運輸及び交通委員会
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会
会議録情報#0
昭和二十二年十二月四日(木曜日)
午前十一時九分開議
出席委員
委員長 正木 清君
理事 佐伯 宗義君 理事 前田 郁君
井谷 正吉君 佐々木更三君
重井 鹿治君 館 俊三君
原 彪君 堀川 恭平君
矢野 政男君 山崎 岩男君
岡村利右衞門君 田村 虎一君
高橋 英吉君 飯田 義茂君
出席政府委員
運輸政務次官 田中源三郎君
運 輸 技 官 岡田 信次君
運 輸 技 官 西村 英一君
委員外の出席者
議員 松澤 兼人君 議員 圖司 安正君
議員 堀江 實藏君 議員 菊池 重作君
議員 庄司 一郎君
運輸事務官 石井 昭正君
運輸事務官 川村 二郎君
運輸事務官 山口大二郎君
—————————————
本日の會議に付した事件
一 松本よりの二路線に、明科よりの二路線に、
及び山清路、上田間の國營バス運輸開始の請願
(増田甲子七君紹介)(第六三七號)
二 笹島驛、名古屋港間に貨物線敷設の請願(
辻寛一君紹介)(第八三六號)
三 姫路市より新宮、山崎を經て曲里に至る間
に國營バス運輸開始の請願外五件(佐々木益雄
君紹介)(第八六〇號)
四 神戸市長田區に停車場設置の請願(佐々木
盛雄君紹介)(第八九九號)
五 桃ノ川、彼杵間鐵道敷設の請願(中村又一
君外一名紹介)(第九〇三號)
六 澁民信號所を一般驛に昇格の請願(山本猛
夫君紹介)(第九二四號)
七 大糸線全通促進の請願(増田甲子七君紹
介)(第九三一號)
八 甲府・鹽尻間、鹽尻・名古屋間及び鹽尻・
長野間電化促進の請願(増田甲子七君紹介)(
第九三九號)
九 一戸、岩泉間國營バス運輸開始の請願(山
本猛夫君紹介)(第九五五號)
一〇 荒谷前驛を一般驛に變更の請願(山本猛
夫君紹介)(第九五六號)
一一 柏木平、遠野間改軌工事促進の請願(山
本猛夫君紹介)(第九五七號)
一二 常野線を水戸まで延長の請願(葉梨新五
郎君紹介)(第九七二號)
一三 水戸、波崎間並びに鹿島、佐原間國營バ
ス運輸開始の請願(葉梨新五郎君紹介)(第九
七五號)
一四 楯岡、寒河江間寒河江、荒砥間及び神町、
谷地間國營バス運輸開始の請願(圖司安正君外
一名紹介)(第九八三號)
一五 楯岡、表河江間左澤、荒砥間及び神町、
谷地間鐵道敷設の請願(圖司安正君外一名紹
介)(第九八四號)
一六 白城線を鳩ヶ谷まで延長の請願(田村虎
一君外一名紹介)(第九九二號)
一七 野村町、大内驛間に國營バス運輸開始の
請願(井谷正吉君外二名紹介)(第九九八號)
一八 杉田信號所を一般驛に昇格の請願(大内
一郎君紹介)(第一〇〇三號)
一九 二本松、浪江間國營バス運輸開始の請願
(大内一郎君紹介)(第一〇〇四號)
二〇 常野線を水戸まで延長の請願(葉梨新五
郎君紹介)(第一〇〇八號)
二一 水戸、波崎間並びに鹿島、佐原間國營バ
ス運輸開始の請願(葉梨新五郎君紹介)(第一
〇〇九號)
二二 福浪線を二本松まで延長の請願(大内一
郎君紹介)(第一〇一二號)
二三 今市、田島間鐵道敷設の請願(高瀬傳君
外三名紹介)(第一〇一五號)
二四 水戸・波崎間並びに鹿島・佐原間國營バ
ス運輸開始の請願(葉梨新五郎君紹介)(第一
〇一六號)
二五 伊豫日吉、須崎間に國營バス運輸開始の
請願(井谷正吉外四名紹介)(第一〇二一號)
二六 都道府縣會議員とその都道府縣内無賃乘
車券交付の請願(永井勝次郎君外一名紹介)(
第一〇四一號)
二七 江迎、臼ノ浦間國營バス運輸開始の請願
(北村徳太郎君外二名紹介)(第一〇四三號)
二八 姫路、若櫻間國營バス運輸開始の請願(
大上司君紹介)(第一〇五〇號)
二九 甲府・鹽尻間、鹽尻・名古屋間及び、鹽
尻・長野間電化促進の請願(増田甲子七君紹
介)(第一〇五二號)
三〇 宇部東線を山口市宮野地區まで延長の請
願(中嶋勝一君外二名紹介)(第一〇五五號)
三一 肥薩線電化の請願(吉田安君外九名紹介)
(第一〇五六號)
三二 上毛電氣鐵道復舊助成の請願(鈴木強平
君外一名紹介)(第一〇六〇號)
三三 大糸線全通促進の請願(増田甲子七君紹
介)(第一〇六五號)
三四 山陰線電化の請願(堀江實藏君紹介)(
第一〇七二號)
三五 常總鐵道松戸驛乘入の請願(菊池重作君
紹介)(第一〇七五號)
三六 神町・米澤間竝びに仙臺・山形間鐵道電
化の請願(海野三朗君紹介)(第一〇八一號)
三七 青森、蟹田間鐵道速成の請願(山崎岩男
君紹介)(第一〇九〇號)
三八 八百津、鵜沼兩驛間國營バス運輸開始の
請願(安東義良君紹介)(第一一二一號)
三九 太田から御嵩、土岐津を經て瑞浪に至る
