカチュウというような人気のあるキャラクターがコンピューターの中に入っていって敵と争うわけでございますが、そのときに、向こうから飛んできたミサイルをピカチュウなるキャラクターが電撃的に撃ち落とすというところが後半の十八時五十一分三十四秒から約四秒間にわたってございまして、この四秒間の間に赤、青のこまが百回交代する、またミサイルの爆発で光が大きなフラッシュとなって光る、こういうことでございました。この四秒間に大半の方がショックを受けられたと聞いております。
作品につきましては、我々としては、プロダクションから納入されますと社員のプロデューサーが全編についてこれをプレビューいたします。放送内容を確認して、問題がないという判断がついて初めて放映に踏み切るわけでございます。今回の場合も、プロデューサーは放送内容については全く問題がないということで放映をいたした次第であります。ただ、この赤、青が百回も交差して、それからフラッシュがすごく光ってというそのショックを受けた肝心のそういう技法につきまして、これは今までもある程度、程度の差はございますがそういうものをずっとアニメでは使っておったということで、これが特に新しい手法ではない、パカパカと申しておりますが、パカパカのやや強いパカパカ程度という認識でこれを通したということでございます。これがまさかショックを与えるとは、つくった方もまたこれをプレビューした方も全く念頭に置いていなかった、気がついていなかったということで、この点については深く反省をして、おります。
私どもには、十二月十六日の二十時ごろに横須賀市民病院から視聴者センターを通じて緊急の番組内容の問い合わせがございまして、それによってわかったわけでございますが、これを受けまして私どもは、同日夜二十三時ごろから直ちに緊急対策会議を開きまして、まず原因究明を急ぐ、それからローカル放送、これは系列以外に三十一局がその翌日に放送する予定になっておりますので、これをとにかくとめてもらう、その要請をいたしました。
それから、夜の十一時からの「ワールドビジネスサテライト」というニュース番組で事故の第一報をお伝えするとともに、ビデオを撮っておられる方がおると思いますので、そのビデオは見ないようにしてほしいということをお知らせいたしました。
明けて十七、十八日と対策をいろいろ協議してまいりましたが、まず、その原因究明のためには医師を中心とした調査チームをつくることが必要であるということで、早速医師の選定にかかりました。ところが、時を同じくして厚生省の方でも医師の選定にかかっておられましたため、私どもの方とぶつかったりということがございました。またその時点では、後刻郵政省、場合によっては通産省もチームをつくるかもしれないというふうな情報もございましたので、これはテレビ東京単独ではなかなか十分な医師の確保ができないのではないかという懸念もございましたし、また三月にNHKでこういう事件があったということもその時点までに新聞でわかりましたので、これはNHKさんにも素材その他の面でもいろいろ御協力を願った方がよかろうと存じまして、十八日にちょうど私、民放連の理事会がございましたので、その理事会で、この際、民放連としてこれに取り組んでいただきたい、調査チームをつくっていただきたいということをお願い申し上げました。直ちに緊急提案されてその理事会で承認をいただいたわけでございます。
私どもは、これとは別に、技術面を中心として局内の調査チームを開いて逐次検討をいたしております。また、年明けにはイギリス、アメリカに調査団を派遣して、各国の実態はどうであるかというようなことも調べてまいりたいと思っております。
なお、ポケモンの次の番組につきましては、一昨日、火曜日ですか、「学級王ヤマザキ」という番組を流しておりますが、その中でも、テレビから離れて明るい部屋でごらんになっていただきたいということを字幕で再三流しております。
なお、既存の私ども全部で二十番組のアニメをやっておりますが、これはリピートを含めまして、これについても全部再点検をいたしまして、ちょっとでもフラッシュとか点滅とかパカパカとか、そういう面でどうも危ないなと思われるものがあればこれにマスクをかけるといいますか、これに修整を加えて放送するようにしております。
また、被害者の方々につきましては、まず被害状況を的確に把握することが大事であるということから、患者が搬入された病院を特定することに全力を挙げるということをしておりました結果、十七日の午後三時ごろには大体三十都道府県で七百人近くの方が被害を受けられた、百三十人が入院されたというような数字が得られましたので、これをもとに系列局も含めて全国でお見舞いに参上し、その状況をお伺いしております。我が社としては、いろいろなケースがございますので、皆様方の実情をよく把握して、その上で真摯にお見舞いのお話に応じたいという方向でおります。
なお、入院確認した数は、十二月十九日現在十九人でございましたが、二十二日には四人、二十三日には二人、本日の現段階では東京に一人ということでございます。
また、このほか入院した以外に我が社に直接お見えになったり電話をかけてこられたりという方がございますが、そういう方で重い方にお見舞いをしたり、そういうものを加えますと大体五十一、二人に現在お見舞いその他をやっていると、これも引き続き続けていきたい、こう思っております。
簡単でありますが、以上御報告申し上げます。
この発言だけを見る →十二月十六日に放映いたしました私どものアニメ番組「ポケットモンスター」をごらんになって全国で相当数の方々が健康に被害を受けられて、ある者は入院される、特に児童、小学生といういたいけな方が多くその被害に遭われたということにつきまして、放映した局として、まずおわびを申し上げますとともに、一日も早く回復されることを祈念いたし、さらに局としては原因究明に全力を挙げてかかる事態の再発防止に全力を期したい、こう思っております。
まず初めに、皆様にポケモンとはということをちょっと御説明したいと思うんですが、これは、もとは九六年発売の任天堂のテレビゲームでございまして、サトシという主人公がポケモン図鑑というものを完成するために百五十余種のモンスターを採取、育成、その過程においてまた対戦するというようなものでございます。
そのモンスターのかわいらしさとか育成、対戦、特にゲームを通じて友達との間に交信が図られるというようなことから非常な人気を得たわけで、それをもとに、九六年末に小学館プロダクションを通じまして私どもテレビ東京にアニメ化の提案がございました。私どもとしてもアニメを主要番組としてやってきておりますので、これを決定いたしました。九七年四月一日より、火曜日の十八時三十分より十九時を放送枠といたしまして放送を続けてまいりました。なかなかの人気を得まして、系列六局で同時マイクロ放送を行っておりますが、視聴率は平均一三・九%、最高で一八・六%という数字を得ております。
問題になりましたのはこの三十八話目でございまして、これも同じく視聴率は一六・五%、系列中心とした世帯数で申し上げますと四百十四万世帯、関東だけで申しますと二百四十五万世帯、ビデオリサーチの個人視聴率調査によりますと、四歳から十二歳のお子さんで百六十五万人の方がごらんになったという数字が出ております。
この三十八話は、主人公とポリゴン、それからピカチュウというような人気のあるキャラクターがコンピューターの中に入っていって敵と争うわけでございますが、そのときに、向こうから飛んできたミサイルをピカチュウなるキャラクターが電撃的に撃ち落とすというところが後半の十八時五十一分三十四秒から約四秒間にわたってございまして、この四秒間の間に赤、青のこまが百回交代する、またミサイルの爆発で光が大きなフラッシュとなって光る、こういうことでございました。この四秒間に大半の方がショックを受けられたと聞いております。
作品につきましては、我々としては、プロダクションから納入されますと社員のプロデューサーが全編についてこれをプレビューいたします。放送内容を確認して、問題がないという判断がついて初めて放映に踏み切るわけでございます。今回の場合も、プロデューサーは放送内容については全く問題がないということで放映をいたした次第であります。ただ、この赤、青が百回も交差して、それからフラッシュがすごく光ってというそのショックを受けた肝心のそういう技法につきまして、これは今までもある程度、程度の差はございますがそういうものをずっとアニメでは使っておったということで、これが特に新しい手法ではない、パカパカと申しておりますが、パカパカのやや強いパカパカ程度という認識でこれを通したということでございます。これがまさかショックを与えるとは、つくった方もまたこれをプレビューした方も全く念頭に置いていなかった、気がついていなかったということで、この点については深く反省をして、おります。
私どもには、十二月十六日の二十時ごろに横須賀市民病院から視聴者センターを通じて緊急の番組内容の問い合わせがございまして、それによってわかったわけでございますが、これを受けまして私どもは、同日夜二十三時ごろから直ちに緊急対策会議を開きまして、まず原因究明を急ぐ、それからローカル放送、これは系列以外に三十一局がその翌日に放送する予定になっておりますので、これをとにかくとめてもらう、その要請をいたしました。
それから、夜の十一時からの「ワールドビジネスサテライト」というニュース番組で事故の第一報をお伝えするとともに、ビデオを撮っておられる方がおると思いますので、そのビデオは見ないようにしてほしいということをお知らせいたしました。
明けて十七、十八日と対策をいろいろ協議してまいりましたが、まず、その原因究明のためには医師を中心とした調査チームをつくることが必要であるということで、早速医師の選定にかかりました。ところが、時を同じくして厚生省の方でも医師の選定にかかっておられましたため、私どもの方とぶつかったりということがございました。またその時点では、後刻郵政省、場合によっては通産省もチームをつくるかもしれないというふうな情報もございましたので、これはテレビ東京単独ではなかなか十分な医師の確保ができないのではないかという懸念もございましたし、また三月にNHKでこういう事件があったということもその時点までに新聞でわかりましたので、これはNHKさんにも素材その他の面でもいろいろ御協力を願った方がよかろうと存じまして、十八日にちょうど私、民放連の理事会がございましたので、その理事会で、この際、民放連としてこれに取り組んでいただきたい、調査チームをつくっていただきたいということをお願い申し上げました。直ちに緊急提案されてその理事会で承認をいただいたわけでございます。
