消費者問題に関する特別委員会

2022-03-15 参議院 全131発言

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会議録情報#0
令和四年三月十五日(火曜日)
   午後一時開会
    ─────────────
   委員の異動
 三月十四日
    辞任         補欠選任   
     高橋はるみ君     清水 真人君
    三原じゅん子君     藤木 眞也君
     河野 義博君     平木 大作君
 三月十五日
    辞任         補欠選任   
     藤末 健三君     舞立 昇治君
    ─────────────
  出席者は左のとおり。
    委員長         舟山 康江君
    理 事
                阿達 雅志君
                上野 通子君
                川田 龍平君
                安江 伸夫君
    委 員
                大野 泰正君
                清水 真人君
                高橋 克法君
                藤井 基之君
                藤木 眞也君
                藤末 健三君
                舞立 昇治君
                山田 太郎君
                長浜 博行君
                福島みずほ君
                宮沢 由佳君
                熊野 正士君
                平木 大作君
                田村 まみ君
                音喜多 駿君
                大門実紀史君
   国務大臣
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(消費者
       及び食品安全)
       )        若宮 健嗣君
   副大臣
       内閣府副大臣   赤池 誠章君
   大臣政務官
       内閣府大臣政務
       官        宮路 拓馬君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        宮崎 一徳君
   政府参考人
       内閣府大臣官房
       審議官      難波 健太君
       消費者庁次長   高田  潔君
       消費者庁審議官  長谷川秀司君
       消費者庁審議官  片桐 一幸君
       消費者庁審議官  片岡  進君
       消防庁国民保護
       ・防災部長    荻澤  滋君
       文部科学省大臣
       官房文教施設企
       画・防災部技術
       参事官      笠原  隆君
       厚生労働省大臣
       官房高齢・障害
       者雇用開発審議
       官        奈尾 基弘君
       厚生労働省大臣
       官房審議官    大坪 寛子君
       厚生労働省大臣
       官房審議官    山本  史君
       厚生労働省大臣
       官房審議官    本多 則惠君
       厚生労働省大臣
       官房審議官    榎本健太郎君
       厚生労働省社会
       ・援護局障害保
       健福祉部長    田原 克志君
       経済産業省大臣
       官房審議官    田中 哲也君
       経済産業省大臣
       官房審議官    苗村 公嗣君
       資源エネルギー
       庁省エネルギー
       ・新エネルギー
       部長       茂木  正君
       資源エネルギー
       庁資源・燃料部
       長        定光 裕樹君
       国土交通省大臣
       官房技術審議官  渡邉 浩司君
       環境省大臣官房
       審議官      白石 隆夫君
    ─────────────
  本日の会議に付した案件
○政府参考人の出席要求に関する件
○令和四年度一般会計予算(内閣提出、衆議院送
 付)、令和四年度特別会計予算(内閣提出、衆
 議院送付)、令和四年度政府関係機関予算(内
 閣提出、衆議院送付)について
 (内閣府所管(内閣本府(消費者委員会関係経
 費)、消費者庁))
    ─────────────
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舟山康江#1
○委員長(舟山康江君) ただいまから消費者問題に関する特別委員会を開会いたします。
 委員の異動について御報告いたします。
 昨日、河野義博さん、高橋はるみさん及び三原じゅん子さんが委員を辞任され、その補欠として平木大作さん、清水真人さん、藤木眞也さんが選任されました。
    ─────────────
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舟山康江#2
○委員長(舟山康江君) 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