間に國營バス運輸開始の請願(安東義良君紹
介)(第一一二二號)
四〇 柳井、岩國兩驛間に國營バス運輸開始の
請願(守田道輔君外二名紹介)(第一一二八
號)
四一 山北、富士吉田間鐵道敷設の請願(高橋
長治君外二名紹介)(第一一四一號)
四二 國鐵電氣工事開放に關する請願(前田榮
之助君外二名紹介)(第一一四六號)
四三 大樹、豐頃間國營バス運輸開始の請願(
高倉定助君紹介)(第一一七六號)
四四 長野原、嬬戀間鐵道敷設の請願(中曽根
康弘君外一名紹介)(第一一八九號)
四五 財部、古江間國營バス運輸開始の請願(
前田郁君紹介)(第一二一〇號)
四六 舊宮城電氣鐵道拂下に關する請願(庄司
一郎君紹介)(第一二一五號)
四七 千葉、成東間電化促進の請願(片岡伊三
郎君外二名紹介)(第一二一八號)
四八 東川手村花見に停車場設置の請願(増田
甲子七君紹介)(第一二二〇號)
四九 三笠町彌生に停車場設置の請願(岡田春
夫君紹介)(第一二三一號)
五〇 佐原、山倉間國營バス運輸開始の請願(
寺島隆太郎君紹介)(第一二四二號)
—————————————
この発言だけを見る →午前十一時九分開議
出席委員
委員長 正木 清君
理事 佐伯 宗義君 理事 前田 郁君
井谷 正吉君 佐々木更三君
重井 鹿治君 館 俊三君
原 彪君 堀川 恭平君
矢野 政男君 山崎 岩男君
岡村利右衞門君 田村 虎一君
高橋 英吉君 飯田 義茂君
出席政府委員
運輸政務次官 田中源三郎君
運 輸 技 官 岡田 信次君
運 輸 技 官 西村 英一君
委員外の出席者
議員 松澤 兼人君 議員 圖司 安正君
議員 堀江 實藏君 議員 菊池 重作君
議員 庄司 一郎君
運輸事務官 石井 昭正君
運輸事務官 川村 二郎君
運輸事務官 山口大二郎君
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本日の會議に付した事件
一 松本よりの二路線に、明科よりの二路線に、
及び山清路、上田間の國營バス運輸開始の請願
(増田甲子七君紹介)(第六三七號)
二 笹島驛、名古屋港間に貨物線敷設の請願(
辻寛一君紹介)(第八三六號)
三 姫路市より新宮、山崎を經て曲里に至る間
に國營バス運輸開始の請願外五件(佐々木益雄
君紹介)(第八六〇號)
四 神戸市長田區に停車場設置の請願(佐々木
盛雄君紹介)(第八九九號)
五 桃ノ川、彼杵間鐵道敷設の請願(中村又一
君外一名紹介)(第九〇三號)
六 澁民信號所を一般驛に昇格の請願(山本猛
夫君紹介)(第九二四號)
七 大糸線全通促進の請願(増田甲子七君紹
介)(第九三一號)
八 甲府・鹽尻間、鹽尻・名古屋間及び鹽尻・
長野間電化促進の請願(増田甲子七君紹介)(
第九三九號)
九 一戸、岩泉間國營バス運輸開始の請願(山
本猛夫君紹介)(第九五五號)
一〇 荒谷前驛を一般驛に變更の請願(山本猛
夫君紹介)(第九五六號)
一一 柏木平、遠野間改軌工事促進の請願(山
本猛夫君紹介)(第九五七號)
一二 常野線を水戸まで延長の請願(葉梨新五
郎君紹介)(第九七二號)
一三 水戸、波崎間並びに鹿島、佐原間國營バ
ス運輸開始の請願(葉梨新五郎君紹介)(第九
七五號)
一四 楯岡、寒河江間寒河江、荒砥間及び神町、
谷地間國營バス運輸開始の請願(圖司安正君外
一名紹介)(第九八三號)
一五 楯岡、表河江間左澤、荒砥間及び神町、
谷地間鐵道敷設の請願(圖司安正君外一名紹
介)(第九八四號)
一六 白城線を鳩ヶ谷まで延長の請願(田村虎
一君外一名紹介)(第九九二號)
一七 野村町、大内驛間に國營バス運輸開始の
請願(井谷正吉君外二名紹介)(第九九八號)
一八 杉田信號所を一般驛に昇格の請願(大内
一郎君紹介)(第一〇〇三號)
一九 二本松、浪江間國營バス運輸開始の請願
(大内一郎君紹介)(第一〇〇四號)
二〇 常野線を水戸まで延長の請願(葉梨新五
郎君紹介)(第一〇〇八號)
二一 水戸、波崎間並びに鹿島、佐原間國營バ
ス運輸開始の請願(葉梨新五郎君紹介)(第一
〇〇九號)
二二 福浪線を二本松まで延長の請願(大内一
郎君紹介)(第一〇一二號)
二三 今市、田島間鐵道敷設の請願(高瀬傳君
外三名紹介)(第一〇一五號)
二四 水戸・波崎間並びに鹿島・佐原間國營バ
ス運輸開始の請願(葉梨新五郎君紹介)(第一
〇一六號)
二五 伊豫日吉、須崎間に國營バス運輸開始の
請願(井谷正吉外四名紹介)(第一〇二一號)
二六 都道府縣會議員とその都道府縣内無賃乘
車券交付の請願(永井勝次郎君外一名紹介)(
第一〇四一號)
二七 江迎、臼ノ浦間國營バス運輸開始の請願
(北村徳太郎君外二名紹介)(第一〇四三號)
