決算委員会
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会
会議録情報#0
昭和四十年九月一日(水曜日)
午前十時三十三分開会
—————————————
委員の異動
九月一日
辞任 補欠選任
木村美智男君 松澤 兼人君
—————————————
出席者は左のとおり。
委員長 藤原 道子君
理 事
谷口 慶吉君
相澤 重明君
二宮 文造君
委 員
内藤誉三郎君
宮崎 正雄君
山崎 斉君
大森 創造君
岡 三郎君
柴谷 要君
竹田 現照君
松澤 兼人君
横川 正市君
黒柳 明君
高山 恒雄君
岩間 正男君
山高しげり君
国務大臣
大 蔵 大 臣 福田 赳夫君
事務局側
常任委員会専門
員 池田 修蔵君
説明員
法務省刑事局長 津田 実君
大蔵政務次官 竹中 恒夫君
大蔵省国有財産
局長 松永 勇君
大蔵省銀行局長 佐竹 浩君
国税庁長官 吉岡 英一君
会計検査院事務
総局第一局長 保川 遜君
会計検査院事務
総局第五局長 宇ノ沢智雄君
日本専売公社総
裁 阪田 泰二君
参考人
国民金融公庫総
裁 石田 正君
中小企業金融公
庫総裁 舟山 正吉君
商工組合中央金
庫理事長 北野 重雄君
—————————————
本日の会議に付した案件
○昭和三十八年度一般会計歳入歳出決算、昭和三
十八年度特別会計歳入歳出決算、昭和三十八年
度国税収納金整理資金受払計算書、昭和三十八
年度政府関係機関決算書(第四十八回国会内閣
提出)
○昭和三十八年度物品増減及び現在額総計算書
(第四十八回国会内閣提出)
○昭和三十八年度国有財産増減及び現在額総計算
書(第四十八回国会内閣提出)
○昭和三十八年度国有財産無償貸付状況総計算書
(第四十八回国会内閣提出)
○昭和三十九年度一般会計国庫債務負担行為総調
書(第四十八回国会内閣提出)
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この発言だけを見る →午前十時三十三分開会
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委員の異動
九月一日
辞任 補欠選任
木村美智男君 松澤 兼人君
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出席者は左のとおり。
委員長 藤原 道子君
理 事
谷口 慶吉君
相澤 重明君
二宮 文造君
委 員
内藤誉三郎君
宮崎 正雄君
山崎 斉君
大森 創造君
岡 三郎君
柴谷 要君
竹田 現照君
松澤 兼人君
横川 正市君
黒柳 明君
高山 恒雄君
岩間 正男君
山高しげり君
国務大臣
大 蔵 大 臣 福田 赳夫君
事務局側
常任委員会専門
員 池田 修蔵君
説明員
法務省刑事局長 津田 実君
大蔵政務次官 竹中 恒夫君
大蔵省国有財産
局長 松永 勇君
大蔵省銀行局長 佐竹 浩君
国税庁長官 吉岡 英一君
会計検査院事務
総局第一局長 保川 遜君
会計検査院事務
総局第五局長 宇ノ沢智雄君
日本専売公社総
裁 阪田 泰二君
参考人
国民金融公庫総
裁 石田 正君
中小企業金融公
庫総裁 舟山 正吉君
商工組合中央金
庫理事長 北野 重雄君
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本日の会議に付した案件
○昭和三十八年度一般会計歳入歳出決算、昭和三
十八年度特別会計歳入歳出決算、昭和三十八年
度国税収納金整理資金受払計算書、昭和三十八
年度政府関係機関決算書(第四十八回国会内閣
提出)
○昭和三十八年度物品増減及び現在額総計算書
(第四十八回国会内閣提出)
○昭和三十八年度国有財産増減及び現在額総計算
書(第四十八回国会内閣提出)
○昭和三十八年度国有財産無償貸付状況総計算書
(第四十八回国会内閣提出)
○昭和三十九年度一般会計国庫債務負担行為総調
書(第四十八回国会内閣提出)
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藤
藤原道子#1
○委員長(藤原道子君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
昭和三十八年度決算外三件を議題といたします。
本日は、大蔵省、日本専売公社及び国民金融公庫の決算について審査を行ないます。
この際、大蔵大臣から発言を求められておりますので、これを許します。
この発言だけを見る →昭和三十八年度決算外三件を議題といたします。
本日は、大蔵省、日本専売公社及び国民金融公庫の決算について審査を行ないます。
この際、大蔵大臣から発言を求められておりますので、これを許します。
柴
柴谷要#2
○柴谷要君 その前にひとつ。この三十八年度のは大蔵省が非常に克明につくっていただいたのですが、これを読んでいただければ同じことだと思います。省略して、これをそっくり速記録へ載せてもらう、こういうことで、委員長、時間の節約をはかりたいと思います。
この発言だけを見る →福
福田赳夫#3
○国務大臣(福田赳夫君) 私、去る六月の三日の内閣の改造にあたりまして、大蔵省所管を命ぜられまして、まず、何かと決算委員会の皆さまには御指導にあずかることと存じますので、ごあいさつがたいへんおくれましたことをまことに恐縮に存じております。よろしくお願いいたします。
ただいまの大蔵省の所管の問題は非常にむずかしいいろいろな問題をかかえておるわけであります。特に当面、経済が異常な停滞状態であります。この問題をすみやかに解決しなければならぬ、こういう立場に置かれておるわけでございます。同時に、その停滞状態を克服いたしました後におきまして、どういう財政経済の運営をいたすべきかという建設的な仕事にも当面をいたしておるわけでございます。
内閣の改造後におきまして、まず当面の不況問題に重点を置きまして取り組んできておりますが、金融引き締め政策を一そう緩和する、それから財政におきましては繰り上げ支出をいたしますとか、あるいは財政投融資の幅の拡大をいたしまして公共投資の促進をはかる、こういうような措置をいたしますとか、あるいは輸出振興に馬力をかけるという意味におきましてもろもろの施策をとりますとか、まあ考えられるかなりの努力を払ってまいったわけでありまするが、そういう総合的な施策に呼応いたしまして、民間におきましても立ち上がりの意欲が見られるのであります。そういう政府、民間の機運が一致するというか、協力が実を結んだ結果と思いますが、昨今は財界におきましても空気がだいぶ変わってきております。
株価はここ三、四十日の間に二割五分方の急速な回復をするというような状態でもあり、また経済諸指標におきましても逐次方向転換のきざしがあらわれてくるようになっておるんでありまして、政府で七月の末にきめました公共投資を中心とする財政投融資計画の追加拡大、これがぼつぼつ実施の段階になってくるのでありまするが、そういうことをあわせ考えますと、まあ今日の景気停滞現象というものは、今日を底として回復に向かっていくというような観察をいたしておるわけであります。
