外交防衛委員会
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会
会議録情報#0
平成三十年四月十九日(木曜日)
午前十時開会
─────────────
委員の異動
四月十八日
辞任 補欠選任
山口那津男君 熊野 正士君
─────────────
出席者は左のとおり。
委員長 三宅 伸吾君
理 事
猪口 邦子君
塚田 一郎君
中西 哲君
藤田 幸久君
杉 久武君
委 員
宇都 隆史君
佐藤 啓君
佐藤 正久君
武見 敬三君
中曽根弘文君
堀井 巌君
山本 一太君
小西 洋之君
牧山ひろえ君
熊野 正士君
井上 哲士君
浅田 均君
福山 哲郎君
アントニオ猪木君
伊波 洋一君
国務大臣
外務大臣 河野 太郎君
防衛大臣 小野寺五典君
副大臣
外務副大臣 中根 一幸君
外務副大臣 佐藤 正久君
大臣政務官
外務大臣政務官 堀井 学君
事務局側
常任委員会専門
員 宇佐美正行君
国立国会図書館側
館長 羽入佐和子君
政府参考人
外務大臣官房地
球規模課題審議
官 鈴木 秀生君
外務大臣官房審
議官 松浦 博司君
外務大臣官房参
事官 長岡 寛介君
外務大臣官房参
事官 船越 健裕君
外務大臣官房参
事官 紀谷 昌彦君
外務大臣官房参
事官 小泉 勉君
文部科学省研究
振興局長 磯谷 桂介君
厚生労働省社会
・援護局障害保
健福祉部長 宮嵜 雅則君
国土交通大臣官
房技術審議官 宮武 宜史君
環境大臣官房政
策立案総括審議
官 米谷 仁君
環境大臣官房審
議官 江口 博行君
防衛大臣官房長 高橋 憲一君
防衛大臣官房サ
イバーセキュリ
ティ・情報化審
議官 小波 功君
防衛大臣官房審
議官 辰己 昌良君
防衛省防衛政策
局長 前田 哲君
防衛省人事教育
局長 武田 博史君
防衛省地方協力
局長 深山 延暁君
防衛省統合幕僚
監部総括官 鈴木 敦夫君
─────────────
本日の会議に付した案件
○政府参考人の出席要求に関する件
○盲人、視覚障害者その他の印刷物の判読に障害
のある者が発行された著作物を利用する機会を
促進するためのマラケシュ条約の締結について
承認を求めるの件(内閣提出、衆議院送付)
○二千九年の船舶の安全かつ環境上適正な再資源
化のための香港国際条約の締結について承認を
求めるの件(内閣提出、衆議院送付)
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この発言だけを見る →午前十時開会
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委員の異動
四月十八日
辞任 補欠選任
山口那津男君 熊野 正士君
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出席者は左のとおり。
委員長 三宅 伸吾君
理 事
猪口 邦子君
塚田 一郎君
中西 哲君
藤田 幸久君
杉 久武君
委 員
宇都 隆史君
佐藤 啓君
佐藤 正久君
武見 敬三君
中曽根弘文君
堀井 巌君
山本 一太君
小西 洋之君
牧山ひろえ君
熊野 正士君
井上 哲士君
浅田 均君
福山 哲郎君
アントニオ猪木君
伊波 洋一君
国務大臣
外務大臣 河野 太郎君
防衛大臣 小野寺五典君
副大臣
外務副大臣 中根 一幸君
外務副大臣 佐藤 正久君
大臣政務官
外務大臣政務官 堀井 学君
事務局側
常任委員会専門
員 宇佐美正行君
国立国会図書館側
館長 羽入佐和子君
政府参考人
外務大臣官房地
球規模課題審議
官 鈴木 秀生君
外務大臣官房審
議官 松浦 博司君
外務大臣官房参
事官 長岡 寛介君
外務大臣官房参
事官 船越 健裕君
外務大臣官房参
事官 紀谷 昌彦君
外務大臣官房参
事官 小泉 勉君
文部科学省研究
振興局長 磯谷 桂介君
厚生労働省社会
・援護局障害保
健福祉部長 宮嵜 雅則君
国土交通大臣官
房技術審議官 宮武 宜史君
環境大臣官房政
策立案総括審議
官 米谷 仁君
環境大臣官房審
議官 江口 博行君
防衛大臣官房長 高橋 憲一君
防衛大臣官房サ
イバーセキュリ
ティ・情報化審
議官 小波 功君
防衛大臣官房審
議官 辰己 昌良君
防衛省防衛政策
局長 前田 哲君
防衛省人事教育
局長 武田 博史君
防衛省地方協力
局長 深山 延暁君
防衛省統合幕僚
監部総括官 鈴木 敦夫君
─────────────
本日の会議に付した案件
○政府参考人の出席要求に関する件
○盲人、視覚障害者その他の印刷物の判読に障害
のある者が発行された著作物を利用する機会を
促進するためのマラケシュ条約の締結について
承認を求めるの件(内閣提出、衆議院送付)
○二千九年の船舶の安全かつ環境上適正な再資源
化のための香港国際条約の締結について承認を
求めるの件(内閣提出、衆議院送付)
─────────────
三
三宅伸吾#1
○委員長(三宅伸吾君) ただいまから外交防衛委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、山口那津男君が委員を辞任され、その補欠として熊野正士君が選任されました。
─────────────
この発言だけを見る →委員の異動について御報告いたします。
昨日、山口那津男君が委員を辞任され、その補欠として熊野正士君が選任されました。
─────────────
三
三宅伸吾#2
○委員長(三宅伸吾君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
盲人、視覚障害者その他の印刷物の判読に障害のある者が発行された著作物を利用する機会を促進するためのマラケシュ条約の締結について承認を求めるの件外一件の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、外務大臣官房地球規模課題審議官鈴木秀生君外十七名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
三
三
三宅伸吾#4