二八 姫路、若櫻間國營バス運輸開始の請願(
大上司君紹介)(第一〇五〇號)
二九 甲府・鹽尻間、鹽尻・名古屋間及び、鹽
尻・長野間電化促進の請願(増田甲子七君紹
介)(第一〇五二號)
三〇 宇部東線を山口市宮野地區まで延長の請
願(中嶋勝一君外二名紹介)(第一〇五五號)
三一 肥薩線電化の請願(吉田安君外九名紹介)
(第一〇五六號)
三二 上毛電氣鐵道復舊助成の請願(鈴木強平
君外一名紹介)(第一〇六〇號)
三三 大糸線全通促進の請願(増田甲子七君紹
介)(第一〇六五號)
三四 山陰線電化の請願(堀江實藏君紹介)(
第一〇七二號)
三五 常總鐵道松戸驛乘入の請願(菊池重作君
紹介)(第一〇七五號)
三六 神町・米澤間竝びに仙臺・山形間鐵道電
化の請願(海野三朗君紹介)(第一〇八一號)
三七 青森、蟹田間鐵道速成の請願(山崎岩男
君紹介)(第一〇九〇號)
三八 八百津、鵜沼兩驛間國營バス運輸開始の
請願(安東義良君紹介)(第一一二一號)
三九 太田から御嵩、土岐津を經て瑞浪に至る
間に國營バス運輸開始の請願(安東義良君紹
介)(第一一二二號)
四〇 柳井、岩國兩驛間に國營バス運輸開始の
請願(守田道輔君外二名紹介)(第一一二八
號)
四一 山北、富士吉田間鐵道敷設の請願(高橋
長治君外二名紹介)(第一一四一號)
四二 國鐵電氣工事開放に關する請願(前田榮
之助君外二名紹介)(第一一四六號)
四三 大樹、豐頃間國營バス運輸開始の請願(
高倉定助君紹介)(第一一七六號)
四四 長野原、嬬戀間鐵道敷設の請願(中曽根
康弘君外一名紹介)(第一一八九號)
四五 財部、古江間國營バス運輸開始の請願(
前田郁君紹介)(第一二一〇號)
四六 舊宮城電氣鐵道拂下に關する請願(庄司
一郎君紹介)(第一二一五號)
四七 千葉、成東間電化促進の請願(片岡伊三
郎君外二名紹介)(第一二一八號)
四八 東川手村花見に停車場設置の請願(増田
甲子七君紹介)(第一二二〇號)
四九 三笠町彌生に停車場設置の請願(岡田春
夫君紹介)(第一二三一號)
五〇 佐原、山倉間國營バス運輸開始の請願(
寺島隆太郎君紹介)(第一二四二號)
—————————————
正
正木清#1
○正木委員長 會議を開きます。
前會に引き續き請願の審査にはいります。なお請願の採決は後日にまわすことといたしまして、議事の進行上、逐次日程を變更いたします。
この際諸君にお諮りいたしますが、請願審査上の便宜の處置といたしまして、委員長の指名により井谷正吉君に議事を進行していただくことに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →前會に引き續き請願の審査にはいります。なお請願の採決は後日にまわすことといたしまして、議事の進行上、逐次日程を變更いたします。
この際諸君にお諮りいたしますが、請願審査上の便宜の處置といたしまして、委員長の指名により井谷正吉君に議事を進行していただくことに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
正
正木清#2
○正木委員長 それではさようにいたします。
日程第九、一戸、岩泉間國營バス運輸開始の請、山本猛夫君紹介、文書表第九五五號。第一〇、荒谷前驛を一般驛に變変の請願、山本猛夫君紹介、文書表第九五六號。第一一、柏木平、遠野間改軌工事促進の請願、山本猛夫君紹介、文書表第九五七號を一括議題といたします。山本猛夫君代理庄司一郎君。
この発言だけを見る →日程第九、一戸、岩泉間國營バス運輸開始の請、山本猛夫君紹介、文書表第九五五號。第一〇、荒谷前驛を一般驛に變変の請願、山本猛夫君紹介、文書表第九五六號。第一一、柏木平、遠野間改軌工事促進の請願、山本猛夫君紹介、文書表第九五七號を一括議題といたします。山本猛夫君代理庄司一郎君。
庄
庄司一郎#3
○庄司一郎君 ただいま議題と相なりました一戸、岩泉間國營バス運輸開始の請願、岩手縣二戸郡一戸町より同縣下閉伊郡岩泉町に至る路線は、關係町村民の文化の向上、あるいは經濟的發展、特に同地方の林・鑛産物その他多大の資源開發に關係がある。しかるにその交通機關はまことに遺憾の點が多い。ついては該区間に國營バスの運輸を開始するとともに、一戸町にその運營に要する各種の施設をされたいというのであります。
なお次の荒谷前驛を一般驛に變更の請願、本請願は岩手縣上閉伊郡鱒澤村長ほか一名の請願でございまして、本請願の要旨は、岩手縣上閉伊郡鱒澤村字荒谷前驛は、釜石西線の單なる一停車場として、普通の乘降客の取扱いをしていたが、最近の切符制限により、定期券所持者のみに制限され、村民の不便はまことに大である。しかも一日の乘降客平均二百六十名を算え、附近には石炭石の無盡藏の實庫があり、かつ貨物集荷箇所としても適地である。ついては本驛を一般驛に昇格されたいというのであります。