当面そういう景気問題に対処しながら、大蔵省のほうでは来年度の予算の編成に取りかかろうとしているのであります。それから、もう一つは、ことしの、本年度の予算の補正問題、これも検討を始めようとしております。本年度につきましては、経済の不況を反映いたしまして、租税収入が非常に減ってきておるわけであります。これは予想外の大幅な減り方でございます。それから、歳出面におきましては、米の買い入れ価格の引き上げに伴いまして、販売価格をいかがいたすか、こういう、そのきめ方によりましては食管会計へ相当額の繰り入れをしなければならぬという事態になっておる。それから、公務員の給与に関しまして人事院から勧告があったわけであります。これにいかに対処するかは、まだ政府としてきめておりませんけれども、その方針いかんによりましては、これにも相当の財源を必要とするわけであります。なお、昨年度の義務費の精算経費、あるいは義務教育費でありますとか医療費でありますとか、これまた相当の額が必要であります。また、災害の関係におきましてもある程度の額を必要とするのであります。いろいろそういう歳出要因がありますので、これを合わせた額もかなりにのぼると思いまするが、歳入不足額とそれらの歳出要因を加えますと、財源の不足額、これがまあ具体的な検討はまだつきかねるのでありまするが、まあ千億、二千億という程度じゃございませんだろうと思います。そういう事態に対しまして、政府のほうではとにかくあらゆる努力をして歳出面にくふうをこらさなければいかぬ。つまり、年度途中ではありまするけれども、できる限りの節約をしてまいると、こういう基本方針をとりまして、ただいま鋭意そういう作業を進めておるわけでございまするが、しかし、それだけ大幅な財源不足に対しまして、歳出面の節約程度ではとうていこれが埋め合わせがつく見通しは立ちにくいのであります。
さようなことから、本年度におきましては、ただいまのところ、どうも臨時非常の措置といたし、まして借金政策をとらざるを得ない、こういうふうに考えております。ただ、借金政策をとりましても、金融が緩和というような状態でありますと同時に、今日こういう経済状態になりました源源は設備過剰からである。したがいまして、設備過剰のその上にさらに設備投資を大いにやっていこうという傾向でもないのであります。さようなことから、政府が借金をどうするというに対しましては環境は整っておると、こういうふうに考えておるのであります。
来年度の問題につきましては、ことしの財源不足状況がまた尾を引く傾向であります。したがいまして、来年度の収支はきわめてつけにくい、窮屈な状態になろうかと、これは必至の傾向だというふうに思います。したがいまして、あれやこれやと財源上もいろんなくふうをしなきゃならぬと同時に、歳出面におきましても、特に効率の悪い費用は、これを整理しなければならぬ。まあむだづかいというようなことは、極力排除しなければならぬ、そういうふうには考えており、そういう作業を進めておるのでありまするが、しかし、また、国として必要な公共投資でありますとか、あるいは社会保障でありますとか、あるいは農村対策であるとか、いろんな問題をかかえておるわけであります。こういう費用につきましては、これはまた積極的に充足をしていかなきゃならぬという考えでございますので、予算全体としては効率化ということのほかに、いわゆる硬直化された予算に弾力性を待たせるということを考えておりまするが、予算規模がある程度膨張していくということに対しては、これはやむを得ざることかと存じます。その膨張は、財政に対しまして公債政策を取り入れるという方向のもとに、ただいまいろいろと準備を進めているわけであります。
非常にむずかしい出事態でございますので、微力でありまする私がはたして責めを全うし得るかどうか、非常に私自身努力をしてまいるつもりでございまするが、何とぞ決算委員会の皆さま方におかれましても御鞭達のほどを、切にお願いいたす次第でございます。どうか、よろしくお願い申し上げます。
この発言だけを見る →ただいまの大蔵省の所管の問題は非常にむずかしいいろいろな問題をかかえておるわけであります。特に当面、経済が異常な停滞状態であります。この問題をすみやかに解決しなければならぬ、こういう立場に置かれておるわけでございます。同時に、その停滞状態を克服いたしました後におきまして、どういう財政経済の運営をいたすべきかという建設的な仕事にも当面をいたしておるわけでございます。
内閣の改造後におきまして、まず当面の不況問題に重点を置きまして取り組んできておりますが、金融引き締め政策を一そう緩和する、それから財政におきましては繰り上げ支出をいたしますとか、あるいは財政投融資の幅の拡大をいたしまして公共投資の促進をはかる、こういうような措置をいたしますとか、あるいは輸出振興に馬力をかけるという意味におきましてもろもろの施策をとりますとか、まあ考えられるかなりの努力を払ってまいったわけでありまするが、そういう総合的な施策に呼応いたしまして、民間におきましても立ち上がりの意欲が見られるのであります。そういう政府、民間の機運が一致するというか、協力が実を結んだ結果と思いますが、昨今は財界におきましても空気がだいぶ変わってきております。
株価はここ三、四十日の間に二割五分方の急速な回復をするというような状態でもあり、また経済諸指標におきましても逐次方向転換のきざしがあらわれてくるようになっておるんでありまして、政府で七月の末にきめました公共投資を中心とする財政投融資計画の追加拡大、これがぼつぼつ実施の段階になってくるのでありまするが、そういうことをあわせ考えますと、まあ今日の景気停滞現象というものは、今日を底として回復に向かっていくというような観察をいたしておるわけであります。
当面そういう景気問題に対処しながら、大蔵省のほうでは来年度の予算の編成に取りかかろうとしているのであります。それから、もう一つは、ことしの、本年度の予算の補正問題、これも検討を始めようとしております。本年度につきましては、経済の不況を反映いたしまして、租税収入が非常に減ってきておるわけであります。これは予想外の大幅な減り方でございます。それから、歳出面におきましては、米の買い入れ価格の引き上げに伴いまして、販売価格をいかがいたすか、こういう、そのきめ方によりましては食管会計へ相当額の繰り入れをしなければならぬという事態になっておる。それから、公務員の給与に関しまして人事院から勧告があったわけであります。これにいかに対処するかは、まだ政府としてきめておりませんけれども、その方針いかんによりましては、これにも相当の財源を必要とするわけであります。なお、昨年度の義務費の精算経費、あるいは義務教育費でありますとか医療費でありますとか、これまた相当の額が必要であります。また、災害の関係におきましてもある程度の額を必要とするのであります。いろいろそういう歳出要因がありますので、これを合わせた額もかなりにのぼると思いまするが、歳入不足額とそれらの歳出要因を加えますと、財源の不足額、これがまあ具体的な検討はまだつきかねるのでありまするが、まあ千億、二千億という程度じゃございませんだろうと思います。そういう事態に対しまして、政府のほうではとにかくあらゆる努力をして歳出面にくふうをこらさなければいかぬ。つまり、年度途中ではありまするけれども、できる限りの節約をしてまいると、こういう基本方針をとりまして、ただいま鋭意そういう作業を進めておるわけでございまするが、しかし、それだけ大幅な財源不足に対しまして、歳出面の節約程度ではとうていこれが埋め合わせがつく見通しは立ちにくいのであります。