 委嘱審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣府大臣官房審議官難波健太さん外十八名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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舟山康江#3
○委員長(舟山康江君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
    ─────────────
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舟山康江#4
○委員長(舟山康江君) 去る十日、予算委員会から、三月十五日の一日間、令和四年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、内閣府所管のうち内閣本府消費者委員会関係経費及び消費者庁について審査の委嘱がありました。
 この際、本件を議題といたします。
 審査を委嘱されました予算について若宮内閣府特命担当大臣から説明を聴取いたします。若宮内閣府特命担当大臣。
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若宮健嗣#5
○国務大臣(若宮健嗣君) 令和四年度の消費者庁予算及び消費者委員会予算の概要について御説明します。
 消費者庁については、コロナ禍における新たな日常、デジタル化の進展、成年年齢の引下げなど、消費を取り巻く環境が変化する中で、消費者の安全、安心の確保等に必要な経費として、一般会計に百八億千七百万円を計上しています。
 その内容としては、まず、消費者行政の現場である地方公共団体において、消費生活相談員の育成、研修等を通じ、相談員が十分に力を発揮できる環境の整備、地域における見守りネットワークの構築等のための経費を計上しております。
 また、取引のデジタル化に対応した安全、安心な消費環境の構築に向けて、取引デジタルプラットフォームにおける消費者の利益保護等に関する経費を計上しております。
 さらに、若年者における被害防止のための消費者教育の充実、持続可能な社会の実現に向けた、食品ロス削減等の取組充実、消費者志向経営を進める事業者を後押しする取組の強化、徳島県の消費者庁新未来創造戦略本部における取組の充実などに関する経費を計上しております。
 消費者委員会については、その運営に必要な経費として一億二千五百万円を計上しています。
 以上で、令和四年度の消費者庁予算及び消費者委員会予算の概要の説明を終わります。
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舟山康江#6
○委員長(舟山康江君) 以上で予算の説明の聴取は終わりました。
 これより質疑に入ります。
 質疑のある方は順次御発言願います。
 済みません、ちょっとお待ちください。
 お待たせいたしました。質疑のある方は順次御発言願います。
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藤末健三#7
○藤末健三君 自由民主党・国民の声の藤末健三でございます。
 まず初めに、大臣に消費者の、この消費者としての保護について伺いたいと思います。
 平成二十九年度に障がい者の消費行動と消費者トラブルに関する調査報告書が公表されまして、それを踏まえた事例なども広く行き渡っていると思います。この事例の公表後、消費者の消費者トラブルは減少しているのか、また、消費者の消費者トラブルの対応について、具体的な消費者庁の取組があれば御教示いただきたいと思います。お願いいたします。
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若宮健嗣#8
○国務大臣(若宮健嗣君) 平成二十九年度以降、障害者の消費生活相談は毎年二万件程度で横ばいとなってございます。障害者の消費者トラブルは、被害に遭っていることに気付きにくく、被害が表面化しづらいという特徴もあるかと思います。
 消費者庁といたしましては、一人では相談することが難しい障害者等の配慮を要する消費者を地域で見守る活動が重要であると考えておりまして、地方消費者行政強化交付金等を通じまして、消費者安全確保地域協議会、いわゆる見守りネットワークでございますけれども、この設置を推進しているところでもございます。
 また、障害者団体と連携を強化する観点からは、関係団体との連絡協議会を開催をさせていただきまして、障害者等の消費者トラブル、あるいは悪質商法の新たな手口に関します情報を共有するなど、障害者を見守る方々に対する情報提供体制も構築しているところでもございます。
 さらに、この四月から成年年齢の引下げを見据えまして、特別支援学校の教員や有識者によります検討を基に、特別支援学校の知的障害のある生徒を主な対象といたします消費者教育用教材、これを作成いたしまして、昨年の六月にも公表させていただいたところでもございます。
 この障害者の消費者トラブルの未然の防止あるいは早期発見に向けて引き続きしっかりと取り組んでまいりたいと、このように考えているところでございます。
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藤末健三#9
○藤末健三君 大臣、是非よろしくお願いいたしたいと思います。
 私は、今日、このヘルプマークというのを持ってきておりまして、これは何かと申しますと、これは東京都議の山加朱美議員が提案し、東京都がまず一番初めに作ったものでございまして、ヘルプマークといいます。
