財務金融委員会
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会
会議録情報#0
令和五年三月八日(水曜日)
午前八時三十分開議
出席委員
委員長 塚田 一郎君
理事 井林 辰憲君 理事 越智 隆雄君
理事 中西 健治君 理事 宗清 皇一君
理事 櫻井 周君 理事 末松 義規君
理事 住吉 寛紀君 理事 稲津 久君
青山 周平君 石井 拓君
石原 正敬君 小田原 潔君
大塚 拓君 大野敬太郎君
金子 俊平君 神田 憲次君
神田 潤一君 小泉 龍司君
高村 正大君 塩崎 彰久君
中山 展宏君 葉梨 康弘君
藤原 崇君 宮路 拓馬君
八木 哲也君 若林 健太君
階 猛君 野田 佳彦君
福田 昭夫君 藤岡 隆雄君
道下 大樹君 米山 隆一君
藤巻 健太君 岬 麻紀君
伊藤 渉君 山崎 正恭君
前原 誠司君 田村 貴昭君
吉田 豊史君
…………………………………
財務大臣
国務大臣
(金融担当) 鈴木 俊一君
財務副大臣 井上 貴博君
財務大臣政務官 金子 俊平君
政府参考人
(財務省主計局次長) 中村 英正君
政府参考人
(財務省主税局長) 住澤 整君
政府参考人
(財務省関税局長) 諏訪園健司君
政府参考人
(農林水産省大臣官房審議官) 伏見 啓二君
政府参考人
(農林水産省大臣官房参事官) 坂 勝浩君
政府参考人
(農林水産省農産局農産政策部長) 松本 平君
政府参考人
(経済産業省大臣官房審議官) 杉浦 正俊君
政府参考人
(経済産業省大臣官房審議官) 恒藤 晃君
財務金融委員会専門員 二階堂 豊君
―――――――――――――
委員の異動
三月八日
辞任 補欠選任
津島 淳君 宮路 拓馬君
同日
辞任 補欠選任
宮路 拓馬君 津島 淳君
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
関税定率法等の一部を改正する法律案(内閣提出第一三号)
――――◇―――――
この発言だけを見る →午前八時三十分開議
出席委員
委員長 塚田 一郎君
理事 井林 辰憲君 理事 越智 隆雄君
理事 中西 健治君 理事 宗清 皇一君
理事 櫻井 周君 理事 末松 義規君
理事 住吉 寛紀君 理事 稲津 久君
青山 周平君 石井 拓君
石原 正敬君 小田原 潔君
大塚 拓君 大野敬太郎君
金子 俊平君 神田 憲次君
神田 潤一君 小泉 龍司君
高村 正大君 塩崎 彰久君
中山 展宏君 葉梨 康弘君
藤原 崇君 宮路 拓馬君
八木 哲也君 若林 健太君
階 猛君 野田 佳彦君
福田 昭夫君 藤岡 隆雄君
道下 大樹君 米山 隆一君
藤巻 健太君 岬 麻紀君
伊藤 渉君 山崎 正恭君
前原 誠司君 田村 貴昭君
吉田 豊史君
…………………………………
財務大臣
国務大臣
(金融担当) 鈴木 俊一君
財務副大臣 井上 貴博君
財務大臣政務官 金子 俊平君
政府参考人
(財務省主計局次長) 中村 英正君
政府参考人
(財務省主税局長) 住澤 整君
政府参考人
(財務省関税局長) 諏訪園健司君
政府参考人
(農林水産省大臣官房審議官) 伏見 啓二君
政府参考人
(農林水産省大臣官房参事官) 坂 勝浩君
政府参考人
(農林水産省農産局農産政策部長) 松本 平君
政府参考人
(経済産業省大臣官房審議官) 杉浦 正俊君
政府参考人
(経済産業省大臣官房審議官) 恒藤 晃君
財務金融委員会専門員 二階堂 豊君
―――――――――――――
委員の異動
三月八日
辞任 補欠選任
津島 淳君 宮路 拓馬君
同日
辞任 補欠選任
宮路 拓馬君 津島 淳君
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
関税定率法等の一部を改正する法律案(内閣提出第一三号)
――――◇―――――
塚
塚田一郎#1
○塚田委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、関税定率法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として財務省主計局次長中村英正君、主税局長住澤整君、関税局長諏訪園健司君、農林水産省大臣官房審議官伏見啓二君、大臣官房参事官坂勝浩君、農産局農産政策部長松本平君、経済産業省大臣官房審議官杉浦正俊君、大臣官房審議官恒藤晃君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →内閣提出、関税定率法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として財務省主計局次長中村英正君、主税局長住澤整君、関税局長諏訪園健司君、農林水産省大臣官房審議官伏見啓二君、大臣官房参事官坂勝浩君、農産局農産政策部長松本平君、経済産業省大臣官房審議官杉浦正俊君、大臣官房審議官恒藤晃君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
塚
塚
道
道下大樹#4
○道下委員 立憲民主党・無所属の道下大樹でございます。皆様、おはようございます。八時半ということで、初めてこのような朝早くから質問をさせていただきます。
まず、関税定率法等の一部を改正する法律案なんですけれども、その中の暫定税率等の適用期限の延長に関して幾つか伺いたいと思います。
まず、航空機部分品等免税制度について伺いたいと思います。
この航空機部分品等免税制度というものは、日本国内における国産化が難しいだとか、あとは国内の航空産業等の競争力を高めるという目的で創設されている制度なんですけれども、この航空機部分品等免除制度は、昭和二十六年度に創設されてから、もうこれで約七十年間、そして、宇宙開発用物品の免除制度は昭和四十八年度から約五十年間、この暫定税率が設定され、継続されているわけでございます。非常に長いなというふうに思います。この間に、私は、国産化できないのかなとか、何か課題があるのかなというふうに思っているんです。暫定というものがずっと続いているわけですから。
ということで、航空機部分品等免税制度について、国産困難な理由と国産化に向けた取組の有無などについて、今日お越しいただきました経済産業省より御説明をいただきたいと思います。
この発言だけを見る →まず、関税定率法等の一部を改正する法律案なんですけれども、その中の暫定税率等の適用期限の延長に関して幾つか伺いたいと思います。
まず、航空機部分品等免税制度について伺いたいと思います。
この航空機部分品等免税制度というものは、日本国内における国産化が難しいだとか、あとは国内の航空産業等の競争力を高めるという目的で創設されている制度なんですけれども、この航空機部分品等免除制度は、昭和二十六年度に創設されてから、もうこれで約七十年間、そして、宇宙開発用物品の免除制度は昭和四十八年度から約五十年間、この暫定税率が設定され、継続されているわけでございます。非常に長いなというふうに思います。この間に、私は、国産化できないのかなとか、何か課題があるのかなというふうに思っているんです。暫定というものがずっと続いているわけですから。
ということで、航空機部分品等免税制度について、国産困難な理由と国産化に向けた取組の有無などについて、今日お越しいただきました経済産業省より御説明をいただきたいと思います。
恒
恒藤晃#5
○恒藤政府参考人 お答えいたします。
お尋ねがございました航空機部分品等免税制度は、航空宇宙産業の国際競争力の強化等を目的といたしまして、日本の航空機メーカー等が国内で調達できない部品等を海外から輸入する際にその関税を免除するものでございます。
例えば、日本の航空機メーカーは海外の大型航空機の主翼などの機体部品を生産をし輸出をしてございますが、それに使用されますボルト等の一部の部品は海外製のものを用いてございます。これは、その航空機を開発した際に、海外製のボルトを使う形で航空機の安全認証を取得をしたため、今から国産品に変更するということが困難というような事情があるためというふうに承知をしてございます。