私どもは、これとは別に、技術面を中心として局内の調査チームを開いて逐次検討をいたしております。また、年明けにはイギリス、アメリカに調査団を派遣して、各国の実態はどうであるかというようなことも調べてまいりたいと思っております。
なお、ポケモンの次の番組につきましては、一昨日、火曜日ですか、「学級王ヤマザキ」という番組を流しておりますが、その中でも、テレビから離れて明るい部屋でごらんになっていただきたいということを字幕で再三流しております。
なお、既存の私ども全部で二十番組のアニメをやっておりますが、これはリピートを含めまして、これについても全部再点検をいたしまして、ちょっとでもフラッシュとか点滅とかパカパカとか、そういう面でどうも危ないなと思われるものがあればこれにマスクをかけるといいますか、これに修整を加えて放送するようにしております。
また、被害者の方々につきましては、まず被害状況を的確に把握することが大事であるということから、患者が搬入された病院を特定することに全力を挙げるということをしておりました結果、十七日の午後三時ごろには大体三十都道府県で七百人近くの方が被害を受けられた、百三十人が入院されたというような数字が得られましたので、これをもとに系列局も含めて全国でお見舞いに参上し、その状況をお伺いしております。我が社としては、いろいろなケースがございますので、皆様方の実情をよく把握して、その上で真摯にお見舞いのお話に応じたいという方向でおります。
なお、入院確認した数は、十二月十九日現在十九人でございましたが、二十二日には四人、二十三日には二人、本日の現段階では東京に一人ということでございます。
また、このほか入院した以外に我が社に直接お見えになったり電話をかけてこられたりという方がございますが、そういう方で重い方にお見舞いをしたり、そういうものを加えますと大体五十一、二人に現在お見舞いその他をやっていると、これも引き続き続けていきたい、こう思っております。
簡単でありますが、以上御報告申し上げます。
川
品
品川萬里#6
○説明員(品川萬里君) 御報告申し上げます。
私から御報告申し上げる件は、お手元に「テレビ東京の番組「ポケットモンスター」について」という本日付の書面をお届けしていると思いますので、恐縮ですがこれをごらんいただければと存じます。
順次申し上げます。
まず、今回の事案になりました番組名は、アニメ番組「ポケットモンスター」というものでございます。放送日時は、十二月十六日火曜日十八時三十分から十九時、これは毎週火曜日に放送される番組であるということでございました。
それから、この番組制作は、テレビ東京と小学館プロダクション等三社による共同制作ということでございました。
それから、当日の放映状況でございますが、テレビ東京系列六局、東京、北海道、愛知、大阪、岡山・香川、福岡ということでございます。このほかに、番組を販売されている局が三十一局あるということでございます。
それで、当日の放送は、テレビ東京系列六局では放送されましたけれども、今申し上げました番組販売先の三十一局では放送はしておらないということでございました。
それから、この番組を見て心身に不調を来した方、実は新聞等で数字はいろいろ出ておりますけれども、私どもが公式に承知しておるものは消防庁でお調べになりました数字でございまして、十二月十七日十七時現在で救急車で運ばれた方六百八十五人、件数としては六百八十三件ということでございます。なお、消防庁側ではこれ以降の数字は掌握していないということのようでございます。
二枚目に参りますが、私どもこの事態を大変重く受けとめまして、翌日、十七日午後でございますが、テレビ東京の田村常務においでいただきまして私から事情を承りました。その際に、テレビ東京側からお話があった件は五つございました。
ポイントでございますが、今回の事態をテレビ東京側でも大変重大に受けとめておられるということ。それから、今回の事案が心身に不調を来したということから、医師、学者など外部の専門家を含む調査チームを早々に設立して速やかに原因の究明及び対応策を検討するというお話がございました。それから、十七日現在でございましたので、先ほども申し上げましたけれども、この番組を提供している三十一局については放送しないということでございました。それから四点目で、二十三日の火曜日の取り扱いについては、月曜日二十二日までに扱いを決定するというお話がございました。それから、調査の進展に応じて逐次御報告をいただく。この対応五点について御報告を受けたわけでございます。
その下でございますが、なお、その後の進展に応じまして御報告いただいた主な点としましては、月曜日までに二十三日の放送をするかどうかお決めになるということでございましたが、十八日に、民放連の調査結果が出るまで中止という御報告いただきました。それから、十九日午前十一時に局内に調査チームを発足したということ、調査チームの活動のポイントは、制作技術面のガイドラインの作成、それから来年早々に英米に調査団を派遣して実態調査を行い、一月末までに報告をまとめるという御報告をいただいたわけでございます。
こうした状況を伺いまして、私ども郵政省の対応でございますけれども、今回の事態は、放送の健全な発達ということを願う立場から、それからまた今回の事案の内容にかんがみまして、これはやはり医師あるいは心理学者など専門家の御協力も得る必要があるということから、三枚目にございますように、放送と視聴覚機能に関する検討会ということで、研究と調査をする会を十九日に設置いたしました。この趣旨は、構成員の欄にございますように、工学系、心理学系、医学系、社会科学系、本件の事案にかんがみて、できるだけ多くの分野の専門家のお話を承りながらこの事態の解明、それからまた今後の対応策を検討するということでこの検討会を設置したわけでございまして、この会にはNHK、民放連にも御参加いただくことにしております。
この検討会につきましてはあす第一回の会合を持つ予定にしております。大変急な設置でございましたけれども、先生方に大変熱心な関心を寄せていただきまして、会を開くことができました。
それから、本件につきましては、実はさきにイギリスにおいて事案がございまして、いろいろなガイドライン等もつくられておることと今回の件を契機に改めて認識を深めたわけでございますが、一月早々には担当課長を派遣いたしまして、イギリスにおける状況等を詳細把握し、また関係国にもとりあえず大使館を通じて調査依頼をいたしまして、諸外国における状況把握にも努めていきたいと思っております。
今回大変残念な事態が生じたわけでございますが、まずはこの原因究明とともに、テレビ東京側には、今の状況において再発防止に可能な限りの対応をしていただきたいということを要請して、今日に至っておるわけでございます。
以上でございます。
この発言だけを見る →私から御報告申し上げる件は、お手元に「テレビ東京の番組「ポケットモンスター」について」という本日付の書面をお届けしていると思いますので、恐縮ですがこれをごらんいただければと存じます。
順次申し上げます。
まず、今回の事案になりました番組名は、アニメ番組「ポケットモンスター」というものでございます。放送日時は、十二月十六日火曜日十八時三十分から十九時、これは毎週火曜日に放送される番組であるということでございました。
それから、この番組制作は、テレビ東京と小学館プロダクション等三社による共同制作ということでございました。
それから、当日の放映状況でございますが、テレビ東京系列六局、東京、北海道、愛知、大阪、岡山・香川、福岡ということでございます。このほかに、番組を販売されている局が三十一局あるということでございます。
それで、当日の放送は、テレビ東京系列六局では放送されましたけれども、今申し上げました番組販売先の三十一局では放送はしておらないということでございました。
それから、この番組を見て心身に不調を来した方、実は新聞等で数字はいろいろ出ておりますけれども、私どもが公式に承知しておるものは消防庁でお調べになりました数字でございまして、十二月十七日十七時現在で救急車で運ばれた方六百八十五人、件数としては六百八十三件ということでございます。なお、消防庁側ではこれ以降の数字は掌握していないということのようでございます。
二枚目に参りますが、私どもこの事態を大変重く受けとめまして、翌日、十七日午後でございますが、テレビ東京の田村常務においでいただきまして私から事情を承りました。その際に、テレビ東京側からお話があった件は五つございました。
ポイントでございますが、今回の事態をテレビ東京側でも大変重大に受けとめておられるということ。それから、今回の事案が心身に不調を来したということから、医師、学者など外部の専門家を含む調査チームを早々に設立して速やかに原因の究明及び対応策を検討するというお話がございました。それから、十七日現在でございましたので、先ほども申し上げましたけれども、この番組を提供している三十一局については放送しないということでございました。それから四点目で、二十三日の火曜日の取り扱いについては、月曜日二十二日までに扱いを決定するというお話がございました。それから、調査の進展に応じて逐次御報告をいただく。この対応五点について御報告を受けたわけでございます。
その下でございますが、なお、その後の進展に応じまして御報告いただいた主な点としましては、月曜日までに二十三日の放送をするかどうかお決めになるということでございましたが、十八日に、民放連の調査結果が出るまで中止という御報告いただきました。それから、十九日午前十一時に局内に調査チームを発足したということ、調査チームの活動のポイントは、制作技術面のガイドラインの作成、それから来年早々に英米に調査団を派遣して実態調査を行い、一月末までに報告をまとめるという御報告をいただいたわけでございます。