さようなことから、本年度におきましては、ただいまのところ、どうも臨時非常の措置といたし、まして借金政策をとらざるを得ない、こういうふうに考えております。ただ、借金政策をとりましても、金融が緩和というような状態でありますと同時に、今日こういう経済状態になりました源源は設備過剰からである。したがいまして、設備過剰のその上にさらに設備投資を大いにやっていこうという傾向でもないのであります。さようなことから、政府が借金をどうするというに対しましては環境は整っておると、こういうふうに考えておるのであります。
来年度の問題につきましては、ことしの財源不足状況がまた尾を引く傾向であります。したがいまして、来年度の収支はきわめてつけにくい、窮屈な状態になろうかと、これは必至の傾向だというふうに思います。したがいまして、あれやこれやと財源上もいろんなくふうをしなきゃならぬと同時に、歳出面におきましても、特に効率の悪い費用は、これを整理しなければならぬ。まあむだづかいというようなことは、極力排除しなければならぬ、そういうふうには考えており、そういう作業を進めておるのでありまするが、しかし、また、国として必要な公共投資でありますとか、あるいは社会保障でありますとか、あるいは農村対策であるとか、いろんな問題をかかえておるわけであります。こういう費用につきましては、これはまた積極的に充足をしていかなきゃならぬという考えでございますので、予算全体としては効率化ということのほかに、いわゆる硬直化された予算に弾力性を待たせるということを考えておりまするが、予算規模がある程度膨張していくということに対しては、これはやむを得ざることかと存じます。その膨張は、財政に対しまして公債政策を取り入れるという方向のもとに、ただいまいろいろと準備を進めているわけであります。
非常にむずかしい出事態でございますので、微力でありまする私がはたして責めを全うし得るかどうか、非常に私自身努力をしてまいるつもりでございまするが、何とぞ決算委員会の皆さま方におかれましても御鞭達のほどを、切にお願いいたす次第でございます。どうか、よろしくお願い申し上げます。
柴
相
藤
藤
藤原道子#7
○委員長(藤原道子君) 御異議ないと認めます。
それでは、報告書も出ておりますので、それで十分御勉強願いまして、直ちに質疑に入りたいと思います。質疑のある方は、順次御発言を願います。
この発言だけを見る →それでは、報告書も出ておりますので、それで十分御勉強願いまして、直ちに質疑に入りたいと思います。質疑のある方は、順次御発言を願います。
柴
柴谷要#8
○柴谷要君 私は、日本専売公社の総裁以下関係者に、二、三質問をいたしたいと思います。
参議院選挙終了直後から、専売公社の総裁以下幹部の皆さん方には、小林議員の問題をめぐって日夜たいへんな努力をされていると思うのであります。いま、新聞で連日報道されておりますけれども、まことに忌まわしい事件であり、佐藤内閣が今日主唱いたしておりまする人つくりの問題等に関連をしてみまするときに、全く逆行した事件ではないかというふうに考えられるわけです。
過日、総裁は、参議院の議院運営委員会理事会において、いろいろわが党委員等から質問を受けて、明確にお答えになっておられますけれども、その後の経過について二、三質問をいたしたいと思うのであります。今日まで、専売公社の職員諸君が取り調べを受けたのは、一体何人くらいあるのか、その中で起訴されたのは一体何人くらいあるのか。それから、小林議員自身が、公選法違反ということで、いわゆる被疑者として取り調べを受けているようであるけれども、その内容について公社の総裁として知り得る範囲のことをひとつ説明を願いたい。それから、いま小林議員が被疑者として受けておるのは、事前運動と公務員の地位利用違反、こういう二つの問題で取り調べを受けているやに聞いております。この問題がはたして該当するものであるかどうか、これらの問題について、公社の総裁、知る範囲の御答弁をまずいただきたいと思うのであります。
この発言だけを見る →参議院選挙終了直後から、専売公社の総裁以下幹部の皆さん方には、小林議員の問題をめぐって日夜たいへんな努力をされていると思うのであります。いま、新聞で連日報道されておりますけれども、まことに忌まわしい事件であり、佐藤内閣が今日主唱いたしておりまする人つくりの問題等に関連をしてみまするときに、全く逆行した事件ではないかというふうに考えられるわけです。
過日、総裁は、参議院の議院運営委員会理事会において、いろいろわが党委員等から質問を受けて、明確にお答えになっておられますけれども、その後の経過について二、三質問をいたしたいと思うのであります。今日まで、専売公社の職員諸君が取り調べを受けたのは、一体何人くらいあるのか、その中で起訴されたのは一体何人くらいあるのか。それから、小林議員自身が、公選法違反ということで、いわゆる被疑者として取り調べを受けているようであるけれども、その内容について公社の総裁として知り得る範囲のことをひとつ説明を願いたい。それから、いま小林議員が被疑者として受けておるのは、事前運動と公務員の地位利用違反、こういう二つの問題で取り調べを受けているやに聞いております。この問題がはたして該当するものであるかどうか、これらの問題について、公社の総裁、知る範囲の御答弁をまずいただきたいと思うのであります。
阪
阪田泰二#9
○説明員(阪田泰二君) お答え申し上げます。
このたび、専売公社関係職員多数、まあ選挙違反の容疑をもちまして逮捕され、あるいは起訴されるという事態が起こっておりますことは、たいへん申しわけないことでありまして、私どもいろいろ不行き届きな点があったということで、まことに申しわけなく存じておるような次節であります。