また、ロケット等の宇宙機の部分品につきましては、ボルトや金属合金の板などが本制度を利用して輸入されてございますが、これは信頼性の高い部品を製造できる事業者や、安価にこうした部品を製造できる事業者が国内にいないといった事情などによるものでございます。
経済産業省といたしましては、世界の次世代航空機への採用を目指しまして、CO2、二酸化炭素の排出量の少ない水素エンジンや、あるいは複合材についての研究開発を今進めてございます。こうした取組によりまして、将来の国内生産の更なる拡大を実現していきたいというふうに考えてございます。
また、宇宙産業におきましては、重要な部品については国産化をしつつ、海外の安価な部品も活用し、競争力のある人工衛星あるいはロケットを開発をしていくということが重要と考えてございまして、引き続き、関係省庁とよく連携をし、鍵となる重要な部品やコンポーネントの国内での開発を進めてまいりたいというふうに考えてございます。
この発言だけを見る →お尋ねがございました航空機部分品等免税制度は、航空宇宙産業の国際競争力の強化等を目的といたしまして、日本の航空機メーカー等が国内で調達できない部品等を海外から輸入する際にその関税を免除するものでございます。
例えば、日本の航空機メーカーは海外の大型航空機の主翼などの機体部品を生産をし輸出をしてございますが、それに使用されますボルト等の一部の部品は海外製のものを用いてございます。これは、その航空機を開発した際に、海外製のボルトを使う形で航空機の安全認証を取得をしたため、今から国産品に変更するということが困難というような事情があるためというふうに承知をしてございます。
また、ロケット等の宇宙機の部分品につきましては、ボルトや金属合金の板などが本制度を利用して輸入されてございますが、これは信頼性の高い部品を製造できる事業者や、安価にこうした部品を製造できる事業者が国内にいないといった事情などによるものでございます。
経済産業省といたしましては、世界の次世代航空機への採用を目指しまして、CO2、二酸化炭素の排出量の少ない水素エンジンや、あるいは複合材についての研究開発を今進めてございます。こうした取組によりまして、将来の国内生産の更なる拡大を実現していきたいというふうに考えてございます。
また、宇宙産業におきましては、重要な部品については国産化をしつつ、海外の安価な部品も活用し、競争力のある人工衛星あるいはロケットを開発をしていくということが重要と考えてございまして、引き続き、関係省庁とよく連携をし、鍵となる重要な部品やコンポーネントの国内での開発を進めてまいりたいというふうに考えてございます。
道
道下大樹#6
○道下委員 宇宙開発用物品に関しては、ちょうど昨日、我々の期待を込めて発射されたH3ロケットが残念ながら不具合によって指令破壊ということで、残念ながら失敗したということでございますが、当初の予定では、これから商業化を本当に目指して、二〇二九年度でしたっけね、それまで二十四回発射するというような計画があるということで、こういったことの、日本においてロケット技術開発、そして商業化、これを安定的にさせるためには、できる限り国内で宇宙ロケット等の部品の開発、製造というものを本当に進めなきゃいけないというふうに思っておりますので、こうしたところを是非、経済産業省のみならず、文科省など政府全体で取り組んでいただきたいというふうに思います。
それから、航空機部分品ですけれども、最近では国内のメーカーが国産機を製造しようとして、これは残念ながら頓挫してしまったということで。ちょうどNHKの朝の連続テレビのでも、東大阪のねじ工場が航空機に使えるねじを開発しようとして頑張っていたんですが、これはなかなか難しかったということで。何か我々としてはもっと、私としてはこうしたところも、非常に壁は高いかもしれませんけれども、国産化も含めてこうしたことを積極的に進めていただきたいというふうに思っております。
次に、個別品目の関税率の見直しについて伺いたいと思います。
その中で、今回一つの例として挙げられたのがセルラーバンブーパネルについてです。皆さん、セルラーバンブーパネルって御存じでしょうか。よくドアなどに使われるんですけれども、竹細工を格子状にして、そしてそれを合板で合わせて、そしてドアやテーブルの天板などに使うというものなんですが、私、何だろうなと思ってこれを調べてみても、ネットでもなかなか出てこないんですね。
それで、これは作られるのが東南アジアや南米などで作られているということなんですが、財務省にセルラーバンブーパネルの輸入額や国内における生産額について伺おうと思ったら、これは農林水産省、林野庁に聞いてくださいと言われて、私、林野庁に伺ったんですけれども、実はこのセルラーバンブーパネルは、二〇一七年から調査したところによると、輸入実績がないんですね。国内では、製造している会社はあるけれども、受注生産だというんですね。
でも、一応関税が決められている。今回、HS委員会によって品目の分類が変更になることによってそれで関税が変わるから、これまでの関税率を維持するために、こうした税細分を新設し、現行の関税率を維持するということで。
実際には影響はないんだけれども、こういったこともしなきゃいけないんだなというふうに、私は、輸入していないものについてもこういった取扱いというか法改正もしなきゃいけないんだなというふうに感じたことと、もう一つは、セルラーバンブーパネルについては輸入はしていないんですけれども、似たようないろいろな建具だとか家具だとか、そうしたものにはある程度関税がかかっているということを認識しているんですけれども、ここで財務省に伺いたいと思うんですが、そうした輸入される家具にかかる関税率について伺うとともに、それに付随して、建物、家などで使われるカーテンやテーブルクロス、カーペット、マットレスの関税率について、主な、主要な関税率について伺いたいと思います。
この発言だけを見る →それから、航空機部分品ですけれども、最近では国内のメーカーが国産機を製造しようとして、これは残念ながら頓挫してしまったということで。ちょうどNHKの朝の連続テレビのでも、東大阪のねじ工場が航空機に使えるねじを開発しようとして頑張っていたんですが、これはなかなか難しかったということで。何か我々としてはもっと、私としてはこうしたところも、非常に壁は高いかもしれませんけれども、国産化も含めてこうしたことを積極的に進めていただきたいというふうに思っております。
次に、個別品目の関税率の見直しについて伺いたいと思います。
その中で、今回一つの例として挙げられたのがセルラーバンブーパネルについてです。皆さん、セルラーバンブーパネルって御存じでしょうか。よくドアなどに使われるんですけれども、竹細工を格子状にして、そしてそれを合板で合わせて、そしてドアやテーブルの天板などに使うというものなんですが、私、何だろうなと思ってこれを調べてみても、ネットでもなかなか出てこないんですね。
それで、これは作られるのが東南アジアや南米などで作られているということなんですが、財務省にセルラーバンブーパネルの輸入額や国内における生産額について伺おうと思ったら、これは農林水産省、林野庁に聞いてくださいと言われて、私、林野庁に伺ったんですけれども、実はこのセルラーバンブーパネルは、二〇一七年から調査したところによると、輸入実績がないんですね。国内では、製造している会社はあるけれども、受注生産だというんですね。
でも、一応関税が決められている。今回、HS委員会によって品目の分類が変更になることによってそれで関税が変わるから、これまでの関税率を維持するために、こうした税細分を新設し、現行の関税率を維持するということで。