 これは何かと申しますと、外見上障害を持っているかどうか分からないような方々が、これを持っていることによって、助けてください、ヘルプしてくださいということを示すようなマークでございまして、これは二〇一七年に標準化されまして、JISで標準化されまして、昨年には四十七都道府県全てで採用されるという状況になっています。かつ、各都道府県で無料で配られていると。
 ただ、何があるかと申しますと、実はこのヘルプマークがネット上で不正転売をされているという状況がございます。実際に消費者庁にちょっと御質問しようと思ったんですが、対策という意味では厚生労働省ということでございますので、是非この不正転売を防ぐ意味でも、例えば交通の便が悪い方々はこのヘルプマークを入手しやすいように、ネット上でこのヘルプマークを、まあ送料だけを要求し、無料できちんと身元を確認した上で配るようなことができないかと思うんですが、いかがでしょうか。お願いいたします。
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田原克志#10
○政府参考人(田原克志君) 今御指摘のヘルプマークでございますけれども、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、又は妊娠初期の方など、外見からは容易に分からない方々が援助や配慮を必要としていることを周囲に知らせることができるよう、東京都が作成し、普及を図っているものでございます。現在、他の自治体でも使用されていると承知しておりまして、障害のある方への理解や配慮を促す上で大変意義があるというふうに考えております。
 今、無料配布をできないかというふうなお話がございましたけれども、これ、このヘルプマークにつきましては、厚生労働省のホームページにヘルプマークにつきまして掲載をして広く周知をするほか、地域生活支援事業といいまして、この予算事業の中で各自治体が行うヘルプマークの普及促進のための取組に対する財政的な支援を行っているところでございます。
 こうした取組によりまして、ヘルプマークにつきましては各自治体において作成、配布ができるというふうに考えておりまして、配布の方法につきましても、各自治体の実情に応じて行っているものというふうに考えております。
 厚生労働省といたしましては、地域生活支援事業等におきましてヘルプマークの作成等に必要な費用についても補助対象にすることが可能というふうに考えておりますので、地域の実情に応じて各自治体において取り組んでいただきたいと考えております。
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藤末健三#11
○藤末健三君 是非、ネットで今不正転売みたいな形になっていますので、ネットで普及させることもやっていただきたいと思います。
 また、全般的な普及につきまして内閣府の御意見を伺いたいと思います。お願いいたします。
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難波健太#12
○政府参考人(難波健太君) お答えいたします。
 ヘルプマークにつきましては、義足、人工関節を使用している方ですとか、内部障害、難病の方あるいは妊娠初期の方など、周囲からの援助や配慮が必要である方がそのことを周囲に知らせることができるようにということで、東京都が最初に作成されたということで、私どもとしても、障害者などへの理解や配慮を促進する上で大変意義があるものと考えております。
 内閣府の取組でございますが、内閣府のホームページへの掲載を行いまして広く国民への広報、周知を図ってございます。また、毎年の障害者白書におきましても障害者に関するマークの一例ということで掲載するなど、取組を行ってきたところでございます。
 引き続き、こういった周囲に援助や配慮を求める多くの方々への理解や配慮が一層進むように、各省庁とも連携協力して普及啓発を図ってまいりたいと存じます。
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藤末健三#13
○藤末健三君 是非認知度を上げていただきたいと思います。やはり、このマークをしていても、これをヘルプが必要な方だということが認知されなければ全く意味がないことになりますので、是非とも各省庁連携して、消費者庁も連携していただきまして、対応していただきたいと思います。
 また、このマークなんですけれど、是非とも国際的な展開ができないかなと思っておりまして、実は、私の部屋に置いていたら、外国人の方が来て、これかわいいから持って帰りたいと言って、持って帰って子供が大喜びという状況もございまして、やはりデザイン的にも外国人も受け入れやすいんだなと思います。
 例えば、点字ブロックがございますけど、あれは実は日本発で世界に普及した福祉対策のバリアフリーの一つのツールでございまして、是非このヘルプマークも国際的に、このマークを付けていればどこの国に行ってもきちんとヘルプが必要だと、助けが必要だということが認識できるようになればとは思うんですが、その点につきまして厚労省と、あともう一つは経済産業省、今JISで認めていただいていますけれど、国際標準、ISOに登録してはどうかと思うんですが、その二点について御回答いただきたいと思います。
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田原克志#14