こうした状況を伺いまして、私ども郵政省の対応でございますけれども、今回の事態は、放送の健全な発達ということを願う立場から、それからまた今回の事案の内容にかんがみまして、これはやはり医師あるいは心理学者など専門家の御協力も得る必要があるということから、三枚目にございますように、放送と視聴覚機能に関する検討会ということで、研究と調査をする会を十九日に設置いたしました。この趣旨は、構成員の欄にございますように、工学系、心理学系、医学系、社会科学系、本件の事案にかんがみて、できるだけ多くの分野の専門家のお話を承りながらこの事態の解明、それからまた今後の対応策を検討するということでこの検討会を設置したわけでございまして、この会にはNHK、民放連にも御参加いただくことにしております。
この検討会につきましてはあす第一回の会合を持つ予定にしております。大変急な設置でございましたけれども、先生方に大変熱心な関心を寄せていただきまして、会を開くことができました。
それから、本件につきましては、実はさきにイギリスにおいて事案がございまして、いろいろなガイドライン等もつくられておることと今回の件を契機に改めて認識を深めたわけでございますが、一月早々には担当課長を派遣いたしまして、イギリスにおける状況等を詳細把握し、また関係国にもとりあえず大使館を通じて調査依頼をいたしまして、諸外国における状況把握にも努めていきたいと思っております。
今回大変残念な事態が生じたわけでございますが、まずはこの原因究明とともに、テレビ東京側には、今の状況において再発防止に可能な限りの対応をしていただきたいということを要請して、今日に至っておるわけでございます。
以上でございます。
川
河
河野尚行#8
○参考人(河野尚行君) NHKの河野でございます。
冒頭の報告をさせていただきます。
十二月十六日の深夜から十七日の朝にかけまして、「ポケットモンスター」のニュースが流れておるのを見ておりました。これは大変なことになった、NHKでもアニメーション番組を多く放送しておるところから人ごとではないというふうに思いました。それで、十七日の編集会議の席上、関係する部門だけでなくて、この事態を終始ウォッチングするようにということと、それからNHKでも過去にこうしたことがなかったかどうか、すぐに調べてほしいということを言いました。
その結果、ことしの三月二十九日に放送しましたアニメーション番組の「宇宙旅行」という番組の中で、静岡県の子供さん四人が手足にけいれんなどを起こして病院で手当てを受けたという連絡が、手当てをしたお医者様から三月三十一日にあったことがわかりました。その際、番組との因果関係をお医者さんとして調査するためにぜひ番組のビデオを見たいということでございましたので、早速その要求に応じてお医者さんのところにVTRを届けました。
番組の責任者は、因果関係は明らかではありませんでしたけれども、念のために直ちにその番組をチェックしまして、その当日、担当プロデューサーに口頭で、視覚的な刺激の強い演出を避けるように伝えました。さらに、アニメーションの制作現場に対しまして電話で、番組の責任者と担当プロデューサーが別々に同じ内容を伝えました。その上で、四月十一日のアニメーションのシナリオ会議において、制作現場を含めて関係者が視覚的な刺激の強い演出は避けることをお互いに申し合わせをいたしました。
この番組は全国放送でございましたけれども、連絡をいただいたのは当時この一件だけでございまして、その後も他の病院や地域からの連絡はありませんでした。一カ月たちましたところで、VTRをお送りしたお医者様から、因果関係は立証できなかったことや、その後、子供たちには異常はないという連絡を受けました。
そして、このフラッシュという演出手法、業界ではパカパカと言っているということでございますが、このフラッシュという演出手法はアニメーション番組ではそれまで広く用いられており、特異な演出手法というふうに考えておりませんでしたので、現場に徹底して内部の検討事項にしましたけれども、外部に公表するまでには至りませんでした。正直言いまして、その時点では私どもの認識は深くなかったということでございます。
十二月十六日に「ポケットモンスター」の問題が起こりまして、事態の広がりと深刻さに衝撃を受けるとともに、子供に人気のあるアニメーション番組にこのような事態を引き起こす可能性があることを我々としては思い知った次第でございます。
提出した資料には、「ポケットモンスター」問題が報道されてから、静岡県の事例以外に、当時似たような事例があったという連絡は七件と記して報告してございますが、きのう新たに一件の連絡がございまして、合計八件になりました。
もうひとつ因果関係その他科学的な点でわからないところがございますが、テレビ番組を楽しみにしていたその子供さんがテレビを見ることによってぐあいが悪くなり、またその保護者の方が思い悩むに至るということになりましたものですから、私ども教育番組を担当しておる者としては非常に心が痛む問題で、申しわけないと思っております。
NHKは、十八日に編成局長を座長としますアニメーション問題等検討プロジェクトを発足させました。アニメーション番組等の特殊な映像効果について医学的な側面から表現方法のあり方を改めて検討するとともに、外国の事例や研究成果などの調査研究に当たることにしておりまして、十二月二十二日に初めての会合を開いております。
また、これまでに放送しました「YAT安心!宇宙旅行」以外の番組についても調査を実施しましたけれども、視聴者が体調不良を訴えるような事例は今のところありませんでした。しかし、番組のタイトル映像の中にその可能性があるのではないかという御指摘を受けたものが二件ございまして、専門家から御指摘を受けたものについては、検討の結果、使用を取りやめております。それから、視聴者から申し出があった一件については一部手直しをしております。
問題になりました番組のビデオが発売されておりますが、十八日に、販売元を通じて販売店に対し、問題のビデオを店頭に陳列しないよう、また視聴を控えてほしい旨のお知らせをいたしました。それから、今月の二十二日の教育テレビでも、放送を通じて同じ旨の放送を行っております。
十九日には、民放連との間でアニメーション番組に関する日本放送協会と民放連の検討会を発足させましたので、年度内を目途にテレビ放送に携わる者のガイドラインを作成したいと考えております。
しかし、現在もアニメーション番組を放送しておりますから、とりあえずNHKとしましては、こうした問題が再び起こることのないように、少しでも可能性のあるものについては幅広く解釈をしてチェックし、手直しするものは手直しして対応しているところでございます。
この発言だけを見る →冒頭の報告をさせていただきます。
十二月十六日の深夜から十七日の朝にかけまして、「ポケットモンスター」のニュースが流れておるのを見ておりました。これは大変なことになった、NHKでもアニメーション番組を多く放送しておるところから人ごとではないというふうに思いました。それで、十七日の編集会議の席上、関係する部門だけでなくて、この事態を終始ウォッチングするようにということと、それからNHKでも過去にこうしたことがなかったかどうか、すぐに調べてほしいということを言いました。
その結果、ことしの三月二十九日に放送しましたアニメーション番組の「宇宙旅行」という番組の中で、静岡県の子供さん四人が手足にけいれんなどを起こして病院で手当てを受けたという連絡が、手当てをしたお医者様から三月三十一日にあったことがわかりました。その際、番組との因果関係をお医者さんとして調査するためにぜひ番組のビデオを見たいということでございましたので、早速その要求に応じてお医者さんのところにVTRを届けました。
番組の責任者は、因果関係は明らかではありませんでしたけれども、念のために直ちにその番組をチェックしまして、その当日、担当プロデューサーに口頭で、視覚的な刺激の強い演出を避けるように伝えました。さらに、アニメーションの制作現場に対しまして電話で、番組の責任者と担当プロデューサーが別々に同じ内容を伝えました。その上で、四月十一日のアニメーションのシナリオ会議において、制作現場を含めて関係者が視覚的な刺激の強い演出は避けることをお互いに申し合わせをいたしました。
この番組は全国放送でございましたけれども、連絡をいただいたのは当時この一件だけでございまして、その後も他の病院や地域からの連絡はありませんでした。一カ月たちましたところで、VTRをお送りしたお医者様から、因果関係は立証できなかったことや、その後、子供たちには異常はないという連絡を受けました。
そして、このフラッシュという演出手法、業界ではパカパカと言っているということでございますが、このフラッシュという演出手法はアニメーション番組ではそれまで広く用いられており、特異な演出手法というふうに考えておりませんでしたので、現場に徹底して内部の検討事項にしましたけれども、外部に公表するまでには至りませんでした。正直言いまして、その時点では私どもの認識は深くなかったということでございます。
十二月十六日に「ポケットモンスター」の問題が起こりまして、事態の広がりと深刻さに衝撃を受けるとともに、子供に人気のあるアニメーション番組にこのような事態を引き起こす可能性があることを我々としては思い知った次第でございます。
提出した資料には、「ポケットモンスター」問題が報道されてから、静岡県の事例以外に、当時似たような事例があったという連絡は七件と記して報告してございますが、きのう新たに一件の連絡がございまして、合計八件になりました。
もうひとつ因果関係その他科学的な点でわからないところがございますが、テレビ番組を楽しみにしていたその子供さんがテレビを見ることによってぐあいが悪くなり、またその保護者の方が思い悩むに至るということになりましたものですから、私ども教育番組を担当しておる者としては非常に心が痛む問題で、申しわけないと思っております。