実際には影響はないんだけれども、こういったこともしなきゃいけないんだなというふうに、私は、輸入していないものについてもこういった取扱いというか法改正もしなきゃいけないんだなというふうに感じたことと、もう一つは、セルラーバンブーパネルについては輸入はしていないんですけれども、似たようないろいろな建具だとか家具だとか、そうしたものにはある程度関税がかかっているということを認識しているんですけれども、ここで財務省に伺いたいと思うんですが、そうした輸入される家具にかかる関税率について伺うとともに、それに付随して、建物、家などで使われるカーテンやテーブルクロス、カーペット、マットレスの関税率について、主な、主要な関税率について伺いたいと思います。
諏
諏訪園健司#7
○諏訪園政府参考人 お答え申し上げます。
お尋ねのございました家具の関税率につきましては、例えば、金属製家具や木製家具など、大半の家具の実行税率は無税となっております。
また、カーテンなどの実行税率につきまして代表的なものを申し上げますと、合成繊維製カーテンが五・三%、綿製テーブルクロスが七・四%、合成繊維製カーペットが七・九%、マットレスが三・八%となっております。
この発言だけを見る →お尋ねのございました家具の関税率につきましては、例えば、金属製家具や木製家具など、大半の家具の実行税率は無税となっております。
また、カーテンなどの実行税率につきまして代表的なものを申し上げますと、合成繊維製カーテンが五・三%、綿製テーブルクロスが七・四%、合成繊維製カーペットが七・九%、マットレスが三・八%となっております。
道
道下大樹#8
○道下委員 ありがとうございます。
輸入家具に関しては、WTOの協定だとか、あとはEPA締約国間の輸出入は、これは関税ゼロということが決まっているということを伺っておりますが、一方で、今、カーテン、テーブルクロス、カーペット、マットレス等は、国内産業の保護等を勘案して関税がかかっているというふうに思います。
私がいろいろ伺ったところによると、今のように、輸入家具に関しては一部品目を除きゼロ%が多くて、高くても四%前後ということでございます。
海外からの高級家具もありますけれども、原材料や人件費が安い国で製造し輸入される低価格の家具は、それでも、ベトナムだとかシンガポールとか、いろいろなところがありますけれども、そういったものはもう関税ゼロということで、日本国内における消費者にとっては非常に助かる一方で、国内の家具製造業を保護することも私は重要ではないかなというふうに思っております。全国にありますし、北海道にもこうしたすばらしい家具を製造されているメーカー、大きなところもありますし、中小もありますし、個人でやっているところもあります。
この輸入家具への関税なんですけれども、今、例えばベトナムでは、国内の家具製造業の保護を目的に、二〇二二年十月中旬以降、一部の中国からの輸入家具製品に対して二一・四%から三五・二%のアンチダンピング関税を課すとする声明を発表しました。声明では、中国からのテーブルと椅子の輸入が大幅に増加して、ベトナム国内の家具製造業に損害を与えているからとしております。
ただ、このベトナムの例はちょっと過剰かもしれないというふうに思いますが、こうした関税の目的というのの一つには、国内産業を保護するという役割があると思います。
そうした点で、今回、セルラーバンブーパネルと関連して、家具の方もちょっと私も調べてみたんですけれども、政府として、国内家具産業保護という観点から、輸入家具関税の在り方について、財務省から見解を伺いたいと思います。
この発言だけを見る →輸入家具に関しては、WTOの協定だとか、あとはEPA締約国間の輸出入は、これは関税ゼロということが決まっているということを伺っておりますが、一方で、今、カーテン、テーブルクロス、カーペット、マットレス等は、国内産業の保護等を勘案して関税がかかっているというふうに思います。
私がいろいろ伺ったところによると、今のように、輸入家具に関しては一部品目を除きゼロ%が多くて、高くても四%前後ということでございます。
海外からの高級家具もありますけれども、原材料や人件費が安い国で製造し輸入される低価格の家具は、それでも、ベトナムだとかシンガポールとか、いろいろなところがありますけれども、そういったものはもう関税ゼロということで、日本国内における消費者にとっては非常に助かる一方で、国内の家具製造業を保護することも私は重要ではないかなというふうに思っております。全国にありますし、北海道にもこうしたすばらしい家具を製造されているメーカー、大きなところもありますし、中小もありますし、個人でやっているところもあります。
この輸入家具への関税なんですけれども、今、例えばベトナムでは、国内の家具製造業の保護を目的に、二〇二二年十月中旬以降、一部の中国からの輸入家具製品に対して二一・四%から三五・二%のアンチダンピング関税を課すとする声明を発表しました。声明では、中国からのテーブルと椅子の輸入が大幅に増加して、ベトナム国内の家具製造業に損害を与えているからとしております。
ただ、このベトナムの例はちょっと過剰かもしれないというふうに思いますが、こうした関税の目的というのの一つには、国内産業を保護するという役割があると思います。
そうした点で、今回、セルラーバンブーパネルと関連して、家具の方もちょっと私も調べてみたんですけれども、政府として、国内家具産業保護という観点から、輸入家具関税の在り方について、財務省から見解を伺いたいと思います。
諏
諏訪園健司#9
○諏訪園政府参考人 先ほど御説明申し上げましたとおり、大半の家具の実行税率は無税となっております。これは、我が国としまして、WTO協定で無税を約束したものでありますので、原則として関税を課すことができませんが、例外的に関税が課せる場合としまして、ベトナムの事例、御指摘いただいたところでございますが、WTO協定に基づくアンチダンピング関税等がございます。
このアンチダンピング関税につきましては、国内産業からの申請などに基づいて調査を行い、貨物が輸出国における国内販売価格よりも安い価格で輸入されており、それにより国内産業に損害が生じている場合に課税することができる制度でございます。
財務省としましては、国内産業からアンチダンピング関税の課税を求める申請がある場合には、国内産業を所管される経済産業省などと緊密に連携して、適切に対応してまいりたいと考えているところでございます。
この発言だけを見る →このアンチダンピング関税につきましては、国内産業からの申請などに基づいて調査を行い、貨物が輸出国における国内販売価格よりも安い価格で輸入されており、それにより国内産業に損害が生じている場合に課税することができる制度でございます。
財務省としましては、国内産業からアンチダンピング関税の課税を求める申請がある場合には、国内産業を所管される経済産業省などと緊密に連携して、適切に対応してまいりたいと考えているところでございます。
道
道下大樹#10
○道下委員 ベトナムの例は極端かもしれませんけれども、国としての一つの権限というか、他国との権限の一つは関税だというふうに思いますので、もちろん、関税ゼロにして、相互経済流通、国際的な経済流通を深めるということも必要かもしれませんが、一つは国内産業保護という観点も忘れずに取り組んでいただきたいというふうに思っております。
同様の観点から、今回、関税割当て制度について質問するに当たって、農林水産省からも来ていただいています。本当にありがとうございます。
今現在、政府は、食料自給率について、目標四五%を目指しておりますけれども、現状は三八%と、残念ながら年々ちょっと下がっております。それに追い打ちをかけるように、農業に必要な燃油や肥料、飼料など生産資材が高騰して、国内の農家の多くが営農継続が困難な危機的状況にあるというふうに思います。
国内農業者を保護する観点から、需給動向を勘案した関税割当て制度の適正な運用を図り、農業者が安定的に生産できるように政府は取り組む必要があると考えますが、農林水産省より見解と今後の方針について伺いたいと思います。