ただいまお尋ねのございました、ただいままでに取り調べを受けた者の数ということでありますが、これはいろいろと呼ばれまして調べられました者その他の数は、実は私どものほうでは総体としては明確にわかっておらないわけであります。時々、全国各地で呼ばれておるようであります。また、専売公社職員以外いろいろ関係の者も呼ばれておるようでありますが、その辺のところ明確な実態といいますか、数は私どものほうではなかなかまとまらないわけで、わからないわけでございますが、ただ逮捕されました公社の職員の数というのははっきりわかっておりますが、これは累計で百六十六名ということになっております。そのうち起訴されました者が三十一名、また略式命令を請求されております者が二名、こういったことに現状はなっております。現在なお留置中の者というのがただいま五名でございます。現状は大体さようなことになっておるわけであります。
それから、小林議員がただいま、警察と思いますが、出頭いたしまして取り調べを受けておられるということでありますが、この関係につきましては、私どもも同様新聞紙上で承知いたしておるだけでありまして、直接、どういうことで、どういう容疑、どういう事柄について取り調べを受けておるか、どういうことになっておるか、事実はどうかというようなことは、私どものほうでは全くわからないというのが実情でございます。
以上お答えいたします。
この発言だけを見る →このたび、専売公社関係職員多数、まあ選挙違反の容疑をもちまして逮捕され、あるいは起訴されるという事態が起こっておりますことは、たいへん申しわけないことでありまして、私どもいろいろ不行き届きな点があったということで、まことに申しわけなく存じておるような次節であります。
ただいまお尋ねのございました、ただいままでに取り調べを受けた者の数ということでありますが、これはいろいろと呼ばれまして調べられました者その他の数は、実は私どものほうでは総体としては明確にわかっておらないわけであります。時々、全国各地で呼ばれておるようであります。また、専売公社職員以外いろいろ関係の者も呼ばれておるようでありますが、その辺のところ明確な実態といいますか、数は私どものほうではなかなかまとまらないわけで、わからないわけでございますが、ただ逮捕されました公社の職員の数というのははっきりわかっておりますが、これは累計で百六十六名ということになっております。そのうち起訴されました者が三十一名、また略式命令を請求されております者が二名、こういったことに現状はなっております。現在なお留置中の者というのがただいま五名でございます。現状は大体さようなことになっておるわけであります。
それから、小林議員がただいま、警察と思いますが、出頭いたしまして取り調べを受けておられるということでありますが、この関係につきましては、私どもも同様新聞紙上で承知いたしておるだけでありまして、直接、どういうことで、どういう容疑、どういう事柄について取り調べを受けておるか、どういうことになっておるか、事実はどうかというようなことは、私どものほうでは全くわからないというのが実情でございます。
以上お答えいたします。
柴
柴谷要#10
○柴谷要君 百六十六名の逮捕者を出し、起訴者が三十一名、略式二名という数字は、専売公社の人員から見ますと非常に膨大な数字であると思います。このような逮捕者を出した公社の実態、これ以外にまだかなりの多くの取り調べを受けた職員がおられると思うのですが、これらの実態の上に立って、専売事業自体に影響はなかったものかどうか、これに対して総裁としてどういうような今日手を打ってこられたか、その点をひとつ説明をお聞かせいただきたい。
この発言だけを見る →阪
阪田泰二#11
○説明員(阪田泰二君) その点につきましては、私どものほうでは、非常にまあ心配でありますので、いろいろと措置を講じましたわけでありますが、今回まあ逮捕されましたもの、いろいろとまあございますが、大体地方の地方局長、支局長あるいは出張所長、こういう関係のもの、あるいは地方局の幹部とかいったようなものが主になると思いますが、そういったような関係であります。
大体、仕事のほうから申しますと、われわれのほうの仕事は、御承知のように、葉たばこの生産関係、あるいはそれを工場で製造する、またそれを販売するというような関係に分かれるわけでありますが、工場関係のほうの仕事は、工場関係ではほとんど問題は起こっておりませんので、非常に円滑に現状のところまいっております。能率もよく、製造の仕事も進んでおりまして、このほうはまず必配はない、こういったような状況になっております。葉たばこの生産の関係は、実はこれから生産されました葉たばこを収納するという仕事が始まるわけでありますが、これにつきましては、万事手違いのないように、ただいま十分に各地方を督励しまして準備を進めておりまして、その辺も支障なく運べるというような見通しが大体立っておるわけであります。それから、販売関係の仕事でありますが、これが先ほど申し上げましたように、その方面の職員、幹部、かなり逮捕されたもの等がありますために憂慮されましたわけでありますが、いろいろそういうことで不在になりましたものにつきましては、まあ代理者を立てまするとか、あるいは臨時に局なりあるいは場合によりましては本社から応援するものを派遣する、いろいろ努力いたしまして、
〔委員長退席、理事相澤重明君着席〕
なお残された職員のものにも非常に努力をしてもらいまして、現在のところは、たとえば小売り店に対するたばこの配給に支障があるとか、いろいろそういったことのないようにやっておるわけでございます。
製造たばこの売り上げの成績、これは八月分はまだまとまっておりませんが、七月分はまず良好な成績で推移いたしました。八月分も、聞いておりまするところでは、まずまず順調な成績になっておるように聞いております。
ただ、全体としまして、いろいろと書類を警察等に押収されましたといったような関係、あるいはその関係の要員が逮捕されましたといったような関係で、外部事務等で多少整理の遅延しておるものがありまして、しばらく時日をかけてその遅延を取り戻さなければならないということで努力してやっておりますが、そういったような現象が多少出ておる局があるようでございます。
大体の概況はそのようなことでありまするが、今回のような不祥な事件によりまして事業自体に支障があってはならないということで、私どもも努力してやっておるわけでございます。
この発言だけを見る →大体、仕事のほうから申しますと、われわれのほうの仕事は、御承知のように、葉たばこの生産関係、あるいはそれを工場で製造する、またそれを販売するというような関係に分かれるわけでありますが、工場関係のほうの仕事は、工場関係ではほとんど問題は起こっておりませんので、非常に円滑に現状のところまいっております。能率もよく、製造の仕事も進んでおりまして、このほうはまず必配はない、こういったような状況になっております。葉たばこの生産の関係は、実はこれから生産されました葉たばこを収納するという仕事が始まるわけでありますが、これにつきましては、万事手違いのないように、ただいま十分に各地方を督励しまして準備を進めておりまして、その辺も支障なく運べるというような見通しが大体立っておるわけであります。それから、販売関係の仕事でありますが、これが先ほど申し上げましたように、その方面の職員、幹部、かなり逮捕されたもの等がありますために憂慮されましたわけでありますが、いろいろそういうことで不在になりましたものにつきましては、まあ代理者を立てまするとか、あるいは臨時に局なりあるいは場合によりましては本社から応援するものを派遣する、いろいろ努力いたしまして、