○委員長(三宅伸吾君) 盲人、視覚障害者その他の印刷物の判読に障害のある者が発行された著作物を利用する機会を促進するためのマラケシュ条約の締結について承認を求めるの件及び二千九年の船舶の安全かつ環境上適正な再資源化のための香港国際条約の締結について承認を求めるの件の両件を一括して議題といたします。
両件の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
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質疑のある方は順次御発言願います。
猪
猪口邦子#5
○猪口邦子君 ありがとうございます。自由民主党、猪口邦子でございます。
本日は、河野外務大臣に多国間条約二本につき質問させていただきますが、その前に、防衛大臣に申し上げなければならないことがあります。
去る四月十六日午後九時頃、防衛省統合幕僚監部に所属する幹部自衛官が、参議院議員会館付近において、偶然遭遇した参議院議員小西洋之先生に対して暴言と受け取れる不適切な発言を行いました。
この件につきましては、昨日、当委員会の理事懇談会において、防衛省の豊田事務次官からおわびと状況の説明がなされました。
私たち国会議員は、立場や意見が異なることがあっても、それぞれ、主権在民の民主主義の中で主権者たる国民の負託を受けて仕事をいたしております。このようなこと、今後起こらないよう、防衛大臣には本件にしっかり対応いただきたいと考えておりますが、いかがでしょうか。
この発言だけを見る →本日は、河野外務大臣に多国間条約二本につき質問させていただきますが、その前に、防衛大臣に申し上げなければならないことがあります。
去る四月十六日午後九時頃、防衛省統合幕僚監部に所属する幹部自衛官が、参議院議員会館付近において、偶然遭遇した参議院議員小西洋之先生に対して暴言と受け取れる不適切な発言を行いました。
この件につきましては、昨日、当委員会の理事懇談会において、防衛省の豊田事務次官からおわびと状況の説明がなされました。
私たち国会議員は、立場や意見が異なることがあっても、それぞれ、主権在民の民主主義の中で主権者たる国民の負託を受けて仕事をいたしております。このようなこと、今後起こらないよう、防衛大臣には本件にしっかり対応いただきたいと考えておりますが、いかがでしょうか。
小
小野寺五典#6
○国務大臣(小野寺五典君) 四月十六日の夜に小西参議院議員に対し現職自衛官が路上で不適切な発言を行った件につきましては、小西議員に対し大変不快な思いをさせてしまい、改めておわび申し上げます。
自衛官本人が不適切な発言をしたことを認めており、このようなことは、自衛官を含む防衛省職員としてあってはならないことです。本件について、事実関係を更に調査した上で、判明した事実に基づき厳正に対処してまいりたいと思います。
なお、私が不適切な発言をした自衛官を擁護しているのではないかとの御指摘がありますが、私としては、先ほど申し上げたとおり、本件はあってはならないことであり、不適切な発言を行った自衛官を擁護するつもりはございません。
もちろん、自衛官にも国民として憲法で保障された内心の自由は認められるものの、自衛官としての身分上、たとえ勤務時間外であっても、その言動には気を付けなければならないことは当然でありまして、ましてや今回のような不適切な発言は決して認められるものではないと考えておりますので、不適切な発言を行った者を擁護するつもりはありません。
引き続き、事実関係の調査を行い、厳正に対処してまいりたいと思います。
この発言だけを見る →自衛官本人が不適切な発言をしたことを認めており、このようなことは、自衛官を含む防衛省職員としてあってはならないことです。本件について、事実関係を更に調査した上で、判明した事実に基づき厳正に対処してまいりたいと思います。
なお、私が不適切な発言をした自衛官を擁護しているのではないかとの御指摘がありますが、私としては、先ほど申し上げたとおり、本件はあってはならないことであり、不適切な発言を行った自衛官を擁護するつもりはございません。
もちろん、自衛官にも国民として憲法で保障された内心の自由は認められるものの、自衛官としての身分上、たとえ勤務時間外であっても、その言動には気を付けなければならないことは当然でありまして、ましてや今回のような不適切な発言は決して認められるものではないと考えておりますので、不適切な発言を行った者を擁護するつもりはありません。
引き続き、事実関係の調査を行い、厳正に対処してまいりたいと思います。
猪
三
猪
猪口邦子#9
○猪口邦子君 それでは、多国間条約二件につきまして質問させていただきます。
国際社会の発展、これは日々の外交努力あるいは経済活動、市民交流や文化交流などに支えられていますけれども、基本的に、主権国家間の多国間条約など条約締結による国際法秩序の形成、これは国際社会の本質、この発展の本質を成してきました。多国間条約は、まずその分野の研究から始まりまして、政府専門家会合などを経て、外交会議また政府間の交渉会議などでついに採択され、署名に開かれ、各国が批准手続を行って締結して、発効要件が満たされた段階で法的拘束力のある条約としてその機能を発揮するということになります。
多国間条約の設計者及び推進者になることは、したがって人間社会の方向性やルールを先導することになり、これからの時代、主権在民の思想を二十一世紀に生かすためには外務大臣自らが多国間条約を先導していただけるように、このように期待したいところでございます。
本日、締結の承認が国会に求められているこの二条約ですけれども、いずれも先進的でありまして、各国の社会発展に寄与する大事なものです。日本が批准手続を率先垂範して早く行い、条約発効への主力エンジンとなるという、一般的にこれを期待したいところですが、一般論としてはなかなかそのようにいかないのが残念です。他方、後半で議論しますシップリサイクル条約は、その内容を日本が主導したという画期的なプロセスを経ています。一般的には、しかし多国間条約での批准手続は遅れぎみですが、その理由は大臣は何と考えていらっしゃるか、これを伺いたく思います。