この発言だけを見る →同様の観点から、今回、関税割当て制度について質問するに当たって、農林水産省からも来ていただいています。本当にありがとうございます。
今現在、政府は、食料自給率について、目標四五%を目指しておりますけれども、現状は三八%と、残念ながら年々ちょっと下がっております。それに追い打ちをかけるように、農業に必要な燃油や肥料、飼料など生産資材が高騰して、国内の農家の多くが営農継続が困難な危機的状況にあるというふうに思います。
国内農業者を保護する観点から、需給動向を勘案した関税割当て制度の適正な運用を図り、農業者が安定的に生産できるように政府は取り組む必要があると考えますが、農林水産省より見解と今後の方針について伺いたいと思います。
坂
坂勝浩#11
○坂政府参考人 お答えいたします。
関税割当て制度には、その割当て数量が国際協定により約束されたものもございますが、政府が割当て数量を決定しておりますいわゆる一般関税割当て制度についてお答え申し上げます。
一般関税割当て制度は、需要者に一定の輸入品の供給を確保しつつ、国内の競合する品目の生産者を保護するとの観点から、国内生産に悪い影響を及ぼすことのないよう配慮いたしましてその具体的な割当て数量を設定しているところでございます。
具体的な算定方法といたしましては、原則として、毎年度国内で見込まれる需要量から見込まれる生産量を控除し、前年度からの国内在庫も勘案した上で割当て数量を設定しているところでございます。このため、国内で生産される品は全て消費されるということを前提として、国内での需給動向を勘案した上で具体的な割当て数量を計算しておりますことから、一般関税割当ての数量設定が国内生産を圧迫することはないというふうに考えております。
農林水産省といたしましては、引き続き、国内生産者の適切な保護に配慮しつつ、関税割当て制度の適正な運用に取り組んでまいりたいと考えております。
この発言だけを見る →関税割当て制度には、その割当て数量が国際協定により約束されたものもございますが、政府が割当て数量を決定しておりますいわゆる一般関税割当て制度についてお答え申し上げます。
一般関税割当て制度は、需要者に一定の輸入品の供給を確保しつつ、国内の競合する品目の生産者を保護するとの観点から、国内生産に悪い影響を及ぼすことのないよう配慮いたしましてその具体的な割当て数量を設定しているところでございます。
具体的な算定方法といたしましては、原則として、毎年度国内で見込まれる需要量から見込まれる生産量を控除し、前年度からの国内在庫も勘案した上で割当て数量を設定しているところでございます。このため、国内で生産される品は全て消費されるということを前提として、国内での需給動向を勘案した上で具体的な割当て数量を計算しておりますことから、一般関税割当ての数量設定が国内生産を圧迫することはないというふうに考えております。
農林水産省といたしましては、引き続き、国内生産者の適切な保護に配慮しつつ、関税割当て制度の適正な運用に取り組んでまいりたいと考えております。
道
道下大樹#12
○道下委員 ここで私がちょっと重視するのは国内における需給動向なんですけれども、今、国内における需要に対して国内の生産はこれだけですよと、まあ、少ないということで、国内の生産量は全て消費されますよ、足りない分を海外から輸入するよというのが関税割当て制度なんですけれども、私は、ここはしっかりと、国内の農業を、更に生産量を増やす、高める、そうしたことを政府一丸となって進めていく、国内の生産量を増やしていって、それでも足りない分は海外から輸入するべきだと思っているんです。
それが自給率をアップさせることにもつながると思いますし、このままでいけば、本当に、私の地元の北海道でもいろいろな、まあ、酪農も含めてなんですが、政府の残念ながら減反政策というかそういったこともありますし、大規模農業を推進しておきながら、いきなりがらっと政策転換されて、多くの農家は今非常に厳しい状況に置かれているわけであります。
そうしたことを考えると、私は、本当に今、ロシアによるウクライナ侵攻でこれだけ食料が高騰もしている中で、また、円安政策で海外からの食料品も上がっている中で、これはできる限り、国民の命とか健康とかを守るためには、日本国内で生産できる食料というものはもう可能な限り、最大限生産していくということが重要だと思います。だから、それに対して需要があって、そして供給力を高めて、それでも足りない分は関税割当て制度で対応していくというふうな方針を是非私は日本政府に取っていただきたいというふうに思います。
次に、今回出ております、もう一つの、暫定税率の適用期限の延長等に関して、農林水産省が、糖価調整制度の目的に照らして、国内産の糖、砂糖ですね、てん菜だとかあとはサトウキビだとかありますけれども、それの支援に充当する調整金を拡大する方針であることなどを踏まえて、加糖調製品六品目の暫定税率を引き下げることとしたわけであります。
現在、甘味料の使用量が増えて、てん菜糖など自然な砂糖の使用量が減少してしまっておりまして、北海道における製糖工場の合理化などが進められて、道内のてん菜農家や製糖会社は非常に厳しい経営を余儀なくされております。このてん菜の交付金単価の引下げや交付金対象数量の削減は、畑作物の輪作体系や製糖工場の存続にも大きな影響を及ぼすものでありまして、私は納得し難いというふうに思っております。
一方で、砂糖在庫の累積や調整金収支の赤字が増加しているのは、コロナ禍による砂糖需要の大幅な減少の影響が大きく起因しているためでありまして、生産者だけに生産抑制を押しつけるのではなくて、国による調整金収支の赤字解消や在庫処理対策を講じててん菜が安心して作付できる対策を構築するとともに、将来に向けては、糖価調整制度の抜本的な見直しなどを検討することが重要と考えます。これは私の考えでございます。
質問については、この加糖調製品六品目の暫定税率について、国内産糖業界を保護する観点からの見解と今後の取組について、農林水産省に伺いたいと思います。
この発言だけを見る →それが自給率をアップさせることにもつながると思いますし、このままでいけば、本当に、私の地元の北海道でもいろいろな、まあ、酪農も含めてなんですが、政府の残念ながら減反政策というかそういったこともありますし、大規模農業を推進しておきながら、いきなりがらっと政策転換されて、多くの農家は今非常に厳しい状況に置かれているわけであります。
そうしたことを考えると、私は、本当に今、ロシアによるウクライナ侵攻でこれだけ食料が高騰もしている中で、また、円安政策で海外からの食料品も上がっている中で、これはできる限り、国民の命とか健康とかを守るためには、日本国内で生産できる食料というものはもう可能な限り、最大限生産していくということが重要だと思います。だから、それに対して需要があって、そして供給力を高めて、それでも足りない分は関税割当て制度で対応していくというふうな方針を是非私は日本政府に取っていただきたいというふうに思います。
次に、今回出ております、もう一つの、暫定税率の適用期限の延長等に関して、農林水産省が、糖価調整制度の目的に照らして、国内産の糖、砂糖ですね、てん菜だとかあとはサトウキビだとかありますけれども、それの支援に充当する調整金を拡大する方針であることなどを踏まえて、加糖調製品六品目の暫定税率を引き下げることとしたわけであります。
現在、甘味料の使用量が増えて、てん菜糖など自然な砂糖の使用量が減少してしまっておりまして、北海道における製糖工場の合理化などが進められて、道内のてん菜農家や製糖会社は非常に厳しい経営を余儀なくされております。このてん菜の交付金単価の引下げや交付金対象数量の削減は、畑作物の輪作体系や製糖工場の存続にも大きな影響を及ぼすものでありまして、私は納得し難いというふうに思っております。