NHKは、十八日に編成局長を座長としますアニメーション問題等検討プロジェクトを発足させました。アニメーション番組等の特殊な映像効果について医学的な側面から表現方法のあり方を改めて検討するとともに、外国の事例や研究成果などの調査研究に当たることにしておりまして、十二月二十二日に初めての会合を開いております。
また、これまでに放送しました「YAT安心!宇宙旅行」以外の番組についても調査を実施しましたけれども、視聴者が体調不良を訴えるような事例は今のところありませんでした。しかし、番組のタイトル映像の中にその可能性があるのではないかという御指摘を受けたものが二件ございまして、専門家から御指摘を受けたものについては、検討の結果、使用を取りやめております。それから、視聴者から申し出があった一件については一部手直しをしております。
問題になりました番組のビデオが発売されておりますが、十八日に、販売元を通じて販売店に対し、問題のビデオを店頭に陳列しないよう、また視聴を控えてほしい旨のお知らせをいたしました。それから、今月の二十二日の教育テレビでも、放送を通じて同じ旨の放送を行っております。
十九日には、民放連との間でアニメーション番組に関する日本放送協会と民放連の検討会を発足させましたので、年度内を目途にテレビ放送に携わる者のガイドラインを作成したいと考えております。
しかし、現在もアニメーション番組を放送しておりますから、とりあえずNHKとしましては、こうした問題が再び起こることのないように、少しでも可能性のあるものについては幅広く解釈をしてチェックし、手直しするものは手直しして対応しているところでございます。
川
酒
酒井昭#10
○参考人(酒井昭君) この問題発生後の民放連の動きと、それから具体的な対応について御説明申し上げます。
民放連では、事件発生後の翌十七日の水曜日の午後に、この問題への具体的な対応策をまとめるための組織を新しく設置するということを決めましてその検討に入ると同時に、番組を見た視聴者がけいれんなどの発作を起こしたという事態を重く見まして、これは民放全体の問題として、既にございます放送基準審議会を中心に可及的速やかに対応するという内容の報道発表をしてございます。
翌十八日には、私どもの理事会で、先ほど一木参考人からもお話ございましたけれども、理事会での議題に上げて審議いたしまして、放送倫理と放送基準の運用を所管する放送基準審議会の業務としてこれを調査研究する、必要に応じ適切な対応策を講じる、また、このためのプロジェクトチームを立ち上げるということを決定してございます。
翌日の十九日金曜日には、早速、放送基準審議会の内部機構でございます番組考査専門部会というものがございますが、ここで民放連としての具体的な対応策とスケジュールなどを検討し、特に欧米における映像表現に関する自主規制状況の把握と、放送や映像の児童、青少年に与える影響に関するヒアリング調査などを行うということを決めまして、特にここでは放送倫理、放送基準上の対応を検討するという基本計画を策定してございます。
なお、同じ十九日、これは河野参考人からもお話ございましたけれども、私どもの氏家民放連会長とNHKの海老沢会長が協議いたしまして、この問題を放送界全体の問題と認識し、NHKと民放が共同でガイドラインの設定などに向けて邁進するということで合意いたしまして、内部で協議の結果、名称はちょっと長いんですけれども、アニメーション番組に関するNHK・民放連の検討会というものを設置してございます。
そこで、民放連としてはさらに二つの事項を正式に決定いたしまして、きのうの二十四日夕刻に報道発表してございます。
一つは、「アニメーション番組に関する民放連の放送基準審議会「申し合わせ」」でございます。
これは、アニメ番組を見ていた視聴者、特に子供たちがけいれんなどの発作症状を起こした事態を非常に重く受けとめまして、放送倫理の観点から、「アニメーション等における視覚的な表現手法として、閃光や、急速に点滅したり変化したりする光の画像、また、極端に短い画像などを多用した番組の放送にあたっては、慎重に取り扱う」ということで厳重な注意を喚起したものであります。この「申し合わせ」の文面は、民放連の加盟全社に配付して注意を促すとともに、アニメ番組の制作にかかわるプロダクションなどの団体、会社にも送付して協力を要請した次第でございます。
もう一つ、民放連の常設機関であります放送基準審議会の下に新たに対応検討組織というものを二つ設置いたしまして、ここで民放連としてのガイドラインの策定など具体的検討に着手いたしております。
この検討組織の一つは、アニメーション番組の映像表現に関する特別部会、略称はアニメ映像特別部会というふうに申しておりますけれども、これは、冒頭申し上げましたように、考査専門部会という民放キー局で番組やCMの審査、考査を担当している責任者を中心に、それに映像技術、さらにはアニメ番組のプロデューサーなどを加えた委員構成を考えております。この組織が民放連としての研究・検討作業の中核的な位置づけとなります。
そして、このアニメ映像特別部会の研究、検討に適切的確なアドバイスあるいはサジェスチョンしていただくための有識者や専門分野の学者などのグループとして、アニメーション番組の映像表現に関する顧問会議、略称アニメ映像顧問会議というものを設置いたします。これは、精神科医や児童心理学、映像技術の専門家など四、五人にお願いいたしまして、民放連としてのガイドラインなどをまとめるに当たってのさまざまな専門分野からの助言や提言をいただこうというふうに考えた組織でございます。
こうした一連の民放連としての研究、検討に際しては、テレビ東京さんの社内調査チームと密接な連携を図ることはもちろん、郵政省さんが設置いたしました放送と視聴覚機能に関する検討会、あるいはまた厚生省の光感受性発作に関する臨床研究班の検討を十分踏まえまして、できるだけ情報交換をさせていただきながら進めていきたいというふうに考えております。特に我々としては、厚生省さんの臨床研究につきましては非常に強い関心を持っておりまして、検討状況を適宜公開していただくようお願いしたいと思います。
なお、このような検討組織体制で、アニメ映像特別部会はあした二十六日に第一回会合を開催して検討作業に入るとともに、アニメ映像顧問会議は年明け早々に開催いたしまして、来年の三月の中旬を目途に民放連としてのガイドラインの具体策をまとめたい、こういうふうなスケジュールで今進めております。
以上でございます。
この発言だけを見る →民放連では、事件発生後の翌十七日の水曜日の午後に、この問題への具体的な対応策をまとめるための組織を新しく設置するということを決めましてその検討に入ると同時に、番組を見た視聴者がけいれんなどの発作を起こしたという事態を重く見まして、これは民放全体の問題として、既にございます放送基準審議会を中心に可及的速やかに対応するという内容の報道発表をしてございます。
翌十八日には、私どもの理事会で、先ほど一木参考人からもお話ございましたけれども、理事会での議題に上げて審議いたしまして、放送倫理と放送基準の運用を所管する放送基準審議会の業務としてこれを調査研究する、必要に応じ適切な対応策を講じる、また、このためのプロジェクトチームを立ち上げるということを決定してございます。
翌日の十九日金曜日には、早速、放送基準審議会の内部機構でございます番組考査専門部会というものがございますが、ここで民放連としての具体的な対応策とスケジュールなどを検討し、特に欧米における映像表現に関する自主規制状況の把握と、放送や映像の児童、青少年に与える影響に関するヒアリング調査などを行うということを決めまして、特にここでは放送倫理、放送基準上の対応を検討するという基本計画を策定してございます。
なお、同じ十九日、これは河野参考人からもお話ございましたけれども、私どもの氏家民放連会長とNHKの海老沢会長が協議いたしまして、この問題を放送界全体の問題と認識し、NHKと民放が共同でガイドラインの設定などに向けて邁進するということで合意いたしまして、内部で協議の結果、名称はちょっと長いんですけれども、アニメーション番組に関するNHK・民放連の検討会というものを設置してございます。
そこで、民放連としてはさらに二つの事項を正式に決定いたしまして、きのうの二十四日夕刻に報道発表してございます。
一つは、「アニメーション番組に関する民放連の放送基準審議会「申し合わせ」」でございます。
これは、アニメ番組を見ていた視聴者、特に子供たちがけいれんなどの発作症状を起こした事態を非常に重く受けとめまして、放送倫理の観点から、「アニメーション等における視覚的な表現手法として、閃光や、急速に点滅したり変化したりする光の画像、また、極端に短い画像などを多用した番組の放送にあたっては、慎重に取り扱う」ということで厳重な注意を喚起したものであります。この「申し合わせ」の文面は、民放連の加盟全社に配付して注意を促すとともに、アニメ番組の制作にかかわるプロダクションなどの団体、会社にも送付して協力を要請した次第でございます。
もう一つ、民放連の常設機関であります放送基準審議会の下に新たに対応検討組織というものを二つ設置いたしまして、ここで民放連としてのガイドラインの策定など具体的検討に着手いたしております。
この検討組織の一つは、アニメーション番組の映像表現に関する特別部会、略称はアニメ映像特別部会というふうに申しておりますけれども、これは、冒頭申し上げましたように、考査専門部会という民放キー局で番組やCMの審査、考査を担当している責任者を中心に、それに映像技術、さらにはアニメ番組のプロデューサーなどを加えた委員構成を考えております。この組織が民放連としての研究・検討作業の中核的な位置づけとなります。
そして、このアニメ映像特別部会の研究、検討に適切的確なアドバイスあるいはサジェスチョンしていただくための有識者や専門分野の学者などのグループとして、アニメーション番組の映像表現に関する顧問会議、略称アニメ映像顧問会議というものを設置いたします。これは、精神科医や児童心理学、映像技術の専門家など四、五人にお願いいたしまして、民放連としてのガイドラインなどをまとめるに当たってのさまざまな専門分野からの助言や提言をいただこうというふうに考えた組織でございます。