第三は柏木平。遠野間改軌工事促進の請願でございます。本請願は岩手縣上閉伊郡遠野町長ほか十名より提案された請願でございます。本請願の要旨は、岩手縣釜石西線は昭和十一年政府に買收され、花巻驛より柏木平驛までは東北本線と同様の軌幅となつたが、柏木平驛以東は今なお狹小軌道のため、すべてが同驛で乘積換されるので、時間の浪費と物質の搬出上多大の支障を來している。しかも上閉伊郡遠野郷村は京濱地方の木材、薪炭の給源地であるが、そのため貴重な資材は風雨にさらされている。ついては柏木平より遠野に至る路線の改軌工事を促進されたいというのであります。
この発言だけを見る →なお次の荒谷前驛を一般驛に變更の請願、本請願は岩手縣上閉伊郡鱒澤村長ほか一名の請願でございまして、本請願の要旨は、岩手縣上閉伊郡鱒澤村字荒谷前驛は、釜石西線の單なる一停車場として、普通の乘降客の取扱いをしていたが、最近の切符制限により、定期券所持者のみに制限され、村民の不便はまことに大である。しかも一日の乘降客平均二百六十名を算え、附近には石炭石の無盡藏の實庫があり、かつ貨物集荷箇所としても適地である。ついては本驛を一般驛に昇格されたいというのであります。
第三は柏木平。遠野間改軌工事促進の請願でございます。本請願は岩手縣上閉伊郡遠野町長ほか十名より提案された請願でございます。本請願の要旨は、岩手縣釜石西線は昭和十一年政府に買收され、花巻驛より柏木平驛までは東北本線と同様の軌幅となつたが、柏木平驛以東は今なお狹小軌道のため、すべてが同驛で乘積換されるので、時間の浪費と物質の搬出上多大の支障を來している。しかも上閉伊郡遠野郷村は京濱地方の木材、薪炭の給源地であるが、そのため貴重な資材は風雨にさらされている。ついては柏木平より遠野に至る路線の改軌工事を促進されたいというのであります。
正
川
川村二郎#5
○川村説明員 一戸、岩泉間の國營バスの運營につきまして申し上げます。本路線中一戸、小鳥谷間を除きましては、全線鐵道敷設豫定線に該當いたしております。目下小本線延長の鐵道建設工事も進捗中であります。これの先行いたしまして、國營自動車の運行につきましては、ただいま準備を進めておりのでありまして、右の小本線の宇津野驛の開業と竝行いたしまして、現在貨物路線であるところの小鳥谷線にバスを運行いたしまして、小本までの延長とともに、葛巻、落合間を大體におきまして來る十日から運行實施いたしたいと存じまして、準備を進めております。なお現在の小鳥谷線につきましては、貨物の運營をいたしておりますが、旅客の取扱いも計畫中でございまして、最も近い機會において善處いたしたい。さように考えております。
この発言だけを見る →岡
岡田信次#6
○岡田(信)政府委員 柏木平、遠野間の改軌工事促進の請願にお答えいたします。この鐵道は花巻と釜石を結ぶ線の一部であります。先ほどお話のありましたように、元輕便鐵道を買收した線でありまして、花巻から柏木平までは、先般改軌工事が完了いたしたのでありますが、目下柏木平、大橋間の改軌工事を施行中であります。これもほぼできましたので、できるだけ速やかに資材その他を都合つけて、遠野までは一日も早く開通いたしたいと考えております。
この発言だけを見る →石
石井昭正#7
○石井説明員 荒谷前驛を一般驛に變更の件につきまして御説明申し上げます。この驛はただいまお話のございました柏木平、遠野間の中にあるのでございます。從いまして目下その間は区間の改軌工事をやつておるのでありまして、その工事が完成いたしますれば、當然その区間に移轉することになりますから、從つて一般驛に變更いたしますには、驛舎の新設、貨物線の敷設等相當の工事費、資材を要しますので、いかがかと思うのでありまして、なるべくは柏木平、遠野間の工事の完成の後に考えたいと思つており、所官の鐵道局において實情調査をいたす豫定になつております。また定期券所持者のみに制限されておるとのことでありますが、これは最近乘車券は自由に發賣することになつておりますから、その御不便は目下のところないと考えております。
この発言だけを見る →正
正
松
松澤兼人#10