○政府参考人(田原克志君) 日本における障害のある方への理解、普及促進の取組、このヘルプマークでございますけれども、海外でも認知をされ、同様の取組が広がっていくことは大変すばらしいことだというふうに思っております。
 厚生労働省といたしましても、ホームページでの掲載、それから会議の場における紹介、各自治体が行う取組に対する財政的な支援、先ほど申し上げました財政的な支援など、引き続きヘルプマークの普及啓発に向けて取り組んでまいりたいと考えております。
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田中哲也#15
○政府参考人(田中哲也君) お答え申し上げます。
 ヘルプマークにつきましては、東京都が二〇一三年に商標権を取得いたしまして、東京都にもJISの作成に関する議論に参加していただいた上で、二〇一七年にJIS規定に盛り込まれたものでございます。
 委員から御質問ありました国際標準でございますが、国際標準であるISO規格につきましては、国際展開にとって有効な手段であると認識しております。関係者、関係省庁のニーズがある場合には、経産省としてもその取組を後押ししていきたいと考えてございます。
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藤末健三#16
○藤末健三君 いや、是非、日本発のこの福祉のマーク、発信していただきたいと思います。
 また、今回、この消費者問題、障害者の方々の消費者問題をいろいろちょっと議論させていただく中で感じましたのは、窓口がいっぱいあるんですよね。例えば厚生労働省だと、障害者の方々といいますと、例えば福祉の関係からの観点とか、あとは働く方々の観点とか、幾つかの観点があって、それぞれ部署が分かれておられて、違う部署にいろいろ話をさせていただかなきゃいけないという経験をさせていただきました。
 是非、少なくとも旧厚生省と旧労働省、ですから障害者の方々を社会福祉として見ている部署、また雇用者として、働く方々として見ている部署、全く違う部署になっていますので、そういうものを何か連携していただくことが必要じゃないかと思うんですが、その点、いかがですか。
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奈尾基弘#17
○政府参考人(奈尾基弘君) お答え申し上げます。
 議員御指摘のとおり、障害者の方の就労につきましては、雇用施策と福祉施策が連携して両面から支援を進めることが大事だと思ってございます。そのため、厚生労働省といたしましては、障害者雇用と福祉、それぞれの有識者の参集の下で、雇用を担当する部局と福祉を担当する部局、合同で障害者雇用・福祉施策の連携強化に関する検討会といったものを開催する等、雇用と福祉の関係部局一体となって施策の検討を行ってまいっております。
 昨年六月にはこの検討会の報告書が取りまとめられまして、障害のある方の就労能力や一般就労の可能性を十分に把握し適切なサービス等につなげるための評価の仕組みの構築、機能強化、また、福祉と雇用の切れ目のない支援を可能とするため、障害者本人と企業双方に対して必要な支援ができる専門人材の育成確保や地域の就労支援機関の連携強化等につきまして一定の方向性が示されたところでございます。
 これを踏まえまして、引き続き雇用施策と福祉施策の連携について具体的な議論を進めているところでございまして、今後とも一体となって障害のある方の就労促進支援を行ってまいりたいと思います。
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藤末健三#18
○藤末健三君 是非、障害者の方々のそういう政策の窓口を一つに、一元化というのは将来的にはやっていただきたいと思います。私、将来的には障害者部みたいなものをつくっていただき、一元化していただきたいと思いますし、また同時に、その障害者の方だけではなく、やっぱりニートの方々とか、あと引きこもりの方々、あと一人親で、一人親のすごく苦労されている方々、また高齢者で、方で働けない方々、働きたくても働けない方々とか多くの方々がおられますので、そういうものをきちんと見るような組織をつくるべきじゃないかと、今回この消費者行政を見ながら、ほかの観点からでも思わさせていただきました。
 あと、また一つございますのは、消費者手帳と消費者年金の一元的な管理というのが必要ではないかと思っておりまして、やはり消費者手帳の交付基準と障害年金の審査基準が別々になっていると。これは法律が違うんでしようがないのかなとは思うんですけれど、やはり、今非常に混乱が、何というか、実際に障害をお持ちの方々からすると混乱しているんじゃないかと。また、当然窓口も違うという状況でございますので、その点についてどのように考えているか教えていただけますでしょうか。
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田原克志#19
○政府参考人(田原克志君) お答えいたします。
 障害年金は、障害による稼得能力の喪失に対して所得保障を行うことを目的としておりまして、日常生活能力や労働能力の著しい制限といった観点に着目して障害等級を定め、それに応じた所得保障を行っているものでございます。
 一方で、例えば身体障害者手帳につきましては、日常生活に著しい制限を受ける程度の障害が永続する方に対し手帳を交付して、自立と社会参加に向けた支援を行うことを目的としております。
 このように、障害年金それから障害者手帳につきましては、趣旨、目的が異なりますので、審査基準が異なっております。こうしたことにつきまして、その手帳の窓口であります市町村やあるいは年金事務所の窓口では、この障害者手帳と年金の判断基準が異なる旨お知らせをしておりまして、引き続きそれぞれの制度の周知に努めてまいりたいと考えております。