私は、例えばマルチ交渉の分野、人数が足らない、あるいはマルチ交渉の分野、人材育成のキャリアパターン、これが定着していない、あるいは国内関連法の整備、これに関して、省庁間連絡機能、総合調整、あるいは関連団体との調整、これに時間が掛かり過ぎる、あるいは最後に、これは非常に勘違いと思いますけれども、マルチの条約などは今日明日の国益に直結しないので、どうしてもマルチ条約後回し、こういう風潮がある、これは非常に勘違いだと思うんですけれども、大臣のお考え、なぜ一般的には批准手続が遅れぎみか、お考えを伺いたく思います。
この発言だけを見る →国際社会の発展、これは日々の外交努力あるいは経済活動、市民交流や文化交流などに支えられていますけれども、基本的に、主権国家間の多国間条約など条約締結による国際法秩序の形成、これは国際社会の本質、この発展の本質を成してきました。多国間条約は、まずその分野の研究から始まりまして、政府専門家会合などを経て、外交会議また政府間の交渉会議などでついに採択され、署名に開かれ、各国が批准手続を行って締結して、発効要件が満たされた段階で法的拘束力のある条約としてその機能を発揮するということになります。
多国間条約の設計者及び推進者になることは、したがって人間社会の方向性やルールを先導することになり、これからの時代、主権在民の思想を二十一世紀に生かすためには外務大臣自らが多国間条約を先導していただけるように、このように期待したいところでございます。
本日、締結の承認が国会に求められているこの二条約ですけれども、いずれも先進的でありまして、各国の社会発展に寄与する大事なものです。日本が批准手続を率先垂範して早く行い、条約発効への主力エンジンとなるという、一般的にこれを期待したいところですが、一般論としてはなかなかそのようにいかないのが残念です。他方、後半で議論しますシップリサイクル条約は、その内容を日本が主導したという画期的なプロセスを経ています。一般的には、しかし多国間条約での批准手続は遅れぎみですが、その理由は大臣は何と考えていらっしゃるか、これを伺いたく思います。
私は、例えばマルチ交渉の分野、人数が足らない、あるいはマルチ交渉の分野、人材育成のキャリアパターン、これが定着していない、あるいは国内関連法の整備、これに関して、省庁間連絡機能、総合調整、あるいは関連団体との調整、これに時間が掛かり過ぎる、あるいは最後に、これは非常に勘違いと思いますけれども、マルチの条約などは今日明日の国益に直結しないので、どうしてもマルチ条約後回し、こういう風潮がある、これは非常に勘違いだと思うんですけれども、大臣のお考え、なぜ一般的には批准手続が遅れぎみか、お考えを伺いたく思います。
河
河野太郎#10
○国務大臣(河野太郎君) 多数国間条約につきましては、その目的、意義、内容、締結の必要性などを検討の上、我が国政府として締結が適当であると考える場合には、外務省が関係省庁と協力しつつ、国内法制と条約との整合性を図るための調整を行い、可能なものから積極的に締結してきております。
条約によっては、特に法制度上の手当てに関して政府内での作業に一定の時間が掛かるものがあるのは事実でございますが、多くの条約について時宜を逸することなく締結してきていると考えております。
様々な分野における国際的なルールづくりをリードしていくことは重要であり、我が国の立場を適切な形で反映させるためにも、引き続き、多数国間条約について交渉の段階から積極的にリーダーシップを発揮するとともに、我が国として重要と考える条約に関しては可能な限り早期に締結できるよう、今後とも努力をしてまいりたいと思っております。
また、御指摘がありましたマルチ外交の人材に関しましては、外交課題が多様化、複雑化する中、二国間外交のみならず、多国間外交の専門的知識や人脈を有する人材の育成が重要性を増してきております。外務省では、このような人材を多国間外交を所掌する部局への配属、国際機関を所掌する代表部での勤務、国際機関への出向などを通じて育成をしてきているところでございます。また、適性を有すると思われる人材に関しましては、繰り返し多国間外交を担当させるような人事政策を行ってきております。
多国間外交に必要な技術を磨く実践的な研修や、多国間外交の経験者が若手に経験を伝える機会を設けるために、専門性を高めた十五名については国際機関など多国間外交の専門官として認定をしております。さらに、これに加えて、民間からの専門性の高い人材の起用も積極的に行い、幅広くマルチ外交の人材育成に努めております。
今後とも、専門的知識と人脈を有する人材の育成に力を入れつつ、多国間の条約につきましてもしっかりと早期に締結できるよう努力をしてまいりたいと思っております。
この発言だけを見る →条約によっては、特に法制度上の手当てに関して政府内での作業に一定の時間が掛かるものがあるのは事実でございますが、多くの条約について時宜を逸することなく締結してきていると考えております。
様々な分野における国際的なルールづくりをリードしていくことは重要であり、我が国の立場を適切な形で反映させるためにも、引き続き、多数国間条約について交渉の段階から積極的にリーダーシップを発揮するとともに、我が国として重要と考える条約に関しては可能な限り早期に締結できるよう、今後とも努力をしてまいりたいと思っております。
また、御指摘がありましたマルチ外交の人材に関しましては、外交課題が多様化、複雑化する中、二国間外交のみならず、多国間外交の専門的知識や人脈を有する人材の育成が重要性を増してきております。外務省では、このような人材を多国間外交を所掌する部局への配属、国際機関を所掌する代表部での勤務、国際機関への出向などを通じて育成をしてきているところでございます。また、適性を有すると思われる人材に関しましては、繰り返し多国間外交を担当させるような人事政策を行ってきております。
多国間外交に必要な技術を磨く実践的な研修や、多国間外交の経験者が若手に経験を伝える機会を設けるために、専門性を高めた十五名については国際機関など多国間外交の専門官として認定をしております。さらに、これに加えて、民間からの専門性の高い人材の起用も積極的に行い、幅広くマルチ外交の人材育成に努めております。
今後とも、専門的知識と人脈を有する人材の育成に力を入れつつ、多国間の条約につきましてもしっかりと早期に締結できるよう努力をしてまいりたいと思っております。
猪
猪口邦子#11
○猪口邦子君 ありがとうございます。