○松澤兼人君 紹介議員の佐々木盛雄君が出席しておられませんので、私神戸市に在住しております者といたしまして代つて御説明申し上げたいのであります。神戸市長田区は戰前におきましても神戸市の中で最も大なる面積を有しており、また人口ももつていた生産地帶であつたのでありますが、神戸市全體が戰災によつて非常な打撃を受けた今日、特に長田区は人口十五萬二千人、神戸市全體の人口の四分の一強をその区に包容しているわれであります。もちろんかくのごとくなりました事情は、いろいろ地理的、あるいは文化的な條件によつているものと考えられるのでありますが、この面積において十平方キロメートル、人口において十五萬人を擁しております非常に大きな長田区内におきましては、官公署三、中等學校以上の學校が十七、金融機關が五、娯樂場八十七、會社、工場約六百という状態でありまして、さらにこれに出入りいたします勤勞者あるいは一般市民、または神戸市外の各方面の人々も、この長田区に、あるいは生産のために、あるいはまた娯樂その他のために集まつてくるのであります。御承知のように神戸はゴム工業におきましては全國的にも非常に有數な地位を占めているのでありますが、この長田区におけるゴム工業というものは特にすばらしい發展をしているものでありまして、將來ゴム工業というものが、講和條約締結後におきまして、ますます發達していくべきものと考えられるのでありまして、この長田区にゴム工業が中心的に存在しているということは、この長田区の生産的な意味における重要性を物語るものであるというふうに考えております。なお先ほど申しました教育施設十七校のうち、神戸工業專門學校は將來大學に昇格する計畫をもつておりまして、この厖大な地域の中に、將來の教育施設がさらに完備せられるであろうということを想像することができるのであります。しかるに實際現在の交通の状態というものははなはだ不便でありまして、省線の驛はちようど鷹取驛と兵庫驛がありまして、その間に長田区がはさまつているという状態であつて、長田区内には省線の驛が一つもないという現状であるのであります。この工場、會社等に通勤する者、あるいは學校に通學する者は非常な不便を感じているのでありまして、この際當局の英斷をもつて鷹取、兵庫間に省線長田驛を設置していただきたいということがこの請願の趣旨でありまして、すでに長田区におきましては、省線長田驛新設促進委員會というものを結成いたしまして、主としてこの運動を續けております。なお神戸市會におきましても、意見書を決定いたしまして、これをそれぞれ當局の方に發送しているという状態で、地元におきましては非常に熱心に省線長田驛設置の運動をしているのであります。願わくば當委員會におきましても、御同情をもつてこの請願を御採擇くださいますならば、非常に幸と存ずる次第であります。以上説明を申し上げます。
この発言だけを見る →石
石井昭正#11
○石井説明員 本件につきましてはさきに當局にも請願書の提出がありましたので、一應調査いたしましたところ、ただいまの御説にあります通り、非常に需要が多いにもかかわらず、これに對しまして山陽電車等私鐵があるのに、いずれも運送力が思うようでないので、まことに御同情にたえないのでございます。しかしながら、ここに省線驛を設置いたしますと、御承知のごとく高架線で、かつ路線も複々線でありますので、驛舎、昇降場、地下道等のいろいろの設備を考えますると、工事費はいくら最低を見積りましても一千萬圓以上を要すると思われ、かつ所要資材も鐵、セメント等統制資材を多量に使用しなければならぬ次第でございまして、現在の財政状態、あるいは資材の需要面を見ましても、現在のところでは實現の見透しが困難ではないか。遺憾ながらかように考えられる次第であります。
この発言だけを見る →正
正
庄
庄司一郎#14
○庄司一郎君 ただいま議題となりましたのは、舊宮城電氣鐵道株式會社が經營しておりまして、現在運輸省の省線となつておる仙臺市から石巻までの現在仙石線と呼稱されている鐵道全部を、もと通り今囘新しく創立中の宮城電氣鐵道株式會社創立事務所に拂下げ願いたいという結論の請願でございまして、もとの同會社の取締役社長中村梅三君ほかもとの重役及びこの路線關係の町村長等が連名で請願している拂下げの請願でございます。
簡單にその理由を申し上げると、宮城電氣鐵道株式會社は大正十一年九月に資本金五百萬圓拂込金五十萬圓をもつて設立し、爾來金融界の恐慌等不幸なる幾多の困難に遭遇してまいりましたが、辛うじて拂込金を徴收し、あるいは莫大なる借違金によつて昭和三年十一月仙臺、石巻兩市間の全通を見るに至とつたものであります。しかして同會社は單に營利のみの目的をもつて起業せられたものではございません。仙臺間の關係町及び地方産業開發の要望によつて地方の零細なる資金を集め敷設せられたものであります。創業以來十年間、まさに筆舌に盡しがたい苦難の時代を克服し、ようやく昭和十三年頃より前途に曙光を認め得るに至つたのでありまして、逐次設備の改善、充實等を實行し、もつて沿線の要望にこたえつつあつた折柄、突如として昭和十八年末政府より買收を申し渡され、株主及び經營者は非常なる損害をこうむるにもかかわらず、この買收は實質において國家總動員法を背景とする戰時中の特別措置として、戰時中なるがゆえに、あえて忍びて國家の用に供した次第であります。