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藤末健三#20
○藤末健三君 今回この消費者という問題からは、この障害者の方々を消費者として見た場合に何があるかということでいろいろ調査させていただいたんですけれど、何があるかというと、役所が、政府が提供しているこの公的なサービスの消費者である方々の保護って、消費者庁は、何か、できませんという感じなんですよね。
 私自身はやはり、大臣、この公的なサービス、特に厚生労働省なんか大きいじゃないですか。それが本当に消費者本位なのかというのが本当に今回深く考えておりまして、是非何か、国会でもそうですけど、政府でも議論ができればというふうに考えております。これは本当に、何となく、今日、障害者の方々が消費者としての立場かどうかということを議論させていただこうと思って言ったんですけど、ことごとく厚労省に行っちゃうというパターンでしたので、本当に公的サービスを消費者から見た場合というのも議論できるような体制が必要じゃないかと思っています。
 ちょっと時間がなくなりましたので、LPガスのちょっと消費者の、消費の問題をお話しさせていただこうと思ったんですが、LPガスの災害対策という話をさせていただきたいと思います。
 災害発生時に避難所となります国公立の中学校の体育館とかまた公設の施設においては、空調設備推進に当たりまして、エネルギーのリスク分散、供給エネルギーの使い分けが可能となりますようにLPガスをエネルギーとする空調施設にすべきではないかと考えております。いろんな助成制度がありますけれど、実際に自治体によっては積極的に導入しているところもありますけれど、やっぱり全国的には低いレベルという状況です。恐らく一〇%行っていないと思います。災害があったときに、やはり空調がなければならない。ただ、そういうときには電気は来なくなるだろうし、いろんなエネルギー源が来なくなる。ただ、プロパンガスは貯蔵してそのまま空調に使うことができる設備でありますので、是非これを普及することが必要じゃないかと思います。
 また、人口が多い都市ガス供給エリア内におきましても、最低二割程度はLPガスをエネルギーとする空調設備を入れるべきではないかと考えますが、その点いかがでしょうか。お願いいたします。
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定光裕樹#21
○政府参考人(定光裕樹君) お答え申し上げます。
 LPガスは災害時に使用するエネルギーとして適しているというふうに考えてございます。
 経済産業省では、自治体が設けます公的避難所やライフラインの維持が求められる病院などにおけるLPガスを備蓄する設備や空調設備などの導入に対する補助を平成二十四年度から令和二年度まで計一千百十二件実施しておりまして、令和三年度補正予算及び令和四年度予算案、合わせて四十・四億円用意しているところでございます。
 公立小中学校の体育館の多くは自治体が指定する公的避難所であり、災害対策の観点から、都市ガスエリアにおいてもその体育館におけるLPガスの空調設備の導入が可能な限り多く進むよう、関係業界とも連携しつつ、各自治体に働きかけをしてまいりたいと考えてございます。
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藤末健三#22
○藤末健三君 是非進めていただきたいと思います。
 また、学校施設への導入という観点から文科省、そして公共施設への避難所という防災の観点から総務省についてお聞きします。お願いします。
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笠原隆#23
○政府参考人(笠原隆君) 学校施設への導入という観点からお答え申し上げます。
 学校施設は児童生徒の学習、生活の場であるとともに、災害時には地域の避難所としての役割も果たすことから、文部科学省といたしましても、体育館への空調設備の設置は重要な課題と認識しております。
 文部科学省では、これまで公立小中学校の体育館への空調設備の設置に対する国庫補助を行うとともに、避難所となる学校施設の防災機能に関する事例集において、LPガスを用いた空調設備の導入事例についても周知するなどの取組を進めてまいりました。国庫補助を行うに当たりましては、ガスを熱源とした空調設備についても各学校設置者において有効な選択肢の一つとなるよう、その設備の特性を踏まえた適正な単価の設定を行っております。
 公立小中学校の体育館への空調設備につきましては、各学校設置者が地域の実情に応じて判断することとなりますけれども、文部科学省といたしましては、学校施設の避難所としての機能向上のため、LPガスを熱源とすることも含め、災害時にも有効な空調設備の設置が進むよう、引き続き支援してまいります。
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荻澤滋#24
○政府参考人(荻澤滋君) お答え申し上げます。
 地方公共団体におきましては、避難所への空調整備の際に、地域の実情に応じてLPガスを熱源として活用している例もございます。このような避難所の生活環境整備の取組につきましては、有利な財源である緊急防災・減災事業債を活用することが可能です。
 引き続き、避難所となる公共施設における空調整備を働きかけるとともに、LPガスを用いた整備事例についても情報提供するなど、取組を支援してまいります。