一方で、砂糖在庫の累積や調整金収支の赤字が増加しているのは、コロナ禍による砂糖需要の大幅な減少の影響が大きく起因しているためでありまして、生産者だけに生産抑制を押しつけるのではなくて、国による調整金収支の赤字解消や在庫処理対策を講じててん菜が安心して作付できる対策を構築するとともに、将来に向けては、糖価調整制度の抜本的な見直しなどを検討することが重要と考えます。これは私の考えでございます。
質問については、この加糖調製品六品目の暫定税率について、国内産糖業界を保護する観点からの見解と今後の取組について、農林水産省に伺いたいと思います。
松
松本平#13
○松本政府参考人 お答えいたします。
北海道におけるてん菜や沖縄県、鹿児島県のサトウキビにつきましては、地域の経済、雇用を支える重要な品目であり、糖価調整制度に基づきまして、輸入粗糖から徴収される調整金を財源として、てん菜やサトウキビの生産者、糖業、製糖事業者に対して交付金を交付する支援を講じているところでございます。
今回の加糖調製品に関します関税暫定措置法の改正内容につきましては、六品目の加糖調製品につきまして、TPP11協定税率の設定状況を踏まえ、暫定税率の引下げを行うことにより、加糖調製品から調整金収入を増加させ、砂糖と加糖調製品の価格差を更に縮小させることにより、国内産の砂糖の競争力の強化を図ることとしているところでございます。
今後とも、毎年度、暫定税率の引下げの効果を検証しつつ、必要な対応を図ってまいりたいと考えております。
また、委員からの御指摘がありましたように、糖価調整制度の安定的な運営を図る上において、砂糖の消費拡大は大変重要な課題と考えております。
このため、農林水産省としましては、SNSなどを活用して砂糖に関する正しい情報を発信する「ありが糖運動」などを展開するとともに、令和四年度補正予算におきまして、輸入加糖調製品から国産の砂糖への切替えを促すための商品開発、販路拡大の取組などに対する支援を措置したところであり、これらを通じまして、てん菜糖を含めた国産砂糖の消費拡大に取り組んでまいります。
この発言だけを見る →北海道におけるてん菜や沖縄県、鹿児島県のサトウキビにつきましては、地域の経済、雇用を支える重要な品目であり、糖価調整制度に基づきまして、輸入粗糖から徴収される調整金を財源として、てん菜やサトウキビの生産者、糖業、製糖事業者に対して交付金を交付する支援を講じているところでございます。
今回の加糖調製品に関します関税暫定措置法の改正内容につきましては、六品目の加糖調製品につきまして、TPP11協定税率の設定状況を踏まえ、暫定税率の引下げを行うことにより、加糖調製品から調整金収入を増加させ、砂糖と加糖調製品の価格差を更に縮小させることにより、国内産の砂糖の競争力の強化を図ることとしているところでございます。
今後とも、毎年度、暫定税率の引下げの効果を検証しつつ、必要な対応を図ってまいりたいと考えております。
また、委員からの御指摘がありましたように、糖価調整制度の安定的な運営を図る上において、砂糖の消費拡大は大変重要な課題と考えております。
このため、農林水産省としましては、SNSなどを活用して砂糖に関する正しい情報を発信する「ありが糖運動」などを展開するとともに、令和四年度補正予算におきまして、輸入加糖調製品から国産の砂糖への切替えを促すための商品開発、販路拡大の取組などに対する支援を措置したところであり、これらを通じまして、てん菜糖を含めた国産砂糖の消費拡大に取り組んでまいります。
道
道下大樹#14
○道下委員 是非、国内のそうしたてん菜農家や業界含めて、てん菜のみならず沖縄のサトウキビも含めてなんですけれども、こうしたところをしっかりと保護し支えていくという姿勢をほかのところにも、分野にも広げていただきたいと思いますし、本当に農林水産省、今は、地元の農畜産物をSNSでPRして、そして利用拡大につなげているなど、本当に取り組んでいただいていることには敬意を表したいと思いますので、是非今後とも進めていただきたいというふうに思います。
次に、今回の関税定率法改正案のまた大きな一つの論点であります税関事務管理人制度の拡充について伺いたいと思います。
今回の法改正案には、税関事務管理人制度の拡充が盛り込まれています。国内に住所等を有しない者、非居住者が税関事務管理人を定めていない場合、税関長が指定できることとなり、審査や事後調査の実効性を高めることができるというふうに財務省は記しているわけでありますけれども、私もそのように考えますが、関税等審査会においての議論を読みますと、税関の現体制で対応し切れるのかどうかという点も指摘されておりますし、私は、税関事務管理人制度が拡充したからといって、今まで起きている問題、課題が全て解消されるとはちょっと考えづらいなというふうに思っています。
社会の変化だとか、今もう本当に輸入貨物が増加している中で、ちゃんと正しく輸出入している人もいるんですけれども、中には法の網目をかいくぐって輸出入するような人もいるというふうに思いますので、今回の制度見直しが実効性が十分に確保されるというふうに考えているのか、まだ不十分な点があると認識しているのか、見解と今後の取組について、財務省に伺いたいと思います。
この発言だけを見る →次に、今回の関税定率法改正案のまた大きな一つの論点であります税関事務管理人制度の拡充について伺いたいと思います。
今回の法改正案には、税関事務管理人制度の拡充が盛り込まれています。国内に住所等を有しない者、非居住者が税関事務管理人を定めていない場合、税関長が指定できることとなり、審査や事後調査の実効性を高めることができるというふうに財務省は記しているわけでありますけれども、私もそのように考えますが、関税等審査会においての議論を読みますと、税関の現体制で対応し切れるのかどうかという点も指摘されておりますし、私は、税関事務管理人制度が拡充したからといって、今まで起きている問題、課題が全て解消されるとはちょっと考えづらいなというふうに思っています。
社会の変化だとか、今もう本当に輸入貨物が増加している中で、ちゃんと正しく輸出入している人もいるんですけれども、中には法の網目をかいくぐって輸出入するような人もいるというふうに思いますので、今回の制度見直しが実効性が十分に確保されるというふうに考えているのか、まだ不十分な点があると認識しているのか、見解と今後の取組について、財務省に伺いたいと思います。
諏
諏訪園健司#15
○諏訪園政府参考人 今年度の関税改正におきまして、非居住者から税関事務管理人の届出がない場合に、税関長が国内関連者を税関事務管理人として指定できる等の規定の整備を行うこととしておりますが、これは、近年、非居住者があらかじめ輸入しておいた貨物を国内でインターネット販売する場合などにおきまして不正な事案が散見されていたことに対応することを目的とするものでございまして、これにより、非居住者に対する輸入通関時の審査や事後調査等の実効性が高まるものとまず考えているところでございます。
そして、これに加えまして、令和五年度の関税改正におきましては、急増する輸入貨物への対応として、政令上の輸入申告項目に、通販貨物に該当するか否か、国内配送先などの項目を追加することとしております。これにより、通販貨物等の特定を可能とし、税関において、貨物の類型を考慮したリスク管理を行い、めり張りのある審査、検査を実施していくこととしております。
税関では、これらの取組により、急増する輸入貨物への対策を進めるとともに、国際的な商流、物流の変化、経済社会全体のDX化の急速な進展といった環境の変化に対して、引き続き、迅速かつ的確に対処してまいりたいと思っております。
この発言だけを見る →そして、これに加えまして、令和五年度の関税改正におきましては、急増する輸入貨物への対応として、政令上の輸入申告項目に、通販貨物に該当するか否か、国内配送先などの項目を追加することとしております。これにより、通販貨物等の特定を可能とし、税関において、貨物の類型を考慮したリスク管理を行い、めり張りのある審査、検査を実施していくこととしております。