〔委員長退席、理事相澤重明君着席〕
なお残された職員のものにも非常に努力をしてもらいまして、現在のところは、たとえば小売り店に対するたばこの配給に支障があるとか、いろいろそういったことのないようにやっておるわけでございます。
製造たばこの売り上げの成績、これは八月分はまだまとまっておりませんが、七月分はまず良好な成績で推移いたしました。八月分も、聞いておりまするところでは、まずまず順調な成績になっておるように聞いております。
ただ、全体としまして、いろいろと書類を警察等に押収されましたといったような関係、あるいはその関係の要員が逮捕されましたといったような関係で、外部事務等で多少整理の遅延しておるものがありまして、しばらく時日をかけてその遅延を取り戻さなければならないということで努力してやっておりますが、そういったような現象が多少出ておる局があるようでございます。
大体の概況はそのようなことでありまするが、今回のような不祥な事件によりまして事業自体に支障があってはならないということで、私どもも努力してやっておるわけでございます。
柴
柴谷要#12
○柴谷要君 総裁のお話を聞いておりますというと、たいした支障がなく業務の遂行が行なわれておる、簡単にいいますとそのようにお話しになられたようでありますが、実はそのようにいっておらなかったというのが今日までの実情ではないかと思います。と申し上げますのは、私もかなり友人を持っておりますけれども、公社の内部におきましては、きょうはだれの番だ、あすはだれの身に降りかかってくるのではないかということで、我々恐々として仕事が手につかぬというのが実情であったと思うが、ようやくここ二、三日落ちつきを取り戻してきたということを、同僚なり後輩の職員が言っておられることを耳にいたしておるわけであります。
そこで、まず総務理事という仕事は一体どういうお仕事であったのか、小林さんという人は総務理事でおやめになっておられますけれども、総務理事という仕事は一体何を公社としては担当されてやっておられたのか、これをひとつお聞かせいただきたいと思います。
この発言だけを見る →そこで、まず総務理事という仕事は一体どういうお仕事であったのか、小林さんという人は総務理事でおやめになっておられますけれども、総務理事という仕事は一体何を公社としては担当されてやっておられたのか、これをひとつお聞かせいただきたいと思います。
阪
阪田泰二#13
○説明員(阪田泰二君) 公社は総裁、副総裁の下に総務理事、理事といったような役員の構成になっておるわけであります。総務理事と申しますと、これは法律上といいますか、形式的には一般の理事と同じ理事でありますが、ただ従来の——従来のといいますか、昨年以前の状態でありますと、理事というものが同時に公社なりあるいは本社の各部長でありますとか、あるいは地方局の局長であるとか、そういうものを兼ねておりまして、まあ一般の民間会社でいいますと取締役で部長を兼ねておる、いわば取締役部長といったような形の理事ばかりであったわけでありますが、昨年から制度を改めまして、総務理事——理事の中で特に総務理事というものを数名設けまして、それが民間でいいますれば役員会を構成する専務取締役といったような形の仕事を担当するということにいたしましたわけで、そういうことで現在まで運営いたしておるわけであります。したがいまして、総務理事といいますと、公社の仕事全体につきまして公社の施策をきめる、方針をきめるということにつきまして参画するといったような形の仕事になるわけであります。ただ、現実の問題といたしましては、理事の数も限定されておりますので、総務理事でありますと同時に、現在でも、あるいは過去におきましても、各部の部長を兼務しておる、こういう総務理事もございましたわけでありますが、考え方といたしましては、総務理事というものはそういったような全体としての施策を決定するのに参与する、こういったような仕事と責任を持っておるわけでございます。
この発言だけを見る →柴
柴谷要#14
○柴谷要君 私ども常識的に考えまして、選挙を何回かやってきたものとして考えてみまするのに、大体、出先で違反が起きた、これを検察当局が調査を始めるというと、必ず最高責任者のところへ飛んでくるわけなんです。ところが、専売公社の今回の違反事件を見まするというと、支局長並びに出張所長という中堅のところが逮捕され、起訴されている。しかも、これらの人たちは学士の人なんかほとんど少ない。非常に営々として専売公社に永年勤続されて、模範職員で支局長の資格をとられ、あるいは出張所長という要職につかれて、専売公社にとっては全く宝といってもいいほどの中堅的な模範職員が私はなっておると思う、大かたの方が。これらの人たちが、総研理事という方が今回参議院選挙に立候補する、だから御恩を返す意味において大いにやらなければいかぬということで張り切られたと思う。しかし、その張り切られる前には、前提には、必ずその上に位する部長なりあるいは他の理事から相当の話があって、これらの人たちが真剣な活動をされたと、こう思う。ところが、これは新聞の伝えるところでありますけれども、専売の部長クラスは非常に結束がかたくて何もしゃべらぬ、だから、支局長なり出張所長のところを、中堅のところを徹底的に調べていくことによって問題の解決ができるだろうという検察庁の方針でやっておるというようなことがちょっと新聞に出ておる。そうなりますと、何か命令は出して十分働かしておきながら、最後の締めくくりはこれらの諸君にやらせようという疑いが出てくるわけです。しかも、この職員たちが専売公社の今日の隆盛をつくったときの人たちなんです。まじめな人たちなんです。永年勤続者なんです。まさに数年を出ずして公社をやめていこうという人たちなんです。この人が事件にひっかかって、かりに有罪ということになったら、一体どうなるんです。総裁、この問題をどうお考えになっておられるか。親身になってこれらの諸君のことをお考えになっておられるかどうか、ひとつこの点を明確にお聞かせをいただきたいと思う。
この発言だけを見る →阪
阪田泰二#15