ゆえに終戰後の今日まで依然として國營となすの必要を認めざるをもつて、當然舊態に復してしかるべきものと信ずるゆえんであります。そしてこの希望を一層痛切に感ぜしむるものは國有に歸した後の結果であります。すなわちすべて官僚式畫一主義をもつて臨み、一時の應急的手段を講ずるのみでございまして、地方の實情に即應する徹底的なる設備の改善、改良を行わざるがために、車體は破損し、軌道は磨滅し、貨物車も客車も混亂に混亂を重ね、今にして何らか根本的の手術を施さざれば、自滅のほかなるべく世論囂々として非難の的になつております。現に國鐵勞組仙管下部原町分會は、仙石線の施設改善について仙臺管理部長に對し、要求書を提出されております。また地方日刊新聞も社説を掲げて、仙石線を攻撃しておるような状態であります。まことに國鐵現在の機構をもつてしては、この一地方線の運營に重大なる缺陷を暴露しているものと思います。さらに該鐵道沿線には仙臺の外港たる鹽釜港あり、石巻あり、ともに將來の發展を期待されており、また松島公園が國立公園に昇格される際でございます。特にこの鐵道沿岸は最も重要なる箇所であり、また鐵道の附帶事業として觀光施設その他、この後において開發に邁進すべきものがたくさんございます。これを要するのに現在の機構では望ましくない状態にありますので、一日も早くもとの民有鐵道にして、初めてよく適切の措置を講じ得るものと信ずるゆえんであります。これは國有鐵道のごとき厖大なる組織をもつてしては、地方特有の實情にそれぞれ臨機應變すべき小地方線、特に當沿線のごとき將來の發展的要素を含める支線の經營は、必ずしも適切に運營することを得ざるをもつて、沿線居住者にして沿線の事情を理解し、密接なる關係を有する事業會社をして、地方的特殊事情に立脚せる經營方針をもつて專念これを行わしめ、かつ地方の産業、あるいは觀光事業と協力し、眞に表裏一體となつて經營していくことが、兩々相まつて最も好結果を生ずるゆえんであると考える次第であります。以上の理由をもつてもとの宮城鐵道株式會社に、政府においては英斷をもつて拂い下げられんことを請願する次第でございます。
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岡
岡田信次#15
○岡田(信)政府委員 この買收鐵道の拂下げの問題につきましては、先日政務次官からお答え申し上げたのでありますが、買收當時はいろいろの事情がございましたけれども、現状におきましては、省幹線の一部として運營いたしておる次第でございますし、また現今の資材状況、その他運營の状況から考えまして、これを拂い下げて、はたして交通機關としての使命を達し得るや否やという點に、多大の研究を要する點もございまして、全般論としましては、拂下げをせぬという状況に相なつておりますので、御了承願いたいと存じます。
この発言だけを見る →正
正
堀
堀江實藏#18
○堀江實藏君 山陰線電化についての請願の説明をいたしたいと思います。現下の緊急を要する輸出産業、の振興と國際親善をめざす觀光事業の發展に資するため、山陰線の急速なる實現方を請願いたします。わが鳥取縣は明媚なる風光と名勝、史蹟、温泉を背景として、種々新しい構想をめぐらしたる理想的なる觀光事業の振興をはかるとともに、豊富なる諸資源の活用による郷土産業の振興と觀光との直結をはかり、積極的に觀光事業の實現化するために努力いたしておりますが、この事業の進展に伴う内外觀光客及び産物の輸送に當る山陰線は、地勢上隧道きわめて多く、山陰線と言えば隧道を思い出すくらい多いのでありまして、その状況は京都、豊岡間二十二、豊岡、鳥取三十六、鳥取、上井間二十一、上井、出雲今市間四、出雲今市、石見益田間四十、石見益田、正明市間二十九、正明市、下關間十、合計百六十二箇所、右のごとく京都、下關間五百八十二キロ餘の間に實に百六十有餘の多きに達し、乘客をして著しく不快を感じさせておる所であります。かくのごときはあらゆる産業、なかんずく國策的に緊急を要する輸出、觀光兩事業の進展を阻害しているのでありますが、かかる欠陷を除去するためには、ぜひともこれを電化することによりほか途がないのでありますので、これが電化促進を實現していただくようにお願いする次第であります。右簡單でありますが、説明を申し上げます。
この発言だけを見る →西
西村英一#19