せっかくの機会ですから河野外務大臣に御提案申し上げたいんですけれども、省庁間の調整及び関連団体との調整、そのために、例えばマルチ条約推進本部を官邸に設けていただいて、日本が国際法形成に本当に積極的に関与して主導していく、交渉会議も東京でより頻繁に行われるよう努力してはどうか。官邸本部という形を取れば、総合調整機能を発揮しやすい、そして国内担保法、省庁横断的なことも迅速に対応が進むのではないかと思いますが、それについてお伺いしたく思います。
それで、この視覚障害者等マラケシュ条約、これはそもそも署名もしていない。そして、締結、これは、発効要件が普通はWIPOの場合三十か国なんですけれども、障害者福祉の条約ですから、発効要件国二十か国。既に発効しておりますけれども、我が国は発効段階でメンバーになっていない。なぜこのような遅れが出たと思われますか。
この発言だけを見る →せっかくの機会ですから河野外務大臣に御提案申し上げたいんですけれども、省庁間の調整及び関連団体との調整、そのために、例えばマルチ条約推進本部を官邸に設けていただいて、日本が国際法形成に本当に積極的に関与して主導していく、交渉会議も東京でより頻繁に行われるよう努力してはどうか。官邸本部という形を取れば、総合調整機能を発揮しやすい、そして国内担保法、省庁横断的なことも迅速に対応が進むのではないかと思いますが、それについてお伺いしたく思います。
それで、この視覚障害者等マラケシュ条約、これはそもそも署名もしていない。そして、締結、これは、発効要件が普通はWIPOの場合三十か国なんですけれども、障害者福祉の条約ですから、発効要件国二十か国。既に発効しておりますけれども、我が国は発効段階でメンバーになっていない。なぜこのような遅れが出たと思われますか。
河
河野太郎#12
○国務大臣(河野太郎君) マルチに関する新たな組織をつくることは、結局そこへ外務省から人を出さなければならなくなりますので、今のかなり限界に近づいている人材を更に薄くすることになりかねないと思いますので、余り得策ではないというふうに正直考えております。
また、このマラケシュ条約に関して申し上げれば、この条約の担保法である著作権法を所管する文化庁において、障害者団体と権利者団体の間の意見調整や法改正に関する検討が鋭意進められてきたと承知をしております。その結果、今般、本条約の締結に必要な改正部分を含む著作権改正法案が通常国会に提出される見込みとなり、この条約の締結の条件が整ったことから、条約の締結について御承認をお願いをするものでございまして、この意見調整や検討に確かに時間が掛かったというところはあるかと思いますが、さほど時宜を逸しているということではないのではないかと考えております。
この発言だけを見る →また、このマラケシュ条約に関して申し上げれば、この条約の担保法である著作権法を所管する文化庁において、障害者団体と権利者団体の間の意見調整や法改正に関する検討が鋭意進められてきたと承知をしております。その結果、今般、本条約の締結に必要な改正部分を含む著作権改正法案が通常国会に提出される見込みとなり、この条約の締結の条件が整ったことから、条約の締結について御承認をお願いをするものでございまして、この意見調整や検討に確かに時間が掛かったというところはあるかと思いますが、さほど時宜を逸しているということではないのではないかと考えております。
猪
猪口邦子#13
○猪口邦子君 WHO、世界保健機構によりますと、世界の視覚障害者、これは最近の統計で二億五千万、日本の人口の倍ぐらいと推定され、これだけの規模の人の著作物利用できるかできないか、そういうことの福祉に係る条約であります。
それで、これは、どこにその障害者たちは暮らしているのかと考えますと、条約の冒頭にありますけれども、多数が途上国において生活している。よって、このテキストベースの案文作成も、ブラジルやアルゼンチン、チュニジアなど、非常に熱心にやってくれています。EU、アメリカなども積極的でした。我が国はテキストベースの貢献というのはできたのであったのか。
それから、最終的な外交会議、これがマラケシュで開催されて採択されるわけですけれども、その代表レベルですね。閣僚級、これは、だからブラジルやアルゼンチン、そういう国がそうなんですけれども、我が国からは閣僚級出席、なぜ出なかったのかということをちょっとお伺いしたく思うんですね。
外務大臣はお忙しいかもしれないんですけれども、副大臣、大臣政務官など、やはり政務三役がこのような世界の障害者福祉に関する重要条約、しかも、WIPOというと、どちらかといえばグローバル化する経済の先端を行くと思うんですけれども、そういうところがやはりこの福祉のことに全会一致の条約をもって応えようとしている、そういう場面に、日本が主張する人間の安全保障、あるいはODA重視、途上国に寄り添うという価値観を、まさにこういう重要外交会議のリプレゼンテーション、代表のレベルをもってこれを示すという考えもあるのではないかと思いますが、お考えをお伺いします。
この発言だけを見る →それで、これは、どこにその障害者たちは暮らしているのかと考えますと、条約の冒頭にありますけれども、多数が途上国において生活している。よって、このテキストベースの案文作成も、ブラジルやアルゼンチン、チュニジアなど、非常に熱心にやってくれています。EU、アメリカなども積極的でした。我が国はテキストベースの貢献というのはできたのであったのか。
それから、最終的な外交会議、これがマラケシュで開催されて採択されるわけですけれども、その代表レベルですね。閣僚級、これは、だからブラジルやアルゼンチン、そういう国がそうなんですけれども、我が国からは閣僚級出席、なぜ出なかったのかということをちょっとお伺いしたく思うんですね。
外務大臣はお忙しいかもしれないんですけれども、副大臣、大臣政務官など、やはり政務三役がこのような世界の障害者福祉に関する重要条約、しかも、WIPOというと、どちらかといえばグローバル化する経済の先端を行くと思うんですけれども、そういうところがやはりこの福祉のことに全会一致の条約をもって応えようとしている、そういう場面に、日本が主張する人間の安全保障、あるいはODA重視、途上国に寄り添うという価値観を、まさにこういう重要外交会議のリプレゼンテーション、代表のレベルをもってこれを示すという考えもあるのではないかと思いますが、お考えをお伺いします。