○説明員(阪田泰二君) ただいま御指摘のように、今回事件に関係いたしまして逮捕されました地方の支局長、出張所長、こういうような職員の人々、大体年配も相当いっておりまするし、専売事業に長年つとめまして、経験も豊富な人が多いわけであります。なお、そういった人が今回多数選挙違反ということで逮捕され、あるいは一部起訴されておるわけで、私どもたいへん残念なことに思っておりまするし、また、そういう長年専売につとめまして、専売事業にも功績のあるそういう人がそういうことになっておりますことは、選挙違反という罪があるかないか、この問題は裁判できまるわけでありますが、そういうことは別といたしまして、専売事業に従事して長年やっていただいたという点につきましては、それははっきりしているわけでありますから、そういう点につきましてはたいへんお気の毒に思いますとともに、身分の関係につきましては、もちろんできるだけ、そういう専売事業に対する功績ということも考えて処置をいたしたい、基本的にはさように考えておるわけであります。
ただ、具体的にどういうふうにこういう人々に対する将来の処置、人事の問題を考えていきますかということは、これはやはりそれぞれ今回の裁判あるいは起訴された者に対する処置というものがきまりませんと、はっきりと具体的なことは申し上げられないわけであります。基本的には先ほど申し上げましたように考えておるわけであります。
この発言だけを見る →ただ、具体的にどういうふうにこういう人々に対する将来の処置、人事の問題を考えていきますかということは、これはやはりそれぞれ今回の裁判あるいは起訴された者に対する処置というものがきまりませんと、はっきりと具体的なことは申し上げられないわけであります。基本的には先ほど申し上げましたように考えておるわけであります。
柴
柴谷要#16
○柴谷要君 そういう実情で、支局長なり出張所長という中堅の永年勤続されたまじめな職員の皆さんが御迷惑をこうむっておる。にもかかわりませず、小林議員は病院を退院されるときに記者会見で、逮捕された職員は私の知らない間にかってに運動したのだ、こういうことを言ったということが新聞に伝わっておる。事実とするならば、これはまことに言語道断だと思う。こういう人が議員になること自体が、これは国民の名において排撃しなければならぬ。これほどまじめに当選のために活動し、しかも違反に問われて自分の永年勤続を棒に振ろうというまで真剣にやっておる職員をつかまえて、私の知らない間にかってにやったのだということを公然と言っておる小林議員の心境については、全くけしからぬと思う。そういうことが事実であるとするならば、総裁は小林議員に対してどういう感情をお持ちになりますか、ひとつお答えいただきたいと思います。
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阪田泰二#17
○説明員(阪田泰二君) 小林議員が退院の際にいろいろ申されましたということにつきましては、私どもも新聞紙上で拝見するだけで、はたしてそういうことを言われたのか、またどういう気持ちで言われたのか、全然わからないことであります。私どものほうからそれに対する批判とか意見とかいったようなことを申し述べますことは差し控えたいと思います。
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柴谷要#18
○柴谷要君 阪田さん、今日の段階でまだ小林さんをそんなに擁護されること自体が、どうも私はあなたの気持ちがわからない。あなたほど筋を通してものをお考えになり解決に当たってこられた方は、大蔵省出身でも珍しいと思う。労働問題などにしましても、過去のあなたの実績をよく知っておる。非常に筋を通されてこられた方が、新聞でこういうことを見たけれども、事実であるかどうかわからないから何も言えない、ということじゃなくて、事実そういうことを小林さんが言ったとするならば、けしからぬという感情にあなたはならないのですか。この小林章議員は専売公社の中においては、がまん強いがまさんというあだ名がついておる。そのがまさんが、国民の批判などはどうでも、七十五日たてばうわさは消えてしまうのだから、、がんばるのだ、こういうがまん強さを発揮したがまさんでおられるのか。そういう人であるならば、かってに職員がやったんだ、私は知らないのだといってほおかぶりするかもしれません。そういう人であるとするならば、阪田さん、あなたの性格からいっても、容易ならない、小林さん即時やめたらどうかと勧告なさるお気持ちになられると思うのですが、今日そういうお気持ちになられませんか。くどいようですけれども、お聞かせ願いたい。
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阪田泰二#19
○説明員(阪田泰二君) 小林議員は、もちろん専売公社におりまして、私も同僚てありまして、よく知っておるわけでありますが、今回の事件といいますか、こういう問題が起こりましてから、私、実は全然小林議員に会っていないわけです。そういうようなことで、実はゆっくり小林議員の心境を友人として聞いてみる、こういったような機会にもまだ実は恵まれていないわけです。それで、新聞記事につきまして、単にああいう記事があったというだけで、とやかく直ちに何らかの意見を申し述べ批判をすることは、そういったような実態でありますので、私としては慎重にいたしたいというふうに考えております。
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柴谷要#20
○柴谷要君 私はいままで御質問をいたしましたのは、小林さんが退院されたときに記者会見でものを言われたこと、あるいは世間のうわさでがまん強いがまさんなどということを言ったのですが、そうでなくして、あなたは小林さんのためにたいへん御迷惑を受けておるのじゃないか。といいますのは、新聞報道でもこれは報道されておりますけれども、七百万円という金、あるいはそれを上回るかもしれません、あるいは下回るかもしれませんが、とにかく専売公社の金を選挙に使っている疑いがある、こういうことでいま取り調べを受けているんじゃありませんか。こうなってきますと、この七百万円流用は確実だと、いよいよ小林派の捜査が核心に入ってきたというような新聞が全国に飛んでいるわけです。国民はこれを見て、ははあ専売公社の金を使って、専売の総務理事である小林章さんは当選をしたんだな、十七万七千のたばこ小売り店をおどかしながら、権利を剥奪するとか、協力しなければ権利を剥奪するとかというようなおどかしをかげながら当選をされた、こういう人だから、国会に出たらばどんなことをするかもわからぬという国民は不安を持っていると思う。そういう人に対して、あなた自身も販売費の中のどういうところでお使いになられたのかわかりませんけれども、あるいは事業費の中のどういうところをお使いになったのかわかりませんけれども、七百万なり八百万の金を選挙資金につぎ込まれたのだという疑いは、国民の脳裏から今日離れない。そのこと自体は、あなたに対しても、国民は平らな感情ではあなたにいないはずです。ところが、あなたは参議院の議院運営委員会で、ある段階がくれば責任をとるということを、あなたはりっぱに責任をとるようなことをおっしゃった。ところが、当人の小林議員は何らの意思表示もしない。健康が回復したら国会に登院して大いにやるなんといっておる。私も大蔵委員ですから、小林議員も大蔵委員会で同席すると思う。私はこの問題が明確にならない限りは、いかなる場所においてもこの問題を追及し続けていくつもりでいる。阪田さん、われわれはそういう気持ちになっておるのですけれども、あなたは小林議員にお会いになって——これから時間があると思うのです、もう退院もされたことですし、取り調べが済めば時間があると思うのです。お会いになって辞職勧告をする御意思があるかどうか、この点をひとつ伺っておきたいと思う。