こうした一連の民放連としての研究、検討に際しては、テレビ東京さんの社内調査チームと密接な連携を図ることはもちろん、郵政省さんが設置いたしました放送と視聴覚機能に関する検討会、あるいはまた厚生省の光感受性発作に関する臨床研究班の検討を十分踏まえまして、できるだけ情報交換をさせていただきながら進めていきたいというふうに考えております。特に我々としては、厚生省さんの臨床研究につきましては非常に強い関心を持っておりまして、検討状況を適宜公開していただくようお願いしたいと思います。
なお、このような検討組織体制で、アニメ映像特別部会はあした二十六日に第一回会合を開催して検討作業に入るとともに、アニメ映像顧問会議は年明け早々に開催いたしまして、来年の三月の中旬を目途に民放連としてのガイドラインの具体策をまとめたい、こういうふうなスケジュールで今進めております。
以上でございます。
川
田
田中慶司#12
○説明員(田中慶司君) 厚生省の精神保健福祉課長でございます。
事件の概要、今回発生しました健康被害の状況、そして厚生省の対応と、三つに分けて御説明をさせていただきます。
まず、各委員等も御承知のとおり、本年十二月十六日六時三十分より放送されましたアニメ番組「ポケットモンスター」の視聴者の間で気分不良、意識障害、けいれん発作等の健康被害が全国的に発生して、各種の救急医療センター等医療機関を受診したところでございます。
被害の実態については明らかではありませんが、消防庁の行った調査によりますと、救急要請を行い医療機関に搬送された人数は全国で六百八十五名でございまして、最少年はゼロ歳から最年長は五十八歳の方まで被害が生じているところでございます。被害者のうち六歳から十歳の児童が百六十五名、十一歳から十五歳までの児童が四百十八名でありまして、この六歳から十五歳までの年齢層が八五%を占めているところでございます。また、医療機関に搬送されました者のうち二百十八名が入院しましたが、全般的に症状は比較的軽度であったというふうに聞いております。
また、消防庁による調査はあくまで救急搬送されました患者さんを対象にしておりますので、実際には自分で医療機関を受診された方あるいは気分不良等を訴えても医療機関を受診しなかった者も多数いると考えられております。
また、入院された方の現在の状態等については把握できておりません。
次に、症状でございますが、今回の事例につきましては、その詳細については今後の調査が必要であるというふうに考えておりますが、専門家等の御意見を伺いましたところ、光感受性発作によるものではないかという意見でありました。
光感受性発作のメカニズムについては、光刺激を含む知覚刺激に対しては脳のレベルでさまざまな反応というものが発生いたしますが、このうち光感受性に関する反応に異常があることが要因の一つであるというふうに考えられております。具体的には、画面のちらつき、図形の変化、反復する閃光等の刺激によって誘発される発作でありまして、症状としては、場合によっては意識を失ったりけいれん発作を起こしたりすることもございます。
また、これとは別に、閃光刺激あるいは素早く動く色模様、強烈な図形反転などのスクリーン映像を長時間にわたって凝視していますと目まい、吐き気、冷や汗、動悸等の兆候を自覚することがございます。これらの兆候あるいは症状というものは、急に始まりまして数分の間に症状が消滅するものでございまして、この場合には必ずしも先感受性発作とは言えないと考えているところでございます。
光感受性発作の予防策等の保健的対応につきましては、今後の検討課題でございますけれども、テレビ等を見過ぎない、一定の距離を置いて画面を見る、部屋を明るくするといった基本的なことが重要であるというふうに考えているところでございます。
なお、事件直後には、マスコミ等におきまして光過敏性てんかんであるという報道もなされておりましたが、中にはてんかん症状を持っておられる方も含まれてはいると思いますが、今回の被害者については、脳波検査の実施等によりましててんかんの診断が必ずしも全員に行われているわけではありません。てんかん発症の既往も不明でございます。実際にはこのような光過敏性てんかんよりも幅広い方々が症状を発症したのではないかというふうに考えております。
最後に、厚生省の対応でございますけれども、お手元の資料も御参照いただけたらと思いますけれども、今回たまたま大量の被害者が発生しましたが、今後とも起こり得るものであって、発作についての予防やあるいは発作が起きた場合の対応等についての保健相談体制を整備していくというのが大切ではないかというふうに考えているところでございます。厚生省としましては、健康被害を受けた方々が各都道府県等の精神保健福祉センター等において十分な相談を受けられるようにするため、都道府県、政令指定都市の衛生部局長に対しまして十二月十八日付でその旨の指導通知を発したところでございます。
精神保健福祉センターと申しますと、これは精神保健及び精神障害者福祉に関する法律というものに定められているわけですが、各都道府県、政令指定都市に現在五十四施設が設置されております。精神保健福祉センターは、精神保健や精神障害者の福祉を中心に、広く国民の心の健康について調査研究や相談事業等を行う施設でありまして、精神科医、精神科のソーシャルワーカー等の精神分野の専門家が配置されて各種相談活動に従事しているところでございます。
厚生省としましては、引き続き精神保健福祉センターを中心に、保健所、医療機関、各行政機関、さらには今回の被害者等に関しまして必要な情報の提供あるいは指導を行っていきたいというふうに考えているところでございます。
また、今回の事件についての被害状況を把握し、その原因を調査するために、厚生科学研究におきまして光感受性発作に関する臨床研究班というものを設けまして、あした二十六日に第一回の班会議を開催したいというふうに考えているところでございます。
研究範囲につきましては、現在確定作業中でございまして、精神科の専門医、小児科の専門医、神経内科の専門医あるいは視覚生理学の専門のお医者さん等を中心に構成しまして、今回の事件の実態調査、光感受性と症状の因果関係、光刺激の脳波等に対する影響などにつきまして早急に研究を行うことを予定しております。本年度中、来年の三月を目途に報告を出したいというふうに考えているところでございます。この研究班の成果を精神保健福祉センターにおける今後の相談活動や医療機関あるいは光感受性発作を起こしました方々等への必要な情報提供に活用してまいりたいというふうに考えているところでございます。
また、他省庁あるいは民間の放送会社等におきまして、番組制作のためのガイドラインづくりを行う等の動きがあるというふうに聞いておりますけれども、厚生省としましても、必要な情報提供を行いまして、その取り組みに協力をさせていただきたいというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
この発言だけを見る →事件の概要、今回発生しました健康被害の状況、そして厚生省の対応と、三つに分けて御説明をさせていただきます。
まず、各委員等も御承知のとおり、本年十二月十六日六時三十分より放送されましたアニメ番組「ポケットモンスター」の視聴者の間で気分不良、意識障害、けいれん発作等の健康被害が全国的に発生して、各種の救急医療センター等医療機関を受診したところでございます。
被害の実態については明らかではありませんが、消防庁の行った調査によりますと、救急要請を行い医療機関に搬送された人数は全国で六百八十五名でございまして、最少年はゼロ歳から最年長は五十八歳の方まで被害が生じているところでございます。被害者のうち六歳から十歳の児童が百六十五名、十一歳から十五歳までの児童が四百十八名でありまして、この六歳から十五歳までの年齢層が八五%を占めているところでございます。また、医療機関に搬送されました者のうち二百十八名が入院しましたが、全般的に症状は比較的軽度であったというふうに聞いております。
また、消防庁による調査はあくまで救急搬送されました患者さんを対象にしておりますので、実際には自分で医療機関を受診された方あるいは気分不良等を訴えても医療機関を受診しなかった者も多数いると考えられております。
また、入院された方の現在の状態等については把握できておりません。
次に、症状でございますが、今回の事例につきましては、その詳細については今後の調査が必要であるというふうに考えておりますが、専門家等の御意見を伺いましたところ、光感受性発作によるものではないかという意見でありました。
光感受性発作のメカニズムについては、光刺激を含む知覚刺激に対しては脳のレベルでさまざまな反応というものが発生いたしますが、このうち光感受性に関する反応に異常があることが要因の一つであるというふうに考えられております。具体的には、画面のちらつき、図形の変化、反復する閃光等の刺激によって誘発される発作でありまして、症状としては、場合によっては意識を失ったりけいれん発作を起こしたりすることもございます。
また、これとは別に、閃光刺激あるいは素早く動く色模様、強烈な図形反転などのスクリーン映像を長時間にわたって凝視していますと目まい、吐き気、冷や汗、動悸等の兆候を自覚することがございます。これらの兆候あるいは症状というものは、急に始まりまして数分の間に症状が消滅するものでございまして、この場合には必ずしも先感受性発作とは言えないと考えているところでございます。
光感受性発作の予防策等の保健的対応につきましては、今後の検討課題でございますけれども、テレビ等を見過ぎない、一定の距離を置いて画面を見る、部屋を明るくするといった基本的なことが重要であるというふうに考えているところでございます。
なお、事件直後には、マスコミ等におきまして光過敏性てんかんであるという報道もなされておりましたが、中にはてんかん症状を持っておられる方も含まれてはいると思いますが、今回の被害者については、脳波検査の実施等によりましててんかんの診断が必ずしも全員に行われているわけではありません。てんかん発症の既往も不明でございます。実際にはこのような光過敏性てんかんよりも幅広い方々が症状を発症したのではないかというふうに考えております。