小
小泉勉#14
○政府参考人(小泉勉君) まず、私の方から、条約の作成過程における貢献、また、採択会議における代表の事実関係についてお答えを申し上げます。
本マラケシュ条約の交渉に当たりましては、内容やその時々の状況に応じまして、主として外務省の本省、また文化庁の本庁から出張者が対応するということを基本としつつ、また、ジュネーブの代表部が必要に応じてサポートをしてきたということでございまして、交渉の過程におきましては我が国も条文の交渉にはテキストベースで大いに貢献をしたところがあったというふうに考えておるところでございます。
この条約が採択された外交会議でございますけれども、当時百八十六ありましたWIPOの加盟国のうち百六十を超える国の参加があったというふうに承知をしております。このうち、閣僚の出席があった国は、アルゼンチン、ブラジル、カメルーン、コートジボワール、マラウイ、モロッコ、セネガル、トリニダード・トバゴ、チュニジアの九か国で、残りは大使等の外交団の代表者あるいは高級実務のレベルの出席でありました。我が国につきましても、当時の駐モロッコの特命全権大使が代表して出席したところでございます。
この発言だけを見る →本マラケシュ条約の交渉に当たりましては、内容やその時々の状況に応じまして、主として外務省の本省、また文化庁の本庁から出張者が対応するということを基本としつつ、また、ジュネーブの代表部が必要に応じてサポートをしてきたということでございまして、交渉の過程におきましては我が国も条文の交渉にはテキストベースで大いに貢献をしたところがあったというふうに考えておるところでございます。
この条約が採択された外交会議でございますけれども、当時百八十六ありましたWIPOの加盟国のうち百六十を超える国の参加があったというふうに承知をしております。このうち、閣僚の出席があった国は、アルゼンチン、ブラジル、カメルーン、コートジボワール、マラウイ、モロッコ、セネガル、トリニダード・トバゴ、チュニジアの九か国で、残りは大使等の外交団の代表者あるいは高級実務のレベルの出席でありました。我が国につきましても、当時の駐モロッコの特命全権大使が代表して出席したところでございます。
河
河野太郎#15
○国務大臣(河野太郎君) 御指摘のマラケシュでの外交会議でございますが、六月十七日から二十八日まで開催をされたわけでございます。条約の採択が六月の二十七日でございました。
この平成二十五年の第百八十三回の通常国会は六月二十六日が最終日ということと、当時の岸田外務大臣は六月の二十九日からASEANプラス3の外相会議でブルネイの訪問という日程があったものですから、ここは大臣が出席をせずということになったわけでございます。
やはり、こういう国際会議におきましては外務大臣が出席をするというのが非常に重要なことだというふうに思っておりますので、国会の期間中ならば国会の御了解をいただいて、様々御配慮をいただいた上で、なるべく外務大臣がしっかりとこのような外交会議には出席していくように努めたいと思います。
この発言だけを見る →この平成二十五年の第百八十三回の通常国会は六月二十六日が最終日ということと、当時の岸田外務大臣は六月の二十九日からASEANプラス3の外相会議でブルネイの訪問という日程があったものですから、ここは大臣が出席をせずということになったわけでございます。
やはり、こういう国際会議におきましては外務大臣が出席をするというのが非常に重要なことだというふうに思っておりますので、国会の期間中ならば国会の御了解をいただいて、様々御配慮をいただいた上で、なるべく外務大臣がしっかりとこのような外交会議には出席していくように努めたいと思います。
猪
猪口邦子#16
○猪口邦子君 河野外務大臣の非常に積極的な御答弁、ありがとうございます。
そして、この条約の特徴は、著作権の保護という権利とこの権利に制約及び例外を設けて障害者福祉に資する、このバランスをどう考えるかということで、先ほど申し上げましたとおり、経済の先端国際機関であるWIPO、そこがこういうテーマについて全会一致の推進をしたということが特筆されます。
今後、こういう考え方が他の障害の分野及び他の知的財産について、その権利の制約、例外、そのバランスを取りながら検討される方向が多国間外交の中にあるのかということを質問したいと思います。
また、我が国は、まさに率先垂範、主導して、このような考え方がより多くの知的財産の分野と障害者福祉のバランスの、その分野に広がること、これを我が国として主導する、そういう意欲があるかということを伺いたいと思います。
また、もう一つ、これはちょっと分野が違うかもしれないけれども、WHOのファクトシートによりますと、視覚障害者の約八割は予防及び治療できるということでありまして、視覚障害の予防や治療に資する著作権及びその知的財産権の制限や例外規定、これを検討してはどうかとも考えておりますが、ややこの条約の範囲は、この最後の部分は超えますけれども、いかがお考えでしょうか。
この発言だけを見る →そして、この条約の特徴は、著作権の保護という権利とこの権利に制約及び例外を設けて障害者福祉に資する、このバランスをどう考えるかということで、先ほど申し上げましたとおり、経済の先端国際機関であるWIPO、そこがこういうテーマについて全会一致の推進をしたということが特筆されます。
今後、こういう考え方が他の障害の分野及び他の知的財産について、その権利の制約、例外、そのバランスを取りながら検討される方向が多国間外交の中にあるのかということを質問したいと思います。
また、我が国は、まさに率先垂範、主導して、このような考え方がより多くの知的財産の分野と障害者福祉のバランスの、その分野に広がること、これを我が国として主導する、そういう意欲があるかということを伺いたいと思います。
また、もう一つ、これはちょっと分野が違うかもしれないけれども、WHOのファクトシートによりますと、視覚障害者の約八割は予防及び治療できるということでありまして、視覚障害の予防や治療に資する著作権及びその知的財産権の制限や例外規定、これを検討してはどうかとも考えておりますが、ややこの条約の範囲は、この最後の部分は超えますけれども、いかがお考えでしょうか。