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阪田泰二#21
○説明員(阪田泰二君) 近い将来といいますか、将来小林議員にお会いしていろいろお話しする機会ももちろんあると思いますが、ただ私としていろいろと考えるところ、意見はあるにいたしましても、議員といういわば公人でありますから、この人の進退に関する問題というものは、これはやはり御自身の御判断でおきめになると、こういうことは私は当然のことであろうと考えております。
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柴谷要#22
○柴谷要君 それは確かに議員としては当然自身できめなければなりません。しかし、あなたは専売公社の総裁として、かつての総務理事であった小林さんが、専売公社という舞台を利用しての選挙違反なんですよ。それがしかも大きな選挙違反だということで、国民の感情の上にも、それはあなたがぬぐってもぬぐい切れない悪い問題を残しているわけです。かつて選挙違反で鮎川さん親子が辞任された事例を御存じだと思うのです。私はやはりあのように、違反問題が出てきて国民から追及されてくれば、議員たるものは出処進退を明らかにするというのが、これがやはり私、議員としての行動ではないかと思う。ところが、あなた自身が専売公社を舞台に違反を行なわれたということで、総裁としての責任をあなたがおとりになるということを国会で言明されておるにもかかわりませず、小林議員は、入院したといってもたいした病気ではないというようなうわさもある。あすこに逃げ込んだといううわさもある。出てくるときには胸を張って堂々と出てきたなんと新聞に出されて、しかも、かってにぼくの知らない部下がやったんだと。その部下は一生をかけて、専売公社のために働いてきたりっぱなかけがえのない職員じゃありませんか。その職員が有罪となったら、いかにあなたに思案があろうとも、退職金の支給をし、年金、恩給を十分満足するほど与えられることになりますか。ならぬでしょう。これはかけがえのない、専売公社にとってはりっぱな職員を、小林議員当選のために犠牲にしていいのですか。私はこれらの諸君を救う方法は、いまからでもおそくはない、あると思う。それはあえて私が申し上げるまでもなく、賢明な総裁は御存じだと思いますから言いませんけれども、あなたは友人として、もっともっと考えていただかなければならぬ節があるのじゃないかと思う。もう一ぺん、これら犠牲になろうとしている諸君を救うために、何らかの方法を考えられるかどうか、ひとつ心境の一端を御披瀝願いたいと思う。
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阪田泰二#23
○説明員(阪田泰二君) どうも先ほども申し上げましたように、小林君も健康を回復したわけでありますから、私も一度会ってみたいと思っておりますけれども、やはり私として申し上げられますることは、結局まあ、この小林議員の進退問題、御当人の意思を尊重するほかないと私は考えるわけです。友人としていろいろ申し上げることであると思います。また御相談することも、しばらく会いませんのでだいぶあると思いますけれども、しかし、最後の問題といたしまして、やはり国会議員をしておられる方の、公人としての進退問題ということに尽きるわけでありますから、私から勧奨といいますか、勧告といいますか、何かそういったようなことを申し上げるということは、きわめて適切でないと考えているわけです。
なお、公社職員のことにつきましてお尋ねがございましたが、これは最初にお答え申し上げましたが、まあ、長年勤続いたしました者が、今回の起訴あるいはその裁判の結果いかんによりましては、いろいろお気の毒なことになるといったようなこともあり得るわけでありますが、その辺のことにつきましても、私どもとしては、できるだけのことを、配慮してやっていきたいという考えでおりますので、小林君の進退の問題をそういうことにからめて考えるというようなことは、全然いたしておりません。
この発言だけを見る →なお、公社職員のことにつきましてお尋ねがございましたが、これは最初にお答え申し上げましたが、まあ、長年勤続いたしました者が、今回の起訴あるいはその裁判の結果いかんによりましては、いろいろお気の毒なことになるといったようなこともあり得るわけでありますが、その辺のことにつきましても、私どもとしては、できるだけのことを、配慮してやっていきたいという考えでおりますので、小林君の進退の問題をそういうことにからめて考えるというようなことは、全然いたしておりません。
柴
柴谷要#24
○柴谷要君 もうこれから私が質問しようとする内容については、総裁は、そんな事実はありませんと、こういうふうな御答弁で終わられると思いますから、あえてむだなことをすることはやめにしたいと思うのですが、ただ、その総裁の権限でやめようと思えばやめられる問題が一つある。これだけは明確にひとつしてもらいたいと思うことは、小売り店の免許更新の時期が六月三十日ということになりましたね、ことしから。しかも三年おきにやろうと。そうするとね、参議院選挙の年には必ず免許更新の年になる。それがことしきまったわけです。だから、これは誤解を受けますから、その免許更新の時期を早めるとか、あるいはおくらすということは、公社の総裁としての責任でできるわけでありますけれども、それをおやりになる御意思があるかどうか。三年目、三年目に更新をやることを、ことしの選挙からきめた。これは総裁、おやめになったほうが、私は賢明だと思いますが、いかがでございますか。善政をしく意味で、ひとつ変えるということを御答弁願えれば幸いだと思います。
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阪田泰二#25