最後に、厚生省の対応でございますけれども、お手元の資料も御参照いただけたらと思いますけれども、今回たまたま大量の被害者が発生しましたが、今後とも起こり得るものであって、発作についての予防やあるいは発作が起きた場合の対応等についての保健相談体制を整備していくというのが大切ではないかというふうに考えているところでございます。厚生省としましては、健康被害を受けた方々が各都道府県等の精神保健福祉センター等において十分な相談を受けられるようにするため、都道府県、政令指定都市の衛生部局長に対しまして十二月十八日付でその旨の指導通知を発したところでございます。
精神保健福祉センターと申しますと、これは精神保健及び精神障害者福祉に関する法律というものに定められているわけですが、各都道府県、政令指定都市に現在五十四施設が設置されております。精神保健福祉センターは、精神保健や精神障害者の福祉を中心に、広く国民の心の健康について調査研究や相談事業等を行う施設でありまして、精神科医、精神科のソーシャルワーカー等の精神分野の専門家が配置されて各種相談活動に従事しているところでございます。
厚生省としましては、引き続き精神保健福祉センターを中心に、保健所、医療機関、各行政機関、さらには今回の被害者等に関しまして必要な情報の提供あるいは指導を行っていきたいというふうに考えているところでございます。
また、今回の事件についての被害状況を把握し、その原因を調査するために、厚生科学研究におきまして光感受性発作に関する臨床研究班というものを設けまして、あした二十六日に第一回の班会議を開催したいというふうに考えているところでございます。
研究範囲につきましては、現在確定作業中でございまして、精神科の専門医、小児科の専門医、神経内科の専門医あるいは視覚生理学の専門のお医者さん等を中心に構成しまして、今回の事件の実態調査、光感受性と症状の因果関係、光刺激の脳波等に対する影響などにつきまして早急に研究を行うことを予定しております。本年度中、来年の三月を目途に報告を出したいというふうに考えているところでございます。この研究班の成果を精神保健福祉センターにおける今後の相談活動や医療機関あるいは光感受性発作を起こしました方々等への必要な情報提供に活用してまいりたいというふうに考えているところでございます。
また、他省庁あるいは民間の放送会社等におきまして、番組制作のためのガイドラインづくりを行う等の動きがあるというふうに聞いておりますけれども、厚生省としましても、必要な情報提供を行いまして、その取り組みに協力をさせていただきたいというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
川
古
古賀洋一#14
○説明員(古賀洋一君) 通産省の製品安全課長でございます。
アニメ番組「ポケットモンスター」問題に関しまして、通産省としての対応について御説明を申し上げたいと思います。
まず、通産省所管の産業におきまして今回と類似の症状が以前問題となった事例について御説明をさせていただきたいと思います。
我が国におきまして、ちょっと古いですが昭和六十二年に一件、平成四年に一件、テレビゲームが原因で発作を生じたとの報道が平成五年の一月にございました。
こうした状況の中で、通産省といたしましては、その後、テレビゲーム関係業界の専門家からの意見聴取や厚生省との意見交換を通じ情報収集を行いました。一方、テレビゲーム関連業界におきましては、機器本体及びソフトウエアの取扱説明書に健康上の安全に関する警告を詳述するなど、消費者に対しての注意喚起に努めておりましたが、その後、さらに取扱説明書に、強い光の刺激などにより症状を引き起こしたことのある人は事前に医師に相談することなどの注意事項を記載しているところでございます。以来、これに類似した問題につきましては、当省の消費者相談室への相談及び事故情報収集制度への報告はなされておりません。
次に、今回のアニメ番組「ポケットモンスター」問題に対する通産省としての対応について御説明をさせていただきたいと思います。
配付しております資料を御参照していただきたいと思いますが、今回のような症状と映像の因果関係につきましては、先ほどから御説明がありますけれども、今後、厚生省の研究班などの調査により究明されることと承知しておりますが、通産省といたしましても、被害の再発を未然に防止するとの観点から、視覚への強い刺激を伴う映像の利用に関するトラブルの防止に配慮を行うよう、映像に関連する十一の業界団体に対しまして十二月十八日に関係局長からの通達により注意喚起を行ったところでございます。今後、通産省といたしましても、原因究明作業の進捗を注視しつつ、必要に応じ関係者に対し所要の指導をしてまいる所存でございます。
以上でございます。
この発言だけを見る →アニメ番組「ポケットモンスター」問題に関しまして、通産省としての対応について御説明を申し上げたいと思います。
まず、通産省所管の産業におきまして今回と類似の症状が以前問題となった事例について御説明をさせていただきたいと思います。
我が国におきまして、ちょっと古いですが昭和六十二年に一件、平成四年に一件、テレビゲームが原因で発作を生じたとの報道が平成五年の一月にございました。
こうした状況の中で、通産省といたしましては、その後、テレビゲーム関係業界の専門家からの意見聴取や厚生省との意見交換を通じ情報収集を行いました。一方、テレビゲーム関連業界におきましては、機器本体及びソフトウエアの取扱説明書に健康上の安全に関する警告を詳述するなど、消費者に対しての注意喚起に努めておりましたが、その後、さらに取扱説明書に、強い光の刺激などにより症状を引き起こしたことのある人は事前に医師に相談することなどの注意事項を記載しているところでございます。以来、これに類似した問題につきましては、当省の消費者相談室への相談及び事故情報収集制度への報告はなされておりません。
次に、今回のアニメ番組「ポケットモンスター」問題に対する通産省としての対応について御説明をさせていただきたいと思います。
配付しております資料を御参照していただきたいと思いますが、今回のような症状と映像の因果関係につきましては、先ほどから御説明がありますけれども、今後、厚生省の研究班などの調査により究明されることと承知しておりますが、通産省といたしましても、被害の再発を未然に防止するとの観点から、視覚への強い刺激を伴う映像の利用に関するトラブルの防止に配慮を行うよう、映像に関連する十一の業界団体に対しまして十二月十八日に関係局長からの通達により注意喚起を行ったところでございます。今後、通産省といたしましても、原因究明作業の進捗を注視しつつ、必要に応じ関係者に対し所要の指導をしてまいる所存でございます。
以上でございます。
川
川橋幸子#15
○委員長(川橋幸子君) 以上で参考人及び政府からの意見及び説明の聴取は終わりました。
これより質疑を行いたいと思います。
本日は、先ほども申し上げましたように、委員と答弁者との間の自由な質疑応答を行っていただくということになっております。質疑を希望される方は、挙手の上、私の指名を待って質疑を行っていただきたいと存じます。
なお、全体の時間が限られておりますので、できるだけ多くの委員の方の発言をいただきたいと考える観点から、委員の方の発言時間は五分以内でお願いいたしたいと存じます。
なお、質疑及び答弁とも御発言は着席のままで結構でございます。
それでは、質疑のある方は挙手をお願いいたします。
この発言だけを見る →これより質疑を行いたいと思います。
本日は、先ほども申し上げましたように、委員と答弁者との間の自由な質疑応答を行っていただくということになっております。質疑を希望される方は、挙手の上、私の指名を待って質疑を行っていただきたいと存じます。
なお、全体の時間が限られておりますので、できるだけ多くの委員の方の発言をいただきたいと考える観点から、委員の方の発言時間は五分以内でお願いいたしたいと存じます。
なお、質疑及び答弁とも御発言は着席のままで結構でございます。
それでは、質疑のある方は挙手をお願いいたします。
鹿
鹿熊安正#16
○鹿熊安正君 それでは、年末を控えまして大変お忙しい中、参考人の皆様に御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。
アニメ番組、すなわち「ポケットモンスター」に係る今回の事件は、ややもすると、とうとい生命にかかわらなかったものの、テレビによって七百名余りの視聴者が病院に搬送されるという我が国のテレビ放送始まって以来の重大な事態であることを考え、本日の委員会が持たれたものと考えております。
まず、重複する点があるかとも思いますけれども、テレビ東京、郵政省、厚生省にそれぞれの立場から、今回の極めて重大な事件をどのように受けとめておられるのか、重ねてお尋ねいたします。私に与えられた時間が五分間でありますので、簡潔に要領を得て御説明願います。
この発言だけを見る →アニメ番組、すなわち「ポケットモンスター」に係る今回の事件は、ややもすると、とうとい生命にかかわらなかったものの、テレビによって七百名余りの視聴者が病院に搬送されるという我が国のテレビ放送始まって以来の重大な事態であることを考え、本日の委員会が持たれたものと考えております。
まず、重複する点があるかとも思いますけれども、テレビ東京、郵政省、厚生省にそれぞれの立場から、今回の極めて重大な事件をどのように受けとめておられるのか、重ねてお尋ねいたします。私に与えられた時間が五分間でありますので、簡潔に要領を得て御説明願います。
一
一木豊#17
○参考人(一木豊君) 極めて遺憾であり、申しわけのないことであると重大に受けとめております。一日も早く原因を究明して、こういうものが二度と起きないような対策を立てるのが我々の最大の責務であると思っております。
また、入院された方、その他健康を害された方につきましては誠意を持ってお話し合いに応じたい、こういうことで今対応をしております。