小
小泉勉#17
○政府参考人(小泉勉君) お答えを申し上げます。
今現在、視覚障害ではない障害ということで、例えばでございますが、聴覚障害を抱える方々、その他の障害のある方々による著作物を利用する機会、これを促進するということについて、WIPOの著作権等常設委員会というところで議論がなされているところでございます。
我が国といたしましても、こういった聴覚障害者、その他障害のある方々による著作物の利用の機会の促進という観点から、引き続きこの分野における国際的な議論には積極的に参画をし、また貢献をしていきたいというふうに考えておるところでございます。
また、最後にお尋ねがございました視覚障害の予防、治療等に資する著作権等の例外ということでございますけれども、若干重複感がございますが、知的財産権の適切な保護という観点はこれは確保しつつ、御指摘いただいたような点も踏まえながら、知的財産権の例外、制限を含む国際的な議論に、これも積極的に参画、寄与していきたいというふうに考えておるところでございます。
この発言だけを見る →今現在、視覚障害ではない障害ということで、例えばでございますが、聴覚障害を抱える方々、その他の障害のある方々による著作物を利用する機会、これを促進するということについて、WIPOの著作権等常設委員会というところで議論がなされているところでございます。
我が国といたしましても、こういった聴覚障害者、その他障害のある方々による著作物の利用の機会の促進という観点から、引き続きこの分野における国際的な議論には積極的に参画をし、また貢献をしていきたいというふうに考えておるところでございます。
また、最後にお尋ねがございました視覚障害の予防、治療等に資する著作権等の例外ということでございますけれども、若干重複感がございますが、知的財産権の適切な保護という観点はこれは確保しつつ、御指摘いただいたような点も踏まえながら、知的財産権の例外、制限を含む国際的な議論に、これも積極的に参画、寄与していきたいというふうに考えておるところでございます。
猪
猪口邦子#18
○猪口邦子君 すばらしい御答弁だったと思います。ありがとうございます。
そして、このシップリサイクル条約でございますけれども、我が国は海洋国家、造船国、そしてこれは老朽化した船舶の解体に関する、それでそれは主として途上国で行われている。ですから、直接日本がその環境保全や労働者の安全管理、そういうことに責任があるわけではないけれども、大局的な道義的、社会的責任から、我が国こそが主導したというふうに伺っておりますが、どのような貢献をこの条約成立にできたのか、教えていただければと思います。
この発言だけを見る →そして、このシップリサイクル条約でございますけれども、我が国は海洋国家、造船国、そしてこれは老朽化した船舶の解体に関する、それでそれは主として途上国で行われている。ですから、直接日本がその環境保全や労働者の安全管理、そういうことに責任があるわけではないけれども、大局的な道義的、社会的責任から、我が国こそが主導したというふうに伺っておりますが、どのような貢献をこの条約成立にできたのか、教えていただければと思います。
鈴
鈴木秀生#19
○政府参考人(鈴木秀生君) このシップリサイクル条約は、おっしゃいますとおり、環境の保護、それから労働者の人権という観点から、まさにより良い国際社会を目指した重要な国際ルールを定めるものというふうに認識しております。
そういう観点から、この条約の作成過程におきましては、我が国は条文案の作成、海事、環境、労働の三分野にわたる様々な主体の意見集約のための調整等に主導的役割を果たしてまいりました。例えば、条約採択のための国際会議におきましても、国土交通省の職員が第一副議長を務めて議論の中心となるなど、我が国は様々な面で指導力を発揮し、全会一致での採択へと導いたところでございます。
この発言だけを見る →そういう観点から、この条約の作成過程におきましては、我が国は条文案の作成、海事、環境、労働の三分野にわたる様々な主体の意見集約のための調整等に主導的役割を果たしてまいりました。例えば、条約採択のための国際会議におきましても、国土交通省の職員が第一副議長を務めて議論の中心となるなど、我が国は様々な面で指導力を発揮し、全会一致での採択へと導いたところでございます。
猪
猪口邦子#20
○猪口邦子君 是非、今後そのように積極的に対応していただけるよう、そして東京において多くの交渉会議が行われ、新たな人間社会の、特に社会福祉、障害者福祉、社会発展に関するような多国間条約、ここにて交渉できますよう、積極的な外務大臣の対応、そしてその志をよろしくお願い申し上げまして、私の質問を終わります。
この発言だけを見る →藤
藤田幸久#21
○藤田幸久君 おはようございます。民進党の藤田幸久でございます。
まず、条約に関しまして、マラケシュ条約、この資料を見てびっくりしたんですが、盲人という言葉が使われております。
厚労省にお伺いしたいと思いますが、今、いわゆる医療の世界等において盲人という表現は使っていないはずでございますが、あえて盲人という言葉を使っている理由についてお答えをいただきたいと思います。
この発言だけを見る →まず、条約に関しまして、マラケシュ条約、この資料を見てびっくりしたんですが、盲人という言葉が使われております。
厚労省にお伺いしたいと思いますが、今、いわゆる医療の世界等において盲人という表現は使っていないはずでございますが、あえて盲人という言葉を使っている理由についてお答えをいただきたいと思います。
宮
宮嵜雅則#22
○政府参考人(宮嵜雅則君) お答え申し上げます。
盲人という言葉が使われるケースというのは全くないわけではないというふうに承知しておりますが、今般の条約の邦訳についても、外務省の方で他の条約の訳例等を参照にして適切に訳されているものというふうに承知しているところでございます。