税関では、これらの取組により、急増する輸入貨物への対策を進めるとともに、国際的な商流、物流の変化、経済社会全体のDX化の急速な進展といった環境の変化に対して、引き続き、迅速かつ的確に対処してまいりたいと思っております。
道
道下大樹#16
○道下委員 私がちょっと懸念に思うのは、税関事務管理人を税関長が指定して、その後、事後調査ができるということになっていますけれども、事後調査のときにこの指定した人がいなくなったりしたらどうなるのかなというふうにちょっと思ったんですね。だから、完全ではないというふうに私は思うんですけれども、その点について、今後の取組において検討いただきたいというふうに思います。
次に、税関が発足してから昨年、二〇二二年で百五十周年を迎えられたということであります。コロナ禍の巣ごもり需要により輸入増加は今後も継続される見込みだと思いますし、さらに、水際対策が緩和され、今後は海外との人々の往来が急増するとも思います。訪日外国人旅行客への必要な体制整備やスムーズな通関処理体制の強化、経済安全保障上の脅威への対応、消費税の不正還付取締り、不正薬物や金地金などの密輸の取締り強化など、税関業務の重要性はますます高まると思います。税関事務管理人制度の拡充によっても、税関職員の事務負担増加が懸念されております。
今後、更なる税関職員の定員確保、拡充が必要と考えますが、財務大臣に見解と今後の取組について伺いたいと思います。
この発言だけを見る →次に、税関が発足してから昨年、二〇二二年で百五十周年を迎えられたということであります。コロナ禍の巣ごもり需要により輸入増加は今後も継続される見込みだと思いますし、さらに、水際対策が緩和され、今後は海外との人々の往来が急増するとも思います。訪日外国人旅行客への必要な体制整備やスムーズな通関処理体制の強化、経済安全保障上の脅威への対応、消費税の不正還付取締り、不正薬物や金地金などの密輸の取締り強化など、税関業務の重要性はますます高まると思います。税関事務管理人制度の拡充によっても、税関職員の事務負担増加が懸念されております。
今後、更なる税関職員の定員確保、拡充が必要と考えますが、財務大臣に見解と今後の取組について伺いたいと思います。
鈴
鈴木俊一#17
○鈴木国務大臣 税関業務を取り巻く昨今の環境でありますが、道下先生の御指摘のとおり、越境電子商取引の拡大に伴います輸入貨物の急増、不正薬物押収量の七年連続一トン超え、水際措置の緩和に伴います訪日外国人旅行者数の増加、そして経済安全保障上の脅威の高まりなど、多くの課題に直面をしております。
今般の改正法案におきましても、越境電子商取引の拡大に伴います輸入貨物の急増への対応といたしまして、税関事務管理人制度の拡充を盛り込み、御審議をいただいているところであります。
こうした課題に対応するため、税関におきましては、より一層効率的、効果的に業務運営を進めていくこと、人員の適正配置を行いつつ、更なる人員確保等必要な体制整備を図ることが重要であると考えております。
この点、業務運営の観点といたしましては、税関職員の負担軽減や税関業務のより一層の高度化、効率化を図るため、AI等先端技術の活用など、税関業務のDXの推進に取り組んでおります。
その上で、人員確保の観点といたしましては、税関の定員について、令和五年度予算において百四人の定員増を計上しております。
今後も、業務運営の見直し、効率化等を最大限に進めるとともに、必要な税関の体制整備に努めてまいりたいと考えております。
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こうした課題に対応するため、税関におきましては、より一層効率的、効果的に業務運営を進めていくこと、人員の適正配置を行いつつ、更なる人員確保等必要な体制整備を図ることが重要であると考えております。
この点、業務運営の観点といたしましては、税関職員の負担軽減や税関業務のより一層の高度化、効率化を図るため、AI等先端技術の活用など、税関業務のDXの推進に取り組んでおります。
その上で、人員確保の観点といたしましては、税関の定員について、令和五年度予算において百四人の定員増を計上しております。
今後も、業務運営の見直し、効率化等を最大限に進めるとともに、必要な税関の体制整備に努めてまいりたいと考えております。
道
道下大樹#18
○道下委員 令和五年度は百四名で、令和四年度は百三名ということでございますので、前年度と比べて一名増えたということでありますので、是非、今財務大臣が答弁された中身、私は、これから本当に、ますます、人と物の往来というのは増えていくというふうに思いますし、DX化等が、あとは様々な経済の技術の開発、又は通信もそうですけれども、そうしたことによって、本当にありとあらゆるものが今まで以上にスピードアップ化されて行ったり来たりすると思うんです。そうしたときには、もちろんAIとかも必要ですけれども、やはり人の目とか経験とか、そういったことも重要だと思いますので、そうした意味では、税関の体制整備というのは、継続的に、そして中長期的な視点を持って取り組んでいただきたいというふうに要望しておきますので、よろしくお願いします。
次に、今回、関税定率法ということなので、一つ貿易のことに関連して、ちょっと次の質問をさせていただきたいと思います。経済制裁下における対ロシア輸出についてでございます。
ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから、欧米諸国とともにロシアのウクライナ侵攻に対して非難と即時停戦を求める姿勢を示すために、日本も欧米諸国とともに経済制裁を行っております。
しかしながら、例えば日本からロシアへの自動車輸出、これは特に中古車なんですけれども、これは急増しているということでありまして、ロシア経済やロシア国民への経済制裁の効果は薄いのではないかというふうに専門家が警鐘を鳴らしております。
更なる自動車輸出制限の必要性を含めて、政府の認識と今後の取組について伺うとともに、あわせて、日本や欧米諸国の企業がロシア国内での生産、販売事業から次々と撤退しているにもかかわらず、ロシアへのロシアの周辺国を通じた正規ルートではないルートでの並行輸入が増加して、ロシア国内では以前と変わらず海外製品やブランド品が流通しておりまして、ロシア国民はロシアに対する各国の非難姿勢や経済制裁の影響を感じているようには見えません。
こうした状況に対して、経済制裁で連携している各国との検討、議論も含めて、政府の認識と今後の取組について経済産業省から伺いたいと思います。
この発言だけを見る →次に、今回、関税定率法ということなので、一つ貿易のことに関連して、ちょっと次の質問をさせていただきたいと思います。経済制裁下における対ロシア輸出についてでございます。
ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから、欧米諸国とともにロシアのウクライナ侵攻に対して非難と即時停戦を求める姿勢を示すために、日本も欧米諸国とともに経済制裁を行っております。
しかしながら、例えば日本からロシアへの自動車輸出、これは特に中古車なんですけれども、これは急増しているということでありまして、ロシア経済やロシア国民への経済制裁の効果は薄いのではないかというふうに専門家が警鐘を鳴らしております。
更なる自動車輸出制限の必要性を含めて、政府の認識と今後の取組について伺うとともに、あわせて、日本や欧米諸国の企業がロシア国内での生産、販売事業から次々と撤退しているにもかかわらず、ロシアへのロシアの周辺国を通じた正規ルートではないルートでの並行輸入が増加して、ロシア国内では以前と変わらず海外製品やブランド品が流通しておりまして、ロシア国民はロシアに対する各国の非難姿勢や経済制裁の影響を感じているようには見えません。
こうした状況に対して、経済制裁で連携している各国との検討、議論も含めて、政府の認識と今後の取組について経済産業省から伺いたいと思います。