この発言だけを見る →また、入院された方、その他健康を害された方につきましては誠意を持ってお話し合いに応じたい、こういうことで今対応をしております。
品
品川萬里#18
○説明員(品川萬里君) 今回の事案につきましては、私ども、放送というものは、音声放送によらずあるいは映像放送によらず、安心して視聴者が視聴することができるというのがまた当然の前提になっているわけでございますが、その点がそうでなかったということを我々改めて認識したわけでございまして、番組によってはこのような事態が起こるんだなということを大変重く受けとめております。
従来、いろいろ放送のあり方について研究会も設け、また検討もしてまいりましたが、必ずしもこの分野、放送を視聴して人間の知覚とかあるいは身体にどのような影響があるかということについては必ずしも十分スポットを当ててこなかったように私ども改めて反省をしているわけでございまして、今回設けました検討会におきましてもそうした新しい観点から検討を深めてまいりたいと思っております。
それからまた、今回の十年度予算の政府案、大体まとまりましたが、今後御審議いただきましてお認めいただければ、実は来年の当省の予算の中でも視聴者保護政策のあり方というようなことで、さらに視聴者にとって放送とはどういうものであるべきか、どうあってほしいかという点についても研究を深めてまいりたいと思います。
今回の事案につきましては、検討会において年度内に結論を得たい、関係省庁の関係者の御協力も得ながら年度内に結論を得たいと思っておりますけれども、あわせまして、今後ますますメディアが多様化していくわけでございますから、短期的には年度内に結論を出しますけれども、来年度以降もこの問題については中期的課題として検討してまいりたい、かように存じております。
この発言だけを見る →従来、いろいろ放送のあり方について研究会も設け、また検討もしてまいりましたが、必ずしもこの分野、放送を視聴して人間の知覚とかあるいは身体にどのような影響があるかということについては必ずしも十分スポットを当ててこなかったように私ども改めて反省をしているわけでございまして、今回設けました検討会におきましてもそうした新しい観点から検討を深めてまいりたいと思っております。
それからまた、今回の十年度予算の政府案、大体まとまりましたが、今後御審議いただきましてお認めいただければ、実は来年の当省の予算の中でも視聴者保護政策のあり方というようなことで、さらに視聴者にとって放送とはどういうものであるべきか、どうあってほしいかという点についても研究を深めてまいりたいと思います。
今回の事案につきましては、検討会において年度内に結論を得たい、関係省庁の関係者の御協力も得ながら年度内に結論を得たいと思っておりますけれども、あわせまして、今後ますますメディアが多様化していくわけでございますから、短期的には年度内に結論を出しますけれども、来年度以降もこの問題については中期的課題として検討してまいりたい、かように存じております。
田
田中慶司#19
○説明員(田中慶司君) 先ほど御説明申し上げましたけれども、大きく分けて二つございまして、一つは、今回発生しました健康被害に遭われている方々あるいはその御家族の方が非常に不安に思っておられるのではないか、これに対する相談体制あるいは支援体制、これを早急に整備するということで、これに関しましては既に通知を発出したところでございます。
また、今回の健康被害というのは、やはりほとんど経験がないというような大規模でまた特異なものではなかったかと思いますけれども、これについて早急に実態を把握し、その原因を究明するということで、その二点でございます。
この発言だけを見る →また、今回の健康被害というのは、やはりほとんど経験がないというような大規模でまた特異なものではなかったかと思いますけれども、これについて早急に実態を把握し、その原因を究明するということで、その二点でございます。
鹿
鹿熊安正#20
○鹿熊安正君 ありがとうございました。
それでは、テレビ東京にお聞きいたしますが、今回の事件によって入院することとなった被害者は気の毒だと思います。なお今回の事件の原因を調査中と伺っておりますが、詳細の原因はともかく、「ポケットモンスター」という番組から引き起こされたものであることははっきりしておるわけであります。本事件によって入院された方々に対して入院費を分担して払うなどの対応をすべきものだと思いますけれども、この点についていかがなものでしょうか。先ほどお見舞いはしたということでございますが、入院費のことについてお伺いいたします。
この発言だけを見る →それでは、テレビ東京にお聞きいたしますが、今回の事件によって入院することとなった被害者は気の毒だと思います。なお今回の事件の原因を調査中と伺っておりますが、詳細の原因はともかく、「ポケットモンスター」という番組から引き起こされたものであることははっきりしておるわけであります。本事件によって入院された方々に対して入院費を分担して払うなどの対応をすべきものだと思いますけれども、この点についていかがなものでしょうか。先ほどお見舞いはしたということでございますが、入院費のことについてお伺いいたします。
一
一木豊#21
○参考人(一木豊君) 今、系列局を含めて全体で患者の方々に接触を試みております。入院しておられる方はわかるわけですが、まだほかに潜在的にどこかにおられる可能性もありますので、その調査もやっておりますが、もう既に入院されておられて退院した方も含めて、その方のところへお伺いして形ばかりのお見舞いをするとともに、その入院費用その他につきましてもいろいろとお話をさせていただいているということでございます。
この発言だけを見る →鹿
続
続訓弘#23
○続訓弘君 参考人の方々に申し上げます。
本日は、国民的なこの関心事の本委員会に御出席いただきまして、真摯な対応についていろいろとお述べいただきましてまことにありがとうございました。
私がお願いをしたいことは、先ほど来適時適切な対応をそれぞれの立場でおとりになっているということは百も承知でございますけれども、これからも垣根を越えて、例えば通産省だとかあるいは厚生省だ郵政省だと、あるいは民放連等々、とにかくそういう垣根を越えた原因究明をぜひお願いをし、そして、そういう原因究明の上で適時適切な対応をぜひお願いしたい、これは要望でございます。
質問は、実はきのうの毎日新聞に、これは郵政省にちょっと伺いますけれども、ワシントン二十三日共同、「二十二日発売の米誌USニューズ・アンド・ワールド・リポートによると」という記事がございました。お読みになりましたか。これはまさにこれと関連をする、こういう今の事案と関係するようなものであるのかどうなのか。もし仮にこういうものが関連するとすれば、これはいわば殺人兵器と、将来ですね、という可能性を秘めた私は問題があるんじゃないだろうかというふうに思いますけれども、これに対するコメントをお願い申し上げまして、私の質問を終わります。
この発言だけを見る →本日は、国民的なこの関心事の本委員会に御出席いただきまして、真摯な対応についていろいろとお述べいただきましてまことにありがとうございました。
私がお願いをしたいことは、先ほど来適時適切な対応をそれぞれの立場でおとりになっているということは百も承知でございますけれども、これからも垣根を越えて、例えば通産省だとかあるいは厚生省だ郵政省だと、あるいは民放連等々、とにかくそういう垣根を越えた原因究明をぜひお願いをし、そして、そういう原因究明の上で適時適切な対応をぜひお願いしたい、これは要望でございます。
質問は、実はきのうの毎日新聞に、これは郵政省にちょっと伺いますけれども、ワシントン二十三日共同、「二十二日発売の米誌USニューズ・アンド・ワールド・リポートによると」という記事がございました。お読みになりましたか。これはまさにこれと関連をする、こういう今の事案と関係するようなものであるのかどうなのか。もし仮にこういうものが関連するとすれば、これはいわば殺人兵器と、将来ですね、という可能性を秘めた私は問題があるんじゃないだろうかというふうに思いますけれども、これに対するコメントをお願い申し上げまして、私の質問を終わります。
品
品川萬里#24
○説明員(品川萬里君) お答え申し上げます。
今、先生御指摘の点は、米国防総省で点滅するストロボ光線を非殺傷兵器として利用することについての研究があるというような記事かと存じますが、私ども、この記事承知しておりまして、現実にこのようなことが可能なのかどうか、ここにございますように、これからインターネットを通じてこうした情報が流されるということもあり得るということだとすれば、まずはこういう事実があるのかどうか事実関係の把握に努めまして、もしあるとすればどのような対応が可能なのか、我々の関心事項の中に入れていきたい、このように思っております。
この発言だけを見る →今、先生御指摘の点は、米国防総省で点滅するストロボ光線を非殺傷兵器として利用することについての研究があるというような記事かと存じますが、私ども、この記事承知しておりまして、現実にこのようなことが可能なのかどうか、ここにございますように、これからインターネットを通じてこうした情報が流されるということもあり得るということだとすれば、まずはこういう事実があるのかどうか事実関係の把握に努めまして、もしあるとすればどのような対応が可能なのか、我々の関心事項の中に入れていきたい、このように思っております。
続
及
及川一夫#26
○及川一夫君 御苦労さんです。ありがとうございました。
それで、私は端的にお伺いしますが、特に郵政省の場合に一応行政当局なんで、要するに電波の問題というのは、何もこのテレビでいう光の問題だけじゃなしに、ずばり申し上げて、テレビ全体から受ける人間の体に対する影響の問題。携帯電話一つだって問題になっているわけでしょう。
したがって、今出た問題というのは、私から言えば光が問題というよりもこれによって子供が倒れたという方がショックで、そっちの方の影響が我々の場合には大きいんです。したがって、携帯、テレビ、いわばそういう電波問題全体を通じて、一体問題点というものをどういうふうにとらえて、今それに対してどういう対策を打とうとしているのか、そういった点があったら教えていただきたい。一点。