この発言だけを見る →盲人という言葉が使われるケースというのは全くないわけではないというふうに承知しておりますが、今般の条約の邦訳についても、外務省の方で他の条約の訳例等を参照にして適切に訳されているものというふうに承知しているところでございます。
藤
藤田幸久#23
○藤田幸久君 ものというふうに承知しているものと思われますとは、何か傍観者のような話でございますので、やっぱりその理由についてはしっかり後で文書で出していただきたいと思います。
時間の関係で次の問題に移ります。いわゆる小西議員に対する自衛官の暴言問題でございます。
専守防衛をしっかり支援し、日米安保も認める小西議員に対しまして、繰り返し国民の敵ということを自衛官が暴言を吐いたということでございますが、先ほどの大臣の答弁を聞いておりましても、まだ調査の結果が出ていないかのような話でございますが、これは、こういう言葉を発したという事実だけでもってもこれは服務規定及び法令に違反しているのではないかと、これはもうその部分だけでもはっきり答えであると思いますが、いかがでしょうか。簡潔にお答えをいただきたいと思います。
この発言だけを見る →時間の関係で次の問題に移ります。いわゆる小西議員に対する自衛官の暴言問題でございます。
専守防衛をしっかり支援し、日米安保も認める小西議員に対しまして、繰り返し国民の敵ということを自衛官が暴言を吐いたということでございますが、先ほどの大臣の答弁を聞いておりましても、まだ調査の結果が出ていないかのような話でございますが、これは、こういう言葉を発したという事実だけでもってもこれは服務規定及び法令に違反しているのではないかと、これはもうその部分だけでもはっきり答えであると思いますが、いかがでしょうか。簡潔にお答えをいただきたいと思います。
高
高橋憲一#24
○政府参考人(高橋憲一君) 委員にお答えいたします。
四月十六日の午後九時頃でございますが、統幕所属の幹部自衛官に対しまして、小西……ヤジはい。本件につきましては、小西参議院議員に対しまして暴言と受け取れる不適切な発言を行ったところでございます。
大臣の方からは、自衛隊員の服務の問題になりますので、事実関係を確認した上で厳正に対処してまいるという旨を申し上げたところでございます。ヤジ
現在、当該自衛官につきましては事実関係を調査しているところでございまして、これにつきまして、自衛隊法五十五条、品位を保つ義務として、隊員は常に品位を重んじ、いやしくも隊員としての信用を傷つけ、又は自衛隊の……ヤジはい。自衛隊法五十八条でございますが、自衛隊の威信を損するような行為をしてはならない旨の規定がございまして、こうした規定を含めまして、現在調査中でございまして、調査により判明した事実に基づきまして、具体的な規律違反について厳正に対処してまいると、そういうことでございます。
この発言だけを見る →四月十六日の午後九時頃でございますが、統幕所属の幹部自衛官に対しまして、小西……ヤジはい。本件につきましては、小西参議院議員に対しまして暴言と受け取れる不適切な発言を行ったところでございます。
大臣の方からは、自衛隊員の服務の問題になりますので、事実関係を確認した上で厳正に対処してまいるという旨を申し上げたところでございます。ヤジ
現在、当該自衛官につきましては事実関係を調査しているところでございまして、これにつきまして、自衛隊法五十五条、品位を保つ義務として、隊員は常に品位を重んじ、いやしくも隊員としての信用を傷つけ、又は自衛隊の……ヤジはい。自衛隊法五十八条でございますが、自衛隊の威信を損するような行為をしてはならない旨の規定がございまして、こうした規定を含めまして、現在調査中でございまして、調査により判明した事実に基づきまして、具体的な規律違反について厳正に対処してまいると、そういうことでございます。
藤
藤田幸久#25
○藤田幸久君 国民の敵と言ったこと自体が法令の違反というのは明らかじゃないですか。そのことだけでも答えなければいけないことだろうと思っておりますけれども、資料の一枚目に小野寺大臣のぶら下がり取材が出ております。
アンダーライン幾つか引いておりますけれども、不快な思いをさせた、不快な思いをさせたことに対して申し訳ないと。それから、今朝の答弁でも不快なということをおっしゃっておりますけれども、一番下のアンダーラインのところでございますが、若い隊員がいますので、様々な思いもあり彼も国民の一人でありますので当然思うことはあると思いますというふうに、まさに擁護そのものでございます。
次の資料でございますが、これは、二・二六事件があったその日の午後三時二十分、川島陸軍大臣が、「諸子ノ行動ハ国体顕現ノ至情ニ基クモノト認ム」ということで、いわゆる隊員を称賛したかのように言われています。
つまり、先ほどのお話を聞いておりましても、大臣は、内心の自由はあるということで、かつ、今こういう言葉を出している、国民の一人でありますのでと。まさに、川島大臣がその日に二・二六事件の行動を起こした人たちを称賛したと同じような表現を、小野寺大臣は、この若い、しかも三佐、つまり当時の言葉でいえば将校に対して言っている。まさに称賛に、あるいは擁護そのものではないんですか。
この発言だけを見る →アンダーライン幾つか引いておりますけれども、不快な思いをさせた、不快な思いをさせたことに対して申し訳ないと。それから、今朝の答弁でも不快なということをおっしゃっておりますけれども、一番下のアンダーラインのところでございますが、若い隊員がいますので、様々な思いもあり彼も国民の一人でありますので当然思うことはあると思いますというふうに、まさに擁護そのものでございます。
次の資料でございますが、これは、二・二六事件があったその日の午後三時二十分、川島陸軍大臣が、「諸子ノ行動ハ国体顕現ノ至情ニ基クモノト認ム」ということで、いわゆる隊員を称賛したかのように言われています。
つまり、先ほどのお話を聞いておりましても、大臣は、内心の自由はあるということで、かつ、今こういう言葉を出している、国民の一人でありますのでと。まさに、川島大臣がその日に二・二六事件の行動を起こした人たちを称賛したと同じような表現を、小野寺大臣は、この若い、しかも三佐、つまり当時の言葉でいえば将校に対して言っている。まさに称賛に、あるいは擁護そのものではないんですか。
小
小野寺五典#26