○説明員(阪田泰二君) ことしから三年にしたという御質問ですが、ちょっと誤解があるようですから申し上げておきたいと思いますが、小売り人の指定をいうことは期限をつけてやっておりますが、六月三十日に更新することは、これは明治年間から六月三十日ということになっております。二年あるいは三年という期限で指定をしておりまして、年単位で切りかえておりますので、昔から日にちは六月三十日ということにきまっているわけです。ただ、期限といたしましては、二年でやっておりました時期と、三年でやっておりました時期がございます。たまたま今回——ことしの更新指定におきましては、三年の期限で、これはまあいろいろ臨時行政調査会あるいはたばこ販売調査会等の御意見もありまして、長くしたわけでありますが、三年にいたしましたので、ちょうどこの次の参議議院選挙に時期が合致するといったような結果になっているわけであります。その点につきましては、私どもとしては、実質的に別に支障はない問題のようにも思いますが、しかし、いろいろな誤解を避けるという意味におきまして、この指定期日、期限というものは、まあ、直したほうが適当であろうというふうに私どもは考えております。ただ、これを早めますと、三年で指定したものを二年に縮めるというようなことにつきましては、これは三年の期限で指定を受けた者は、いわば三年間指定を受けて営業をやる営業権と申しますか、権利があるという形になってきますので、それを縮めるということはちょっとむずかしいのじゃないかというのが私の考えでありまして、むしろ、ただいま研究いたしておりますが、三年目になりましたときに、全部無条件でさらに一年更新して延ばす、そういったような措置をとりまして選挙の時期と合致しないようなふうに持っていったらどうか。いずれにしましても御趣旨のような方向で考えていきたいというふうに存じております。
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柴谷要#26
○柴谷要君 ことばの表現はたいへんうまく言われましたけれども、事実はことしから六月三十日に免許をやりまして、小売り店に通達をしたわけです。で、小売り店では、ことし認可をもらえばこの三年間大丈夫だと。次はまた三年後にやりますよということを明確に出張所員が小売り店に言っておるんです。ですから、ことしから三年目三年目ということになって、毎々三年後の参議院選挙の年に指定が行なわれると、こういうふうに十三万七千軒の小売り店はそういう感覚を持っている。そういう誤解を——いま総裁の言われたようなことであれば、これが事実間違いなしに伝わっておればそれでいいが、そうでない。六月三十日でもう三年ごとに参議院選挙の年には免許の指定が行なわれるんだというふうに、十三万七千軒の小売り店はそう思っているんですよ。ですから、そういうばかげたことはおやめになって誤解を解きなさいと、こう言うんです。これは総裁の権限でできるんですから、ぜひこれはやっていただきたいと、こう思うんです。
で、私の持ち時間がなくなってまいりましたから、まだまだたくさんあるんで、二日ぐらい続けても種が切れないんですけれども、まあ阪田総裁は、あなたがあんまりきさくに議運で責任をとるなんと言ったものですから、どうもおかしなことになっちゃった。それで御本人は一向にほっかぶりをしちゃっているんでね、これは阪田さんを参議院議員にでもしていたほうがいいんじゃないかという声もあるぐらいになっている。あの人のほうが責任感が強い、阪田総裁を参議院議員にしたほうがいいという声が出てきちゃって、このあたり阪田さん大いに発奮されたほうがいいと思うんですが、しかし、小林さんだけでは、——専売公社職員全体が今日どういう感情を持っておるかということをよくお調べになって、あなたはひとつ対処されることが一番いいんじゃないかと、私はこう思う。どうかそういう意味でりっぱな処置を——それは最高裁まで持っていけば任期中はいられますよ、選挙違反のことですから。しかし、それでは専売公社が、将来の問題としてたいへんな禍根を残すことになろうと思いますので、できれば早いほうがいい、まあ月などは申し上げませんけれども、できるだけ早いほうがいいということを申し上げて、善処を要望して、私は質問を終わっておきたいと思う。
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この発言だけを見る →で、私の持ち時間がなくなってまいりましたから、まだまだたくさんあるんで、二日ぐらい続けても種が切れないんですけれども、まあ阪田総裁は、あなたがあんまりきさくに議運で責任をとるなんと言ったものですから、どうもおかしなことになっちゃった。それで御本人は一向にほっかぶりをしちゃっているんでね、これは阪田さんを参議院議員にでもしていたほうがいいんじゃないかという声もあるぐらいになっている。あの人のほうが責任感が強い、阪田総裁を参議院議員にしたほうがいいという声が出てきちゃって、このあたり阪田さん大いに発奮されたほうがいいと思うんですが、しかし、小林さんだけでは、——専売公社職員全体が今日どういう感情を持っておるかということをよくお調べになって、あなたはひとつ対処されることが一番いいんじゃないかと、私はこう思う。どうかそういう意味でりっぱな処置を——それは最高裁まで持っていけば任期中はいられますよ、選挙違反のことですから。しかし、それでは専売公社が、将来の問題としてたいへんな禍根を残すことになろうと思いますので、できれば早いほうがいい、まあ月などは申し上げませんけれども、できるだけ早いほうがいいということを申し上げて、善処を要望して、私は質問を終わっておきたいと思う。
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相
相澤重明#27
○理事(相澤重明君) この際、、委員の異動について報告いたします。
本日、木村美智男君が委員を辞任され、その補欠として松澤兼人君が選任されました。
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岡
岡三郎#28
○岡三郎君 総裁、まあ時間もあるんで、引き続いて専売のほうから先にやって、あと国税庁長官のほうへ話を向けたいと思うんですが、まあ、いま柴谷さんの質問をお伺いしていて、総裁の答弁も伺っておったんですが、あなたが議運の委員会で責任をとると言われた、それはどういう点にあるんですか、もう一ぺんひとつここで申していただきたいと思います。あなたの責任をとるというその事情ですね、それをもう一ぺん伺いたいと思うんです。
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阪田泰二#29
○説明員(阪田泰二君) これはまあ議運委員会で申し上げたとおりなんですが、いろいろこういう事件が起こりまして世間を騒がせ、いろいろ公社の職員その他関係方面に御迷惑をおかけしておるわけですが、まだ全体の事態が判明しておりません、現在でもまだはっきりいたしておりませんことが多々あるわけですが、ただ、私と.いたしましては、これだけ多数のともかく逮捕者を出したというようなことにつきましては、これは平素部下の監督に不行き届きの点があったのじゃないか、こういうことで、その点につきまして責任をとります、こういうことを申し上げました次第でございます。
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