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藤末健三#25
○藤末健三君 これで終わります。どうも皆様、ありがとうございました。
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宮沢由佳#26
○宮沢由佳君 立憲民主・社民の宮沢由佳です。
 質問に入る前に、若宮大臣にお伺いしたいと思います。
 十月四日に岸田政権が誕生し、岸田内閣が発足して五か月間、ようやく先日、所信を伺って、質疑が行われました。この間、消費者問題も消費者被害も様々ある中で、この五か月間も就任から所信質疑が行われなかった、この件に関して、就任五か月目にしてようやく所信質疑を終えられた若宮大臣の御所見を伺います。
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若宮健嗣#27
○国務大臣(若宮健嗣君) まずは、本委員会の伝統と、それから各委員の皆様方のこれまでの御尽力に敬意を表したいと思っております。
 また、委員会のこの開催のタイミングにつきましては、審議内容、この辺につきましても国会でお決めいただくことになろうかと思いますので、私の方からコメントをするのは差し控えさせていただければというふうに思っております。
 その上で、今お話ございました十月四日に、昨年、消費者及び食品安全担当大臣を拝命して以降、コロナ禍、あるいはデジタル化を、消費者の取り巻く様々なこの環境の変化、これ対応するために、それからまた成年年齢の引下げ、あるいは様々な不当表示や悪質商法に対する取組、あるいは食品ロスの削減に向けた一層の普及啓発など、私自身取り組んできたところでもございます。
 また、先週の十一日に、改めましてこの就任後初めてこの本委員会での質疑に出席をさせていただき、先ほど申し上げました成年年齢の引下げの対策のほか、あるいは風評被害の対策ですとか食品の表示、あるいはデジタル化への対応など、幅広い内容の御指摘を皆様方からもいただいたところだというふうに承知をいたしてございます。まさに消費者行政の奥深さ、そしてまた幅広さというものを改めて実感したところでもございます。
 この本委員会の質疑の中でいただく様々な皆様方からの御指摘もいただきながら、引き続き、この消費者行政の司令塔として、消費者の安全、安心の確保、そしてまた消費者と事業者の協働による豊かな消費社会の実現に向けて全力を尽くしてまいると、そういった覚悟でございます。
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宮沢由佳#28
○宮沢由佳君 その思いをいち早く、国民、また委員会で聞きたかったと思います。大変、この五か月間も長引いたことは残念だということをお伝えします。
 本日は、まずソーラーパネルに関して、消費者被害の実情について伺いたいと思います。
 二〇〇九年にソーラーパネルを設置した方々の固定価格買取り制度は、十年間の買取り期間が経過し、二〇一九年の買取り期間満了となりました。以降、順次満了となるわけですが、資源エネルギー庁では「買取期間満了をむかえるみなさま」と題した消費者被害防止のお知らせを出されています。
 現在、どのような消費者被害、また相談が寄せられているのでしょうか、対応とともにお答えください。
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茂木正#29
○政府参考人(茂木正君) 二〇〇九年の十一月に開始をしましたこの余剰電力買取り制度でございますが、この適用を受けました住宅用の太陽光発電設備、これが、十年の期間を経て、二〇一九年の十一月以降、順次固定価格の買取り制度に基づく買取り期間が満了しています。これを踏まえまして、買取り期間が終了した太陽光発電設備の設置者が可能な限り誤った情報による消費者トラブルに巻き込まれないようにするために、固定価格買取り制度の専用コールセンターというのを設置しまして、問合せに対応してきています。
 これまでこのコールセンターに寄せられた具体的な内容としては、買取り期間の終了後の売電、今まで買っていただいていたんですが、これがどうなるのかということとか、あるいはFIT、いわゆる固定価格の買取り制度が終了したので、その廃止届出ってどうやって出したらいいんだろうかとか、それから、その後の、太陽光は発電しているわけですので、その電力を、じゃ、幾らで買っていただけるんだろうかという問合せとか、こうした問合せが各種寄せられているところであります。これは、FIT、いわゆる固定価格買取り制度の手続ですとか、あるいは全体への意見なども出てきております。
 こうした対応について、丁寧にコールセンターでお伺いをして御説明をしたりしているところですが、このコールセンターの方には勧誘等に関するトラブルも来ています。例えば、その太陽光を何らかで使いたいとか、あるいは工事をしたいとか、こういった様々な別の勧誘のトラブルのような声も寄せられています。こうした場合には消費生活センターを御案内をしておるところであります。
 太陽光発電をめぐるトラブルについては消費者庁と連携をしておりまして、トラブル内容や対処方法をまとめて、何かあればこれ消費生活センターに御相談いただくように注意喚起も行っているところであります。
 これ、引き続き消費者庁とも連携して、適切に対応してまいりたいというふうに考えています。
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