○国務大臣(小野寺五典君) まず、本件については、これは隊員に対して厳正に処分を行うということでありますから、その上で調査をしっかりするということは重要なことでありますし、なるべく早くしっかり事実関係を明らかにして厳正に対処していきたいと思っております。
なお、今委員の方からの御指摘でありますが、私はこの自衛官を擁護しているということは一切ございません。私は、先ほど述べましたように、本件はあってはならないこと、そして、不適切な発言を行った自衛官を擁護するつもりはないということを繰り返しお話をしております。
そして、もちろん、自衛官にも国民として憲法で保障された内心の自由は認められるものの、自衛官としての身分上、たとえ勤務外であっても、その言動には気を付けなければならないことは当然であり、ましてや今回のような不適切な発言は決して認められるものではないということを繰り返しお話をしております。私としては、この隊員について擁護するというつもりはございません。
この発言だけを見る →なお、今委員の方からの御指摘でありますが、私はこの自衛官を擁護しているということは一切ございません。私は、先ほど述べましたように、本件はあってはならないこと、そして、不適切な発言を行った自衛官を擁護するつもりはないということを繰り返しお話をしております。
そして、もちろん、自衛官にも国民として憲法で保障された内心の自由は認められるものの、自衛官としての身分上、たとえ勤務外であっても、その言動には気を付けなければならないことは当然であり、ましてや今回のような不適切な発言は決して認められるものではないということを繰り返しお話をしております。私としては、この隊員について擁護するというつもりはございません。
藤
藤田幸久#27
○藤田幸久君 いや、だって、擁護しているじゃないですか。実際に、小野寺大臣、こうおっしゃっているわけですよね、擁護しているわけですね。
それから、内心の自由ということをおっしゃいましたが、ということは、国会議員を国民の敵というふうに認識する内心の自由、そういう自衛隊は、隊員はそういう教育を受けている、そういう内心の、つまり、国会議員を国民の敵というふうに思う内心の自由があるということですね。
この発言だけを見る →それから、内心の自由ということをおっしゃいましたが、ということは、国会議員を国民の敵というふうに認識する内心の自由、そういう自衛隊は、隊員はそういう教育を受けている、そういう内心の、つまり、国会議員を国民の敵というふうに思う内心の自由があるということですね。
小
小野寺五典#28
○国務大臣(小野寺五典君) 今回の一連のことについては、これは現在調査をしております。その中で厳正に対応していきたい、そのように思っております。
そして、私どもとしては、もちろん自衛官としての服務というのはございますから、その中でしっかり対応することが重要でありますし、自衛隊に当たっては、特に幹部職員に関してはしっかりと、シビリアンコントロールを含めてしっかりとした教育をしている、その課程が当然ございます。その中で、今回の隊員の発言というのは、私どもとしては決して許されるものではないと思っております。
その意味で、やはりしっかりとした対応が必要だとは思っておりますが、私がお話をさせていただいたのは、例えば……ヤジお答えしてもよろしいでしょうか。
正確にお話をしますと、十七日夜の私の記者会見において、私は記者の問いに対して、若い隊員がいますので、様々な思いもあり彼も国民の一人でありますので当然思うことはあると思います、それをやはり口にするかどうかということは、それぞれ自分の置かれた立場というものをおもんぱかって対処すべきだというふうに私は答えております。
これは、自衛隊員二十五万人の中にはまだ未熟な隊員も多くいること、そして、問題発言を行った自衛官も国民の一人として憲法に保障された内心の自由は有してはおるが、いずれにしても自衛官の立場として今回のことのようなことはあってはならない、そのような旨でお話をしたものであります。
いずれにしても、私としては、今回の隊員、この暴言を吐くというようなことに関してはあってはならないことと思っております。
この発言だけを見る →そして、私どもとしては、もちろん自衛官としての服務というのはございますから、その中でしっかり対応することが重要でありますし、自衛隊に当たっては、特に幹部職員に関してはしっかりと、シビリアンコントロールを含めてしっかりとした教育をしている、その課程が当然ございます。その中で、今回の隊員の発言というのは、私どもとしては決して許されるものではないと思っております。
その意味で、やはりしっかりとした対応が必要だとは思っておりますが、私がお話をさせていただいたのは、例えば……ヤジお答えしてもよろしいでしょうか。
正確にお話をしますと、十七日夜の私の記者会見において、私は記者の問いに対して、若い隊員がいますので、様々な思いもあり彼も国民の一人でありますので当然思うことはあると思います、それをやはり口にするかどうかということは、それぞれ自分の置かれた立場というものをおもんぱかって対処すべきだというふうに私は答えております。
これは、自衛隊員二十五万人の中にはまだ未熟な隊員も多くいること、そして、問題発言を行った自衛官も国民の一人として憲法に保障された内心の自由は有してはおるが、いずれにしても自衛官の立場として今回のことのようなことはあってはならない、そのような旨でお話をしたものであります。
いずれにしても、私としては、今回の隊員、この暴言を吐くというようなことに関してはあってはならないことと思っております。
藤
藤田幸久#29
○藤田幸久君 五・一五のときも、犬養首相は、話せば分かる。実は小西さんが二十分にわたっていろいろ説得をした。しかし、ある意味では、この自衛官は、繰り返し、言わば問答無用のような形でやってきた。それから、国民の敵という言葉、実際に言葉を発しているわけですから、そのこと自体についてはっきり答えていただきたい。それの答えがないのであれば私は質問をする意味がないと思うので、答えていただきたい。でなければちょっと質問できないと思います。
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