杉
杉浦正俊#19
○杉浦政府参考人 お答え申し上げます。
委員御指摘のとおり、我が国は、ロシアによるウクライナ侵略に対しまして、G7等と連携して制裁その他の経済的措置を行っております。
制裁の効果につきましては、こうした制裁措置等によりまして、ロシアでは、物価の上昇、外国企業の撤退や操業停止、自動車等の鉱工業生産指数の低下、そして財政の悪化など、様々な影響が出ていると承知しております。
また、我が国からロシアへの輸出額につきましても、昨年三月以降、前年比で減少が続いております。
こうした経済制裁につきましては、委員御指摘のとおり、米国やEUなどと連携しながら実施しているところでございますけれども、乗用車につきましては、G7首脳が、プーチン大統領を支えるオリガルヒ等による奢侈品、ぜいたく品の入手を困難とする旨、合意したことを受けて、昨年実施したものでございます。
具体的には、例えば、欧州では五万ユーロを超える価格の乗用車が規制対象となっておりますが、我が国は、こうしたことも踏まえまして、昨年四月五日より、六百万円を超える乗用車について輸出を禁止するという措置を取っております。
今後のことでございますけれども、先日、二月二十四日のG7首脳声明におきましても、対ロシア措置の遵守と実施の強化ということを含めまして、協調していくことの重要性に言及しておりまして、G7を始め、国際社会としっかりと連携しながら適切に対応してまいりたいと考えております。
この発言だけを見る →委員御指摘のとおり、我が国は、ロシアによるウクライナ侵略に対しまして、G7等と連携して制裁その他の経済的措置を行っております。
制裁の効果につきましては、こうした制裁措置等によりまして、ロシアでは、物価の上昇、外国企業の撤退や操業停止、自動車等の鉱工業生産指数の低下、そして財政の悪化など、様々な影響が出ていると承知しております。
また、我が国からロシアへの輸出額につきましても、昨年三月以降、前年比で減少が続いております。
こうした経済制裁につきましては、委員御指摘のとおり、米国やEUなどと連携しながら実施しているところでございますけれども、乗用車につきましては、G7首脳が、プーチン大統領を支えるオリガルヒ等による奢侈品、ぜいたく品の入手を困難とする旨、合意したことを受けて、昨年実施したものでございます。
具体的には、例えば、欧州では五万ユーロを超える価格の乗用車が規制対象となっておりますが、我が国は、こうしたことも踏まえまして、昨年四月五日より、六百万円を超える乗用車について輸出を禁止するという措置を取っております。
今後のことでございますけれども、先日、二月二十四日のG7首脳声明におきましても、対ロシア措置の遵守と実施の強化ということを含めまして、協調していくことの重要性に言及しておりまして、G7を始め、国際社会としっかりと連携しながら適切に対応してまいりたいと考えております。
道
道下大樹#20
○道下委員 まだまだ経済制裁は十分ではないと思います。プーチン大統領の周辺の人たちのオリガルヒへの影響も考えてということだと思いますが、北海道も含めて全国から中古車がばんばん輸出されていて、かつ、ロシアのルーブルの価値が今上がっているんですね。かつ、日本の円は円安ですから、逆に、本当に、日本の特に中古自動車が買いやすくなっているんですね。
こうした点を考えると、私が先ほど指摘したとおり、残念ながら、本当は、ロシアのウクライナ侵攻を止めるためにはロシア国内からの声を上げてもらう必要がある。そうしたときには、ロシア国民の方々に経済制裁の影響を感じていただいて、そして、プーチン大統領にウクライナ侵略を止めてほしいという声を上げてもらう必要があるというふうに私は思うんです。私は、こういった点をもっと強調して、強く強化していただきたいというふうに思います。
時間が来てしまいました。この後の質問で、井上財務副大臣など、答弁していただく予定だったのに、申し訳ございません。他の政府参考人の皆様、どうも済みません。
これで質問を終わります。ありがとうございました。
この発言だけを見る →こうした点を考えると、私が先ほど指摘したとおり、残念ながら、本当は、ロシアのウクライナ侵攻を止めるためにはロシア国内からの声を上げてもらう必要がある。そうしたときには、ロシア国民の方々に経済制裁の影響を感じていただいて、そして、プーチン大統領にウクライナ侵略を止めてほしいという声を上げてもらう必要があるというふうに私は思うんです。私は、こういった点をもっと強調して、強く強化していただきたいというふうに思います。
時間が来てしまいました。この後の質問で、井上財務副大臣など、答弁していただく予定だったのに、申し訳ございません。他の政府参考人の皆様、どうも済みません。
これで質問を終わります。ありがとうございました。
塚
米
米山隆一#22
○米山委員 それでは、関税定率法等の一部を改正する法律案に、立憲民主党会派を代表して質問をいたします。
まず、加糖調製品等に係る関税の取扱いについて伺います。
お配りした資料、これは、作成は農林水産省ですが、財務省の配っていただいたものにもあったと思うんですが、財務省の説明ですと、国内産糖への支援の原資金となる調整金拡大のため、暫定税率を引き下げるとのことでございます。
一方で、調整金支給実務を担っております独立行政法人農畜産業振興機構の発表しております調整金収支によりますと、四百四十八億円程度の累積赤字を計上しているとのことでございます。
まず、調整金金額の決定の仕組みを見る限り、お配りした資料、この緑の四角のところは、これは相互に同じ面積であるはずなんですね。これは国内産糖のシェアが書いていないですけれども、国内産糖と輸入糖を合わせたもののうち、国内産糖のシェアが三七%で、これが調整率になりますので、この緑色の四角は面積は同じということで、そうしますと、調整金徴収額と交付額は同額になるはずですので、通常はプラマイ・ゼロになるはずなんですけれども、なぜこれほどの巨額な累積赤字を呈しているのか、これを御教示ください。
この発言だけを見る →まず、加糖調製品等に係る関税の取扱いについて伺います。
お配りした資料、これは、作成は農林水産省ですが、財務省の配っていただいたものにもあったと思うんですが、財務省の説明ですと、国内産糖への支援の原資金となる調整金拡大のため、暫定税率を引き下げるとのことでございます。
一方で、調整金支給実務を担っております独立行政法人農畜産業振興機構の発表しております調整金収支によりますと、四百四十八億円程度の累積赤字を計上しているとのことでございます。
まず、調整金金額の決定の仕組みを見る限り、お配りした資料、この緑の四角のところは、これは相互に同じ面積であるはずなんですね。これは国内産糖のシェアが書いていないですけれども、国内産糖と輸入糖を合わせたもののうち、国内産糖のシェアが三七%で、これが調整率になりますので、この緑色の四角は面積は同じということで、そうしますと、調整金徴収額と交付額は同額になるはずですので、通常はプラマイ・ゼロになるはずなんですけれども、なぜこれほどの巨額な累積赤字を呈しているのか、これを御教示ください。
松
松本平#23
○松本政府参考人 お答えいたします。
砂糖につきましては、糖価調整法に基づきまして、海外から輸入される安価な原料糖から調整金を徴収するとともに、これを財源としてサトウキビやてん菜の生産者、製糖事業者に対し交付金を交付することにより内外価格差を調整する糖価調整制度により、国内での砂糖の安定生産を確保しているところでざいます。
近年、消費者の低甘味嗜好ですとか人口減少等を背景としまして砂糖の消費量が大きく減少している中、輸入原料糖の減少に伴って調整金収入が減少しており、このことが主な要因となって、糖価調整制度の調整金収支は悪化しているところでございます。