○西村(英)政府委員 終戰以來國有鐵道で電化をやりました線路は、上越線の高崎、水上間及び石打、長岡間百二十五キロの間であります。高崎、水上間は本年の四月一日から、石打、長岡間は本年の十月一日から、電氣運轉の方に切替をいたしまして、目下電氣運轉を開始いたしております。その他の線区といたしましては、奥羽本線の福島、米澤間四十三キロの勾配区間を電化いたしておりまして、現在著工中であります。今後の電化をどういうような規模で取上げていくか、あるいはいかなる路線を選定するかという問題につきましては、ただいまわれわれの方で研究いたしておるのであります。ただいま問題になつておりまする山陰線の電化の問題でありまするが、この山陰線はただいま御紹介のありましたように、非常に隧道も多く、特殊な線区の一つであることは間違いのないところであります。ずいぶん前の議會にも、一應山陰線の電化は協賛を經たこともありますが、いろいろな都合でできなかつたこともあるような歴史をもつておる所でありまして、さような特殊線区というような意味で、またその他の意味におきましても、電化を促進したらいいということは考えておりまするが、ただいまやります電化の目標は、石炭事情のために電化を促進しなければならぬということで、省の方針といたしましても輸送力の大きい所から選んでいきたい。こういうような大體の方針をもつておるのであります。從つてそういう線に沿つて電化をするといたしますれば、山陰線の電化等がすぐ取上げられるという順序にはならないのじやないか。こういうふうに思つておるのであります。もちろん電化に向けるところの資材、豫算面の多寡によつても、いろいろ違うことでありましようけれども、大體電化の必要は認めておりまするが、急速に著手ができないのじやないか。こういうふうに思つております。
この発言だけを見る →正
正
正木清#21
○正木委員長 日程第一四、楯岡、寒河江間、寒河江、荒砥間及び神町、谷地間國營バス運輸開始の請願圖司安正君外一名紹介、文書表番號第九八三號。日程第一五、楯岡、寒河江間、左澤、荒砥間及び神町、谷地間鐵道敷設の請願、圖司安正君外一名紹介、文書表番號第九八四號を一括議題といたします。圖司安正君。
この発言だけを見る →圖
圖司安正#22
○圖司安正君 簡單に請願の要旨を申し上げます。まず楯岡、寒河江間、左澤、荒砥間及び神町、谷地間の國營バスに關する請願について申し上げますが、この請願はこの路線が鐵道敷設法の豫定線に相なつておつたのでありますけれども、戰時中引續いて終戰後も資材關係その他なかなか實現が見られませんので、この鐵道が敷設になるまで國營バスを運行していただきたい。こういう趣旨でございます。この路線には國營バスと同時に、國營トラツクの請願もあつたのでございますが、さいわいにトラツクの方は本年の九月から實施にせられる運びに相なつておるのでございまするけれども、住民の熱望いたしておりますは、トラツクよりもむしろこの路線にバスを運行させていただきたいという點にございまして、現在この路線には山形交通株式會社でバスを走らせておるのでありますが、遺憾ながら獨占企業の關係から時間もルーズであり、客へのサービスもきわめてよろしくないというようなことからいたしまして、住民といたしましては、たしか二十一箇町村だと思うのでありますが、この町村長を初めとして住民全體が、一日も早く國營バスを運行してもらいたいということなのでございます。昨年以來再々請いたしまして、すでに採擇にもなつておることでございますので、何とぞ第一囘國會におきましても採擇あらんことをお願いする次第であります。次に寒楯線及び左荒線の鐵道敷設の促進竝びに神町、谷地間における鐵道の敷設につきまして、簡單に請願の趣旨を申し上げます。この路線は廣田内閣の時代すなわち昭和十一年度にすでに一部の豫算計上をみたのでありましたが、支那事變の勃發と相なりまして、繰延べから中絶になりまして、今日に至つておるのでございます。この路線に鐵道敷設の必要なことは、鐵道會議その他ですでにお認めになつておられることでございますので、あえて詳しくは申し上げませんが、まず第一に非常に旅客の輻湊いたしておるという點、その次に物質がきわめて豐富であるという點でございます。殊に村山平野の中心を走るのでございますから、農産物を初めとして、その附近の特産物でありまするはき物表であるとか、あるいは最上川に沿うて走ることになりますので、木材その他の資源がきわめて豐豊なのでございます。第三番目といたしましては、この路線の工費はきわめてわずかで濟むのではないか。こう思われるのであります。と言いますのは一部の山岳地帶はありますけれども、大半が平野部に路線を敷設することに相なりますので、工費の點におきましてはきわめて少くて濟むのじやないかと思われるのでございます。以上簡單にその理由を申し上げました。