この発言だけを見る →それで、私は端的にお伺いしますが、特に郵政省の場合に一応行政当局なんで、要するに電波の問題というのは、何もこのテレビでいう光の問題だけじゃなしに、ずばり申し上げて、テレビ全体から受ける人間の体に対する影響の問題。携帯電話一つだって問題になっているわけでしょう。
したがって、今出た問題というのは、私から言えば光が問題というよりもこれによって子供が倒れたという方がショックで、そっちの方の影響が我々の場合には大きいんです。したがって、携帯、テレビ、いわばそういう電波問題全体を通じて、一体問題点というものをどういうふうにとらえて、今それに対してどういう対策を打とうとしているのか、そういった点があったら教えていただきたい。一点。
品
品川萬里#27
○説明員(品川萬里君) ただいま及川先生の御指摘の点はいわゆる電磁環境の問題だと思いますが、確かに私ども、先ほど申し上げましたように、テレビの受像機から見る映像情報で、心身にどのような影響があるかということについて必ずしも研究の対象としてあるいは検討の対象としてスポットを当ててこなかったことは事実でございまして、この点、我々の反省事項だと思っております。
ただ、もう一つの方の電磁環境については、今まで人体にどのような影響があるか、不要電波とかいうことで検討してまいっておりますが、その点については担当課長が来ておりますのでそちらから答弁させていただきます。
この発言だけを見る →ただ、もう一つの方の電磁環境については、今まで人体にどのような影響があるか、不要電波とかいうことで検討してまいっておりますが、その点については担当課長が来ておりますのでそちらから答弁させていただきます。
松
松井房樹#28
○説明員(松井房樹君) お話の電波の人体への影響でございますけれども、生体は一定以上の強い電波を浴びますと発熱によります体温上昇に伴います生理学的な影響を受けることは知られているところでございます。
この電波の人体への安全性の問題に関しましては私ども早くから取り組んできておりまして、これまでに二回、郵政大臣の諮問機関でございます電気通信技術審議会から「電波利用における人体の防護指針」、略称電波防護指針と言われているものでございますけれども、これを取りまとめていただいております。現在のところ、この電波防護指針を満たしますれば、日常の生活空間におきましては電波利用施設からの電波によります懸念されるような影響はないというふうに考えられているところでございます。
このような電波防護指針につきましては、我が国だけではございませんで諸外国でもほぼ同様なものが定められておりまして、この指針を満たせば人体には安全との考え方が国際的にも共通の認識になっているところでございます。我が国におきましても、電気通信事業者などが無線局の建設、運用等において活用しているところでございます。
なお、私ども郵政省といたしましては、この電磁波の人体への影響に関する問題につきましてはこれまでにも多くの研究の積み重ねがございますけれども、何せ人体の健康に関することでございますので、今後ともこれまでの研究成果を踏まえましてさらに研究を続けることが大事だというふうに考えておりまして、本年度から厚生省などの関係省庁や大学、産業界とも連携いたしまして研究を推進しているところでございます。
以上でございます。
この発言だけを見る →この電波の人体への安全性の問題に関しましては私ども早くから取り組んできておりまして、これまでに二回、郵政大臣の諮問機関でございます電気通信技術審議会から「電波利用における人体の防護指針」、略称電波防護指針と言われているものでございますけれども、これを取りまとめていただいております。現在のところ、この電波防護指針を満たしますれば、日常の生活空間におきましては電波利用施設からの電波によります懸念されるような影響はないというふうに考えられているところでございます。
このような電波防護指針につきましては、我が国だけではございませんで諸外国でもほぼ同様なものが定められておりまして、この指針を満たせば人体には安全との考え方が国際的にも共通の認識になっているところでございます。我が国におきましても、電気通信事業者などが無線局の建設、運用等において活用しているところでございます。
なお、私ども郵政省といたしましては、この電磁波の人体への影響に関する問題につきましてはこれまでにも多くの研究の積み重ねがございますけれども、何せ人体の健康に関することでございますので、今後ともこれまでの研究成果を踏まえましてさらに研究を続けることが大事だというふうに考えておりまして、本年度から厚生省などの関係省庁や大学、産業界とも連携いたしまして研究を推進しているところでございます。
以上でございます。
伊
伊藤基隆#29
○伊藤基隆君 民主党・新緑風会の伊藤です。
今回の「でんのうせんしポリゴン」の放映に係る報道をつぶさに見ていますと、一番印象を得たのは、十七日の読売夕刊なんですが、制作元の小学館プロダクションの紀伊テレビ企画部次長が言っているのが、「ミサイルが襲ってくる緊張感、緊迫感を出すために背景を赤、青で点滅させた。これまでの放送分でも何回か使っており、なぜ今回に限って視聴者の発作を招いたか、全くわからない」、また「アニメージュ」というアニメ関係雑誌の編集長の言うことには、「特に場面を強調するような新技術が使われていることはないはず。今回、なぜこのような結果となったのか不明」、また日本アニメーション株式会社、制作会社ですが、「雷や爆発を表現する時に白と黒を交互に出して光っているように見せる手法は以前から用いられており、今回もそれと基本的に同種の技術ではないか。何が引き金となった事態なのか分からない」ということでございます。実験によって同じ状況を起こすこと、誘発させることは難しいという報道もございます。
一般的に光感受性発作との見方が、先ほど厚生省見解でも言われましたし新聞でも報道されておりますが、病理的にはそのようなことが有力だと思いますけれども、もともと原因が不明という見方でこれに取り組まなきゃならないんじゃないかというふうに思います。
そこで、民放連とNHKに聞きますが、テレビゲームないしはインターネット、またはテレビ放送などでいろんな映像が人工的につくられて送られてくる。これらが人間にどのような影響を与えるのかまだ解明できていないんではないか。解明できていないということを非常に重要視しなきゃならないんじゃないかというふうに思います。マイクロエレクトロニクスが人間にどのような影響を与えるか、人間が受けるかということじゃなくて、そういうものがどういう影響を与えるかという視点でとらえる必要があると思います。
そこで、今回の映像手法やまたは映像方式と病理上の関係を早期に結論を出して対応を決めなきゃなりませんけれども、さらに根本的には人間と電脳世界との関係、肉体的、精神的あるいは社会的にどのような影響があるか、このことについて検討、研究を深める必要があるんじゃないかと思います。このことを民放連とNHKに聞きます。
さらに郵政省にお伺いします。
多チャンネル時代をめぐって人権問題とか子供への影響とか倫理問題、電磁波等が検討されておるようでありますけれども、今回を契機に私は、テレビ映像、またゲーム機械、さらにはインターネットも含めて人間の精神または社会的な病理現象に発展し得るものなのかどうか、この検討が必要と考えますので、その点についての郵政省の見解をお伺いいたします。
以上です。
この発言だけを見る →今回の「でんのうせんしポリゴン」の放映に係る報道をつぶさに見ていますと、一番印象を得たのは、十七日の読売夕刊なんですが、制作元の小学館プロダクションの紀伊テレビ企画部次長が言っているのが、「ミサイルが襲ってくる緊張感、緊迫感を出すために背景を赤、青で点滅させた。これまでの放送分でも何回か使っており、なぜ今回に限って視聴者の発作を招いたか、全くわからない」、また「アニメージュ」というアニメ関係雑誌の編集長の言うことには、「特に場面を強調するような新技術が使われていることはないはず。今回、なぜこのような結果となったのか不明」、また日本アニメーション株式会社、制作会社ですが、「雷や爆発を表現する時に白と黒を交互に出して光っているように見せる手法は以前から用いられており、今回もそれと基本的に同種の技術ではないか。何が引き金となった事態なのか分からない」ということでございます。実験によって同じ状況を起こすこと、誘発させることは難しいという報道もございます。
一般的に光感受性発作との見方が、先ほど厚生省見解でも言われましたし新聞でも報道されておりますが、病理的にはそのようなことが有力だと思いますけれども、もともと原因が不明という見方でこれに取り組まなきゃならないんじゃないかというふうに思います。
そこで、民放連とNHKに聞きますが、テレビゲームないしはインターネット、またはテレビ放送などでいろんな映像が人工的につくられて送られてくる。これらが人間にどのような影響を与えるのかまだ解明できていないんではないか。解明できていないということを非常に重要視しなきゃならないんじゃないかというふうに思います。マイクロエレクトロニクスが人間にどのような影響を与えるか、人間が受けるかということじゃなくて、そういうものがどういう影響を与えるかという視点でとらえる必要があると思います。
そこで、今回の映像手法やまたは映像方式と病理上の関係を早期に結論を出して対応を決めなきゃなりませんけれども、さらに根本的には人間と電脳世界との関係、肉体的、精神的あるいは社会的にどのような影響があるか、このことについて検討、研究を深める必要があるんじゃないかと思います。このことを民放連とNHKに聞きます。
さらに郵政省にお伺いします。
多チャンネル時代をめぐって人権問題とか子供への影響とか倫理問題、電磁波等が検討されておるようでありますけれども、今回を契機に私は、テレビ映像、またゲーム機械、さらにはインターネットも含めて人間の精神または社会的な病理現象に発展し得るものなのかどうか、この検討が必要と考えますので、その点についての郵政省の見解をお伺いいたします。
以上です。