この発言だけを見る →砂糖につきましては、糖価調整法に基づきまして、海外から輸入される安価な原料糖から調整金を徴収するとともに、これを財源としてサトウキビやてん菜の生産者、製糖事業者に対し交付金を交付することにより内外価格差を調整する糖価調整制度により、国内での砂糖の安定生産を確保しているところでざいます。
近年、消費者の低甘味嗜好ですとか人口減少等を背景としまして砂糖の消費量が大きく減少している中、輸入原料糖の減少に伴って調整金収入が減少しており、このことが主な要因となって、糖価調整制度の調整金収支は悪化しているところでございます。
米
米山隆一#24
○米山委員 事前通告したにもかかわらず、その答えは回答になっていないんですけれども。
といいますのは、幾ら輸入量が減っても、正しく調整率とシェアが一致していれば、必ず緑色のところは一致しますので。要するに、調整金徴収額が減っても交付金が減るので、マイナスにならないはずなんです。何でこれだけ、四百四十八億円の累積赤字を計上しているのか、その理由を伺っております。
この発言だけを見る →といいますのは、幾ら輸入量が減っても、正しく調整率とシェアが一致していれば、必ず緑色のところは一致しますので。要するに、調整金徴収額が減っても交付金が減るので、マイナスにならないはずなんです。何でこれだけ、四百四十八億円の累積赤字を計上しているのか、その理由を伺っております。
松
松本平#25
○松本政府参考人 お答えいたします。
委員からお示しいただきました、まず、調整金というものが横書きになっているもの、これが輸入糖から徴収する調整金でございます。これに対しまして、調整金支出としまして交付金として支出しますもの、これにつきましては、国内の生産を維持する観点から事前に調整金の数量を決めておりますので、要するに、左から右に行くものにつきましての差額が生じるということから、調整収支が悪化するということになっております。
この発言だけを見る →委員からお示しいただきました、まず、調整金というものが横書きになっているもの、これが輸入糖から徴収する調整金でございます。これに対しまして、調整金支出としまして交付金として支出しますもの、これにつきましては、国内の生産を維持する観点から事前に調整金の数量を決めておりますので、要するに、左から右に行くものにつきましての差額が生じるということから、調整収支が悪化するということになっております。
米
米山隆一#26
○米山委員 事前にレクをしてくださった担当者の方はちゃんと分かっておられたのに、答弁者の方が分かっておられないというのは非常に残念なことなんですけれども。
それはそうなんです。ただし、調整金を決めたとき、要するに、国内産糖のシェアで調整率を決めるわけですよね。そのときに交付金は確かに決定されます。その後に、調整金が前年どおり、要は、輸入量が前年どおり維持されれば、それは予定どおり同額になるからプラマイ・ゼロになるんです、私が説明するのもおかしいんですけれども。それが、毎年毎年、継続的に減少しているから、毎年毎年、前年に決めた調整率と実際に徴収する額が必ずマイナスになるから、これだけの金額が赤字になっているんです。
事前のレクでもそのように担当者の方は言っておられたので、当然、そういうことがなければこれだけ赤字にならないんですよ。毎年毎年の輸入額の差額ぐらいだったらプラマイ、プラマイになるから、こういうふうに累積にならないんです。そういうふうにちゃんと、答弁されるんですから合理的に御答弁いただかないと、ちょっと困っちゃうといいますか、政府、大丈夫ですかという気持ちになるんですけれども。
私がもう答えましたけれども、もう一度伺います。何でこんなに累積赤字を計上しているんですか。
この発言だけを見る →それはそうなんです。ただし、調整金を決めたとき、要するに、国内産糖のシェアで調整率を決めるわけですよね。そのときに交付金は確かに決定されます。その後に、調整金が前年どおり、要は、輸入量が前年どおり維持されれば、それは予定どおり同額になるからプラマイ・ゼロになるんです、私が説明するのもおかしいんですけれども。それが、毎年毎年、継続的に減少しているから、毎年毎年、前年に決めた調整率と実際に徴収する額が必ずマイナスになるから、これだけの金額が赤字になっているんです。
事前のレクでもそのように担当者の方は言っておられたので、当然、そういうことがなければこれだけ赤字にならないんですよ。毎年毎年の輸入額の差額ぐらいだったらプラマイ、プラマイになるから、こういうふうに累積にならないんです。そういうふうにちゃんと、答弁されるんですから合理的に御答弁いただかないと、ちょっと困っちゃうといいますか、政府、大丈夫ですかという気持ちになるんですけれども。
私がもう答えましたけれども、もう一度伺います。何でこんなに累積赤字を計上しているんですか。
松
松本平#27
○松本政府参考人 お答えいたします。
毎年の外国から入ってきます輸入糖の数量が減っているという状況から調整金に充てる収入が減るということから、調整金収支が悪化しているということになります。
この発言だけを見る →毎年の外国から入ってきます輸入糖の数量が減っているという状況から調整金に充てる収入が減るということから、調整金収支が悪化しているということになります。
米
米山隆一#28
○米山委員 いや、まあいいんですけれども、毎年継続的に減少していて、決め方の問題で、前年とこの年が、毎年毎年ほぼ同じように減少してしまうからなるというのが重要だと思うんですよ。単に減っているからずれているということじゃなくて、本来プラマイ・ゼロになるはずですから。ちょっと、分かっていらっしゃるのか分かっていらっしゃらないか不明で、非常に、何というか、農水省、大丈夫ですかと思いますけれども。
じゃ、次の質問に行きますけれども、今般、一%関税を引き下げて、その分、調整金収入が上がるということですが、それは、そもそもどのぐらい調整金収入が上がり、そのうちどのぐらいが累積損失の解消に使われて、そのうちどのぐらいを今度は交付金の増加に使われるのか。概算で結構ですので、もちろん、次の年のことは分からないわけですからそれは概算ということになるんですけれども、概算で結構ですので御教示ください。
この発言だけを見る →じゃ、次の質問に行きますけれども、今般、一%関税を引き下げて、その分、調整金収入が上がるということですが、それは、そもそもどのぐらい調整金収入が上がり、そのうちどのぐらいが累積損失の解消に使われて、そのうちどのぐらいを今度は交付金の増加に使われるのか。概算で結構ですので、もちろん、次の年のことは分からないわけですからそれは概算ということになるんですけれども、概算で結構ですので御教示ください。
松
松本平#29
○松本政府参考人 お答えいたします。
加糖調製品からの調整金収入につきましては、徴収対象となる加糖調製品の輸入数量や価格によって変動するものでございます。
そこで、これらの数量や価格を前年のデータとするなど一定の前提を置きまして、今回の暫定税率の引下げによる調整金収入の増加分を試算しますと、約三から四億円程度と見込まれるところでございます。
また、この調整金の徴収につきましては、砂糖勘定の累積損失の解消ではなく、国内砂糖の競争力強化を目的とするものであり、輸入原料糖の調整金の軽減と国内産糖等への交付金の支援に充当し、砂糖と加糖調製品の価格差の縮小を図っているところでございます。
この発言だけを見る →加糖調製品からの調整金収入につきましては、徴収対象となる加糖調製品の輸入数量や価格によって変動するものでございます。
そこで、これらの数量や価格を前年のデータとするなど一定の前提を置きまして、今回の暫定税率の引下げによる調整金収入の増加分を試算しますと、約三から四億円程度と見込まれるところでございます。
また、この調整金の徴収につきましては、砂糖勘定の累積損失の解消ではなく、国内砂糖の競争力強化を目的とするものであり、輸入原料糖の調整金の軽減と国内産糖等への交付金の支援に充当し、砂糖と加糖調製品の価格差の縮小を図っているところでございます。