この発言だけを見る →川
川村二郎#23
○川村説明員 楯岡、寒河江間、寒河江、荒砥間、神町、谷地間の國營バス開始の請願について御説明申し上げます。この路線は大部分鐵道の建設豫定線に該當しておりまして、非常に重要な路線と存じますので、鐵道に先行いたします國營自動車の運行につきましては、しばしば考慮研究いたしたのでありますが、豫算の關係上今まで實施ができなかつたような次第でございます。ただいまお話のありました自動車につきましては、今囘の輸入自動車によつてトラツク十五輛、トレラー十八輛をもつて、最近の機會に運輸の實施をいたすことに相なつております。旅客自動車の運營につきましては、現在の豫算、資材その他の關係から早急實施は困難と考えられますが、豫算、資材の許す限度におきまして、成べく早い機會に實現をはかりたいと考えてております。
この発言だけを見る →岡
岡田信次#24
○岡田(信)政府委員 この区間の鐵道でございますが、楯岡、荒砥間の鐵道につきましては、先ほどお話がございましたように六十九議會で協贊を經まして、建設線の豫算に計上されたのでありますが、その後いろいろな事柄で遂に今まで工事に著手できなかつた。從つて今日まででき上がらないというような状態に相なつておるわけでございます。また神町、谷地間につきましては、この区間は鐵道の豫定線にも相なつておりませんで、まだ調査はいたしてございませんが、大體距離も短かく、平坦線でそうむつかしくない状況じやないかと考えられるのであります。しかしながら目下の情勢として、當局といたしましてはこの兩線は早急に工事に著手し得ない。また神町、谷地間につきましては、新たに建設線の豫定に追加するところまで立ち至つておらないという状況に相なつておりますことを御了承願いたいと思います。それでこの区間につきましては、ただいまお話がありましたようにまず自動車によつて全體の御不便を何とかしのいでいただきたい。かように考えております。
この発言だけを見る →正
正
菊
菊池重作#27
○菊池重作君 本請願は常總鐵道を常盤線に乘入の請願であります。常盤線が非常に混雜して輸送に困難を感じているので、これが電化の請願はすでに一昨日採擇になりまして、第一期事業といたしまして、取手までの電化が來年度に實施されるということを當局から言明を得ておるのでありますが、來年度に豫算を計上されましてこれにかかりましても、これが實施され、實際に電化が行なわれるのは二十四年度以降になると考えられるのであります。そこで當分の處置といたしまして、この常磐線の混亂を緩和し、現在ある資材、人員によつて最大限度に輸送力を發揮することが、現時の日本の鐵道として最も望ましいところであると考えるのであります。この常總鐵道は取手で乘換えることによつて取手の驛が非常に混亂をするしかもこの常總線の乘客には、特に最近は戰災時によつて疎開した者が多いのでありまして、それらの通勤者の便をはかるために通勤時間には運輸省の方の客車を四輛だけ貸してもらつて、それで朝夕の出勤時間、退廳時間に列車を一本常總線から本線に乘り入れるようにひとつやつてもらいたいというのが本請願の目的であります。わずか四輛の客車でもつてこの混亂を緩和することができるのでありますから、今日の状態からいつて、最も時宜に適した方法であると考えられるのでありまして、これに對しまして本委員會で絶大の御援助を得たいと考えるわけであります。これに對する當局の御見解を伺いたいと思います。
この発言だけを見る →石
石井昭正#28
○石井説明員 ただいまお話がありましたように、常總鐵道方面から東京通勤の旅客は一日に一千人程度でございまして、常磐線の通勤が非常に輻湊を來しております關係上、その通勤にいろいろ困難の點があることは十分に承知いたしておるのであります。御請願のように常總鐵道の列車を省線の松戸まで乘り入れますについては、きわめて適切なことのようではございますが、御承知のように常磐線は本線でございまして、重要な直通列車がたくさん運轉されております關係上、車輛の規格、また運轉の技能、あるいは車輛の檢査等、技術的に點でいろいろ差がございますので、社線の列車を本線に乘り入れさすということにつきましては、まだ研究すべき幾多の問題があるのであります。しかしながら何とかしてこの沿線の方々の通勤の御苦勞を緩和するという方法を研究いたすことにつきましては、省といたしましても十分にいろいろ考えておるのでございます。この點については目下具體案を檢討中であります。
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